2007年02月16日
子供つくり大学
子供用のパズルがある。
直方体(ましかく)の積み木が9個。その6面それぞれに違う絵が描かれている。それらを揃えて並べるとライオンやバンビ、ダンボ等の絵が出来上がる。
これを娘・R(3才)は出来そうで出来ない。チャレンジはするものの
「ぱぱー。らいおん作ろー」
僕に助けを求めてくる。とはいえ全部僕がやってしまうとRが成長しないのでその助け加減が難しい。
「ほら、これは逆さまだね。あとこれはライオンの足だねー」
などと出来るだけ最低限の手伝いに留める。ひとつが出来ると
「ぱぱー、ばんびちゃん作ろー」
「ぱぱー、ぞうさん作ろー」
「ぱぱー、ねこちゃん作ろー」
次々に別の面の絵を揃えようとチャレンジしていく。
「Rちゃん、全部出来たね。じゃあ別の遊びしようか」
全ての面をクリアして、違う遊びをしようと思ったところ
「ぱぱー、子供作ろー」
というとんでもない爆弾発言が飛び出して腰が抜けそうになった。子供の絵なんか描かれてないのに…。
子作りとなるとパズルとは別である。出来るだけ最低限の手伝いに留めて…なんてことはしない。全てを僕に委ねて欲しい。体を全部僕に預けて…痛いのは最初だけ…天井のシミを数えてるうちに終わるよ…などと僕なりのハウトゥー子作りレッスンを考えていたのだが、
「Rちゃん、確かにお父さんは君とタク(1才の子供)を作りました。でもね、君とは作れないんだ。それは許されぬ獣道…」
と言ったところでRは僕の言ったことをどれだけ理解してるだろうか。Rはしゅんとしている。ダメだということだけは伝わったらしい。
「Rちゃんはパパと子供作りたいのかい?」
「うん…」
しょぼんとしながら頷く姿にもう失禁してしまいそうになった。ビデオ撮って置けばよかった。
「子供はどうやって作れるか知ってるかい?」
ちなみにRの子作りの認識はどのようなものだろうと聞いてみたところ
「こーやって」
両手を組んでにぎにぎしていた。寿司かよ。
パズルに飽きた僕が別な遊びを提案したら、禁じられた遊びだった、というお話だったとさ。
問題:最近Rが出来るようになったパズルはなんでしょう?
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