スーパー銭湯準備完了

※お知らせ※

12月1日をもって移転します。ここでの更新は11月30日までとなります。

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※お知らせおわり。以下日記↓※

母の「孫の顔を見たい」アピールが日に日に増してきたため栃木の実家に帰っておる。

母から画像動きまくりハートマーク飛びまくりのデコメールで

「早く帰っておいで(はあと)」

と送られた時には相当効いた。ド派手な大屋政子(故人)に「抱いて」と迫られた感じである。若い女の子から送られてくるのならともかく、60を過ぎた母からのキラキラメールはかなりきもい。

この田舎で、何してあそぶべかと嫁と話していた娘・R(4才)が

「パパ、Rちゃんねえ、おんせんに行きたいの」

と言い出したのでなんてこの子は年寄り臭いのだろうと思ったが、要はこういうことだった。

Rちゃんはプールで泳ぎたい。

でも今は冬。温水プールなんてしゃれたもんはない。

じゃあ大きいお風呂でもいい。

温泉

という流れ。とはいえ同じ栃木といっても鬼怒川温泉や那須塩原温泉などは実家からかなり遠い。

「じゃあスーパー銭湯とかないかしら」

と嫁は言う。僕はスーパー銭湯などは殆ど行ったことはなく、疎い。スーパーといえばスーパーマルエツかスーパーひとし君ぐらいの認識しかない。そこでたらちねの母に聞いてみたところ

「あるよ」

とのことだったので行くことにした。そこはお風呂の他にレストランやマッサージ・床屋・アカスリ等付帯施設がゴテゴテ併設され、金を落とさせる気満々の一大アミューズメントスーパー銭湯。その思惑通り駐車場もフル稼働で大変賑わっていた。

僕は息子・タク(2才)と共に男湯へ。

「ママとおばあちゃんとRちゃんはァ?」

「女の子のお風呂だよ。パパとたっくんは男の子だからこっち」

見知らぬ場所だとわりとびびってしまうタクだから心配していたのだけれども、場所見知りすることはなくはしゃぎまくり。最初から最後までしゃべりまくっていた。お風呂の中でも叫んでいて

「あんぱんまーん!」

「いや来ないから!」

広い浴場を走ろうとするタクを止めるだけでなく話のツッコミ役としても一苦労であった。浴場にはさまざまなお風呂があり、

「お、ドクダミ風呂だって。入ってみよう」

ワインレッド色のお湯の中に浸かった途端、タクが大声で

「たっくんおしっこしちゃったー」

ドクダミ風呂内にいた全ての人の視線が集まった。

「す、すいません」

この毒息子が!熱いお風呂なのに冷や汗をかくとは思わなかった。いい加減潮時か…と浴場を出、脱衣所でタクに服を着せてから僕もいそいそと服に袖を通していると、

「たっくん、ぬいじゃったー」

せっかく着させた上着を勝手に脱いで肩を露にさせて色っぽくお嬢さん座りしていたので

「お前はグラビアアイドルか!」

と叱ったところ隣にいたおじさんがちんちんをゆらゆらさせながら笑っていた。こうして初のスーパー銭湯体験は子供達にも大変楽しんでもらえたようであった。

僕と嫁との夜のスーパー戦闘は都合により中止となりました。

問題:男湯から出てきた時Rに怒られたことはなんでしょう?

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