2007年11月21日
バースデースイーツ(笑)
※お知らせ※
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不思議な不思議な池袋。東が西武で西東武。
高くそびえるサンシャイン。ビーックビックビックビックカメラ。
日曜日、一家4人で池袋駅内を歩いていた。池袋に来るたびに頭の中に浮かぶのは冒頭のビックカメラの歌である。この歌は関東ローカルなのだろうか。ならば僕が全国版の歌を作ろう。
不思議な不思議な玉袋。左の睾丸右睾丸。
高くそびえるおちむちむ。ディーックディックディックどマラ。
娘・R(4才)と息子・タク(2才)がいる前じゃとても歌えない。
そのRが歩きながら僕に聞いてきた。
「パパ、どんなケーキがたべたい?」
ケーキか。たまーにデパ地下などでお土産に買うのだが、買うスパンが長いだけに買う度に値段が高くなっているという気がしてならない。子供の頃時々買ってもらったイチゴショートが170円だったのは鮮明に覚えているが、今では平気で475円とかする。
先程通り過ぎた池袋駅構内の立ち食い蕎麦は、天ぷらそばが400円であった。どうせ食べるならこちらの方が遥かに良いと思ってしまう。誕生日にケーキを喜んで食うには僕はオヤジになり過ぎたようだ。スイーツ(笑)。1年間頑張った自分へのご褒美(笑)。ちょいワルオヤジ(笑)。
「うーん。パパはいいや」
と言うとRはしょんぼりして嫁に「いらないって」と報告していた。それを受けた嫁が
「今日パパの誕生日のお祝いをしようと思ったの。ケーキ買って。Rも食べられるから楽しみにしてたのに」
と説明した。本当の誕生日は20日なのだが、仕事なので日曜日にお祝いしよう、と。なるほどそういうことか。
「じゃあ君達好きなの買えばいいよ」
そういうわけでケーキを探しに池袋西武のデパ地下へ。スイーツセンター(笑)なるものが出来ていた。ここでRが目を輝かせてケーキを選び、家に帰ってRもタクもものすごい勢いで食べてしまった。一応ハッピーバースデーの歌を歌ってくれたが、お祝いはそれだけで終わりであった。
誕生日当日の朝、
「パパ、きょう、はっぴーばーすでーなのォ?」
タクがそう言ってくれて
「よくぞ覚えててくれた!」
と感動したが、別にそれ以外は全くもって普通の地味な朝だった。ただ、宅配便が届き、嫁がその大きな荷物を受け取ると
「だれからのたっきゅうびんやさん?」
届け物に目がないRが興味津々で聞いて来た。嫁は
「し、知らない女の人から…」
と呟いて僕に手渡した。かすかに目がギラリと光った気がした。
それは友達のりこちゃん(→URL)から僕への誕生日プレゼント。
開けてみるとトロのぬいぐるみとタオルで、びっくりサプライズである。近々お嫁さんになるというのに嬉しいではないか。お心遣いありがとう。身内は全然ノーサプライズだというのに…。
夜、仕事から帰って来て、誕生日なのだからこれぐらいは許されるだろうと確信を持って嫁を襲ってみたら
「眠い!」
これまた全くもって普通の地味な夜と何ら変わりがない。
「誕生日だからいいじゃん」
「私は何もプレゼントあげられません」
「くれとは言わぬ。体貸してくれ」
「トロと抱き合ってればいいでしょー」
お、妬いているのだろうか。
「トロとじゃ獣姦になってしまう」
「トロに穴開けて突っ込んでなさい」
「ダッチトロか!」
全くラチがあかぬ嫁であったが、やっぱりちょっとは誕生日としていいことさせてくれよ、と立て付けの悪い引き戸のようになった嫁を、必死でこじ開けてようやく事に及んだのであった。
ハッピー入れますデー。
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