2007年11月20日
サバ読め詐欺
「こんにちは、ぼく、たっくんです。よろしくね。2さいです」
息子・タク(2才)はいつもこのフレーズで自己紹介するようになったため、他の人の年齢も気になり始めた様子。家族の年齢をちょくちょく聞いてくる。
「Rちゃん(娘)はなんさいなのォ?」
「4才だよ!」
Rは元気よく答えた。
「パパはなんさいなのォ?」
「35」
僕は素で答えた。
「ママはなんさいなのォ?」
「18才よ」
うそつくんじゃねえええええ!
船場吉兆も真っ青の偽装をあっさり言いのけた嫁。今18才だとしたらRを産んだのは14才ということになる。奥様は18才で14の母か。僕は嫁が13才の時に手篭めにしたということになり、そんな淫行はこのご時世捕まる。どんだけ僕はロリコンなんだ。ほんとにロリコンだけど。
「ママ、ほんとに18才なのォ?」
さすがに2才児の頭でもあやしいと思ったのだろうか、タクは嫁に念を押した。
「そうよ。18才なの」
どうしてこの人は眉ひとつ動かさず平気でウソを言えるのだろう。
この時のやりとりを元に、翌日タクは公園で出会った嫁のママ友達に「ママは18才パパは35才」と言い触らしていたのだそうだ。嫁は大ウソだとしても、僕の年は本当のことだから別にいいのだけれども…
「お前だけ若くてずるいよう」
僕も生真面目に答えなければ良かったと愚痴を言ってみても
「サバ読めるのは子供が小学校にあがるぐらいまでね。」
嫁は可可と笑うばかり。そしてその話を聞いていたおしゃべり坊主・タクが
「パパはなんさいなのォ?」
ほら来た。また年を尋ねてきたので
「パパは19才です」
赤福も真っ青になって青福になるぐらいの大幅偽装をして提示したところ
「ちがうよ!パパはさんじゅうごさいだよ!」
ちっ。しっかり覚えてやがった。数を数える時にはいつも11と14を抜かすくせに、下らないことに限って記憶力抜群である。
そんなわけで今日またひとつ年を重ねた。
「今日で36才だよ」
などとタクには死んでも言いたくない。
プレゼントは本物の18才嫁が欲しい。
問題:僕の誕生日を聞いた嫁のママ友の一人がびっくりしたことは何でしょう?
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