補助輪オブジョイトイ


娘・R(3才)が自転車で遊びたいというので、公園に連れて行った。

ミッフィーの絵が描いてある、Rの黄色い小さな自転車。イエローミッフィー号である。僕が勝手に名付けた。

「ぱぱ、みててねー?」

久しぶりにRの自転車に乗る姿を見た。いつの間にか随分と上手くなっていた。ペダルを一踏みするぐらいがせいぜいだったのに、もうぐるぐる公園内を自在に走り回っている。補助輪がガロガロと音を立てながら…なるほど、この姿を父に見せたかったのか。

「R、じょうずになったねー」

嬉しい反面、親父がいなくても子は育つもんだね…と少し寂しくなったが、何が可愛いって、平らなところだと進めるのだが、

「うーん、うーん」

少しでも上り坂になるとちっとも進めなくなるのだ。やはりまだまだ僕が手を貸してやらなければなるまい。あとどれだけ手を差し伸べればこの子は大人になって行くのだろう。いつまでも

「ぱぱ、だっこして~」

と甘えるままのRでいて欲しい気もするのだけれど…。


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