2006年09月03日
泣き寝入りトーク
寝る前に布団に転がって娘・R(3才)と話をするのが好きである。
「(テレビで)おでんくん、みたのよ」
「くちゅーた(靴下)、きいろだったのよ」
「ぐらぐらーって、こわかったの」(地震のことだと思われる)
話は全然脈絡がなく様々な方面に飛びまくり、
「あしょぺれめできぬねめー」
興奮すると解読不能な言葉になってくるが、
「あーそうだねー」
適当な相槌を打とうものなら
「ちがうじゃない?ぱぱ、ちがうじゃない?」
話聞いてないだろ、とツッコミを入れてくるから侮れない。お前は話が長い嫌な上司か。
「ばなーな。とめーと」
今度はRの英語が始まった。語彙は2、3個で、発音もニセ外人程度だが、NHKの「えいごであそぼ」を観た影響らしい。
「じゃあ英会話教室始まり。マイネームイズR~。さあ言ってみよう」
「えっ。わかんないの」
「私の名前はRです、っていう意味だよ」
「わかんないの」
「私はRですって意味」
「わかんないのっ」
Rの語気はだんだん荒くなってきて
「Rですっていう意味なんだよ」
「わかんないのよー。うわあああああん」
「わー!なんでそこで泣き出すんだ!」
「もうこの子は眠いんだよ…」
既に誰よりも眠そうだった嫁がめんどくさそうに言った。Rは結局グスグス泣きながら寝てしまった。どこに着地するか分からないRとの会話だけれども、まさか号泣で終わるとは。
なーかしたーなーかしたー。せーんせいに言ってやろー。
という歌声が頭の中で鳴り響く。これを英訳すると…
ドントクライR。プリーズテルミーティーチャー。
…英会話はNOVAに任せることにした。
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