2006年05月24日
高円寺劣情商店街
日曜日のこと。
だいたい休日は娘・R(2才)を外で遊ばせるために公園に行くことが多いのだが、嫁がたまには違う公園に行きたいということで、マンネリ打破の方針を打ち出してきた。
夜の夫婦生活においても、じゃあたまには違うラーゲで立ちバックとか、そのぐらいの意欲を出してくれれば良いものを、と思ったのだがこちらのほうは断絶気味である。
「じゃあこのへんはどう?」
僕が目星を付けたのは高円寺にあるわりと大きな公園。調べてみるとバス1本で行けるので早速向かってみた。
人工の川がチョロチョロ流れ、遊具も豊富で、少年野球なんかもやっている。Rは川でチャパチャパ遊び、おむつの中までびしょ濡れになってしまったので、脱がして着替えさせようとしたが、Rがふざけて裸のまま踊っているので
「R、早く着なさい!どこでどんな人が見てるか分からないんだから」
嫁が不審者警戒の発言をしていたが、僕もこのサイトに「おかあさんといっしょ 裸」とか「幼児 裸 写真」などと検索をかけてくる人がいるのを思い出して少し怖くなった。ああっこういうことを書くからまた検索に引っ掛かってしまう。
昼飯時になったので公園を引き上げ、店を探してランチにしようということになった。僕はせっかく高円寺に来たなら是非ここで食べたい!というお気に入りの店があった。公園のみならず昼飯の店も目星をつけていたのである。
多少距離があって歩かなければならないのだが、嫁を説得してそこに向かった。
Rは始めは歩いていたのだが、やがて「だっこしてぇー」と力尽き、ようやく辿りついたその店は…閉まっていた。
「日曜やってないんじゃん」
嫁の顔がひきつっていた。
ランチ難民となり無駄にさ迷いようやく適当な店を見つけて入ったが、帰りのバスに乗ったら
「…あなた、このバス違うよ」
「…あ」
もう嫁の顔が見れなかった。綿密に調査したつもりが穴だらけであったことよ。
立ちバックの野望がまたひとつ遠のいた。
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