2006年04月29日
僕の似顔絵
嫁は休日出勤の僕を残して娘・R(2才)と息子・タク(6ヶ月)を連れて実家に帰ってしまった。
「あなたも仕事終わってから来れば~?」
というつれない言葉を残して…。僕はとある1枚の絵を眺めながら寂しい夜を過ごしたのである。
その絵とは、Rが描いた僕の似顔絵。
昨日の朝、Rがお絵描きをしていた。
「R、パパの絵描けるかな?」
と言ってみたところ、ぐりぐりと鉛筆を動かし
「えーと、おめめとー、口とー、おはなとー、はい、パパ」
とブツブツ呟きながら描いたのがコレである。
ちゃんと顔のパーツが分かるまでうまくなっている!これまでも僕や嫁の顔だと称する絵を描いたことがあったが、それはマリモが崩れまくったような球体のようなものにしか見えなかった。
これでも他人が見たら汚い絵に過ぎないが、我が子の成長の証がどんな画家の名画よりも心を打つのである。
昨晩はこの絵を片手に寂しい夜を過ごした。そしてこれから仕事。世間ではゴールデンウィークだというのに。友達の中には海外に旅行するのも多い。昨日電話で話した友達もハワイに行くとか。しかも彼女と。おそらくここぞとばかりにものすごいエロスなことをするに違いない。いいなあ…。
片やハワイで片や娘の似顔絵を慰めにしてひとり休日出勤。この差は何であろうか。
来年はハワイぐらいは行けるようになればいいな…。
似顔絵でアロハオエー、みたいな…。
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