2006年03月21日
スーパーCCDはにかむ
娘・R(2才)をリトミック(お遊戯)教室に連れて行った。
昨日の日記に書いたとおり、同じ教室仲間のモヨちゃんママの期待に沿い、変な服(?)を着て行ったのだが…今日はモヨちゃん親子は来ていなかった。なんだそりゃ。
せっかく恥を忍んで期待通りの服を着て来たのに。いい加減いい年なんだからもうちょっと年相応の服を着て行こうと思う気持ちも無きにしも非ずだったところを、
「私、できるわ。変な人になれるわ。私。Rと一緒に踊るわ。見ていてください。紫のマラの人…」
舞台に上がる北島マヤの心境で来たのに。
というわけで、覚悟を決めていたモヨちゃんママの突っ込みもなく、ごく普通にリトミックのレッスンが執り行われた。
Rはここではいつも照れ屋さんである。同じ歌や踊りを家でやると、そりゃもうドタバタぎゃーぎゃー大変やかましいのだが、教室でははにかんでしまい、家でやるアクションの5割減、といったところである。
レッスンが終わった後で、リトミックマスター・ヨシコ先生と話していると、
「Rちゃんが恥ずかしがりながらやってる姿がとても可愛いですね」
などと言われてしまったので、
「家でやると、全然照れとかなくって、すんごいうるさいんですけどねえ」
「えーそうなんですか?」
「実は猫かぶってるんですよ…」
先生の前でも相変わらずテレテレしているRを見ながら言ったのだが、先生はにやりと笑い
「ふふふ、いいのよ!女にはそれが必要なのよ!」
とRの眼をじっと見て説いた。
「あ、はは、そうですか…」
とても幼児向けの教室内容とは思えない、大人のオンナの事情も教えてくれるヨシコ先生に、僕は相槌を打つしかなかった。
僕も今日恥ずかしがりながら変な服を着て来たんだけど、それも可愛いと言ってくれないかナ…。
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