2006年12月17日
サインコサインばあちゃんと
栃木の母がやって来た。金曜日の夜、
「有楽町で氷川きよしのライブ見てっからさ。その後行くからね!」
「なにそのバンギャみたいな行動力」
60を過ぎてますます盛んな母である。ちなみにバンギャとは、ゴスロリ等の変な(マニア=つまり僕にはたまらない)服を着て、主にビジュアル系のバンドを地獄の底まで追いかけるドリーミーな少女たちのことである。
夜中にやって来たので娘・R(3才)と息子・タク(1才)は寝ていたが、朝起きると
「あ、ばあちゃんだー」
Rは大喜び。タクも母に懐いているので大変喜ばしいことではあるが、
「R、そろそろおしっこでしょ。トイレ行こう」
と言うと
「いや!ばあちゃんと!」
いつも僕と一緒にやってることを全て母とやりたがる。
「R、ご飯食べよう」
「いや!ばあちゃんと!」
いつもは僕の膝の上に座って食べるのにこれも母と一緒。
「R、着替えさせてあげるよ」
「いや!ばあちゃんと!」
「R、歯を磨くよ」
「ばあちゃんと!」
「R、お風呂入ろう」
「ばあちゃんと!」
何から何まで全ておばあちゃんと一緒。まあたまにしか会えないし、母もデレデレなので親孝行だと思えば別にいいんだけどさ…。Rとお風呂に入るのが何よりの楽しみなのに。昔、小学生のころ
「ねえ、ちゃんとお風呂入ってる?」
と聞いて、相手が「うん」と答えると
「姉ちゃんと風呂に入ってるんだ~!スケベ!ドエロ!」
と鬼の首を獲ったようにからかう罠問答があったが、今だったら
「女子高生ぐらいの姉ちゃんが欲しかったよ!姉ちゃんと入りたかったよ!」
堂々と胸を張って言える。そんなことを考えながらひとり取り残された風呂に入りながら考えた。
「Rちゃん、そろそろねんねするよ~」
「ばあちゃんと!」
…エビちゃんとねんねしたい。
問題:母とRが並んでいると恐ろしいことに気づく。それはなんでしょう?
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