2006年12月06日
謹賀新年準備
「Rとタク(3才の娘と1才の息子)が一緒に写ってる写真ない?」
と嫁が聞くので、何に使うのだと問うたところ、年賀状に使うのだと答えが返ってきた。そうか、もうそんな時期であるか。ただ子供の写真を載せた年賀状はどうかと思った。正月からコナカのダイレクトメールみたいにウザイものを送りつけられて辟易する人もいるのではないのだろうか。
来年は亥年であるからウリ坊のイラストでも入れて
こんな感じでいいんじゃないかなあと思ったのだが
「親戚用には写真じゃなきゃダメなの!」
まったくもっておっしゃるとおりでございます、としか言い返せない嫁のひとことでそうすることにした。しかしRとタクが一枚の写真に収まり、なおかつイイ感じのものというのは皆無に等しい。子供というのは思うどおりに写真を撮らせてくれない生き物であるから、どちらかがよく写っていてもどちらかはブレているとかそんなんばっかである。
「うーん。あんまりいい写真がないねえ」
「じゃあ今から撮りましょう。どうせならみんな一緒で」
「えー僕も写るのー?」
「親戚用には…」
「はい分かりました」
そんなわけでタイマーセットしたカメラをテーブルに置き、部屋の片隅で嫁と子供達とパチリ。繰り返すが子供というのは思い通りに写真を撮らせてくれない生き物であるので、何枚撮ってもいい感じの写真が撮れず、そのうち子供達が飽きて暴れ始めたので、
「もうこの中から選ぶしか…」
と選ばざるを得なかった写真には、どれも生活に疲れたうらぶれた家族しか写っていなかった。近況を伝えるために写真を載せる、という意味では正しいセレクトなのだが、あまりにもリアリズムに溢れる情景なので写真を見て新潟の親戚などが米でも送って来たら惨めである。
きんがしんねん。みすぼらしいんねん。
問題:過去貰った中で、一番ムカついた年賀状にはなんて書いてあったでしょう?
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