2006年11月17日
う・ら・み・は・ら・さ・ず・ね・る・べ・き・か
「あんぱんまん、みる…」
朝っぱらから娘・R(3才)が上目遣いでおねだりして来た。しかも瞳をうるませながら。
女性の「上目遣いでおねだり」は凶器である。しかも最愛の娘にやられたとあってはテポドンより強烈なリーサルウェポン。僕に断る術があろうか。すぐさま腰を上げ
「さっきすごい長い鼻毛が取れたんだけど見る?」
いらんものまで見せようとする体たらく。そしてビデオをペッティング、じゃなかったセッティングをし、アンパンマンが画面に映ると息子・タク(1才)も
「まんまん!(アンパンマンのこと)」
と叫びながらまっしぐらにハイハイして来た。
「じゃあここに座って…」
Rもタクも僕の膝の上に乗って、じーっと見ている姿が真剣でいじらしい。僕と子供達と3人がひとつになるひととき。家族はひとつ。イッツアスモール家族。お風呂に入ればイッツアスモール裸族。
「じゃあみんなで手を繋いで」
家族一体感をより強固にするため、右手にR、左手にタクの手を繋ぎ、Rもタクの手を握った。手と手を繋ぐ姉弟。仲良しでいいなあ。Rは更に
「たっくん、ちゅ」
タクのほっぺにちゅーまでするではないか。
「パパにもちゅーしてよー」
イッツアスモール家族であるからRは当然してくれるかと思ったが
「だめっ。あんぱんまんみてるんでしょ!」
超冷静に断られてしまった。ああ、ひとつの家族が…。やはり男は若くなければダメなのか…。
気落ちした僕は、ひとつの家族がだめならひとつの夫婦さ、と夜になって嫁にひとつになろうと懇願した。ところが例によって
「寝る!」
と冷たくあしらわれ、それでも脱がそうとしたら
「ふん!」
僕の手を撥ね退けてとっとと寝てしまった。
…嫁、憎し。ミクシイじゃなくてニクシイ。
寝ている嫁にイタズラしてやろうか。以前嫁が寝ている間にパンツを脱がすという「パンツ職人作戦」を実行したことがある。(ここの日記参照)
今度はそれを上回ることをやってやろうか。剃っちゃうとか…。さすれば
しかし僕に二度と朝が来なくなりそうなので泣く泣く泣き寝入りすることにする。
問題:アンパンマンの次にリクエストが多いビデオは何でしょう。
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