息子がもう1才になってしまった記念日記

10月3日は息子・タクの1才の誕生日なので、我が家でささやかな誕生日パーティーを開くことにした。

嫁はケーキを自作。

「この季節イチゴが売ってないのよー!」

本当はイチゴケーキを作りたかったらしいのだが、やむなくバナナケーキとなった。モコモコとした不恰好な形で、デコレーションケーキというよりはカラハリ砂漠の蟻塚のようであったが、それもまた母の愛の形であろう。

「1年間おつかれさん」

「はー。もう1才になったんだなあ…」

嫁と乾杯して1年間の育児を労う。

「タク、君は今日から1才だから、『何才?』って聞かれたらこうやるんだよ」

僕は指を1本立てて、「これが1才っていう意味なんだよ」とタクに教え込むことにした。

「さ、タク、やってごらん。タクー君は何才ですかー」

タク1才
「あうー!」

「あ、できた。すごい」

思ったよりすぐにタクは「1才」をマスターした。これは大人になってからも応用できるから便利だぞ。例えば

「ねえちゃん、コレ(1本)でどや」

とかね…。タクはその他にも名前を呼ばれれば手を挙げるし、

放課後キャンパス放課後キャンパス放課後キャンパス
以前娘・R(3才)にも仕込んだ「放課後キャンパス」(セクシーコマンドーの技のひとつ)もマスターしたし、めきめき賢くなっているようである。

「凄いなあ。思ったより学習能力が発達してるんだね。さすが1才だ。これからはタク様と呼んじゃうよ僕は。いや、おタク様かな」

などと僕が浮かれていたら

「えーオタク様みたいでやだー」

嫁は顔を曇らせていた。いいじゃん別に。

タクへの誕生日プレゼントは、散々迷った挙句カーディガンにしたのであるが、おタク様にだったら

オタクTシャツ
こういうTシャツでもよかったりして(海外で本当に売っている)


エンピツ投票。

■はてなアンテナに追加アンテナに追加

トラックバック

トラックバックURL(管理者の承認後反映されます。言及リンクなきものは反映されません):
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kajilin/tt-tb.cgi/2-249

« ドサド・ドマゾ | TOP | 奇怪ふしぎ発見! »