2006年10月04日
息子がもう1才になってしまった記念日記
10月3日は息子・タクの1才の誕生日なので、我が家でささやかな誕生日パーティーを開くことにした。
嫁はケーキを自作。
「この季節イチゴが売ってないのよー!」
本当はイチゴケーキを作りたかったらしいのだが、やむなくバナナケーキとなった。モコモコとした不恰好な形で、デコレーションケーキというよりはカラハリ砂漠の蟻塚のようであったが、それもまた母の愛の形であろう。
「1年間おつかれさん」
「はー。もう1才になったんだなあ…」
嫁と乾杯して1年間の育児を労う。
「タク、君は今日から1才だから、『何才?』って聞かれたらこうやるんだよ」
僕は指を1本立てて、「これが1才っていう意味なんだよ」とタクに教え込むことにした。
「さ、タク、やってごらん。タクー君は何才ですかー」
「あうー!」
「あ、できた。すごい」
思ったよりすぐにタクは「1才」をマスターした。これは大人になってからも応用できるから便利だぞ。例えば
「ねえちゃん、コレ(1本)でどや」
とかね…。タクはその他にも名前を呼ばれれば手を挙げるし、
以前娘・R(3才)にも仕込んだ「放課後キャンパス」(セクシーコマンドーの技のひとつ)もマスターしたし、めきめき賢くなっているようである。
「凄いなあ。思ったより学習能力が発達してるんだね。さすが1才だ。これからはタク様と呼んじゃうよ僕は。いや、おタク様かな」
などと僕が浮かれていたら
「えーオタク様みたいでやだー」
嫁は顔を曇らせていた。いいじゃん別に。
タクへの誕生日プレゼントは、散々迷った挙句カーディガンにしたのであるが、おタク様にだったら
こういうTシャツでもよかったりして(海外で本当に売っている)
エンピツ投票。