いまどきのプリクラにクラクラ。

娘・R(2才)が外に出たがっているようだったので
チャリに乗せて公園に連れて行ったのだが、

「だっこー。だっこー」

何が気に入らなかったのかものの5分で飽きてしまい、
再びチャリに乗りたがった。

もう家に帰るのも芸がないしどうするべか、と迷った後、
おおそうじゃ、Rの2才の記念にプリクラを撮りたいと
思っていたのだ、とゲーセンに一直線。

僕はゲーセン好きなのでここは勝手知ったるところなのだが
プリクラコーナーだけは別。異臭立ち込めるオタクが蠢く
ゲーセンにおいてここだけはギャルがキャアキャアしている
オタク除けの結界なのである。

さすがにこの年でプリクラを撮るのは恥ずかしい。
おっかなびっくりギャル達を掻き分ける。僕の隣に女子高生
ぐらいの女の子2人組みがいる。この子達が17才だとして、
2人で34才。

一方僕とRでは…合計35才。なんだ。大して変わらないじゃないか。
Rのお陰で平均年齢が大幅に下げられ、プリクラを撮っても何も
問題ないな!

ということでパチリパチリと撮ってきた。Rは怖がって僕に抱き
ついたまま決して離れようとしなかったが、10年もすればやりたい
やりたいとおねだりするようになるんだろうなあ。

そうして出来た僕とRのプリクラは、僕の映りはどうでもいいとして
Rはとても可愛いものに仕上がった。

家に帰ると嫁がご飯を作って待っていた。

「お帰り。どこ行って来たの?」

「いやー。実はプリクラ撮って来て」

嫁に僕とRのラブラブプリクラを見せた途端に

「ずるい!あなた達だけ!私だって撮りたかったのよーッ!」

嫉妬に狂った嫁がものすごい勢いで叫んでいた。

「いえーい。僕とRのプリクラー。ラブラブー!」

「ひどいー!ムキー!」

…ごめんね。

晩御飯のハンバーグが異様にすっぱかったのは
そのせいかもしれない。

あと少しで10万票!→累計記録
.

Trackbacks

< ハードゲイのためなら女房も泣かす。|TOP|セクハラ探題。 >