愛・柳生博。

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柳生博じゃなくて地球博である。

栃木の母から「行く予定ある?」というメールが届いた。
いや、全然ないんだけど…。明日開始だなんて全然
知らなかった。だって全然盛り上がってないんだもん。

母のアンテナに引っかかるイベントということは…
あまり面白くないのかもしれない。母の言われるがままに
連れて行かれた場所は、おばさん趣味のところばかりで、
つまらなすぎて死ぬる思いをする。
なんとかフラワーセンターとか。

とはいえ僕は万博に行ったことはない。大阪万博の時は生まれて
いなかった。三波春夫が歌っていた

「こんにちは〜こんにちは〜」

というテーマソングもリアルタイムで聞いたことはなく、
後に明石家さんまが「オレたちひょうきん族」で
「ナンデスカマン」に扮し、

「ナンデスカ〜ナンデスカ〜」

と歌って踊っていたのを見た、紛い物の記憶しかない。
そんなわけで娘・R(1才)のためにはいいかなあとも
思ったりする。「万博行ったことあるのよ!」と大きくなって
言えるかもしれない。もっとも記憶は全く残っていないだろうが。

パビリオンなどは行列が出来て、R連れでは入ることは
難しいだろうけれども、Rが好きに駆けずり回れる広場などは
いくらでもあるだろう。

Rのために、万博に行ってもよいかなあと思うようになった。

万博でもいい。逞しく育って欲しい。

早速嫁に聞いてみることにした。今は妊娠12週目の身重で、
つわりがひどくケロケロ吐いているけれども、安定期に入れば
旅行も出来るようになるはず。

「嫁、万博行きたい?」

「別に」

…。

淡白でもいい。逞しく育って欲しい。
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