2005/2/10 木 | 日記
嫁の胸元争奪合戦。
仰向けに寝た嫁の上に、娘・R(1才)が乗っかり、
抱き合ったまま眠っている。嫁も苦しかろうがRも
苦しいのではないだろうか。
しかしRが夜泣きしてぐずると必ず嫁によじ登り、
そのまま寝る体制に入るのだ。
今宵は僕も隣に添い寝してみた。隙あらばRに取って
代わって嫁に覆いかぶさりたかったである。
その後はいつものアレの行動を取つもりでいた。
「ひえええええん!」
ところが僕が近付くと、Rは泣き出した。
Rが寝ぼけている時、僕は嫌われる傾向にある。
露骨に「あっち行け!」と言わんばかりに手を
ブンブン振り回すのである。僕は悲しくなった。
「どうしたのー。お母さんココにいるよー」
「そうだよ!お父ちゃんもいるよ!僕らは三位一体!」
三位一体とは、カトリックの教えで言うところの
父なる神
父なる神の子イエス
聖霊
を指す。確か大学のキリスト教概説で習った。実家は
真言宗の檀家なのに。しかしウチの場合だとせいぜい
母なる山の神(嫁)
母なる山の神の子R
背後霊(僕)
こんな程度である。「山の神」とは恐ろしい嫁の
ことをいう。そして虎視眈々と嫁を襲う機会を狙っていた
背後霊、つまり僕は嫁にあっさり除霊されてしまい、
Rから嫁の胸の上に覆いかぶさる権利も奪還することが
できず、行き場を失った僕はひとり寂しく寝るのであった。
三位一体どころか三つ巴の家族。そしておやじが敗者…。
抱き合ったまま眠っている。嫁も苦しかろうがRも
苦しいのではないだろうか。
しかしRが夜泣きしてぐずると必ず嫁によじ登り、
そのまま寝る体制に入るのだ。
今宵は僕も隣に添い寝してみた。隙あらばRに取って
代わって嫁に覆いかぶさりたかったである。
その後はいつものアレの行動を取つもりでいた。
「ひえええええん!」
ところが僕が近付くと、Rは泣き出した。
Rが寝ぼけている時、僕は嫌われる傾向にある。
露骨に「あっち行け!」と言わんばかりに手を
ブンブン振り回すのである。僕は悲しくなった。
「どうしたのー。お母さんココにいるよー」
「そうだよ!お父ちゃんもいるよ!僕らは三位一体!」
三位一体とは、カトリックの教えで言うところの
父なる神
父なる神の子イエス
聖霊
を指す。確か大学のキリスト教概説で習った。実家は
真言宗の檀家なのに。しかしウチの場合だとせいぜい
母なる山の神(嫁)
母なる山の神の子R
背後霊(僕)
こんな程度である。「山の神」とは恐ろしい嫁の
ことをいう。そして虎視眈々と嫁を襲う機会を狙っていた
背後霊、つまり僕は嫁にあっさり除霊されてしまい、
Rから嫁の胸の上に覆いかぶさる権利も奪還することが
できず、行き場を失った僕はひとり寂しく寝るのであった。
三位一体どころか三つ巴の家族。そしておやじが敗者…。
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