負けーて悔しい朝イチ揉んめ。

朝、目覚ましの音で起きるのだが

「眠い、あと5分」

などということを都合3回ぐらい繰り返していたら
嫁に怒られた。

「どうせ起きられないのならそんな早い時間に目覚まし
 鳴らさないでよ! 私とR(1才の娘)も起きちゃうんだから!
 あなたはすぐ2度寝でも3度寝でも出来るだろうけど
 私とRは出来ないの!」

ということで…甚だごもっともでございます。

寝る前は「余裕を持って出勤できる時間」に目覚ましを
設定するのだけれど、起きた時はどうしても
「バタバタしないと間に合わない時間」まで寝ていたい
ものである。しかしそんな切ない乙女心を受け入れる
余裕は嫁にはなかった。

Rが夜泣きするたびに叩き起こされ、睡眠時間を
削られまくっている嫁としては死活問題なのであった。

ごめんなさい…嫁…全面的に謝って、殺伐とした空気が流れた
我が家の今日の朝。昔はこんなはずではなかった。しかし

「あなた〜起きてウフフ」

などと嫁に優しく起こされていた甘い朝は、既に遠い過去の記憶。

「別のところも起きちゃったでへへ」

と、若き力に任せ朝からおっぱじまったりしたのも昔むかしの物語。

嫁が慢性的寝不足であり、Rがわりと朝早く起きてしまう
現状ではもうそんなことは出来ない。出勤前にRと戯れることは
それはそれで大きな楽しみではあるのだが…。

朝っぱらからでも契りたかったら契り、
また日が高くなるまで貪るように眠る。

あの昔のような気だるくも怠惰で甘美な朝は、
もう二度と戻ってこないのだろうか。

一日でいいから昔に戻り、白い壁に「堕天使」って書いて、
デカダン酔いしれ暮らしたい。そして…

ズームイン朝を見ながら
ベッドイン朝であればベストである。
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