ガラスの仮面…夫婦。

「ガラスの仮面」というマンガがある。
長い間続いていて、単行本を一度読み出したら最後、
一気に読み倒さなければならなくなる中毒性がある。

しかしこのところ連載が止まっており、続きが読みたくて
ヤキモキしていたのだけれども今日、遂に6年ぶりに単行本が
出る事になった。

すぐにでも買って読みたいところだけれども、僕は仕事で
本屋に行けそうにない。そこで嫁に頼もうと思った。

「あの、嫁、お願いがあるんですけれども…」

「はあ?」

恐る恐る話を切り出したのだが、既に嫁は詐欺師を見るような、
あからさまに嫌がっている態度で僕を睨んだ。

…おそろしい嫁!

「ガラスの仮面を本屋で買ってきて欲しいんだけど…」

「自分で買えばいいでしょー!昼休みにでも抜け出せば
 いいじゃん!」

あっさり見事に断られてしまった。
…おそろしい嫁!

「いや、うちの会社、昼休み短くて…残業中も忙しくて
 本屋開いてる時間に帰れそうにないし…」

「ダメ。R(1才の娘)も風邪引いてるし、あまり
 外に出たくないの」

嫁がマンガを買ってくれない天女ー!
まるで取り合ってくれなかった。

僕のオタクな趣味になぞに付き合ってられるか、という
呆れっぷりである。もうちょっと

「アナタのためならしょうがないわ!」

みたいな愛の絆があってもよさそうなものなのに。
こうまで脆い夫婦関係だったとは。

ま、夫婦関係などというのも、こうしていちいち
呆れられることが積もり積もっていつ崩壊するか
分かったものではないものではあるが…

壊れそうなものばかり、集めてしまうよ〜。

そりゃガラスの10代だ。
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