中国四千年の溺愛。

立川中華街というところに行って来た。

ビルの1フロアが全部中華料理店なのだが雑貨屋もあった。
そこには僕を待ち受けていたかの如く、きらびやかな
チャイナドレスが陳列されていたのであった。

注目すべきは子供服。子供用にもピンクやブルーのチャイナドレスや、
髪をお団子に結った「ワタシ、ミンミンアルヨー」みたいな中国美少女に
似合いそうな可愛い中国服がたくさんあり、これを娘・R(1才)に
着せない手はない。

目指せお色気チャイナ美人。目指せ中華系ロリ美少女。
末は李香蘭か春麗か。うふふ…うふふ。

しかしサイズが分からなかった。「L」とか「4」とかタグが
付いているのだけれども、それがどのくらいの大きさを
指すのか分からない。

僕はこれまたチャイナドレスを着た可憐な美少女店員を
捕まえて

「君が欲しいんだけど…」

じゃなかった

「この服が欲しいんだけど…サイズいくつ?」

と聞いてみたところ

「えーと、1〜2才ぐらいのサイズです」

何と言うアバウトな答え。1才と2才じゃかなり幅があるではないか。
身長でいうとどのくらいなのか、と更に聞いてみたところ、よく
分からないのだという。これが大陸的おおらかさなのだろうか。
聞くところによると、中国の小さな子供のズボンには、お尻に予め穴が
開いているのだという。すぐさまうんちができるように…。

僕は嫁とウームと唸ったまま、中国の大いなる国土と歴史の前に屈し
諦めざるをえなかった。

中国歴史四千年。
僕の白髪三千丈。

肩を落としてショボくれて、夕焼け小焼けで日が暮れて、
更に店内をうろついていると、これまたとんでもないものが
目に入った。


photo
乳がバイーンと張ったトルソーに着せられた、おとな用金太郎!

これはいかなるシチュエイションで着用するものなのだろうか。
言わずもがなエロス時であろう。素肌に直に着る金太郎。
そのわずか一枚下には乳がはちきれんばかりに格納され、
すぐさまノーブラボイン撃ち(※)も可能である。

そして金太郎だから当然アンダーレス。

なんといういやらしい。裸エプロンよりみだらなウェア。

これも中国四千年のエロス知恵なのだろうか。
世界一の人口を生み出した底力はここにあるのかもしれない。

しかし僕は、これを嫁に着せない手はない…
とは思わなかった。何故ならば嫁の胸のサイズは

「えーと、1〜2才ぐらいのサイズです」

このことなのであった…。
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