2006年05月31日
娘の着替え騒動
朝、起きると人類は皆着替えると思うのだが、娘・R(2才)もその例外ではない。
「ぬぎぬぎー、まんぼー」
とビデオで覚えた「ぬぎぬぎマンボ」というふざけた歌を歌いながらズボンを脱ぎ、最近は上着のボタンも外せるようになったので、それが得意のようで
「ぱぱ、みてー、おっぱい」
上半身をあらわにしてうっふんと乳首をくりくりしながらセクシーポーズを取っているので
「どこで覚えたんだそんなこと!」
こちらがまいっちんぐになってしまった。
「あら、悩殺ポーズ?」
と嫁が言ったところ
「のうさつー」
Rが覚えてしまったので
「そんな言葉教えんな!」
ますますまいっちんぐになってしまった。
Rはそれから全てを脱ぎ去りすっぽんぽんになり走り回っている。。
「ほらほら裸だと寒いだろ、こっちおいで。着させてあげるから」
と着替え服を手に追いかけたら
「め!ママがいいの!」
僕ではなく嫁に着せてもらいたいのだと言う。
「ほら、いつまでも裸だと、いたずらしちゃうぞー」
「ママがいいの!ママがいいの!」
Rは遊んでもらうのは僕、着替えさせてもらうのは嫁、という風にそれぞれ役割を持たせているようで、それにそぐわないとダダをこねるのである。
しかしいちいちそんなことにかまってられないので
「いいから着なさい、ほら」
いやがる全裸の娘を無理矢理…と昨日見たエロビデオをチラリと思い出しながら、いくらかの自己嫌悪を覚えながら押さえつけようとしたのだけれども
「め!ぱぱ、じゃま!」
邪魔、とまで言われてしまった。パジャマから着替えさせてやろうという時に、パパ、邪魔。
ぱぱっぱぱっぱっぱ、じゃまじゃま…。
僕はそう力なく口ずさみながら、着替えを嫁に任せ、寂しく出勤するのであった。
これを着ぬ着ぬの別れ、といいます。
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