坊主憎けりゃ袈裟までmixi。

僕ちんは一途な男であるため、音信不通になって久しい
元近所の超美少女・Rちゃんの行方を探していた。
といってもネットでコスプレ写真でも紹介されてないかなー、
ぐらいであるが。

Rちゃんはコスプレイヤーであり元メイド喫茶店員であり、どちらか
といえばネットをやってそうな趣味・行動範囲にあるからだ。

さて、「mixi」というWEBサービスがある。ソーシャルネットワーキング
とかいう、分かりやすく言えば会員制ブログのようなものである。

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僕はここにアカウントを持っていて、どーでもいい日記を時々
書いているのだが、ふと思った。

もしRちゃんもここに登録していてアカウントがあったりして…?

現在会員数60万人以上という日本で一番大きなサービスで
ある。一縷の望みを持ってRちゃんの苗字とか入力して検索して
みたら…

見つけた!Rちゃん…の、お兄様!

ヒイイイイ!いつもお世話になっております。
会ったことはないが名前だけは知っているお兄様。

何故ならばこのmixiにはRちゃんから借用したRちゃんの
画像をUPしていたからだ。もしこれをお兄様に見られたら…。

更に悪いことにmixiには「あしあと」というアクセス解析機能が
付いており、誰がいつアクセスしたかすぐ分かってしまう。
そして「あしあと」と辿ってこちらにアクセスする人は非常に多い。

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僕は速攻でRちゃんの画像を消した。

「妹の画像を使っているお前はどういう関係の者であるか」

と聞かれたら何と答えよう。

えーと、恋人以上友達未満?100パーセント片想い?
万年ストーカー?

ともかく、ネットをやっていてこれほど恐ろしい体験は
やまだかつてないものであった。

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今夜はパイポー!

禁煙することにした。

ただし家の中でのみ。仕事中はイライラするので
会社では喫煙とする。家の中はムラムラするだけなので
何とかなるのではないかと思ったのだ。

娘・R(1才)と妊娠中の嫁がいるため、吸った後の
後ろめたい気持ちにピリオドを打ちたかったのが
今回の禁煙の狙いである。

これまで146回ほど試みたが悉く失敗している禁煙。
しかし今回は会社では吸える、という逃げ道があるので
それを考えるれば幾らかは気が楽だ。

会社からの帰りにドラッグストアに寄り、禁煙の友である
パイポを求めた。

「ウチ置いてないんです〜」

なんたること。ひょっとして、これはまだ禁煙をする時期
ではないという神の啓示なのかも知れぬ。聖書にも書いてある。
「汝、禁煙するなかれ」書いてねーよ。

しかしふらっと立ち寄ったコンビニで見つけてしまった。

ちっ。なんであるんだ…じゃなくて、禁煙の準備は整い、
家に着いてから禁煙の傾向と対策を考えてみた。
まず、煙草を吸いたくなるタイミングというものがある。
それは以下の通りである。

1.この日記を書いている時。
2.飯を食った後。
3.まぐわった後。

1についてはパイポをガリガリと噛みながら乗り切った。
3については幸か不幸か嫁が全くさせてくれないので
問題なし。夫婦としては問題があるが。

というわけで、じゃあ残りの難関、飯を食ってとっとと
寝て逃げてしまえばいい…とゴハンを食べて満腹になると
予想通りムラムラと吸いたい欲が出て来た。

この危機もパイポを咥えて…と思ったら、なんとパイポがない。
ゴハンを食べる前、どこに置いたっけ?すわ、危機である。

「パイポパイポパイポー!」

探しても、ない!吸いたい欲はどんどん湧き出でてくる。
水を求める砂漠のさ迷い人のように体が煙を欲している。
僕はどんどん焦る。焦るが故に全然見つからない。

「パイポパイポパイポパイ助けてー!」

しかし、やがて落ち着くことが出来た。一句詠むことにしよう。

「静けさや 肺に染み入る ヤニ煙」

…我慢できずに吸ってしまった。4時間で挫折してしまった。

今日の敗因はパイポを手放してしまったことにある。
しかし裏を返せばパイポさえ切らさなければ何とかいける
自信はついた。だから明日こそは成功させたいと思う。

パイポさえ切らす愚行さえなければ…。

これをパイポカットといいます。
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アキハバランチ。

メイド喫茶+秋葉原探訪の続き。

僕ら一家(嫁・娘R・僕)と嫁のママ友一家でメイド喫茶に
突入しようとしたら、行列が出来ていたことは書いた。

並んでも子供達はグズるので、僕だけ残ることにし、あとの
皆は公園で子供たちを遊ばせながら待機することになった。

僕が行列の最後尾につくと、何やらうるさい4人組がやって来た。

「ウソ?これがメイド喫茶?ギャハハ!」

「何こんなに並んでんの?超ウケるんだけど!ギャハハ!」

「記念記念!並ぼうぜギャハハ!」

秋葉原のメイド喫茶という、オタクの中のオタクの場所に来る
こと自体が既に己をオタクな存在にしてしまっているのに

「俺はお前らみたいな痛いオタクじゃねえぜ!
 単に気まぐれの興味本位で来たんだぜ!」

みたいな虚勢を張るこのような輩こそが一番痛いのである。
だから僕はせっかく秋葉原に行くのだからとここぞとばかりに



この服を着ていたのである。4人組はコレを見た途端

「うっ…」

笑いを堪えるのに必死になっておった。ふん、まだまだ
青い奴等であることよ、と蔑んでいたのだが、彼らは



こんなものが描かれたウチワを持っていたので、それを見た
僕も笑いを堪えるのに必死。っうぇwwwwwこいつら、
オタクで2ちゃんねらwww2冠キモイwwwオメガワロス!

4人組よ、安心するがよい。第三者が見たら僕もお前等も
立派なオタクに見えるであろうよ。

さて、メイド喫茶を出た後の、嫁のママ友旦那(南米人)は
おおはしゃぎであった。彼は大のゲーム好きで、秋葉原にも
ちょくちょく足を運んでいることが判明した。

「あ、あそこパーツ屋になったんだ。そうそうドンキの上にも
 コスプレカフェがあるんだよ」

我が庭のように活き活きと案内してくれ、

「あのゲーム屋によく行くんだ。海外のゲームを売ってるんだよ。
 日本語よりヒスパニックの方がやっぱりいいからね。でも日本の
 プレイステーションじゃ動かないから改造用のチップを買って…。
 ネットでエミュレーターもダウンロードして、それ用のゲームも
 いっぱい持ってるよ」

もうマニアックな話が止まらない。ロマンチックが止まらない。
絶対違法なことも話してるのであろうが、マニア過ぎてどの辺が
ボーダーラインかすらも分からぬ。

僕は彼こそが「アキバ系」の服を着るにふさわしい男、と思った。

「あ、あの露店で売ってるROM、ファミコンのゲームが百本ぐらい
 入ってるんだ。こないだ買ったよ」

きっと奥さんと息子のノブ君(1才)の目がなければ、ゲーム百本
どころか百万本ぐらい買ってしまいそうな程、彼は輝いていた。

百万本のアキハーバーラーをー。あなたにあなたにあたなに…。
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メイド喫茶・イン・ジャパン。

僕と嫁と娘・R(1才)と、嫁のママ友一家と秋葉原の
メイド喫茶に行ってきた。

何故そんなことになったかというと、以前ママ友一家との
会った時に、僕とその旦那(南米人)が酔っ払って話をしていて

「今度メイド喫茶に行こう!」

ということになったらしい。僕は全然覚えてないのであるが、
多分ノリで言っていたんだと思う。しかしママ友奥さんから嫁に

「旦那がメイド喫茶に行く気満々なんだけど…是非一度
 行って見たいって言ってる…」

旦那が本気らしいので今日行くことになったのであった。
このラテン系の旦那に日本の偏った文化を教えるようで
気が引けるのであったが、行くしかない。

そんなわけで僕らとママ友奥さん+旦那+ノブ君(1才)とで
ゾロゾロ秋葉原に行ったわけだが、目星を付けたメイド喫茶は
めちゃめちゃ混んでいた。店の前に行列が!

「どうする?やめる?」

と僕が旦那に尋ねてみると

「うーん。でも君がどうしても入ってみたいと言うなら」

ちょ、ちょっと待て!どうしてもって言ってたのはアンタじゃ
なかったのかー!

話を聞いてみると実はこの旦那はパソコン好きのゲーム好きで
秋葉原には超詳しく、メイド喫茶も何回も行っている猛者である、
ということをカミングアウトしたのであった。

「えっ!そんなこと初めて聞いた!」

ママ友もびっくり。結局30分待ちで入れたのだが、やはり
お互いの子供がはしゃいだり愚図ったりして飲み物を飲んだら
すぐ出ることになった。子供の教育にはよくないかもしれん…。
(いいわけないだろ)

「今度は男だけでゆっくり来ようよ」

「それだったら池袋にいいメイド喫茶があるよ。そこは
 なんとパンチラサービス付きで…」

「いいね!そこ行こう!」

旦那が奥さんにパンチを食らっていた。
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嫁の神経を魚で。

好き嫌いが多い僕である。

そのため僕に出せる料理の幅が狭くなり、嫁が苦労している
のだと思われるが、どうも肉中心の、牛めしの松屋のような
メニューが日々繰り返しローテーションされているなあと
感じる今日この頃であった。なので

「たまには魚もいいかもね」

今は季節じゃないが、秋刀魚をただ焼いただけのものでもいい、
そう思って嫁にポツリと言ったのが悲劇の始まりであった。

翌日、鍋の中を覗いてみたらむわんと嫌な感じの匂いが。
中には煮魚が入っていた。

…しまった。嫁よ、そう来たか。

好き嫌いが激しくて重ね重ね申し訳ないことであるが、僕は
魚の料理のうち煮魚だけは嫌いなのであった。そこまで嫁に
指示をしなかった僕が悪いのであるが、

「何でよりによって煮魚なんだよ」

という悔しさもチロリと無くもなかったので、

「僕、焼き魚食べたかったんだなあ…」

今更言ってもどうしようもないことではあるし、嫁の
性格からして怒らせるだけかもしれないけれども…と
恐る恐るひと言申し上げてみると

「網がこげるから焼き魚は嫌いなの!」

と、よく分からないことを言い返されたので

「僕、焼き魚が好きなの」

もう一度繰り返し申し上げてみると

「じゃあ自分で焼け!」

ツンと寝床に入って行ってしまった。やはり怒らせて
しまった。僕の好き嫌いにいちいち付き合ってられん、
といったところだろうか。

じゃあ今度作ってあげるね、とか他に言いようはないのか、
などとも思ったが、これ以上突っかかっても嫁はとっとと
娘・R(1才)を連れて実家に帰ってしまい、

「焼き魚でも女でも好きなだけ勝手に作れ!」

ということになってしまうので、大人しく煮魚を
頂戴致した。

何とか魚は食べられたが、やはり嫁だけは煮ても
焼いても食えないようだ。

さかなさかなさかなーさかなーをーたべるとー。
よめがよめがよめがーよめがーこわくなるー。
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