2006/1/27 金 | 日記
東京は夜の1時
嫁も子供達も寝静まった夜中の1時。そしてパソコン部屋。僕が何をしても咎められない自由な時間と空間である。溢れ出す白濁液を迸らせようが般若心経を写経しようがナース服を着てセルフお医者さんごっこをしようが誰も見る者はいない。
僕は自由だ!盗んだバイクで走り出す〜♪と思ったが、ウチには娘・R(2才)用のマイミッフィー自転車(補助輪付)しかないので取り止め、取り敢えず冷蔵庫から取り出したジョージアマックスコーヒーをジルジルと啜り、インターネッツの世界に没頭していた。
気が付くとコーヒーが大量にこぼれていた。ああっこの缶コーヒー、せっかく栃木から取り寄せたのに。東京じゃ売ってないのに。いやいやそんな問題ではない。コーヒーがパソコンにかかってしまっているではないか。
壊れる!データが飛ぶ!可愛い子供達の画像が!莫大ないかがわしい動画の数々が!大慌てに慌てた僕は部屋のフスマを開け、嫁と子供達が寝ている寝室を突っ切り、更に台所への扉を開けて雑巾やらティッシュをゲット。大急ぎで戻ってコーヒーを拭き取った。幸いなことにパソコンは無事動いていた。
テヘ。アタシったらお茶目なあわてんぼさん☆
ひと息ついていよいよ本日のメインイベント、いかがわしいDVD鑑賞会を開催しようとしたところ、突然フスマがバンと開いた。嫁であった。
「な、なんだ起きたのかよう。オイラいかがわしいことなんてしてないよ。ああしてないともさ。怪しくないよ。おいらベロって名前なんだ」
伊賀忍者並みの気配を感じさせぬ突然の襲来に、大いに動揺した僕。
「台所の電気点けっ放し!消しなさい!もったいないでしょ!あと台所の扉も閉めなさい!寝室に冷気が入って寒いでしょ!」
嫁は怒れる細木数子とタメ張れるぐらいの威圧感を以って僕を叱った。
「ごめんよう。慌ててたんだよう」
小さくなって再び台所に戻ろうとすると、息子・タク(3ヶ月)が目覚めていた。夜泣きかと思ったがそうではなく、クリクリとした目で僕を見ている。思わず見惚れることしばし。
「タク…そのつぶらな瞳で、パパに何を言おうとしてるんだい?」
「オヤジ寒いよ、って言ってんでしょ。寒いから目が覚めちゃったんでしょ!」
嫁の冷静かつ畳み掛けるようなツッコミが入った。
「はい、ごめんなさい。愛してます」
謝りながらも愛を語った。先程嫁に言われた台所の消灯と扉を閉めるのを一緒にやりたかったのだ。しかし嫁は無視してタクのおむつを替えたりしていた。
繰り返すが嫁と一緒にやりたかったのだ。何故ならあの歌を歌いたかったから。でも仕方ないのでひとりで歌います。
ひとりでードアを閉ーめーてー♪ひとりでー明かり消ーしーてー♪
尾崎の歌で始まり尾崎の歌で終わった日記であった。
また寝静まったら今度こそいかがわしいDVDを観よう。そしてひとりでいかがわしい行為をしよう。
またヤル日まで。
■MYエンピツ追加
僕は自由だ!盗んだバイクで走り出す〜♪と思ったが、ウチには娘・R(2才)用のマイミッフィー自転車(補助輪付)しかないので取り止め、取り敢えず冷蔵庫から取り出したジョージアマックスコーヒーをジルジルと啜り、インターネッツの世界に没頭していた。
気が付くとコーヒーが大量にこぼれていた。ああっこの缶コーヒー、せっかく栃木から取り寄せたのに。東京じゃ売ってないのに。いやいやそんな問題ではない。コーヒーがパソコンにかかってしまっているではないか。
壊れる!データが飛ぶ!可愛い子供達の画像が!莫大ないかがわしい動画の数々が!大慌てに慌てた僕は部屋のフスマを開け、嫁と子供達が寝ている寝室を突っ切り、更に台所への扉を開けて雑巾やらティッシュをゲット。大急ぎで戻ってコーヒーを拭き取った。幸いなことにパソコンは無事動いていた。
テヘ。アタシったらお茶目なあわてんぼさん☆
ひと息ついていよいよ本日のメインイベント、いかがわしいDVD鑑賞会を開催しようとしたところ、突然フスマがバンと開いた。嫁であった。
「な、なんだ起きたのかよう。オイラいかがわしいことなんてしてないよ。ああしてないともさ。怪しくないよ。おいらベロって名前なんだ」
伊賀忍者並みの気配を感じさせぬ突然の襲来に、大いに動揺した僕。
「台所の電気点けっ放し!消しなさい!もったいないでしょ!あと台所の扉も閉めなさい!寝室に冷気が入って寒いでしょ!」
嫁は怒れる細木数子とタメ張れるぐらいの威圧感を以って僕を叱った。
「ごめんよう。慌ててたんだよう」
小さくなって再び台所に戻ろうとすると、息子・タク(3ヶ月)が目覚めていた。夜泣きかと思ったがそうではなく、クリクリとした目で僕を見ている。思わず見惚れることしばし。
「タク…そのつぶらな瞳で、パパに何を言おうとしてるんだい?」
「オヤジ寒いよ、って言ってんでしょ。寒いから目が覚めちゃったんでしょ!」
嫁の冷静かつ畳み掛けるようなツッコミが入った。
「はい、ごめんなさい。愛してます」
謝りながらも愛を語った。先程嫁に言われた台所の消灯と扉を閉めるのを一緒にやりたかったのだ。しかし嫁は無視してタクのおむつを替えたりしていた。
繰り返すが嫁と一緒にやりたかったのだ。何故ならあの歌を歌いたかったから。でも仕方ないのでひとりで歌います。
ひとりでードアを閉ーめーてー♪ひとりでー明かり消ーしーてー♪
尾崎の歌で始まり尾崎の歌で終わった日記であった。
また寝静まったら今度こそいかがわしいDVDを観よう。そしてひとりでいかがわしい行為をしよう。
またヤル日まで。
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