2005/7/12 火 | 日記
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
娘・R(1才半)がものすごい勢いで謝ることを覚えた。
何かオイタをして嫁や僕に怒られて謝るのではなく、
「そのオモチャもうしまおうね。こっちよこして」
例えばRの手からオモチャを取ろうとすると
「ごめんなしゃい!」
悲鳴に近い金切り声で絶叫するのである。本当に謝る意味
での「ごめんなしゃい」ではなく、「ねるとん紅鯨団」の
(古いなあ)
「第一印象から決めてました!」(古いなあ)
と告白された時に断る常套句としての
「ごめんなさい」
と同様の使い方である。「いやだ」と拒否して僕や嫁に
怒られるよりも、まず「ごめんなしゃい」と謝っておこうと
いう卑屈な自己防衛を覚えてしまったものと思われる。
しかもRはそれだけではなく、水戸黄門に印籠を出されたかの
如く、地に頭を擦り付けて土下座すらするのである。
「…なんでこんな卑屈なマネを覚えたんだろう。君か?」
「私がそんなこと教えるわけないでしょ!」
「いや、あまりにも君が怖くて…」
と嫁に言いかけたところでやめた。嫁を誰よりも怖がっている
のは僕である。ひょっとして…?と思い当たることがありつつ
着替えていたら嫁のカミナリが飛んだ。
「あなた!靴下を洗濯機に入れる時は丸めたまま入れないの!
ちゃんと伸ばして入れるの!洗う人のことを考えるの!」
「ひー!ごめんなしゃい!」
やはり…僕…しかいないよなあ。
親の背を見て子は育つ。僕は
嫁の顔見て身の毛立つ。
何かオイタをして嫁や僕に怒られて謝るのではなく、
「そのオモチャもうしまおうね。こっちよこして」
例えばRの手からオモチャを取ろうとすると
「ごめんなしゃい!」
悲鳴に近い金切り声で絶叫するのである。本当に謝る意味
での「ごめんなしゃい」ではなく、「ねるとん紅鯨団」の
(古いなあ)
「第一印象から決めてました!」(古いなあ)
と告白された時に断る常套句としての
「ごめんなさい」
と同様の使い方である。「いやだ」と拒否して僕や嫁に
怒られるよりも、まず「ごめんなしゃい」と謝っておこうと
いう卑屈な自己防衛を覚えてしまったものと思われる。
しかもRはそれだけではなく、水戸黄門に印籠を出されたかの
如く、地に頭を擦り付けて土下座すらするのである。
「…なんでこんな卑屈なマネを覚えたんだろう。君か?」
「私がそんなこと教えるわけないでしょ!」
「いや、あまりにも君が怖くて…」
と嫁に言いかけたところでやめた。嫁を誰よりも怖がっている
のは僕である。ひょっとして…?と思い当たることがありつつ
着替えていたら嫁のカミナリが飛んだ。
「あなた!靴下を洗濯機に入れる時は丸めたまま入れないの!
ちゃんと伸ばして入れるの!洗う人のことを考えるの!」
「ひー!ごめんなしゃい!」
やはり…僕…しかいないよなあ。
親の背を見て子は育つ。僕は
嫁の顔見て身の毛立つ。
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