2005/6/21 火 | 日記
静かな湖畔の宿の影から。
河口湖で泊まった宿は一泊の料金が都内で月極駐車場を
借りられそうなぐらいの値段だったが、その分豪華だった。
何よりも仲居さんがカワイイ!初々しくて、いつも笑顔で、声も
東京メトロのアナウンスお姉さんのような人懐っこい美声であり、
可憐にてきぱきと食事を運んでくれるだけでなく、
「お嬢ちゃんはカルピス好きかナ?」
娘・R(1才半)に飲み物のサービスまでしてくれて、僕のツボを
押さえっ放し。一方で僕は
「な、仲居さんもカルピス好きかナ…」
明らかにオチが見え見えなハラスメンツをしたくなる我が身を
必死で抑えっ放し。何しろ嫁と母がいるのである。目を血走らせ
たりせず、変な汁もほとばしらせたりせず、気さくな振る舞いを
しなければならない。皆でおいしいおいしいと食事をしつつ、
「あの、このメニューに書いてあるさかなへんに『豊』っていう字、
なんて読むのかなあ?」
「えーと、えーと、ごめんなさい!わかりません!」
仲居さんのはにかんだ紅潮した笑顔がぱっと開く。そんな
仕草もカワイイ。
じゃあおっちゃんと布団部屋でしっぽりと漢字の練習しようか。
さかなへんに「喜」っていう字はなんて読むのかナ?
じゃあ答えを教えてあげるから目をつぶって…ぶちゅう。
なーんて。
いかん。酔いが回ってきたようだ。富士山が見えなかったので
せめて雰囲気だけでも、と「アサヒ生ビール富士山」を飲んだ
くれていたのである。こんなことばかりを考えて仲居さんを
眺めつつ、相当ニヤニヤしていたように思う。
富士山には月見草が良く似合うが
僕には妄想が良く似合うようである。
借りられそうなぐらいの値段だったが、その分豪華だった。
何よりも仲居さんがカワイイ!初々しくて、いつも笑顔で、声も
東京メトロのアナウンスお姉さんのような人懐っこい美声であり、
可憐にてきぱきと食事を運んでくれるだけでなく、
「お嬢ちゃんはカルピス好きかナ?」
娘・R(1才半)に飲み物のサービスまでしてくれて、僕のツボを
押さえっ放し。一方で僕は
「な、仲居さんもカルピス好きかナ…」
明らかにオチが見え見えなハラスメンツをしたくなる我が身を
必死で抑えっ放し。何しろ嫁と母がいるのである。目を血走らせ
たりせず、変な汁もほとばしらせたりせず、気さくな振る舞いを
しなければならない。皆でおいしいおいしいと食事をしつつ、
「あの、このメニューに書いてあるさかなへんに『豊』っていう字、
なんて読むのかなあ?」
「えーと、えーと、ごめんなさい!わかりません!」
仲居さんのはにかんだ紅潮した笑顔がぱっと開く。そんな
仕草もカワイイ。
じゃあおっちゃんと布団部屋でしっぽりと漢字の練習しようか。
さかなへんに「喜」っていう字はなんて読むのかナ?
じゃあ答えを教えてあげるから目をつぶって…ぶちゅう。
なーんて。
いかん。酔いが回ってきたようだ。富士山が見えなかったので
せめて雰囲気だけでも、と「アサヒ生ビール富士山」を飲んだ
くれていたのである。こんなことばかりを考えて仲居さんを
眺めつつ、相当ニヤニヤしていたように思う。
富士山には月見草が良く似合うが
僕には妄想が良く似合うようである。
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