社会のWINDOWS。

パーカー懲らしめておやり今日着ていた服は、背中にカメハメ波
だの北斗百烈拳だの炎のコマだの
といった往年の必殺技が記された
パーカー。

すると娘・R(1才)が興味を示して寄って
来た。しかしRが注目したのは背中では
なく、胸に付いているチャック。

チャックに手をかけ、じーーーーっと一気
に下ろすのである。


下ろし切った後には上げようとするのだが、まだ
ぶきっちょさんのRはうまく上げることが出来ず

「てぃ?」

僕にやるように命じ、僕が上まで戻すとまたじーーーっと
下げるのであった。これが無限ループで続く。そんなに
楽しいことなのか?そんなにチャックが好きなのか?
お前はチャックウィルソンか?(古いなあ)

古いついでに、今の若い人はチャックなんて言葉は
使わないかもしれない。僕はハンガーのことを未だに
「えもんかけ」と呼ぶおじさんなのでその辺りのセンスが
かなりやばい。以後ファスナーと書くことにする。

Rがそんなにファスナー好きなのであれば、何もファスナーは
パーカーに付いているものだけではない。もうちょっと下には
社会の窓がある。こんなところは恥ずかしくて嫁にも触れさせ
ないところではあるが、

「でもアタイ、Rになら何でも許せるような気がするんだ」

娘を喜ばす為なら何でもしようぞ、という献身的な気分になり
決意を固めて

「R、ほれ、ここにもあるよ」

足を開いてそのソシアルファスナーをRに示した。

「あちゅわ!」

Rは迷うことなくソシアルウィンドウに食らいつき、僕の股間の
ウィンドウズXP・SP2(セクハラパック2)を開き始めた。…が、

「ごごごごごめん、やっぱここはダメ!」

僕が恥ずかしくなってしまい、慌ててRの手を振り解いたのであった。
恥ずかしい以前に、自分から男の社会の窓を開くような娘の育て方は
間違っていると思った。

ファスナファスナの大騒ぎ。
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