2005/4/1 金 | 日記
ホームアローンでオロローン。
嫁は育児の骨休めのため、娘・R(1才)を連れて
実家に帰ってしまった。
今夜、わたしはひとり。連絡船に乗り、凍えそうなカモメ
見つめ泣いてしまいたい気分である。
「ああ、そういえば晩メシどうしよう」
面倒なので仕事帰りにコンビニに入った。独身のひとり暮らし
時代に食いまくったコンビニ弁当には全く食欲をそそられず、
つい隣りの本棚に並ぶみだらな雑誌類にに性欲をそそられて
しまうのであった。
のり弁にするかシャケ弁にするか駅弁満載のみだらな本にするか
本気で迷っていたが、
「待てよ。嫁はゴハンを作っておいてくれてるのでは?」
と思い浮かんだ。料理が出来ない僕がひとりでどんな侘しい
食事を摂るかは容易に推測できよう。嫁が僕を愛しているならば
それぐらいしてくれよう。よし、嫁を信じよう。何故ならば
僕も嫁を愛しているからねジュテーム!
ということでコンビニでは何も買わず急いで家に帰った。
帰り道、迷いが無かった訳ではない。もしこれで晩飯が
無かったら、僕は愛に裏切られた間抜けなピエロちゃん。
家にある食料はポテチひと袋のみなのである。
せめてデラべっぴんぐらい買っておけば良かったのでは…
と後ろ髪引かれる思いでいたものの、家に着いてしまった。
玄関に立った。ドアの向こうには果たして嫁の手料理が
待っているか、それとも悲しくポテチを齧ってひとり泣き
寝入りか。ふたつにひとつ。さあオープンザドアー。
机に置き手紙があった。
「お父さんへ
お帰りなさい。仕事が忙しい時にさびしい思いをさせて
ごめんなさい。カレーがありますので食べてください。
R&嫁」
涙が出そうになった。おろろん。嫁の字の周りにはぐにゃぐにゃと
ミミズがのた打ち回ったような色鉛筆の曲線があった。これは
Rの落書きに違いない。これがまた涙をそそる。少しでも疑って
デラべっぴんに手をかけようとした僕が悪かった。
やはり僕と嫁とは離れていても心はひとつ。
帰ってきたら体もひとつになろう。
カレーを食べながら仕事の疲労も癒された。
これを「つカレー知らず」といいます。
実家に帰ってしまった。
今夜、わたしはひとり。連絡船に乗り、凍えそうなカモメ
見つめ泣いてしまいたい気分である。
「ああ、そういえば晩メシどうしよう」
面倒なので仕事帰りにコンビニに入った。独身のひとり暮らし
時代に食いまくったコンビニ弁当には全く食欲をそそられず、
つい隣りの本棚に並ぶみだらな雑誌類にに性欲をそそられて
しまうのであった。
のり弁にするかシャケ弁にするか駅弁満載のみだらな本にするか
本気で迷っていたが、
「待てよ。嫁はゴハンを作っておいてくれてるのでは?」
と思い浮かんだ。料理が出来ない僕がひとりでどんな侘しい
食事を摂るかは容易に推測できよう。嫁が僕を愛しているならば
それぐらいしてくれよう。よし、嫁を信じよう。何故ならば
僕も嫁を愛しているからねジュテーム!
ということでコンビニでは何も買わず急いで家に帰った。
帰り道、迷いが無かった訳ではない。もしこれで晩飯が
無かったら、僕は愛に裏切られた間抜けなピエロちゃん。
家にある食料はポテチひと袋のみなのである。
せめてデラべっぴんぐらい買っておけば良かったのでは…
と後ろ髪引かれる思いでいたものの、家に着いてしまった。
玄関に立った。ドアの向こうには果たして嫁の手料理が
待っているか、それとも悲しくポテチを齧ってひとり泣き
寝入りか。ふたつにひとつ。さあオープンザドアー。
机に置き手紙があった。
「お父さんへ
お帰りなさい。仕事が忙しい時にさびしい思いをさせて
ごめんなさい。カレーがありますので食べてください。
R&嫁」
涙が出そうになった。おろろん。嫁の字の周りにはぐにゃぐにゃと
ミミズがのた打ち回ったような色鉛筆の曲線があった。これは
Rの落書きに違いない。これがまた涙をそそる。少しでも疑って
デラべっぴんに手をかけようとした僕が悪かった。
やはり僕と嫁とは離れていても心はひとつ。
帰ってきたら体もひとつになろう。
カレーを食べながら仕事の疲労も癒された。
これを「つカレー知らず」といいます。
.