今日は楽しい犬祭り。

娘・R(1才)は犬が好きである。
娘・R(1才)はシールで遊ぶのが好きである。

ということは犬のシールをあげれば喜ぶに違いない。
そんなわけで犬のシールがいっぱい詰まったシール本を
買ってきた。

Rに早速与えてやると

「わんわん。わんわん」

と目を輝かせてシールに飛びついた。おそらく家中に
犬シールが貼られることになると思うが…その時は
嫁、掃除よろしく!などと勝手なことを考えていたが、

「ぎゃー。何するのー」

Rは家じゃなく嫁の顔にばかりベタベタと貼りまくる
のであった。ケラケラ笑っていると

「ぬぎゃー」

僕の顔面も犬シールの餌食になってしまった。何故
親の顔ばかりに貼るのだ…。

犬だらけになった嫁の顔。マヌケだ。いや、これは考えように
よっては縁起の良いことである。嫁は第2子を身篭っており、
犬は安産の象徴である。まさかRはそこまで考えて…と想像すると
目が潤んできた。

そして僕も犬だらけ。これは何を表わすものであろうか。
言わずもがな人生の負け犬とか…。まさかRはそこまで考えて…
と想像すると違った意味で目が潤んできた。
 
しかし、やられっぱなしではない。Rからシールを奪い、僕も
Rの手や顔に犬をペタペタ貼ってやった。ひとつひとつのシールを
良く見てみると、様々な種類の犬がある。

ダックスフンド、土佐犬、秋田犬、柴犬、パグ犬…。

「ひーん!ひーん!」

Rが突然怒り出した。どうやら自分に貼られるのはとても嫌なようだ。

「怒っちゃやーよ!」

志村犬!なんつって。

シールをひとつずつ剥がしてやるのだが、粘着が強かったりRが動くので
なかなか取れないものがあり「ぬきゃきゃきゃー!」とRは更に怒り出す。

「不器用ですから…」

高倉犬!なんつって。
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