2005/1/5 水 | 日記
嫁の初ボケ。
滅多に体の繋がりを持とうとしない嫁が、珍しいことに
白昼堂々僕に腕を回してベタベタと体を摺り寄せてきた。
何か悪いものでも食べたのだろか。
訝しがる僕をよそに嫁は不敵な笑みを浮かべ、
「よいしょ、よいしょ」
更には胸を寄せて上げようとしているではないか。
いよいよ黄色い救急車を呼ぼうかと思った。
娘・R(1才)を産んだことによる「出産特需」により
劇的にたわわになった嫁の胸ではあるが、現在は
Rに吸い尽くされ、どんどん元の小さな胸に戻ろうと
している。
それでも絞るように胸の肉を集める嫁の姿は、まるで
空になったハミガキのチューブをぎゅうぎゅうに
絞ってもやはり出てこなかった時の虚しさに似た、
絶望的な光景であった。
これ以上見てることが辛くなり、たまりかねて
嫁に声をかけた。
「何だ。一体どうしたというのだ」
「うふふ。今年もよろ乳首」
「…」
「…」
このギャグの為に何と長い前フリであったことよ。今年の干支は
ニワトリだと思っていたが、どうやらトリはトリでも
しらけ鳥だったようだ。
せめてハト年だったらそれにあやかって嫁の胸も
ハト胸ぐらいにはなろうと志したものを…。
白昼堂々僕に腕を回してベタベタと体を摺り寄せてきた。
何か悪いものでも食べたのだろか。
訝しがる僕をよそに嫁は不敵な笑みを浮かべ、
「よいしょ、よいしょ」
更には胸を寄せて上げようとしているではないか。
いよいよ黄色い救急車を呼ぼうかと思った。
娘・R(1才)を産んだことによる「出産特需」により
劇的にたわわになった嫁の胸ではあるが、現在は
Rに吸い尽くされ、どんどん元の小さな胸に戻ろうと
している。
それでも絞るように胸の肉を集める嫁の姿は、まるで
空になったハミガキのチューブをぎゅうぎゅうに
絞ってもやはり出てこなかった時の虚しさに似た、
絶望的な光景であった。
これ以上見てることが辛くなり、たまりかねて
嫁に声をかけた。
「何だ。一体どうしたというのだ」
「うふふ。今年もよろ乳首」
「…」
「…」
このギャグの為に何と長い前フリであったことよ。今年の干支は
ニワトリだと思っていたが、どうやらトリはトリでも
しらけ鳥だったようだ。
せめてハト年だったらそれにあやかって嫁の胸も
ハト胸ぐらいにはなろうと志したものを…。
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