2004/5/3 月 | 日記
ちちくりタンボ。
嫁と娘・R(8ヶ月)を連れて栃木の実家にいる。
僕が18才まで住んでいたこの家の周りは
こんな感じになっており、Rにいい空気を吸わせてやろう、と
散歩に出ることにした。
青々とした稲穂が風にたなびく田んぼは気持ちいい。
よく稲穂を引っこ抜いて遊んでいたよなあ、と思い出に浸っていると
「でもこれ麦でしょ?」
嫁がとんでもないことを言った。
「米だろ!僕は生まれてからずっと田んぼだと思ってたぞ」
「田んぼだったら水を張ってあるでしょ。麦畑よコレ」
…そうなんだろうか。
「でもさあ、僕の家の前にドブ川があるだろ?
汚いけどあれ一応田んぼのための用水路なんだよ。
あの水がここに流れてるんだよ。
僕ら近所の子どもはここで立ち小便して
『毒米になれー』とかやってたんだけどねえ…」
栃木の田舎に生まれたくせにオタクなので
自然に触れ合わなかった僕と、一応東京都民のくせに
兼業農家の娘の嫁。どっちを信じていいのやら。
ていうか常識として知ってろよ。
ともかくこうなりゃ村の長老に聞くしかない!というわけで
「オカアサーン!アレって米だよね!」
手短な地元の古株である母に尋ねたところ
「麦だべ」
あっさり答えが返ってきてしまった。
「でも母さん、うちの前の用水路は…」
「ああ、麦を刈り取ったら今度は稲を植えるんだよ」
そういうことだったのか。栃木の農家め。味なことをしよる。
しかし母よ、そんな重要なこと(でもないけど)
何故今まで黙っていたのですか。
しかしあれが麦だったとはなあ…。
今までずっと郷ひろみだと思っていた人物が
実は若人あきらでした、みたいな裏切られた感がある。
そういえば皇居をずっと「仁徳天皇陵」だと
信じていた漫画家もいると聞くが…。
そんな訳で「米か麦か」という
不毛な嫁との争いは
二毛作という答えで幕を閉じた。
米米ウォー。
僕が18才まで住んでいたこの家の周りは
こんな感じになっており、Rにいい空気を吸わせてやろう、と
散歩に出ることにした。
青々とした稲穂が風にたなびく田んぼは気持ちいい。
よく稲穂を引っこ抜いて遊んでいたよなあ、と思い出に浸っていると
「でもこれ麦でしょ?」
嫁がとんでもないことを言った。
「米だろ!僕は生まれてからずっと田んぼだと思ってたぞ」
「田んぼだったら水を張ってあるでしょ。麦畑よコレ」
…そうなんだろうか。
「でもさあ、僕の家の前にドブ川があるだろ?
汚いけどあれ一応田んぼのための用水路なんだよ。
あの水がここに流れてるんだよ。
僕ら近所の子どもはここで立ち小便して
『毒米になれー』とかやってたんだけどねえ…」
栃木の田舎に生まれたくせにオタクなので
自然に触れ合わなかった僕と、一応東京都民のくせに
兼業農家の娘の嫁。どっちを信じていいのやら。
ていうか常識として知ってろよ。
ともかくこうなりゃ村の長老に聞くしかない!というわけで
「オカアサーン!アレって米だよね!」
手短な地元の古株である母に尋ねたところ
「麦だべ」
あっさり答えが返ってきてしまった。
「でも母さん、うちの前の用水路は…」
「ああ、麦を刈り取ったら今度は稲を植えるんだよ」
そういうことだったのか。栃木の農家め。味なことをしよる。
しかし母よ、そんな重要なこと(でもないけど)
何故今まで黙っていたのですか。
しかしあれが麦だったとはなあ…。
今までずっと郷ひろみだと思っていた人物が
実は若人あきらでした、みたいな裏切られた感がある。
そういえば皇居をずっと「仁徳天皇陵」だと
信じていた漫画家もいると聞くが…。
そんな訳で「米か麦か」という
不毛な嫁との争いは
二毛作という答えで幕を閉じた。
米米ウォー。
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