2004/5/15 土 | 日記
生死についてと妻子について。
お通夜から帰った夜、
「嫁ー。塩撒いてたもー」
既に寝ていた嫁を玄関先から呼ぶと、
嫁は水戸泉並みの勢いでばっさばっさと撒いてくれた。
仕事上の義理で行った通夜なので、はっきり言って
涙が出るほど悲しくもないのだが、それでも人の生死について
ふと考えたくなる機会ではある。
斎場で圧し掛かっていた「死」の重圧を祓うには…
塩よりも、新しくて出来立ての「生」を見ればよい。
娘・R(9ヶ月)が「ぷしゅー」と寝息を立てているのだ。
なんと瑞々しい。可愛い。ぷにぷにしたい。
(でもぷにぷにすると起きてしまうので我慢する)
人間は「死」には勝てないが新しい「生」を作ることが出来る。
僕は僕の「生」の一部を嫁に提供し、Rが産まれた。
「死」が重い分、「生」はもっと輝かしくて重い。
父親になってそれが分かった。そして僕はもっと「生」に囲まれたく思う。
で、囲まれつついずれ死ぬる。それがいい。
だから死ぬるまでに僕はもっと「生」であり「精」を
嫁に注ぎ込む。それが死すべき生ける者としての証なのだ。
生死について考えることは精子について考えることであった。
(単なる「種まき本能」とか言わないこと)
そう考えがまとまったところで、では、早速嫁に…。
「嫁ー。潮吹いてたもー」
「はあ?何言ってるの?」
やはり不謹慎であったようである。
「嫁ー。塩撒いてたもー」
既に寝ていた嫁を玄関先から呼ぶと、
嫁は水戸泉並みの勢いでばっさばっさと撒いてくれた。
仕事上の義理で行った通夜なので、はっきり言って
涙が出るほど悲しくもないのだが、それでも人の生死について
ふと考えたくなる機会ではある。
斎場で圧し掛かっていた「死」の重圧を祓うには…
塩よりも、新しくて出来立ての「生」を見ればよい。
娘・R(9ヶ月)が「ぷしゅー」と寝息を立てているのだ。
なんと瑞々しい。可愛い。ぷにぷにしたい。
(でもぷにぷにすると起きてしまうので我慢する)
人間は「死」には勝てないが新しい「生」を作ることが出来る。
僕は僕の「生」の一部を嫁に提供し、Rが産まれた。
「死」が重い分、「生」はもっと輝かしくて重い。
父親になってそれが分かった。そして僕はもっと「生」に囲まれたく思う。
で、囲まれつついずれ死ぬる。それがいい。
だから死ぬるまでに僕はもっと「生」であり「精」を
嫁に注ぎ込む。それが死すべき生ける者としての証なのだ。
生死について考えることは精子について考えることであった。
(単なる「種まき本能」とか言わないこと)
そう考えがまとまったところで、では、早速嫁に…。
「嫁ー。潮吹いてたもー」
「はあ?何言ってるの?」
やはり不謹慎であったようである。
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