2004/11/12 金 | 日記
ラブラブモードでーっす。
オタク界隈で(どんな界隈だ)、「ネコミミモード」という
曲が流行っていると聞いた。なんでもアニメの主題歌で、
一度聞いたら耳に付いて離れぬのだという。さっそく聞いてみた。
ポヨーン、ポヨーンというBPM遅めのゆるーいラウンジっぽい
ハウスがバックグラウンドで流れ出し、
ネコミミモード、
ネコミミモード、
ネコミミモードでーっす
という、いかにもアニメ声優っぽい女の子の声が延々とループする。
なるほど、はまるといえばはまるであろう。
しかし、僕はこれにそっくりな曲のレコードを持っている。その名も
「ラブラブモード」という曲で、確か7、8年前に渋谷のCISCOという
レコード屋で
「女子高生の声をサンプリングしたアホ・アホ・ハウス!」
という紹介文が書かれていたのでつい買ってしまったのだ。
聞いてみると、やはりゆるーいハウスのオケに
ラブラブモード、
ラブラブモード、
ラブラブモードでーっす。
延々とループする女子高生声が…確かにアホだ、と
腰砕けになったものである。
このセリフの他にも「ウフフフ…」という笑い声や、
「オッケー」「大丈夫デース」「バイバイ」などといった、
いかにも口元がだらしがなさそうなギャルが発するダルダル声が
続き、なんだかハメ撮りしてサンプリングしたんじゃないだろうか、
と思ったものである。
クレジットを見たら、作者が一緒だった。
ディミトリ・フロム・パリというフランスのハウス系のミュージシャン。
ちなみにこの人は僕の好きな「ビートマニア」というゲームにも
曲を提供している。
僕はその後何をとち狂ったのか覚えてないがCDも買っている。
それだけ気に入ったのだろう。もはや遠い記憶だ。
遠い記憶ついでにもう1つ思い出した。「ラブラブモード」を
当時付き合っていた彼女に聞かせたのである。彼女は眉をひそめ、
「何、この曲…」
あやしげなものでも見るような顔で感想を述べていたが、
そういえばその時の彼女はよく
「ラブラブモードでーす」
などと言って、寝床で僕の体に絡んできたりしていたが、
今思い返すとこの曲のせいで彼女もこんな台詞を言っていた
のかもしれない。
この曲が頭にこびりついていたのかもしてない。
その時の彼女は今どうしてるかというと、
実は今でも僕の隣に娘・R(1才)と一緒に寝ているのだが、
もはやラブラブモードなどという言葉は口が裂けても
言わないし、自ら体を絡ませてくることもない。
たまさかに体を許すことはあっても、それは
ラブラブモードの「ラ」の字が「シ」の字に
変わっているのであった…。
曲が流行っていると聞いた。なんでもアニメの主題歌で、
一度聞いたら耳に付いて離れぬのだという。さっそく聞いてみた。
ポヨーン、ポヨーンというBPM遅めのゆるーいラウンジっぽい
ハウスがバックグラウンドで流れ出し、
ネコミミモード、
ネコミミモード、
ネコミミモードでーっす
という、いかにもアニメ声優っぽい女の子の声が延々とループする。
なるほど、はまるといえばはまるであろう。
しかし、僕はこれにそっくりな曲のレコードを持っている。その名も
「ラブラブモード」という曲で、確か7、8年前に渋谷のCISCOという
レコード屋で
「女子高生の声をサンプリングしたアホ・アホ・ハウス!」
という紹介文が書かれていたのでつい買ってしまったのだ。
聞いてみると、やはりゆるーいハウスのオケに
ラブラブモード、
ラブラブモード、
ラブラブモードでーっす。
延々とループする女子高生声が…確かにアホだ、と
腰砕けになったものである。
このセリフの他にも「ウフフフ…」という笑い声や、
「オッケー」「大丈夫デース」「バイバイ」などといった、
いかにも口元がだらしがなさそうなギャルが発するダルダル声が
続き、なんだかハメ撮りしてサンプリングしたんじゃないだろうか、
と思ったものである。
クレジットを見たら、作者が一緒だった。
ディミトリ・フロム・パリというフランスのハウス系のミュージシャン。
ちなみにこの人は僕の好きな「ビートマニア」というゲームにも
曲を提供している。
僕はその後何をとち狂ったのか覚えてないがCDも買っている。
それだけ気に入ったのだろう。もはや遠い記憶だ。
遠い記憶ついでにもう1つ思い出した。「ラブラブモード」を
当時付き合っていた彼女に聞かせたのである。彼女は眉をひそめ、
「何、この曲…」
あやしげなものでも見るような顔で感想を述べていたが、
そういえばその時の彼女はよく
「ラブラブモードでーす」
などと言って、寝床で僕の体に絡んできたりしていたが、
今思い返すとこの曲のせいで彼女もこんな台詞を言っていた
のかもしれない。
この曲が頭にこびりついていたのかもしてない。
その時の彼女は今どうしてるかというと、
実は今でも僕の隣に娘・R(1才)と一緒に寝ているのだが、
もはやラブラブモードなどという言葉は口が裂けても
言わないし、自ら体を絡ませてくることもない。
たまさかに体を許すことはあっても、それは
ラブラブモードの「ラ」の字が「シ」の字に
変わっているのであった…。
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