2004/10/22 金 | 日記
立て、立つんだじょー。
会社から帰ると嫁が興奮していた。
性的に興奮しているのかと思い、やったるでーと
迎え撃つ覚悟でいたら違った。
「Rが一人で『立っち』したのよ!」
嫁がずい、と見せてよこした携帯電話のディスプレイには
娘・R(1才)がひとりでピョコンと立っている姿が
写っていた。Rは1才2ヶ月になるがまだ立って歩けないのだが、
今日いつのまにかひとりで立っていたのだという。
歩けはしなかったらしいがそれでも嫁は大喜びだった。
娘、1才にして立つ。
「今日『立っち』できたから明日は歩くよきっと」
「そんな急に出来るわけないだろ」
なかなか歩くことが出来ないRに嫁は少し劣等感を
持っているだけに浮かれまくっていた。
立っただけでこれだけ喜ぶとは…。
じゃあ…と僕は思った。
「僕の息子も立ちまくってるんだが、それも喜んでくれるかね」
お茶目に嫁を誘ってみたら
「なりません。いけません」
ぴしゃりと断られてしまった。夫、三十にして勃つ、であるのに。
「なんでよー。僕も『立っち』してるんだよ!かまってくれよ!」
「おなかがずっと下りっぱなしなのよ!」
嫁は月曜日ごろから腹の調子が悪いと訴えていた。
まだ直らないらしい。日曜日のお祭りに行った際に
屋台で買い食いしまくったからだと思うが、変な
ウィルスでも食らっちゃったんじゃないのか…?
Rが立ったら大喜びでも、僕が立ったら近寄ってもくれない嫁。
立っち、立っち、ここに立っち。
あーなーたーかーらー、タッチ
…してほしい。
性的に興奮しているのかと思い、やったるでーと
迎え撃つ覚悟でいたら違った。
「Rが一人で『立っち』したのよ!」
嫁がずい、と見せてよこした携帯電話のディスプレイには
娘・R(1才)がひとりでピョコンと立っている姿が
写っていた。Rは1才2ヶ月になるがまだ立って歩けないのだが、
今日いつのまにかひとりで立っていたのだという。
歩けはしなかったらしいがそれでも嫁は大喜びだった。
娘、1才にして立つ。
「今日『立っち』できたから明日は歩くよきっと」
「そんな急に出来るわけないだろ」
なかなか歩くことが出来ないRに嫁は少し劣等感を
持っているだけに浮かれまくっていた。
立っただけでこれだけ喜ぶとは…。
じゃあ…と僕は思った。
「僕の息子も立ちまくってるんだが、それも喜んでくれるかね」
お茶目に嫁を誘ってみたら
「なりません。いけません」
ぴしゃりと断られてしまった。夫、三十にして勃つ、であるのに。
「なんでよー。僕も『立っち』してるんだよ!かまってくれよ!」
「おなかがずっと下りっぱなしなのよ!」
嫁は月曜日ごろから腹の調子が悪いと訴えていた。
まだ直らないらしい。日曜日のお祭りに行った際に
屋台で買い食いしまくったからだと思うが、変な
ウィルスでも食らっちゃったんじゃないのか…?
Rが立ったら大喜びでも、僕が立ったら近寄ってもくれない嫁。
立っち、立っち、ここに立っち。
あーなーたーかーらー、タッチ
…してほしい。
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