2005/11/5 土 | 日記
鉄棒と相棒。
嫁が息子・タク(生後1ヶ月)を抱き、僕が娘・R(2才)と
戯れていた昼下がりの公園。
Rはブランコ、砂場、小山と次々に遊び場を変えて元気に
走り回っていた。
「あっち、あっち」
更にRは鉄棒で遊びたいのだ、と指差す。鉄棒は今までそれ程
遊びたがらなかったので、
「おお、これは成長の証」
僕は喜び、まだ手が届かないRの脇を抱えて鉄棒に掴まらせて
やった。Rから手を離すと、2秒ほどぶら下がることが出来たが、
「こわい」
それ以上は持たないらしくギブアップ宣言をしたので着地。
「ほほほ、じゃあお父ちゃんがお手本見せよう」
Rにカッコいいところを見せるべく、およそ20年ぶりに鉄棒を
握り、クルクルと前回りをしてみせたのだが、
「わあ、すごい」
驚いたのはRではなく嫁だった。ふ、そんなに凄いか僕の鉄棒。
俺に近寄ると火傷しちゃうぜ、アンタッチャブルな暴れん坊。
鎖かたびらにひのきの棒。カツ・レツ・キッカとフラウボウ。
「でもこれくらい小学校でやったろ?」
実は大した技をやった訳ではないし、鉄棒より肉棒の方に自信が
あるので、あくまで控えめに言ったところ
「だってあなたらしくないし。体動かしてるところとかイメージ
じゃないし」
とのことだった。嫁は僕のことを「所詮運動音痴のオタク男」と
しか見ていなかったことがここに露呈された。その通りだけど。
ひととおり遊んで家に帰ると、嫁の言う通りガラにもなく運動を
したせいか、夕方まで昼寝してしまった。
「いい加減起きなさいよ!」
激怒した嫁に叩き起こされ、家庭に一触即発のおどろおどろしき
た黒雲が立ち込めたのであった。
鉄棒の後は絶望にて滅亡。
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戯れていた昼下がりの公園。
Rはブランコ、砂場、小山と次々に遊び場を変えて元気に
走り回っていた。
「あっち、あっち」
更にRは鉄棒で遊びたいのだ、と指差す。鉄棒は今までそれ程
遊びたがらなかったので、
「おお、これは成長の証」
僕は喜び、まだ手が届かないRの脇を抱えて鉄棒に掴まらせて
やった。Rから手を離すと、2秒ほどぶら下がることが出来たが、
「こわい」
それ以上は持たないらしくギブアップ宣言をしたので着地。
「ほほほ、じゃあお父ちゃんがお手本見せよう」
Rにカッコいいところを見せるべく、およそ20年ぶりに鉄棒を
握り、クルクルと前回りをしてみせたのだが、
「わあ、すごい」
驚いたのはRではなく嫁だった。ふ、そんなに凄いか僕の鉄棒。
俺に近寄ると火傷しちゃうぜ、アンタッチャブルな暴れん坊。
鎖かたびらにひのきの棒。カツ・レツ・キッカとフラウボウ。
「でもこれくらい小学校でやったろ?」
実は大した技をやった訳ではないし、鉄棒より肉棒の方に自信が
あるので、あくまで控えめに言ったところ
「だってあなたらしくないし。体動かしてるところとかイメージ
じゃないし」
とのことだった。嫁は僕のことを「所詮運動音痴のオタク男」と
しか見ていなかったことがここに露呈された。その通りだけど。
ひととおり遊んで家に帰ると、嫁の言う通りガラにもなく運動を
したせいか、夕方まで昼寝してしまった。
「いい加減起きなさいよ!」
激怒した嫁に叩き起こされ、家庭に一触即発のおどろおどろしき
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