カボチャッカ奮闘。

晩飯のおかずに、見慣れぬものがあった。

僕は好き嫌いが多いので、それにムカついている嫁は
あまり冒険的なメニューは作らない。だからいつも
似たようなオカズが出てくるのだが…。

それは茶色と黄色の間ぐらいの色合いで、練りもののようで、
皿にこんもりと乗っていた。

娘・R(1才)のうんちそっくりであることに気付き、
食欲を削がれてしまったが食べないわけにはいかない。
残せば嫁の機嫌が悪くなりそうで怖いので、食べますよ
食べますよ、と意を決して口の中に含んでみた。

口の中に広がる酸っぱい味、そして牛乳を拭いた後の雑巾のような、
はてまたゲロで溢れかえった場末飲み屋街の裏路地のような悪臭…。

まま、まっずー!まずいというより腐ってるんじゃないか。

「嫁、コレ臭いし酸っぱいし、痛んでるんじゃないのか…」

嫁に恐れながらご報告申し上げてみたところ

「それはカボチャにヨーグルトを混ぜたものなの!
 腐ってなんかないわ!Rちゃんはパクパク食べてたわよ!」

失礼しちゃうわねとばかりに猛烈に抗議された。
これで僕はRより好き嫌いの多い困ったチャンの
レッテルを貼られてしまったようだ。

だってヨーグルト嫌いだもん。ぷー。

それにしても、おらの田舎ではこんなカボチャの
食べ方はしなかったべ。やっぱ東京の嫁さんは
やることが違うのう。

カボチャーショック。
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