シール剥がし専用スクレーパー


シール剥がし専用スクレーパー

No1037  2024.02.14 

 

シール剥がし専用のスクレーパーです。

貼り付け面を傷つけないように撓らせ(しならせ)て面と面をフィットさせてから押す

と言う技術思想です。

押し板と言う概念の構造で母材の面に沿ってシールの端部を押して皴面を作り

皴を大きくする道具です。

皴が大きくなった部分を指で挟んで引っ張って剥がすための道具です。

道具の先端部分に刃と言う概念はありません。

母材を傷つけないで剥がすのに丁度良い、硬度としなやかさを確保した素材選定です。

金属、樹脂等々はありますがバルカナイズドファイバー素材の性能を利用しております。




指にフィットするよう梅形の形状にしました。

写真のように全体がカール(湾曲)をした形状です。

しなりが有って貼り付け面に馴染みが良いようです。

概略寸法 H≒42mm W≒44mm  D≒1.0mm  1.6g

素材名称:バルカナイズドファイバー 

材質表示記号:VF


シールを貼り付けた写真です。

シールとは言っても色んな種類と強さがあります。

両面テープ、セロファンテープ、シールステッカー、ガムテープ、荷造り用透明テープ、

ですが概ねの所を集めてテストをしました。

貼り付け母材はアクリル板に張り付けております。



セロファンテープに皴を付けて剥がす準備の写真です。

セロファンテープの端部に皴を付けている写真です。


 シールステッカ-に皴を付けている所です。


剥がし口に皴を設けた例の写真です。

どうも正式名称としてはシール起こしとなるんですかね

左から両面テープ、セロファンテープ、ステッカシール、両面テープ強タイプ、

メンディングテープ、荷造り用透明テープ、布製ガムテープです。
 
剥がすときの要領を示す写真です。

面に対し戻すような方向に引きながらゆっくりと剥がします。

真上方向に引くと糊残りが出ます。

急に引くと糊残りが大きくなります。
シールステッカーの糊残り剥がし

シールを剥がした時に糊残りが出る場合が多いです。

その糊残りを剥がす時の方法として、糊残りの部分に剥がしたシールを貼り付けて

糊残りの部分をこのスクレーパーで縦横に強く擦る、その上でシールを剥がすと

糊残りの糊も一緒に剥がれてくる、と言う手法です。

剥がして捨てる材料を道具として使う所にナウさがあります。

論理的説明は省略しますが有用な技術情報です。(紙からの剥がれには対応なし)







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