タッピングビス


ダンボール用タッピングビス

No1046              2024.12,01       

    2024.12,04       
ダンボール工作用のタッピングビスです。
板を捻じれば螺子になると言うものです。
主にダンボールの張り合わせ加工に便利です。
ダンボール箱内の製品保護の中子作成には手早く作ることを目的としてます。
通常はノリ付けで張り合わせますがその時にノリが硬化するまでの間、押さえつけている必要が
有りますがタッピングビスで押さえつけの代わりに使うビスです。

ノリを使わないで重ね合わせの仮説用にも重宝します。
紙のダンボールとプラスチックダンボールにも利用できます。
プラスチックダンボールと紙のダンボールの2層構造に使う時も有望です。(2024、12、04)

加工手順の説明
@ダンボールを二枚合わせ所定の場所に穴をあけます。
  千枚通し等が向いております(約3Φ)
A向かって右回りに押し付けながら回します。(ネジ山が出来ながら食い込みます)
Bドンドン押し付けながらねじ込みます。
Cネジが止まったら終わりです。
  長時間使う場合は裏の飛び出た所を曲げて完了となります。
  ノリ付けの場合ノリが固まった状態で曲げた所を真直ぐにして回してネジを抜きます。
※1、滑り方向(写真の前後左右のせん断方向)には抗力が有ります。
※2。剥がれ方向(写真の手前方向の引っ張り方向)には抗力が落ちます。⇒ノリ付けが必要
プラスチック製のダンボールも同様です。
プラダンの場合はノリ付けは効きませんので最後の出た部分を曲げるのが良いです。
※(2024、12、04)追記
プラスチックダンボールと紙のダンボールの2層構造に使う時も有望です。
外側に耐水性のダンボール内側に強度を主とする紙のダンボール又は逆の構成のダンボールを使うような場合に有効に使えると考えられます。
石油系樹脂と紙系素材は別処理に対応する利用方法と言うのは如何でしょう。

ダンボール用タッピングビスの作り方
ダンボール用タッピングビスの作り方

@写真のような形状にバルカナイズドファイバーをレーザーカッターでカットします。

  堀込加工部を設けて曲げの時に追従し易くしております。

A裏面の写真です。

B水洗浄⇒漂白の加工状態です。湿潤状態。

C折り返し⇒中通し⇒捻じり加工⇒乾燥⇒スプリングバック⇒捻じり加工(乾燥状態により  捻じりと戻りを繰り返し概ね3回程度)⇒完成
タッピングビスの寸法の説明
@角巾:12mm
A首下:18mm
ネジ巾:4.5mm
板厚:1.0mm

ダンボールには3Φ程度の穴をあけてある
条件での使用が可能になるタッピングビス

ダンボール以外には不具合が出ます。

お送りするのはこの様な形状でお送りします。
業務用につき50袋迄1梱包となります。
同類のモノにサイドプレスリベットが有りますがビス方式に若干の
簡易性迅速性が有ります。

アマゾンベイスから近日販売予定


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