硝子の林檎の樹の下で 烏兎の庭 第四部
表紙 > 目次 > 音楽 > 文章

7.2.11

Home in the Sky――青い空の彼方


“Home in the Sky”という名前でプレイリストを作った。この題名は、今よりもずっと絵本を読んで――毎晩読み聞かせて――いたころに読んだ一冊の絵本の書名から。「青い空の彼方」という言葉は、2004年の6月に書いた「第一部」の終わりでも使っている。言ってみれば、思い入れの深い言葉ではあるものの、この副題について、いまはまだ書くことはない。

「空」の音楽を集めたプレイリストを作ることは、絵本“Home in the Sky”を読んだころから考えていた。第一部の音楽のページには予定として題名もつけてあった。8年越しで宿題を出した、ということになる。

曲目も、ほとんどは最初に思いついたときには決めていた。公開できずにいたのは、曲名は覚えていても、実際にその曲を聴きかえすことができずにいたため。リストにある最初の4曲のうち、3曲はつい最近、図書館で見つけ、1曲はYouTubeで見つけた。

つまり、リストにした曲の多くはずっと以前に聴いた記憶があったのに、曲そのものを聴きかえすことはなく、それでもずっとずっと覚えていたもの。一言でいえば、思い出深い曲、ということになる。


Part 1: Takeoff

  1. Shining Sky, TINNA
  2. Love's Theme, Barry White
  3. Up, Up and Away, The 5th Dimmension
  4. Jigsaw, Sky High
  5. Taking Off、ゴダイゴ
  6. 愛を描いて~Let's Kiss the Sun、山下達郎
  7. Le Ciel~空、村治佳織

Part 2: Crusing above Clouds

  1. ミスター・ロンリー、ジェットストリーム・オーケストラ、城達也
  2. 新しい明日、ザ・スリー
  3. 小さな空、イルカ
  4. 風の詩を聴かせて、桑田佳祐
  5. 雲にらくがき、グレープ
  6. 紙ヒコーキ、荒井由実
  7. 憧憬(あこがれ)、沢田聖子

Part 3: Nightfly

  1. Late for the Sky, Jackson Browne
  2. Eastern Fly, Fourplay
  3. Under A Painted Sky, Chris Botti
  4. Earl Klugh featuring Roberta Flack, Now and Again
  5. The Nightfly, Donald Fagen
  6. 上を向いて歩こう、RCサクセション
  7. 夏空~エンディング・テーマ、吉田潔


Part 1: Takeoff

1. Shining Sky, TINNA

滝良子「ミュージック・スカイホリデー」のオープニング・テーマ曲。


2. Love's Theme, Barry White

「空」というと、この曲と次の"Up, Up and Away"が思い浮かぶ。航空会社のCMで使われていたのか。


3. Up, Up and Away, The 5th Dimmension


4. Jigsaw, Sky High

軽快なメロディなので恋の歓びを歌っているのかと思っていた。歌詞をみると実は失恋の歌。

僕のあげたすべてのものを君は空高く放り投げてしまった

5. Taking Off、ゴダイゴ

映画版『銀河鉄道999』で、星野哲郎がメーテルと999に乗り、地球を飛び出す場面で流れる曲。歌詞もいい。


6. 愛を描いて~Let's Kiss the Sun、山下達郎


7. Le Ciel~空、村治佳織



Part 2: Crusing above the Clouds

8. ミスター・ロンリー、ジェットストリーム・オーケストラ、城達也

夜間飛行といったらこのオープニングしかない。城達也が亡くなってしまったいまでも飛行機に乗るときには必ず聴く。

「夜間飛行」というタイトルの曲はほかにも、八神純子や久保田早紀、ちあきなおみも歌っている。


9. 新しい明日、ザ・スリー


10. 小さな空、イルカ

この曲は、1980年頃、ラジオで放送されたイルカのライブで知った。カセットテープに録音――当時はエアチェックと言った――してよく聴いていたのに、カセットテープを聴かなくなってから聴くこともなかった。

放送されたライブは『あしたの君へ』というレコードになった。CD化はされたもののすでに在庫はなく、図書館にもない。


11. 風の詩を聴かせて、桑田佳祐

桑田佳祐が歌う「別れ」の歌は死別の別れに聴こえる。私だけかもしれない。

この歌は間違いなく死別を歌った挽歌。


12. 雲にらくがき、グレープ

あの日の夜、いや、翌日の夜、大勢の人が集まっているなかで、この曲がカセットプレイヤーから流れていた。なぜか、そのことだけは、はっきり覚えている。


13. 紙ヒコーキ、荒井由実


14. 憧憬(あこがれ)沢田聖子


Part 3: Night Landing

15. Late for the Sky, Jackson Browne


16. Eastern Fly, Fourplay



17. Under A Painted Sky, Chris Botti

Chris Bottiの名前は去年の夏、札幌に住む友人を訪ねたとき教えてもらった。娘が中学校で吹奏楽部に入ったと話したら、いま人気のあるトランぺッターと言ってライブDVDを見せてくれた。

娘は今はまだジャズではなく吹奏楽に興味があるようで気に留めた様子はなかった。代わりに私の方が気に入って図書館で借りてきている。


18. Earl Klugh featuring Roberta Flack, Now and Again

アコースティック・ギタリストであるEarl Klughの作品のなかでコーラスを別にして一曲すべてに歌詞がついているものは、私の知るかぎり、この曲しかない。この歌は、空を歌ったものではない。“Sky”という語も一度しか出てこない。でも、この歌の主題は「青い空の彼方」という言葉にふさわしい。


19. The Nightfly, Donald Fagen


20. 上を向いて歩こう、坂本九

忌野清志郎はこの曲を紹介するとき、必ず「日本の有名なロックンロール」と言っていた。

RCサクセションをはじめ、日本語の歌のスタンダードとなったこの歌は多くの歌手がカバーしている


21. 夏空~エンディング・テーマ、吉田潔



uto_midoriXyahoo.co.jp