当クリニックのホームページをご覧になった方や患者さんからの
ご質問・励ましのお便りコーナーです。



※低髄液圧症候群に関するご質問
       
氏名: S・T 様 / 住所: 不明/
 はじめまして。HPを拝見し低髄液圧症候群についてお伺いしたくメールいたしました。

 私は24日前に転倒し、その時はあまり痛みを感じなかったのですが、翌日から少しずつ体がだるくなり、夕方より頭痛がはじまりました。そしてその翌日から起き上がると激しい頭痛で横になると痛みが消える症状が始まりました。何とか近くの大学病院へ向かい、病院に着いた頃にはほとんど立っている事ができなく嘔吐もありすぐに救急のベットで横になりました。横になりと痛みが消え、神経内科の先生に診ていただいたところ、低髄液圧症候群と診断されました。その日は点滴をし、翌日からは、自宅で治るまで安静にし、水分をたくさん取るようにと指示を受けました。ほとんど寝たきりで1週間は食事の時以外はほぼ横になっていました。症状は起き上がると頭痛、また首筋と肩の痛み、聴覚がおかしく、横になると何もなかったかのようにおさまりました。2週間目からは良くはなってき、やっと2時間程度座っていられるようになりました。その後少しづつ良くなり何とか自宅では、座って生活できるのですが、現在もふいに、座った瞬間や立ち上がった瞬間に1,2秒のガンガンする頭痛があり、また耳鳴り(耳の中でドンドン響くような感じ)があります。また外出して20分後くらいたつと疲労感と脱力感、耳の異常があります。症状は少しずつ良くなっているのですが、まだ日常の生活に戻り仕事に復帰するのは難しく感じております。
 低髄液の患者さんはだいたい2週間ほどで治ると聞いていたのですが、私の場合、3週間以上たってまだ症状があるので治るかどうか不安に感じております。症状が長引く可能性もあるのでしょうか?お忙しい中恐れいりますが、ご意見を伺いたくメールいたしました。宜しくお願いいたします。
 S・T (26歳)



A: Sさま、こんにちわ。
  当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
症状から見て、低髄液圧症候群のような印象も受けますが、それに加えていわゆる転倒に伴う頚椎捻挫、すなわち外傷性頚部症候群の印象も受けます。
ですから、低髄液圧症候群のほうは、症状としては快方に向かったとしても、頚椎捻挫に伴う症状は続くわけです。
現在の症状を理解いただくためには、『頚と頭痛について』のページを熟読いただくこと。また、それに対する対処の仕方としては、『頚へ捧げるアドバイス』のページをお読みいただいて、日常生活において、とことん頚の負担の軽減になられるよう色々な工夫を試みられることが、現在の症状から抜け出せる方法かと思われます。
 低髄液圧症候群のほうは、徐々に改善しておられるかと思います。あまり、こちらのほうにとらわれることはないかと思います。


お返事: お忙しい中、早速のお返事を頂き有難うございました。
頚椎捻挫、外傷性頚部症候群の可能性もあるというアドバイスを頂き本当に有難うございます。
お教え頂いた、貴社クリニックのホームページを熟読しました。できるだけ頚に負担をかけないようにして、また早速タオルをまいて過ごしています。考えてみると、3週間程前は起き上がると頭痛があったのでほとんどベットで横になりながら本を読んだり、ご飯を食べたりしていて更に頚に負担をかけていたのだと感じます。低髄液圧症候群の症状もまだ完全にとれないですが、少しずつあせらにように治していきたいと思います。本当に有難うございました。感謝しております。
       
氏名: K 様 / 住所: 大阪府/

蛯名先生

こんにちは。 はじめまして、HPを拝見しました○○と申します。

私は、昨年4月2日に事故に遭い、小さな子供が居ることや、私自身の無知も手伝って、特に安静にすることも儘ならず、事故後2週間ころから、激しい頭痛、首・肩・腕の痛み、しびれ、めまいが始まりました。 
結局起き上がることも出来ず、約二週間は床に伏しておりましたが、その後何とか起き上がれるようになってから、近所の○○科で受診、通院を始め、しばらくは電気治療などを続けていたのですが、2ヶ月が過ぎた頃から、先生の「もう普通の生活をするように」という指示に従って、首や肩、腕が痛いのを我慢しならが、一日でも早く元の体に戻りたいという一心で、先生の言葉を信じ、小さい子供(3歳)を事故の前と同じように抱っこしたり、買い物袋を持ったり、運転をしたり、と事故前と同じ生活をしておりましたが、一向に症状が治まらず、逆に痛みはひどくなるばかりで、何度も病院でも理由を聞いておりましたが、最終的には「気持ちの問題」という診断が下され、徐々に改善するであろうという診断書とともに保険屋とも症状固定をするに至りました(昨年12月)。

症状固定後は、確かに事故後のような激しい頭痛や、痛みは徐々にではあるものの緩和してきていたのは事実ですが、やはり元通りの痛みのない状態に戻ることは無く、何とか日常の家事をこなす程度に良化しつつありました。
ところが、今年の2月頃になって、再び激しい頭痛、めまい、吐き気、腕のしびれ・痛み、首の痛み、などに襲われ、ひどいときは横になっても痛みは取れず、まったく身動きの取れない状況が約1ヶ月続きました。
ちょうどそのころ、NHKで低髄の治療についての番組を偶然見て、その中に登場していた女性患者とあまりにも症状が似ていたため、遠方の脳神経外科で診断をして頂いたところ、低髄の疑いがあるため、検査・ブラッドパッチが必要、また胸郭出口症候群を併発しているという診断をいただきました。

今年の5月以降は、首や肩、腕の痛みはあるものの、2月のような激しい頭痛を発症することはなくなんとか家事をこなせるようになってきました。
折りしも、貴院のHPを見させていただき、またインターネット上の低髄に関する記事・書き込みを見ていると、本当に低髄なのだろうか?という疑問が生じて参りました。

少なくとも、私の場合、頭痛以外の症状は、NHKで紹介されていた女性患者に酷似していたのですが、不思議なことに起立性の頭痛はなく、当初から起きていても、横になっても頭痛が緩和することはなかったということ。 また、5月以降はその頭痛もほとんど発症していないということで、本当は低髄ではなく、併発と診断された胸郭出口症候群、あるいはバレリュー症候群なのではないかと、大変気にかかって参りました。

ブラッドパッチの施術も、先生がおっしゃるように、患者さんによっては何度も受けられて、それでもまだ体の不調を訴えておられる方も多数見受けられますし、また癒着などによって、施術前よりも症状が悪化したという体験談も非常に多く、来月の低髄の検査ならびに、ブラッドパッチの施術に疑問を抱き始めております。 2月のように頭痛が激しく、まったく動けない状況であれば、すぐにでも施術してほしいと思うのですが、首・肩・腕の痛みやしびれを我慢すれば、日常生活にそれほど大きな問題がない現在、もし検査・ブラッドパッチを受けて、また動けなくなってしまう、もしくは折角普通の生活が出来るレベルから、以前の状態に戻ってしまうのではという危惧を抱いております。

近くであれば、すぐにでも伺って診察をお願いしたいのですが、なにぶん大阪ですので、それもままならず、ご多忙のところ大変申し訳ないと思いつつ、メールで先生のご意見をお伺いする次第です。



A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

○○さまも事故を契機にいろいろな症状が出てきたわけですが、ちょうど折りしも、子育てでおんぶに抱っこと頚に負担がかかるようなことをされておられた時期に、事故に遭ったわけです。
決定的な頚へのダメージになったわけで、現在の状況から抜け出すためには『頚へのアドバイス』というページを今一度ご覧いただければと思います。そこを何度も何度も熟読されて、現在ありますいろいろな症状は、すべて頚への過度な負担に伴い出てくるものだということをまず認識されることです。
 頚への負担をいかようにして軽減させることができるかは、日常生活において、頚への負担になることを全てチェックされ、そこから工夫され、頚をいたわるというスタンスを貫くことが大切であります。それにより、現在の状況から抜けてくるわけであります。いわゆる『バレーリュー症候群』でよろしいかと思います。

 ブラッドパッチテストをやるかやらないかということは、もう○○さまが十分お調べになって、今すぐ急いでやる必要もないということも薄々感じておられるように思います。 パッチ療法は、当院においてこれで良くなったという方は、ほとんどおりません。私はあまりお勧めしておりませんが、結局はやるかやらないかは、本人の決断一つであります。
 その前にまずやるべきことがあるような気がいたします。
頚をとことんいたわってみてはいかがでしょうか?

      
氏名: T様 / 住所: 住所不明/

 突然のメールですいません。私は37歳の主婦です。
半年前に突然激しい頭痛と吐き気めまいでくも膜下出血の疑いで緊急入院し頭部のMRIを撮ったのですが何の異常もなく痛みも横になれば嘘のようになくなったので精神的な病気と言われてたのですが家事がほとんど出来ない毎日が辛く家族にも申し訳ないと思い思い切って名古屋の病院で検査をしました。
初めてそこの病院で「低髄液圧症候群」と言う病名を言われました。
頚椎からかなり髄液が漏れていたらしくブラットパッチを勧められました。ただ穴が大きいらしく硬膜損傷があまり大きいと効き目が期待できないと言われました。
その場合硬膜を直接縫合しないといけないと言われたのですがあまりそういう症例を拝見した事がないので不安に思ってメールしました。



A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
さて、メールから、大量の髄液が漏れているわりには、頭部のMRIでの低髄液圧症候群に伴う所見が頭蓋内に全く見られないのは、むしろ私は異常に感じます。
大量の髄液が漏れているのであれば、頭蓋内にも何らかの所見が必ず把握できるものであります。
 頚髄領域のくも膜下腔と頭蓋内のくも膜下腔は、交通があり循環している状態なのであります。ですから、下のほうでどんどん漏れますと当然、頭蓋内のほうにもそれに伴った変化が出てくるわけで、それにより色々な臨床症状が出てくるものであります。
どのような所見がみられるかは、当ホームページをご覧下さい。
 何を持って大量の髄液が漏れていると診断されたのか、私にはあまりにも情報が少なく、何ともこれ以上のことはお答えし得ないと思います。
いずれにしても、他の病院でセカンドオピニオンをいただくようお勧めしたいところです。あまりパニックになることはないように思います。
       
氏名: N 様 / 住所: 東京都/ 30代
 はじめまして。30代の主婦です。先生のHPはとても分かりやすくて参考になります。お忙しいところ恐縮ですが、ぜひ先生に聞きたい事がありメールしました。

先日(11/29日)、子供と手をつないで階段を降りる時に足が滑ってしまい、尾てい骨を強打しました。その後から今日まで頭痛が消えません。以前テレビで、尾てい骨を打って髄液が漏れることがあるとの事を思い出し心配で夜も眠れません。症状としては起きると頭痛が始まり横になると軽減されます。
出来るだけ横になるようにしていますが、家事や子供の送迎で安静とまではいかないのが現状です。
尾てい骨を強打しただけで、このような症状がでたりするのでしょうか?やはり髄液が漏れている可能性が高いのでしょうか?

全くくだらない事を聞いてしまい申し訳ありませんが、先生のお考えをお聞かせください。


A:  ○○さま、こんにちわ。
    当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

○○さまが心配されておられることは、いわゆる外傷などに伴い髄液漏出による低髄液圧性症候群を心配されているのかと思われます。
しかしながら、実は低髄液圧性症候群は、マスコミでとり上げられ、センセーショナルに拡がった、マスコミで作られた病気であります。
多くの場合、そのようなことはあり得ません。ですから、いたずらに不安になることはないと思います。むしろ、主婦のお仕事ですので、結婚される前は、おそらく立ち仕事か事務系のお仕事で、頚の前屈姿勢を強いられるお仕事に就かれていたように思います。
 また現在、家事などに伴い常に下を見るお仕事が多いことから、どうしても頚へ負担になります。
そういう頚の負担がかかる状況下に、しりもちをつかれますと、頚に衝撃が走ります。頚の上には、重い頭がのっかているわけで、その頭が、頚に大きな衝撃となって加わるわけで、それに伴う症状と考えてよろしいかと思います。すなわち、頚椎捻挫に伴う症状と思いますが、当ホームページの『頚と頭痛について』のページを熟読いただきますと、受傷前のこれまでの症状のこと、そして受傷後の現在の症状のことがよくお解りになるかと思います。

また、今後についてでありますが、『頚へのアドバイス』のページを熟読されますと、現在の症状が良くなる過程がお解りになるかと思います。
 横になるということは、実は頚は横になった時点で初めて頭を支えなくてもよくなるわけで、ですから症状が軽減されるのです。
 また、できるだけ頚にタオルを巻いて下を見ないように、顎を支えるように軽く巻かれるとよろしいかと思います。
 それらにより、現在の症状から改善されてくるかと思います。

低髄液圧性症候群の心配は、あまりしなくてもよろしいかと思います。


お返事: 
○○です。
  お忙しい中すばやく、そして分かりやすいお返事を頂きまして本当に感謝しています。

私の頭痛の原因は低髄液圧性症候群ではなく、頚椎捻挫によるものだったのですね・・・・・う〜ん、目から鱗の思いです。
だから、頭痛もそんなに激しい痛みではなく、ゆる〜い鈍痛だったのですね。
今はタオルを首にぐるぐる巻いて生活しています。その方が朝起きてから頭痛が始まるまでの時間が伸びるからです。
治るまで先生のHPの「頚へのアドバイス」を励行しようと思っています。
師走の風も吹き荒れてきました。先生もどうかお身体をご慈愛くださいね。私も先生の話を友達にしました。たくさん宣伝しておきます。
本当にありがとうございました。

       
氏名: H 様 / 住所: 不明/ 30代
 はじめまして。30歳(女)です。一年前の7月から今年の6月までブラットパッチを5回やりました。腰椎→胸椎→頸椎→頸椎→腰椎の順番で30CC入れました。その病院ではRIシンチやミエロなどの漏れを特定する検査は行なわず、脳の造影MRIのみでした。
三回目までは今思えば回復傾向でしたが、四回目以降症状が悪化してしまい、頸部痛、肩凝り、腰痛、挫骨神経痛、不眠、疲労、震え、頻尿など痛みを伴いひどくなりました。

 沢山の自家血を入れたことによる癒着の痛みでしょうか?もし癒着が原因なら癒着はがしした方がいいのでしょうか?
教えてください。お願いします。


A:  ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

さて、○○さまが低髄液圧症候群の診断のもとにブラッドパッチを5回も受けられたということで、その後の症状につきお悩みのように感じましたが、それでよろしいでしょうか?

 そもそも○○さまが低髄液圧症候群であるのかどうか、私は疑わしいかと思います。造影MRIでは、低髄液圧症候群の診断は、難しいものですし、まして漏れる部位の特定はできないように思います。○○さまは現在の症状が、ブラッドパッチの後遺症と悩んでおられるようですが、むしろ、これらの症状は、頚や腰への負担に伴う症状のように感じます。
 すなわち、頚部痛や肩こり、不眠、疲労、体のだるさ、震えなどは頚椎症に伴うもの、腰痛、挫骨神経痛、頻尿などは、腰椎症に伴う症状のように思われます。

 すなわち、○○さまはこれまで、頚や腰の負担になるような立ち仕事、座り続けるお仕事などでの頚や腰への負担が過度にかかっていた状態が背景にあったのではないかと思われます。
 もしそうなのであれば、当ホームページの『頚と頭痛について』、『頚へのアドバイス』のページを熟読されて、頚と腰をいたわることを徹底されてみてはいかがでしょうか。
それにより、改善されてくるはずであります。
最初、回復傾向と思われたのは、単にブラッドパッチを入れた後に、2週間程度の安静をとるわけですが、その安静そのものが頚や腰への負担の軽減により、症状の改善に一番よかったのではないかと、私は思うのです。
 
 癒着があったとしても、癒着をはがす方法は、現時点ではとても侵襲の大きいものですし、すべきではないように思われます。
また、癒着部位も特定できないはずであります。
 今となっては、あれこれ悩んでしまうより、まずは頚と腰へのいたわりに色々工夫されてみてはいかがでしょうか。


        
氏名: M 様 / 住所: 不明/
 こんにちは。私は、高校3年の夏休みから頭痛が始まりました。
22歳の時、交通事故でコンクリートで頭を打ちました。
今まで、体調の良い日がなく、よくMRIやCTを撮りましが、いつも異状なしです。
ここ、2,3年、背中の痛みや腰痛がひどく、仕事も出来なくなりました。
 
4月に、検査で、「脳脊髄液減少症」と診断されブラットパッチを平成17年4月、7月としました。
 経過は、あまり変わりなく、ガンガンとする頭痛(寝ると楽になる。)、背中から腰の痛み(長時間の姿勢は無理)、人と話しても、言葉がでるのに時間がかかる、考えがまとまらない、疲労感、脱力感等、最近では、首がポキポキする、頚椎が、つまった感じで、多彩です。
本当に治るのか、症状はとれるのか、焦ります。
なにかいいアドバイスはありませんでしょうか?よろしくお願い致します。


A:
 ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
現在の○○さまの症状が、低髄液圧症候群とは私は思われないのであります。
 これ以上ブラッドパッチをされることは、お勧めしません。
当ホームページにたくさんの方々が、ブラッドパッチをされたあと、かえって症状の増悪や新たな症状の出現に悩んでおられます。
 現在の症状は、ガンガンする痛み、頚から腰への痛み、疲労感、脱力感、頚がポキポキする、頚椎がつまった感じがするというのは、いわゆる頚椎症に伴う症状のように思われます。いずれにしても、頚への過度な負担からくるものと思われます。
 当クリニックホームページの『頚と頭痛について』、『頚へのアドバイス』のページを何度も熟読されて、そして日常生活において、いかにすれば頚への負担が最も軽減されるか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
 ブラッドパッチをする前にやるべきことは、そのことではないかと思います。
 
 横になると楽になるというのは、頚椎症によくみられるもので、要するに重い頭を頚は支えていなくてはならないわけですが、横になると、頭を支えなくてもよいわけで、その分色々な症状がスーっと楽になるということのように、私には思えるのですが、いかがでしょうか。
 また、『バレーリュー症候群』のページもぜひお読み下さい。そして、読者コーナーの『低髄液圧症候群』のところと、『頭痛について』のところを熟読されると、今の症状がよくお解りになるかと思います。
       
氏名: S 様 / 住所: 岐阜県/ 30代
 30才の息子が痔の手術を腰椎麻酔で受けました。
翌日午後に退院、自宅にて静養。
 4日後に、出勤。だが夕方にめまい、吐き気などを起こして、早退。5日後、頭痛、めまい、吐き気がひどく、「低髄液圧症」と診断。
以後、1週間自宅静養。
本日はだいぶよくなったと言っています。
でも仕事の打ち合わせに出社して直ぐ帰ってきます。
医者は、安静にする事と言っていますが、仕事が有り、起きたりしています。
処置は何も受けていません。
ひたすら、寝ている事と指示されている様です。
今の時点では、寝ているしか無いですか。
髄液の漏れているのは、もう止まっているはずだから、心配ないと言われていますが、如何でしょうか?
本人は、イライラしています。落ち着けと言っても無駄の様です。

何か良い方法は無いのでしょうか?
よろしくお願いします。


A: ○○さま、こんにちわ。
  当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

息子さまの痔の手術に受けた腰椎麻酔の時の対処が、今ひとつ安静が足りなかったようで、本当に大事なことは、腰椎麻酔を受けた後、少なくとも3日間は絶対安静をとられるべきです。
 そうしませんと、起き上がったり、お仕事をされたりしますと、このような頭痛がどうしても1、2ヶ月は続きます。
 
 たいていの場合、3日〜1週間完全安静により、頭痛などの後遺症なく落ち着いてくるのですが、今回はきちんと安静にできなかったようで、それが背景になっているように思われます。
こうなりましたら、少なくとも2週間程度は徹底的に臥床安静してみてください。それにより、症状は必ず落ち着いてくるはずであります。

         
氏名: T 様 / 住所: 秋田県/ 30代
 華陀先生(魏の名医)、昨年は大変お世話になりました。
 交通事故の後、いろいろな病院に掛かりましたが、最終的に自分の体に合う薬の処方や治療のご指導をしていただいたのは、蛯名先生だけでした。 また、病状についても明確かつご丁寧にご説明して頂いたのも蛯名先生だけでした。
 御高察、深謝申し上げます。

 先生にご紹介頂いた○○クリニックを退院した後2ヶ月位は、目以外は症状が軽くなりましたが、その後、症状が重くなってきました。(先生から頂いた薬が切れた頃から)

 そこで、○○市の○○科に1年近く通院しましたが、ダメでした。 ○○の○○科の先生がおっしゃるには、「ムチウチは3ヶ月で治るのが一般的だが、1年以上掛かるのはそんなに無い」ということでした。 毎日が超ブルーです。
 本当は先生のところへ今すぐにでも飛んで行きたいのですが、○○県からだと車で3時間の移動なので、青森に着いた頃には(車の振動が頭を直撃し)体調が悪くなってしまう(頭痛・眩暈・吐き気)ので、ご無沙汰していた次第でございます。

 前置きが長くなり、大変失礼しました。
 そこで、本題ですが、
 
 最近、脳脊髄液減少症という症例が新聞等で報道されるようになりました。 この、新聞報道のほとんどの症状が私に当てはまります。
 是非、先生に脳脊髄液減少症の検査をしていただきたいのですが、いかがでしょうか?
 超ご多忙な先生にこのようなメールを送ること自体大変失礼とは存じ上げますが、当方の事情をご推察の上ご連絡いただければ幸いです。


A:  ○○さま、こんにちわ。
  当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

さて、○○さんの場合ですが、低髄液圧症候群を心配されておられるようですが、これについて自家血の繰り返されるパッチ治療などによりかえって腰痛や頭痛、眩暈が増悪し、いろいろなところで問題になっております。
 いわゆる私はマスコミ病の一つだと考えており、マスコミに振り回されて、たくさんの患者さんがその治療により、かえって悪化していることから、その悩みのメールがたくさん届いております。
 先日も神奈川の方から、EBPを8回もされた上、症状がかえって増悪し、訴訟に持ち込みたいので相談したいとの電話があったばかりです。私は訴えるべきは
病院ではなく確たるEBMもないままにセンセーショナルに、無責任な医療報道をするマスコミを訴えるべきではないでしょうかとお話しましたが・・・。

 私は、○○さんは低髄液圧症候群ではないと思います。
頚椎症を背景とした外傷性頚部症候群であると考えております。
再度検査をされても、あまり意味はないように思います。
 低髄液圧症候群の場合、絶対なくてはならない症状は、当クリニックホームページにも書いてありましたように、起立して20〜30分の間に明らかに進行する頭痛と、横になりますと、みるみるその頭痛が消失していく体位変換性の頭痛がなければならないのです。当ホームページの『低髄液圧症候群』のページをもう一度精読して見て下さい。決してマスコミに振り回されてはいけません。

 ○○さんの場合は、むしろそのような著明な所見はないはずでありまして、低髄液圧症候群と考える根拠は乏しいように思います。単なる症状を合わせて、それには合致するからと考えては、迷路にはまるだけだと思います。根幹となる症状は体位変換性頭痛なのです。
 
 本当に低髄液圧症候群であるとしたならば、その髄液の漏出するのをRIシンチグラフィーで精査をし、漏出している場所を確認した上で治療するべきだと思います。あてずっぽうに治療するものではないと思っております。
 なお、MRIでは漏出部位の精密な特定はできません。
 何が本当の原因なのか、今一度、自分の体に問うことにより、正しい診断にたどり着けるものです。


お返事: 
早々のご丁寧なお返事に誠に恐縮しております。

 先生の激務を目の当たりにしているだけに、申し訳なく思っております。新聞報道を見て、多少リスクが伴ってもこの痛みとサヨナラできるのなら・・・と、安易に考えておりました。
 当方の現状は、
 @先生の教えを守り、即、パソコン画面を目の高さにしたら、首の負担が楽になりました。
 A先生に処方して頂いた○○がなくなったら、いきなり目が辛くなりました・・・・類似成分の市販目薬を使用したところ、目が楽になりました。
 B先生に処方して頂いた△△は、○○科で処方したがらなかったので、○○科で処方してもらってます。
 C禁煙は・・・・です。
上記@Aのお陰で、どうにか仕事ができます。
 でも、今回の事故で○○科を3件通いましたが上記@〜Bの指導・処方をしてくれたところはありませんでした。
 また、事故後の視力低下についても、他の病院は「気のせい」でおわりでした。 もし、先生のところで診察を受けなかったら・・・と思うとゾッとします。
 重ね重ねお礼申し上げます。
 
 先生もお体を大切にしてください。      敬具
    
氏名: H 様 / 住所: 不明/ 年齢不詳

こんにちわ、クリニックのページを見て、先生におききしたいことがあります。ブラッドパッチについてですが、自家血を硬膜漏出部に注入して本当に穴は塞がるものなのですか?ある医師が言うには、血液でカサブタ状にする程度では穴は塞がらない、と。この治療は一時的にあなを血液で塞ぎ、その後硬膜の線維が元通りになっていくというものらしいのですが。お手数ですが、ご教授くださいますようお願いします。


A: ○○さま、こんにちわ。
  当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

実は、低髄液圧症候群に対する治療として、マスコミで報道されて以来実にたくさんの方が、ブラッドパッチを何回も受けられて、それでも改善されずにむしろ以前よりつらいということで、当クリニックのメールにたくさんの不安と怒りの声が届いております。
 私は、ブラッドパッチの効果には、懐疑的な立場に立つものであります。○○さまにこたえてくれた先生と同様に、

 @ 基本的には低髄液圧症候群なのかどうか。
 A 破れた部位と穴の大きさを特定できるかどうか。
 B 正確に穴を塞ぐようにブラッドパッチを注入できるかどうか。

この3つが治療の大前提であり、更にブラッドパッチ自体は注入量にもよりますが、1〜2週間以内に溶解吸収されますので、その間に癒着線維化されて塞がれるだろうことを期待して施術するものですが、その効果は未だ確たるものではありません。多くの場合、パッチよりは、パッチした後の安静臥床により、結果的に頚部安静が保たれ、症状が改善するケースの方がむしろ多いのではないかと考えております。繰り返されるEBPにより、脊髄クモ膜下腔の癒着肥厚、髄液循環吸収障害などの合併症により、思いがけない症状悪化の可能性も否定できない程、多くのクレームの声が届いております。

○○さまが、ブラッドパッチを試みられようと思いたっておられるのでしたら、今一度当クリニックホームページの『お便りコーナー』のページをご覧になり、自分の症状に合っているかどうか、本当に低髄液圧症候群なのかどうか、よく吟味され、慎重に対処されることをお勧めします。

     
氏名: S 様 / 住所: 神奈川県/ 30代


はじめまして。えびな脳神経外科のHPを拝見しました。神奈川県在住の○歳女性です。
3年前の交通事故後、頭痛、めまいが治まりません。近くの病院では異常がなくブロック療法を試しましたが効果はありませんでした。最近低髄液圧症候群ではと思い検査を受けた所、低髄液圧症候群と診断されましたが、RIシンチには漏れ像がみあたらず、MRミエログラフィーで検査したところ腰椎と胸椎からの漏れが判明、EBPを4回受けましたが改善しません。
 硬膜下腔に髄液が多量に貯蔵したため背部痛や腰痛が悪化したのでは、と言われましたがそのような事が起こるのでしょうか?
Riシンチに漏れた箇所がなくても低髄なのでしょうか?
診断方法、低髄治療のリスクなど全くわからず不安です。よろしくお願いします。



A:  ○○様こんにちは
     当クリニックアクセスありがとうございます。
 
 さて交通事故後の頭痛やめまいなどについてご質問のようですが、低髄液圧症候群と診断される場合にどうしてもまず絶対になくてはならないものは、少なくとも起立して10〜20分程度で明らかに頭痛が増悪してくることと、そして逆に激しい頭痛が横になることによって、速やかに頭痛やめまいなどの症状が消失してゆくということが第一であります。
 
これなくして他の症状がいくらありましても低髄液圧症候群とはつけないほうがよろしいかと思います。最近この言葉が流行の為に色々と拡大解釈されて、適当につけられてる場合が少なくないように思われ、ある意味マスコミ病のような印象を受けております。基本的にはこれまでのお仕事での頚への負担がかかって状態のところに、交通事故で頚椎捻挫もしくは腰椎打撲、腰椎捻挫を併発して症状が悪化してきている。そして症状が遷延しているという状況かと思われます。
 
また、低髄液圧症候群の場合は基本的には2週間程度の臥床安静により大抵の場合軽減されてまいりますので、むしろ当面の間がっちりと自宅安静ないしは理解のある病院で入院安静をとられてはいかがでしょうか。
 
安静自体は、頚椎症による頭痛やめまいにとっても非常に効果的なはずであります。EBPをこれ以上施行されても、その後急性の頭蓋内圧亢進などの不具合、むしろ難治性の腰痛や下肢のしびれ、痛みなどが出てくる場合もあり、お勧めはいたしません。



お返事:  先生、アドバイスありがとうございます。低髄液圧症候群について大変参考になりました。私自身、主治医は説明やリスクの事を全く伝えないもので大変不安であり、この病気にたいしてとても疑問に思っておりました。
同病の患者さんがEBP後寝たきりなどになり、改善したかたが私の周囲にはおりません。
 私もマスコミを通じて治療や病気などを信じていましたが、悪化はしても改善の気配を感じませんでした。よくなったと新聞で取り上げられている患者さんも、さくらまがいだと噂で聞き、不信ばかりでした。
 
 私も先生のお陰で治療や病名を考え直し、頚椎捻挫の治療を受けようと思っています。先生ご指導アドバイス、低髄液圧症候群についてありがとうございました。
 お忙しい中お礼申し上げます

      
氏名: O 様 / 住所: 東京都


 HP拝見しました。特発性低髄液のMRミエロ画像についてお尋ねしたい事があります。
 私はMRミエロで漏れがあると言われ頚椎にパッチをしましたが、改善しない事からRI脳層シンチを行いましたが漏れは見つかりませんでした。
 そんな最中先生のHPで、硬膜外に液体貯留でも痛みが出現するのでしょうか?そのような時にはどのように治療を行えばよいかわかりません。
 私は3テスラで体外貯留画像があったのですが、漏れだと判断されてパッチを受け症状が悪化ししました。先生質問突然ですがよろしくお願いいたします。



A: ○○様 こんにちは
    当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
 ○○様も特発性低髄液圧症候群としてパッチ療法を受けられたようでありますが、その効果はなくむしろ症状は増悪しているような気がいたしますがいかがでしょうか?本症は実はそれほど多いものではなく、マスコミでセンセーショナルにとり上げられた一種のマスコミ病と考えております。本当にこれほどの患者がいるかどうかということは非常に問題であります。
 低髄液圧症候群のこれまでの○○様に関する臨床経過、臨床症状そして検査結果がいまひとつはっきりしませんために、○○様が本当に特発性低髄液圧症候群であるかどうかそれが一番の問題だと思っております。私はその為にはぜひともなくてはならない診断、症状として起き上がった時に大体20分〜30分程度で急速に発症してくる頭痛そして逆に横になりますと、ものの20、30分できれいに頭痛が消えていくこの頭痛の体位に伴う変化であります。これをなくして低髄液圧症候群とつけてはいけないと考えております。
またパッチ療法が非常に未だ不確実な方法でありまして、それに伴い色々な合併症や痛みなどがでてくることも多々あります。私は慎重にやるべきだと考えております。
 決してマスコミにおどらされることなく自分の体は自分で判断すること。これが一番だと思います。自分の体の中でささやいてる本当の声に耳を傾けて今の治療が適切かどうかは、体が一番正確な答えを出してくれるはずであります。そこに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。


お返事: 先生お忙しい中メール頂きましてお礼申し上げます。

 低髄について大変よく理解できましたし、私も患者として症状が人一人それぞれ違う事疑問に思っていました。自分自身の体が一番知りながら、数回EBPを受け今先生のメール拝見後、どうゆう病態が知る事ができました。
 私は外傷性低髄と診断されましたが、
シンチにも漏れ像がない事から不安な日々でした。漏れが塞がらないのは血液凝固の問題ではと主治医に言われ血液製剤も使用しましたが、日々のEBP悪化に不安でした
 頭痛も寝ても軽くはならずです。初診時の時からで、とても今は低髄とは違うと疑問でなりませんでした。
 蛯名先生のメール頂き自分の体に聴くというあたりまえの事がわかりました
私も新聞テレビを見て治療診察を受けましたが、常に疑問と隣り合わせ、主治医マスコミに振り回されていたようです。蛯名先生アドバイス厚くお礼申し上げます。

     
氏名: I 様 / 住所: 神奈川県 / 30代
 突然メール申し訳ありません。HP拝見いたしました。○歳女性ですが、EBPを4回受けましたが、悪化改善ない為再度Riシンチを受けましたが、漏れ像は写っていませんでした。初診時のミエロCTも写っていませんでしたが、MRIミエロには体外貯溜が認められました。このような事があるのでしょうか?
 MRで漏出が写り他の検査では全く正常です。この段階でEBPを再度受けても心配ないか迷っています。えびなクリニック先生のHP拝見で、漏れた箇所がない時はEBPをしない方がいいのでしょうか。低髄に関して無知でHP大変参考になりました。
 
 もしよろしければアドバイスいただけませんでしょうか?現在ではRIシンチでは漏れていません、との診断です。MRミエロだけでEBPをするのは危険なのでしょうか?こんなに診断基準が違うのでしょうか?



A:    ○○様 こんにちは
      当クリニックホームページのアクセスありがとうございます。

 ○○様の臨床症状とその経過が記載されておられないことから、これまでどのような経緯でEBPを4回もされたのかよく分かりません。しかしながら○○様は現在このEBPでは決して良くならないのではないかというような、印象を受けておられると思います。

 私は低髄液圧症候群の最も基本的で重要な症状とは、起きて20分〜30分程度で明らかに増悪する頭痛と、逆に臥床して横になりますとその頭痛がみるみるひいていくという明らかな体位に伴う頭痛の変化であります。この体位の変化に伴う頭痛の消長がはっきりしない限り私は低髄液圧症候群の診断をつけるべきではないと考えております。

 本症はマスコミでセンセーショナルにとりあげられたせいか、あまりにも一般にマスコミ病として広まりすぎたきらいがあるように思われ、その治療方針や診断基準があいまいなままに治療がなされてるような印象を受けております。今まで受けられた治療から何が一番正しいのかを自分自身でもう一度吟味されてみてはいかがでしょうか。
本当の真実はあなた自身の体が知っているはずであります。多くの場合2週間程度臥床しますと低髄液圧症候群の多くは消失し治ってしまいます。

 適応を広げますと必要のない患者にEBPがなされる状況が蔓延してしまうようなことを危惧してしております。そしてマスコミにおどらされないようにきちんとした診断の出来る先生の元での治療を受けられることをお勧めします。
そもそもあなたは低髄圧症候群だったのでしょうか?正しい診断に基づいた、正しい治療がなされなければ症状は良くなるはずもありません。




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