当クリニックのホームページをご覧になった方や患者さんからの
ご質問・励ましのお便りコーナーです。



※めまいに関するご質問
       
氏名: K・K様 / 住所: 埼玉県
 はじめまして、 埼玉県在住のKと申します。(30歳・女性)
実は最近「バレリュー症候群」と診断されまして、その病院では十分な説明が得られなかったため、
必死で様々なサイトを探して、蛯名先生のサイトに出会いました。
大変失礼ながら、メールにて質問させていただきます。
 
早速ですが、今までの経緯をご説明します。
今年4月はじめに頭を首より後ろにするとめまいがして全身に倦怠感が1週間ほどあった為、A病院で診察してもらいました。
血液検査とCTでは異常なし。
「血液検査にて多少白血球急が増えているので風邪の初期症状かも。」という診断でした。
処方する薬もなく1週間後には自然に治った感じでした。
 
そして今年8月中旬、朝起きた途端にぐるぐる回るほどのめまいがして、自力での歩行が困難なほどでした。
吐き気・喉の渇きとやたら排泄が近い現象も伴い、すぐにB病院に行きました。すぐに点滴(めまいが取れる)をしたところ、すぐに効果が表れ楽になりました。
その際にも血液検査とCTは異常なし。
1週間後に再びB病院に行って「足の甲と足の指先のしびれと倦怠感が気になる」という事と、4月にあった出来事を話したら、「首のレントゲンを撮ってみましょう。」となりました。
レントゲンの結果、「首の骨が異常にまっすぐ」「3〜5番目にかけて骨の間隔が狭い」→(私には5〜7番目に見えます)という事で、「バレリュー症候群」との診断が下されました。

私は大きな事故に遭ったことがなく、先生も事故でないなら何なのかという事もはっきりと仰らなかったので、非常に不安を抱えたまま日々を過ごしてまいりました。
更に夜中に吐き気と共に通常のペースに関係なく排泄したくなる衝動にかられて、不眠になる日がたまにありました。
もしかして薬のせいかも...と思い、服用をやめて3日ほどたちましたが、その方がぐっすり眠れます。
 
蛯名先生のサイトを拝見してからは、頸へのアドバイスを参考に生活しております。
事故でないとすると生活習慣しか考えられないですし、薬では治らないと感じております。
そこで蛯名先生に質問です。
 
@処方された薬は今飲んでいませんが、このまま飲まなくても問題ないでしょうか?
A新しい枕を検討していますが、ひんやりする枕は好ましくないでしょうか?
Bこの症状はもっと重症になることはあるのでしょうか?

本当は直接診察していただきたい気持ちでっぱいです。
でも、自然治癒目指して頑張りたいと思います。
是非アドバイスをお願いします。
お忙しいところ、最後まで読んでいただきありがとうございました。



A:  Kさま、こんにちわ。
当クリニックのホームページへのアクセス、ありがとうございます。
 
さて、お仕事などの具体的なことが書かれていないので、詳細なことは推し量るしかないのでありますが、一連の症状が頚への過度な負担に伴うものであると把握されることがとても大切だということであります。『バレーリュー症候群』自体は『ストレートレック』という状態などに伴い出や
すいものですが、基本的には頚の過度な負担に伴い、どなたでもこれらのめまいや浮動感などは出てくることは珍しくないのであります。もっとも、基本的には『頚に捧げるアドバイス』のページを何度も何度も熟読され、お仕事のみならず、日常生活における頚の労わりについて、とことん工夫されることにより、根本的な改善に向かうはずであります。時間はかかりますが、じっくりと治されることをお勧めいたします。
 
服薬は、症状が強いときだけ服用されて十分かと思われます。
枕については、『冷やす・温める』という発想よりは、むしろ頚の変形を吸収できる柔らかい枕を選ばれることをお勧めいたします。特に、羽毛のようなものがよろしいかと思います。
この症状は、頚への負担が過度になりますと『頚と頭痛』というページに書かれている色々な症状が出てまいります。ですから、頚への負担をいかにして軽減するか、という視点から、今後の日常生活を工夫されることをお勧めいたします。
いずれにしても、頚への過度な負担を避けられて、一日も早く改善されることをお祈りしております。

お返事:  蛯名先生様
  この度は早速のお返事ありがとうございました。

仕事の件、お伝え忘れまして大変失礼致しました。
事務職で主に経理を担当しております。
作業はCP処理の為、画面を見ている事がほとんどです。
更に姿勢が悪いのも自覚しております。
 
子供も1歳で約10kg。
まだまだ手が掛かりますが、こんな症状ですと抱っこに消極的になってしまいます。でも地道に日々の生活を改め、あきらめずに努力してまいりたいと思います。
HPを拝見すると、本当に皆様多種多様な症状で大変な思いをなさっているのだなぁと痛感いたしました。
精神的にネガティブな方なので、その部分がエスカレートしないようになるべく他の事を考えるようにしています。
 
また気になることがございましたら、是非ご相談させてください。
今回は先生のおかげで、だいぶ気持ちが軽くなりました。
本当に本当にありがとうございました。

 
         
氏名: R・Y様 / 住所: 不明

はじめまして。お忙しい中申し訳ありません。

以前からめまいに悩んでおり、こちらのホームページにたどり着いたのでメールさせていただきました。

私は24歳女で、16歳の時にめまいを初めて感じ、それからずっとめまいに苦しんでいます。以前は栄養士をしていましたが、体調が悪かったりしたことも関係し今は無職。
最近は母が大病をし、入退院を繰り返しているため、私が家事をしています。
今までいくつもの病院の耳鼻科、内科、神経内科、脳外科で診察を受けましたが
いずれの診断ともに異常なしと言われてきました。検査内容は聴力、重心、眼振、血液検査、レントゲン、MRI、CT、血圧変動などです。
原因が分らなく、悪いところも無い為にストレスや疲れでそのうち治るでしょうと言われちゃんとした治療をしてもらったことはありません。
でも、めまいの症状は辛く、何とかしたいと思っています。
 肝心のめまいの症状はといいますと、日常的にクラクラ、フラフラという感じのめまいがあります。
回転性で吐き気、おう吐を伴うめまいは年に13回ほどで、2日くらいは動けなく寝て過ごします。非回転性のめまいは軽い時からひどい時まであり、とくに強く感じるのは次のような時です。

・振り向いたり、頭を動かす時。
・パソコンをしている時。
・横になってテレビを見ている時。(この時に回転性めまいが起こったこともあり)
・頭を動かさず、同じ姿勢でいても突然。
・うつむいた姿勢で細かい作業をしている時。(この時に回転性めまいが起こったこともあり)
・暗い部屋へ入った直後からしばらくの間。
・寝ていて、明け方回転性めまいで目覚めることもあり、もう一度寝ると治っている。
・目をつぶって立っている時。
・しゃがんでいて立ち上がった時。
・大きい音を近くで聞いた時。

めまいが起きる場面を振り返ってみると、自分ではどこかしらの血流が悪くなっていることも関係している気がするのですが・・・。
めまいの他の症状は、右耳にザーザーという拍動性の耳鳴りを常に感じています。最近は左側も小さい音ですが同じような耳鳴りを感じるようになりました。
頭痛は小さい頃から頭痛持ちですが、市販の鎮痛剤で良くなることが多いです。肩こりは時々軽くあります。手足のしびれや難聴などはありません。

色々検査を受けて、命にかかわるめまいではないことは確かなのですがどうしてもこの辛い症状をなんとかしたいと思っています。

蛯名先生でしたら、私のこのようなめまいは、どんな原因が考えられますでしょうか。お忙しいとは思いますが、もしお時間がありましたらお返事いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


A:  Y様、こんにちわ。

当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
めまいをはじめとして、色々な症状に悩まされておられる様子がメールからうかがわれます。現在、もうすでに色々な病院で色々な検査を一通り受けられ、だいたい現在の状況が納得できたかと思います。
 当ホームページの『めまいについて』のページを熟読いただきますと、現在Y様が感じておられる色々な症状が、そこに書かれてあるかと思われます。今後についてでありますが、現在の症状は頚への過度な負担に伴う一連の症状であるということに、お気づきいただければ何よりです。
現在の状況から抜け出すには、まずそこに気づかれることです。今後は、お仕事のみならず、日常生活においてもとことん『頚に捧げるアドバイス』に従って、色々な工夫を試み、実践されることをお勧めいたします。
 もうこれ以上のお金と時間をかけて検査をされることは、あまり意味がないように思われますがいかがでしょうか?

       
氏名: K・M様 / 住所: 不明

 はじめまして、こんにちは。
そちらのホームページを見ていて私も相談したく書き込みをさせていただきました。 
 私はいつもふわふわとしためまいと頭が常にボーっとしており、頭痛もしょちゅうです。7月ころから仕事が忙しくなり、体力的にしんどくよく頭痛をおこしていました。今年はとても暑く汗が毎日はげしくかき、常に疲労感をかんじていました。最初は脳圧があがりガンガンの頭痛で、今度はツーンとした頭痛、水の中で鼻に水が入ったような感じでした。寝ていても地震?と感じて、実際はおきていないということが何度もありました。首から後頭部にかけ痛く、肩こりもし、肩こりは体外左側です。首筋と耳したが痛くなることもあり、両耳は詰まった感じで、たまに痛く、聞こえずらく変なかんじです。脳外科、循環器科、内科を受診しましたが、異常なく心療内科をすすめられました。手の痺れを感じ夜中に起きて心配で寝れなかったこともありました。毎日がつらくうつになりそうです。仕事には行ってますが、ずーっと頭はふわふわボーっとしてます。ずーっとこのままなのかと思うとしんどくなります。いったい何がどうなっているのでしょうか?


A:  Kさま、こんにちわ。
 当クリニックのホームページへのアクセス、ありがとうございます。
 
当ホームページの『頚と頭痛』のページと『めまいについて』のページを熟読いただきますと、現在のKさまの症状が、頚に過度な負担がかかった時によくみられる、一連の症状だと気づかれるかと思います。現在のふわふわした浮動感やめまい感、頭重感、手のしびれ、耳閉塞感などはよくみられる症状の一つであるということであります。次に、それに対する対処の方法でありますが、『頚に捧げるアドバイス』というページを何度も何度もお読みいただきますと、お仕事のみならず、日常生活において、いかなる工夫が必要かがお解りいただけるかと思います。それにより、時間はかかりますが、徐々に現在の状況から抜け出せるはずであります。もし、どうしても改善されない時には、どうぞ、お気軽においで頂ければと思います。


お返事:  蛯名先生さま。お忙しい中お返事ありがとうございます。
 早速アドバイスをもとに工夫していこうかと思っています。だだ、仕事がら荷物は運んでしまいます。このような状態がずっと読くのも嫌ですので
がんばって治していこうと思います。何かあればそちらに出向いて行こうかと思っておりますのでその時はどうかよろしくお願い致します。

       
氏名: S様 / 住所: 神奈川県

こんにちは
一方的ですが、何か助言していただければと思い、メール致しました。
昨年の夏、交通事故でむち打ち症の診断をうけました。
その後、3ヶ月ほど首のけん引と飲み薬を続け加入している保険が切れるので治療をやめました。
その後も首に負担(仕事や車の運転・旅行など)をかけると首筋の張りや痛み・頭痛・めまい・吐き気・左耳奥の痛みが続きました。
半年前から再リハビリ(デパス・ノイトロピンの飲み薬・首のけん引・運動療法・電気療法)を始め、肩の張りは軽減されましたが、仕事で残業したり、2時間ほど車の運転をすると症状が強くでてきます。
昨日は2時間30分の社内試験で下を向く姿勢のままでいたところ、次の日になってめまいがひどくなり歩けない状態になりました。
あくる日はめまいはだいぶおさまりました。
通っている病院で事故直後にレントゲン、半年前にMRIは撮ってもらいましたが、
問題ないとのことでした。
不安なので通っている病院からの紹介状とMRI・レントゲン写真を持って某大学病院にも行ってみましたが、持参したレントゲンと・MRI写真を見て髄液減少症でないとのこと。「単なる偏頭痛で気のせい、仕事のせいで起きているかも」というようなことを言われました。MRIで髄液減少症の判断はできるのでしょうか?
納得のいく説明は受けられず、今後どうしたらよいか悩んでいます。
本当に気のせいであれば良いのですが、仕事以外のプライベートでも症状が酷くなるのです。



A:  Sさま、こんにちわ。
  当クリニックのホームページへのアクセス、ありがとうございます。
 
さて、事故を契機に頭痛や肩こり、吐気、耳奥の痛みなどが、特に仕事がきつい時などに症状が出やすいという状況のようですが、これまでひと通りの検査を受けられ、またひと通りいろいろな施設で診察を受けられたわけで、その上で現在のところ、それ程心配されたものはないということであれば、まずは一安心かと思います。
 さて、これからのことについてでありますが、現在の症状は基本的には事故を契機にして発症しているものの、それ以前から頚への過度な負担に伴い、症状が発現しやすい素地ができていたと理解してください。ですから、頚への負担が、通常の方でありますと、比較的短期間に軽い症状で治まるところを、長引く、あるいは強く症状が出ている状況ではないかという風に理解されてください。その上で、当ホームページの『頚と頭痛』というページを熟読いただき、また、『めまいについて』というページを熟読いただきますと、現在の症状がよく理解できるかと思われます。また、次に『頚に捧げるアドバイス』というページを熟読いただきますと、これからどのようにされるとよろしいのか、よく理解できるかと思われます。お仕事のみならず、日常生活においても、とことん頚のいたわりという観点からいろいろな工夫を試みられ、時間はかかりますが、じっくりと治療されることをお勧めいたします。
 なお、髄液減少症はMRIではある程度の診断はできます。少なくとも、髄液減少症によって症状が出てくるほどのものであるならば、MRIでもなんらかの所見が出てくるのが通常であります。

お返事:  ご返答ありがとうございました。
 ずっと不安でしたが、安心しました。
 貴病院HPを参考にしてゆこうと思います。

      
氏名: K様 / 住所: 山梨県 /

 お忙しいところ、大変恐縮でございます。
貴クリニックのHPを拝見し、ぜひ先生のご意見・お考えをお聞きしたく、メールした次第です。
 私は、30代前半の事務の仕事をしている者(男)です。いま、次のような不快症状に悩まされております。
 3週間程前、自転車で立ちこぎをしていた際、突然チェーンがはずれ、「がくっ」という感じで体勢を崩しました。すぐに、腰、膝、足首に痛みが出て来ました。
しかし、翌日には痛みもかなり軽減したので、大したこととは考えず、激しいスポーツ(バドミントン)をしてしまいました。
 しかし、その翌日、「ふわふわ」と浮くようなめまい感が出てきました。同時に、食欲低下、不安感、手足のだるさ、動悸等による不眠の症状がつぎつぎと現れました。
首に違和感はないものの、むち打ちの症状に近いと考え、整形外科を受診し、首のレントゲンをとりましたが、骨等には何の異常もなし。次に内科にて血液検査等を行いましたが、これも大きな異常はなし。さらに、脳神経外科を受診しましたが、脳の異常は疑う必要もないと言われ、結局、自律神経を安定させると言う薬のみを処方してもらいました。また、耳鼻科にもいってみましたが、耳から来るめまいではないとの診断でした。
 結局、はっきりした原因は見当たりませんでしたが、「自律神経失調症」と考え、脳神経外科からの薬を飲み始め2週間、漢方薬(メニエール氏病関係)を飲み始め1週間になります。
いったん、かなり改善され(5日間ほど)喜んでいたのですが、再び元の状態に戻ってしまいました。まだ、発症後3週間程度なので、もう少し今の薬で様子を見ようと思っていますが、結構つらいもので、長引かせたくはありません。
 実は、脳神経外科を受診する前、貴クリニックのHPを見ていったため、「変形性頸椎症」のことを相談してみましたが、レントゲンの結果、「それはない」とのことでした。
ただ、事務職のため、デスクワークが多く、姿勢が悪いことは自覚しており、気をつけるようにはしています。 
 ちなみに、この症状になる前からも、それほど気になるレベルではありませんでしたが、夜に布団に横たえたとき、床屋で椅子を回されたとき等にかるいめまいを感じることはありました。こうしたことも関係があるのでしょうか?

今後どのようにすれば良いのか、何卒、先生のご所見・ご指導をよろしくお願い申し上げます。


A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

○○さまがそれとなくすでに感じておられるように、今回のトラブルの前からなんとなく頚の不調がみられていたように思われます。
 特に長時間のデスクワークの後、具合が悪かったり、床屋での椅子を回された時に軽いめまいなどを感じていたということで、これらは一連の症状と考えて良さそうです。
おそらく今回は、立ちこぎをしていた時に突然チェーンが外れて、急に「ガクン」と頚への衝撃が走ったように思われます。
 頚の上には、重い頭が乗っかっており、それが頚への大きな衝撃となっていわゆる頚椎捻挫状態になったように思われます。その症状は、頚椎症の変化自体はさほどなくても、頚への負担により症状が増悪したり、天候や風邪気味になりますと症状が増悪してまいります。
ですから今一度、当ホームページの『頚へのアドバイス』のページを熟読されて、とことん頚へのいたわりについて、日常生活において工夫されることをお勧めしたいところです。
 また、辛い時には、頚にタオルをぜひ巻かれて、顎を支えるように巻かれるとよろしいと思いますが、それによりだいぶ軽減されてくるかと思います。



 お返事: 蛯名院長 殿 

 先日、めまい等の症状のことでご質問させて頂いた○○です。

お忙しい中、ご丁寧にお答え頂きまして誠にありがとうございます。
質問させて頂いた後、頸椎MRIの検査を受けましたが、結局何も異常は見当たりませんでした。
大きな疾患はなく、安心しておりますが、まだ不快症状は続いているので、今一度、先生のアドバイスどおり「頸」をいたわることを考え、生活スタイルを見直してみたいと思います。
      
氏名: Y様 / 住所: 住所不明 /

 初めてアクセスさせて頂きました。
とても丁寧で分かりやすいHPでした。
主人(38歳)の症状についてお伺いしたい事がありましてメールを送らせて頂きました。どうか教えて下さい・・・・
 主人は2ヶ月程前より目の奥が痛む、目眩がすると言い始めました。
あまりの目眩のせいか現在はウツ状態となり気力低下しています。
 当初目眩は朝ベッドから起き上がる時だけだったようですが、最近では立位、座位、臥位と関係なく頭を上下、左右に振ると目眩が起きるようです。
特に臥位→座位、座位→立位と体位を変える時がひどいようで倒れる時もあります。 
 その時の顔色は真っ青で、顔や手を当たるととても冷たくなっています。横になると少しは楽になるようです。
しかし横になってしばらくして額を触っても冷たいまま。
手や足は暖かみがあるのに首から上は冷たいままで顔色も土気色の時もあります・・・
 若い頃(確か24歳の時だと言っていましたが)ラグビーの最中に頚椎を脱臼骨折しています。現在は骨折部位は癒着したまま良くなっているとのことです。
 仕事は自営でハードなため心配でしょうがないのですが、これはやはり低髄液圧症候群と言えるのでしょうか・・・?
 1度病院にかかった時には起立性低血圧と言われたのですがそれにしても症状は良くならず、1日1日と悪くなっているのです。どうか何かアドバイスを頂けないでしょうか?


A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
 ご主人の症状について、大変心配されておられる姿がよくわかります。
さて、現在のめまい、フワフワ感などの症状から見ますと、当クリニックホームページの『めまいについて』のページを熟読されますと、現在の症状が、いわゆる頚への過度な負担に伴う一連の症状ではないかとお気づきになられるかと思います。
 冷静にこれまでの経過を見ますと、現在のお仕事での長時間の頚への前屈姿勢が、かなり頚への負担になっているということをご理解いただければと思います。
特に最近のお仕事が忙しくなってきており、それが頚への過度な負担になって、症状がどんどん増悪してきているという悪循環を繰り返しているような状態にあるかと思います。
 私であるならば、2週間は徹底して自宅安静療養を取り組みたいところであります。
その他に当ホームページの『頚へのアドバイス』のページを熟読され、お仕事以外にも日常生活において、とことん、頚へのいたわりとう観点から、全ての作業を見直し、工夫されることをお勧めしたいところです。
 なお、低髄液圧症候群という印象は、とくに受けません。


 お返事: お忙しいのにお返事をいただきありがとうございます。
 実はあのメールは主人に内緒で出したのですが、後からばれてしまい『ドクターも忙しいのにメールなんて返ってくる訳無い』と言われました。
 でも先生はメールをきちんと返して下さり、とても丁寧な方だ、藁をもつかむ思いでメールをして良かったと改めて感じました。
 本当に有難うございます。
 もう一度しっかりHPの“めまいについて” “頸へのアドバイス”の部分を熟読して少しでも改善出来るように心掛けたいと思います。
 季節がら体を壊しやすい時期ですから、先生もお体に気をつけて頑張って下さい。貴重なご意見をありがとうございまし た!!
      
氏名: M様 / 住所: 東京都 /

 初めまして、東京都在住48歳の主婦です。 
肩、頚のこりのような重たさと、フワフワしためまい感、頭位性めまい、耳の後ろへの圧迫感、
軽い頭痛が昨年よりずっとあり色々病院へ行っていますがコレといった診断がいただけず思い悩んでいました所先生のホームページを拝見いたしました。
以下症状をお伝え致しますが先生のアドバイスを頂きたくお願い申し上げます。
 
 まず昨年始め急に後頭部に頭重感違和感があり不眠、食欲不振状態になり体重も10キロ程減りました。
内科、神経内科、耳鼻科等にて診ていただき
検査も(CT,MRI)致しましたが特に異常が無く結果心療内科へ通院することなり一年以上がたちました。
心療内科では仮面うつ病と診断を受け、現在では昨年に比べますとはるかに食欲も増し体重も7キロ程増えました。夜には睡眠も取れるようになりました。
しかし今悩んでおりますことは冒頭に
書きました症状がなかなか改善されない事です。肩、頚(特に左側)がいつも重く頚を前後、左右に動かしますと軽い痛みと頭のフワットした感じを受けます。
頚に関しましては近所の○○科にて診て頂いておりますが急激な体重の減少に伴い肩、頚の筋肉がかなり落ちていると言う事で筋肉が付くまでしばらく様子を見るという所見です。他にストレートネックと診断されました。
 
 次にめまい感に対しましては大学病院に通院しています。
毎回聴力,眼振検査に異常が無いためこちらも病名はわかりません。
心療内科へも通院しておりますのでその旨を伝えますと必ず心因的なものと判断されがちです。
めまいにはなれる事も必要と伺っておりますが
自分と致しましては日々の様子では心因的なものばかりでは無く頚に要因があるとも感じられます。
頚に関しましては詳しい検査は致しておりません。
長くなりましたが先生よりのご回答を頂きたく宜しくお願い申し上げます。


 A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
さて、現在の症状がいわゆる頚椎症、○○さまの場合はそれがストレートネックという状態だと思いますが、そこから起こってくる一連の症状ではないかと、うすうす感じられていることがうかがわれます。
○○さまがこれまでの経過を考えてみますと、自然にそこに行き着くはずであります。○○さまが今感じておられることそのものであります。
このホームページの『めまいについて』の
ページ、特にバレーリュー症候群のところを見ていただきますと、現在の○○さまの症状がすべて納得いくかと思います。
 また、今後については『頚へのアドバイス』のページを何度も何度も熟読されて、日常生活においてとことん工夫されることをお勧めします。
 特に、主婦のお仕事は、朝から晩まで下を見る仕事が多いわけです。その仕事の中で、工夫できるものは徹底した工夫をして出来るだけ下を見ないように工夫されながら、一日も早く元気な自分を取り戻すことを期待しております。


お返事: えびな脳神経クリニック 様
 
 本日は、質問に対し早々のご返信を下さいまして誠に有難うございました。
ご返信内容のアドバイスを拝見し安心致しております。
えびな脳神経クリニック様のホームページを今後とも拝見させていただき心の中の主治医さんとさせていただきます。
これからもご活躍ご発展をお祈り申し上げます。
 
      
氏名: S様 / 住所: 住所不明 /

4年以上前からめまいで悩んでします。
症状は
・ぐらぐら感(回転性ではない)
・吐き気はありません
・病院の医師の話でも耳鼻科系のめまいではないとのことです
・時々、左の手足の脱力感あり(何日も続いたり、なくなったりの繰返しです)
・動くのは動くが前腕部やもも、足首に軽い痛みがあり動かしにくい感じがする
車の運転中に目の前がぐらぐらしてきて、途中で運転を中止して,救急車で運ばれたこともあります。
病院へ行っていろいろと検査しましたが(めまいの一通りの検査+脳のMR、頚椎のレントゲンもしました)特に異常なしといわれました。
4年前にはそれが疲れからか、2・3日ゆっくりすると直っていましたが、最近は1・2日ゆっくりしても症状が取れなくなってきました。
つい最近も、再度病院で検査(MR、頚椎のレントゲン)しましたが特に異常なしです。
気になるのが、篠笛(時々、趣味で吹きます)を30分ぐらい吹くと酸欠状態のひどい感じで左手足も脱力感が強くなり立つのもやっとになりました。
カラオケなどで10分くらい歌を歌うと同じような症状になります。
仕事はパソコンを1日中しています。
ホームページを拝見して、姿勢の悪さによる頚椎の圧迫から表情が起こっているのでは?と自分でも思いメールをしました。
血圧も下が90強あり、それも原因かもしれません。
肩こり、頭痛もよくあります。
最近老眼にもなっています(年齢は46歳、男です)

最近では日常生活にも時々支障が出ているような状態なので不安です。
私の症状から、どのように思われますでしょうか?


A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
現在の自分の症状が、いわゆるバレー・リュー症候群ということに気づかれたことは大きな進歩かと思います。
本症も、頚への過度な負担が背景にあるということがとても重要なポイントであります。
現在の症状を理解する上で、頚への負担が
過度になってるということを理解されることがとても重要であります。
その上で、当ホームページの『頚へのアドバイス』のページを何度も何度も熟読されて、お仕事のみならず、日常生活においても頚への負担の軽減の工夫をされることをお勧めします。
それにより、はじめて現在の症状から改善されてくるはずであります。
もし、それらの工夫を試みてなおかつ改善されない時には、どうぞお出でいただければと思います。

     
氏名: T様 / 住所: 静岡県 /

 はじめまして、○○と申します。
静岡県在住の31歳男です。
仕事は、CADオペレーターです。

最初の症状は去年の11月ごろだったと思います。
仕事上パソコンの画面と手元の図面を交互にみることが多いのですが、そんな行動のときにめまいが起こりました。
そんなことはいままで6年間ぐらいこの仕事をやってきましたが初めてのことでした。
それからもたまにそんなめまいが起きたのですが、疲れだろうとおもってそのままにしました。そして正月休みをむかえました。
私生活でもパソコンに向かっていることが多く、正月休み中はほとんどパソコンに向かっていました。
そのときはめまいは何も起こらなかったのですが、明日から仕事というときになって頭痛がしだして、ふらふらとしためまいのような感じになりました。回転性ではなく浮動性のめまいです。
そして、首を動かして止める時や首をずっと同じ姿勢で止めていようとするとヘンに力がはいって首がプルプルと震える感じがありました。
それから軽い気持ち悪さと(吐くことはありません)ふらふら感がつづいきましたが、仕事をやすむほどではなかったのですが、休みの日はたいてい横になっていました。

そんなかんじが4月頃までつづきましたが、仕事中は1時間おきに少し休憩を入れるようにしたりして症状は軽くなってきました。
その後は普段はめまいはなくなりました。でも仕事が忙しくて首や肩に力がはいってくるとめまいの症状が出てきます。

そしてその間に風邪などをひくと症状は悪くなり、肩はこる、首の後ろの頭の付け根のあたりがだるくなるといった感じになりました。
そのことを掛かりつけの内科の医者にはなすと、ストレス、緊張性頭痛の類だろうといわれました。
そして現在ですが、エアコンのの室内と暑い外の工場への往復と、CADの仕事で体調を崩し風邪をひいてしまって、まためまいの症状が少しひどくなってきました。
そんな感じで今年にはいってから、体がすっきりしたことはなく自分としても脳や自律神経の疾患が気になっています。

長い文章になってしまいましたが、アドバイスをお願いします。


A:
 ○○さま、こんにちわ。
当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。
 
さて、朝から晩までパソコンでのお仕事がメインとなり、かなり頚への負担になっていることが自らお気づきのことと思います。
それは何よりです。当ホームページの『めまいについて』と『頚と頭痛について』のページを熟読されますと、そこにバレーリュー症候群と書かれたところがありますが、そこを熟読されてください。
そうされます
と、現在の○○さまの症状がピッタリと当てはまるはずであります。
 今後どのようにすればよいかということは、『頚へのアドバイス』のページを熟読されますと、よく分かるはずであります。
これらをふまえた
上でお仕事のみならず日常生活において、とことん頚へのいたわりという立場から色々な負担になり得ることがらを、とことん突きつめ、工夫され、現在の状況から抜け出すことが頚への負担の軽減につながり、ひいては現在のめまいの症状から開放される日がやってくるということであります。
どうぞ希望を忘れずに頑張って試みられ
ることをお勧めします。
あれこれこれ以上悩んでいても症状は改善
しないわけであります。
 残念ながら、○○さまの症状に的確に答えられる先生は少ないかと思います。 

      
氏名: N 様 / 住所: 住所不明 /

 はじめまして、48歳の主婦です。
9月より頭痛・めまいに悩まされています。いろんな病院へ行きましたが、原因は分かりませんでした。病院ではMRI、CTスキャンで調べましたが、異常なしとの診断でした。行った病院は耳鼻科、眼科、神経内科です。
頭痛、めまいが始まったのは今年の9月からです。その前はこのような症状はありませんでした。パートですが週に4日くらい保育所で働いています。1日の仕事時間は5〜6時間程度です。
主な症状は以下のとおりです。
・左側頭部、左目奥、左後頭部が痛みます。これはほぼ1日中続きます。
・耳鳴りや頭がボーとした感じが続きます。
・台所仕事や買い物をしたときに目の焦点が合わず、フラフラして頭痛もします。
・歩くとふわふわとした感じがします。
・すわったりじっとしているとと症状が軽くなります。
・左側を下にして寝ると頭が痛くなります。右側が下の場合は痛くありません。
・レントゲンの検査でストレートネックと言われたことがあります。
・肩こりもあります。
 お忙しいところ申し訳ありませんが、良きアドバイスをお願いいたします。


A: ○○さま、こんにちわ。
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
 さて、現在の頭痛やめまい、特にフワフワした感じのめまいですが、こちらは当ホームページの『めまいについて』のページを熟読されますと、よくお解りいただけるかと思いますが、ストレートネックなどの方が、介護や育児、あるいはまた保育士などのお仕事で、頚の前屈姿勢を強いられた時、特におんぶに抱っこなどを強いられた時などに症状が出現しやすいのですが、いわゆる『バレー・リュー症候群』と思われます。
それに対する対処の仕方としては、『頚
へのアドバイス』というページを熟読されて、お仕事のみならず、日常生活においても、とことん頚への負担にならないよう、できるだけ下を見ない、重いものを持たないように工夫されることをお勧めします。
 それにより、だいぶ改善されてくるかと思います。
それでもなおかつ改善されないようでしたら、現在のパートのお仕事を変えられることが適切かと思われます。
 
       
氏名: I 様 / 住所: 千葉県 / 20代

     えびな脳神経クリニック様

 初めてメールをさせていただきます。
 千葉県在住の○○と申します。20代男です。
 
 早速ですがめまいについてご相談させて下さい。
症状
 ・昨年の10月中旬にパソコンでの業務中に画面がすごく揺れて見えました。
  その際に、立ち上がることが出来たのですが、
  1分ぐらい目の揺れが続き、治まったと思ったら、ふらふらして、はきけがしました。
 ・その日に、救急の外来に行ったのですが、その時点では気分も落ち着いていたせいか、翌日に眼科に行くように言われました。
 ・その後も、主にパソコンを見ているときに同じような症状が何度も続きました。
  (夕方になることが多いです。)
 ・だましだまし生活をしていたのですが、風邪をひいた際に内科に行き、めまいのことを話すと、ストレスからではないかと言われ、『○○』という薬を処方してもらいました。
 ・その後半年間は、その薬を朝1錠飲んでゆくと、ひどい症状にはならずにいたのですが、仕事が急に忙しくなったときに、症状がひどくなってきました。
 ・最近、耳鼻科に行ったのですが、急性突発性頭位めまい症と診断されました。
  特別な薬は処方されずに、運動療法で直ると言われたのですが、症状は改善しません。
 ・最近は、朝起きるときにふらふらして起きれなかったり、歩道橋などのちょっと揺れる場所を歩くと急激にめまいを感じたりします。ふかふかのじゅうたんとかでもめまいを感じます。
 (立ち上がっているときのめまいは夕方から夜がほとんどです。)
  不思議なことにどんなにめまいを感じていても、車を運転すると症状が全くなくなります。
  なお、現在も「○○」はほぼ毎日服用しています。
 以上、とりとめの無い文章ですが、アドバイスがいただけたら幸いです。
 すみませんが、宜しくお願いいたします。

A: ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
さて、○○さまの症状は、当ホームページの『めまいについて』のページを熟読されますと、よくお解りいただけるかと思いますが、いわゆる、パソコン業務などでの、頚への過度な負担に伴うめまいのように思われます。
頚性眩暈ですが、バレーリュー症候群のような印象を受けました。
 もう一度『頚へのアドバイス』を熟読されて、日常生活において徹底的に頚へのいたわりについて工夫されてみてはいかがでしょうか。
それにより、だいぶ症状は軽減されてくるはずです。
      
氏名: K 様 / 住所: 石川県 / 40代

はじめまして、○○と申します。石川県に住む40代女性で営業をしております。4月から課長になりましてかなりのストレスも抱えております。

昨年よりめまいに悩まされておりまして、先生のホームページにたどり着きました。お忙しい中大変恐縮ですが何卒良きアドバイスをお願いいたします。
昨年の7月22日の夜グラグラと地震かと思うゆれが来て、次の日のお昼を食べた直後から吐き気を伴い回転やらグラグラと激しいめまいに襲われて、救急外来で見てもらい、その後耳鼻科で突発性難聴と診断されました。耳鳴りもありました。1週間起きられずに寝込みました。その後回転性ではなく、グラグラと常にしています。ちょうどお酒に酔ったような感じです。仕事も集中できず、記憶力もかなり低下しています。商談をしていても、焦点が定まっていないような感じで集中できません。発症前はかなり夜更かしもしておりましたし、ストレスも抱えておりましたし、更年期も重なってはいると思います。(8月を最後に生理がありません)耳鼻科では3週間ほどで治ると当初は言われましたが一向に回復せず、(耳鳴りは治りました)薬も欠かさず飲んでおります。先日、脳神経外科でCTを撮って頂きましたが脳は異常ないとの事でした。(足にボルトが入っているためMRIが撮れません)それでその時に安定剤を頂き2週間服用いたしましたが変わりなく、現在に至っております。めまいは頭を左右に動かしたり、後ろに振り向いたりすると余計グラグラとしますしなにもしなくても常に酔ったような感じです。多分いろんな要素で起きているとも思うのですが、どうして良いか分からず困っております。先生のお手すきの時で構いませんので良きアドバイスをお願いいたします。首にも思い当たる事もあります。以前、首がギックリ腰になったようになった事が2度あります。今でも寝違えば頻繁なりますし、肩こりもひどく、それが原因の頭痛も頻繁に起こります。以上です。よろしくお願いいたします。


A:  ○○さま、こんにちわ。
   
 当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

  さて、○○さまの現在の症状の詳細な経過をメールで頂きありがとうございます。○○さまがそれとなく感じておられるように、基本的には現在の症状が出る以前より、かなり頚への負担がかかっている毎日であったということの認識がまずとても大事なことであります。
それに加えて、最近課長になり、いささか張り切り過ぎたところで限界を超えて、現在の症状が出てきたように思います。
 すなわち、頚の過度な負担に伴う現在の症状のように思われます。『めまいについて』のページをご覧いただきますと、頚への過度な負担から現在のような船に乗っているような、フワフワした感じやユラユラ揺れるような、あるいはまた地震のような浮動感、不安定感が主としためまいの症状として出てくることが多いのであります。耳鳴りなども頚への負担から結構出てまいります。『頚と頭痛について』のページをご覧いただきますとそこに書かれてあります症状に、思い当たる点があるかと思われます。現在の肩こりや頭痛、寝違いなどの症状は、実は頚への負担がかなり進んでることによるもので、頚と枕の不具合もあるように思われます。
  
 出来れば、私であれば徹底した頚部の安静の為に、2週間休暇をとります。『頚へのアドバイス』のページをご覧いただきますとわかるかと思いますが、自宅安静療養しまして、その上で日常生活において徹底した工夫をお勧めします。
 『読者コーナー』のめまいについての質問のページをご覧いただきますと、○○さまのような症状を実にたくさんの方が訴え、そして頚をいたわることにより改善されていくことがお解りいただけるかと思われます。
 いわゆる、バレーリュー症候群と呼ばれるものの一つと考えてよさそうであります。
 単にストレスと言うかたちで捉えますと、現在の症状からはなかなか抜け出すことが出来ません。基本的には、頚をいたわること。
そのためには何をすべきか、日常生活においてどのような改善が必要かを今一度徹底して見直してみてはいかがでしょうか?
       
氏名: K 様 / 住所: 広島県 / 50代
 先生こんにちは。
私は,めまいや手足のしびれ,耳閉感に悩んでいますが,先生のホームページを見て,救われた思いがしました。先生の「頚に捧げるアドバイス」を参考に頚へのいたわりを実践しようと思いますので,ご指導をお願いします。
(経緯)
約2年半前,左手の痺れが気になるため,○○病院の○○科を受診しました。頭のCTと首のMRIにより軽い頚椎症(5〜7の間)と診断されました。整形的な治療もあるが,様子見でいいのではないかとの指導でした。
その後〜2ヶ月ぐらい前までは,散髪などで後ろに反った体制を続けると左手から肩を中心とした部位が痛くて我慢できないぐらいで,日常生活にはほとんど支障がないため,スポーツなども健康のために続けてきました。特に時々サッカーでヘディングをしたりもして,頚へのいたわりという概念はまったくない生活でした。
2ヶ月ぐらい前から,左手の痺れの増加,右目の痛み,左耳の耳閉感,若干のふらつきなどの症状が現れたため,眼科と耳鼻科を受診しました。眼科では疲れ目と診断され点眼するもいまだに時々痛みがあります。耳鼻科では原因不明の耳管狭窄症の診断でいまだに改善していません。
9月になって,左手の痺れがさらに増し,ボタンがはめにくい状態になり,さらには左足の痺れ,めまいと歩行不安定,ふわふわ感,頭が重い(ヘルメットをかぶったような感じ),などの症状が出てきました。病状の進み方もひどいため,再度,○○病院の○○科を受診しました。頭のCTと頭と首のMRI,MRA(?血管だけの写真もかなりあった。)を撮っていただきましたが,先生の診断は,「脳と血管の画像から,めまいや痺れが出る原因は認められない。頚椎症や耳の病気などが原因かもしれない。首を引っ張る治療などもあるが。」ということで,明確な指導はありませんでした。
脳と血管に異常がないので若干安心もし,先生のホームページを読んでいたので,首を引っ張るのは良くないと考え,新たな治療はお願いしないで帰りました。めまいを抑えるための薬を処方していただきました。
今後,先生の頚に捧げるアドバイスを実践してみようと思います。現段階では枕を代えて,家では首にタオルを巻き,職場のパソコンの高さを目線に修正するなどしました。仕事をやりながらなので,全て出来るかどうかわかりませんが,がんばりますのでよろしくお願いします。
 

A: ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
これまでの経過が詳細に書かれてあり、現在どのような状態にあるかがよく分かるような気がいたします。
岩佐さまご自身も、現在の症状が頚椎症由来のもの、特に頚の前屈姿勢に伴う頚への過度な負担から色々な症状が起こっているということに気づかれているようで何よりかと思います。
 そこに気づくことが治る第一歩なのです。
        
氏名: T 様 / 住所: 愛媛県 / 40代

 はじめまして、私は愛媛県に住む40代の男性です

いつもHP 拝見いたしております。

いろいろな症状に対するたくさんの情報があり、ほんとうに参考になります。

おたよりのコーナーでは実にたくさんの方々が私と同じような症状で悩んでおられるんだなと改めて感じる次第です

わたしも、現在軽い眩暈、時折起こる手足のしびれ、朝起きたときにおきる軽い立ちくらみに悩んでおります。

毎日お忙しい中 本当に申し訳なく思いますが、先生のご意見を頂戴いただければありがたく思います。

 現在の症状の始まりは今年の3月くらいから始まりました、すっと気が遠くなるような眩暈(失神などはしないのですが)が起こりそれと同時に全身の倦怠感、脱力感があり、仕事をするのにもかなりつらい状態でした(仕事内容はルート営業です)

 近くの内科に行き症状を訴えると、血液検査、胸部レントゲン、心電図の検査をしたのですが、貧血、肝機能、糖尿なども異常なしとの所見で、精神的なものじゃないかということで安定剤を処方されました。

 しかし1週間くらい様子を見ましたが、あまりよくなりません、そうしたある日 朝起きようと体を起こそうとしたところ「半身」起こしたところで、平衡感覚がなくなるようなめまいが突然起こりそのままベッドにあおむけに倒れました、すわ脳梗塞か?と思いましたが意識ははっきりしています

体も麻痺しているところはありませんでした、5分くらいして何とか起き上がることができました、その日は気分はすぐれませんでしたが、仕事も忙しかったので病院には行きませんでした。

 そんなことが2回ぐらいあり、こんどは吐き気、気分が悪い等の症状があったため近くにある○○外科に行きました。症状を説明し脳のCTスキャンを取り診察してもらいましたが、先生の所見ではべつに悪いところは見当たらないとのことでした。朝の眩暈(立ちくらみ)についても聞きましたが、それは中枢神経の症状ではないだろうといわれました。

 このころから首の重苦しい痛みがでてきました、そして机に座りパソコンに向かってマウスを動かす姿勢になると右手がしびれるようになってきました。(皮膚感覚はありました)あと この時点での症状としては 1日中続くふわふわめまい、下を向くとめまいがひどくなり気分が悪くなる等の症状です。

 あまりにもつらく仕事にも集中できなくなったため1ヶ月の休職をしましたこの時点で4月の中旬でした

 そして次に整形外科を受診しました症状を訴え首のレントゲンを撮りましたがとくに悪いところは見当たらないとのことでした

しかし症状があるため牽引と電気治療をすることになりました。

 牽引は余計に気分が悪くなったため1回だけしかやりませんでした、電気治療は3週間ほど続けました。

それでも症状はあまりよくならなかったため、人の薦めもあり鍼治療をすることにしました1ヶ月ほど続けましたところ仕事も休んで治療に専念したのがよかったのか何とか仕事に行けるようになるまでには回復してきました。

この時点で5月の中旬でした。

 それから現在にいたります。ずいぶん良くなってきたとは思うのですが、最近また軽い眩暈と朝起きるとき以前のような眩暈(たちくらみ?)それと朝起きたとき手と足の軽いしびれがしばしば現れます。

 現在のめまい、痺れ、立ちくらみ等の症状は何らかの頚椎の疾患があると考えられますでしょうか、病院では明らかな疾患の指摘はありませんでしたが大変気になります。

 何かご意見を頂戴できれば幸いですではまた、乱文で申し訳ありませんでした


A: ○○さま、こんにちわ。

   当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
さて、○○さまのメールを読まさせて頂き、現在の状況がどのようなものかということは理解できました。そしてまた、○○さま自身も現在の症状が頚椎症由来のものではないかということに気づきはじめているかと思われます。
 
当ホームページの『めまいについて』のページにある『バレーリュー症候群』を
特にご覧いただければ、○○さまの症状が、おそらく軽いストレートネック気味かと思いますが、頚椎症由来による症状かと思われます。
 今一度、当ホームページの『頚へのアドバイス』のページを何度も熟読され
て、そして日常生活において、頚への前屈を控えられるよう、色々な工夫を
試みられるようお勧めします。
       
氏名: S 様 / 住所: 兵庫県 / 30代
 蛯名国彦 先生

初めてお便りします。私は30代で仕事も主婦もしています。

実は、眩暈に苦しんでおり、偶然、先生のHPを見つけて藁にもすがる思いでメールをしています。初めて眩暈を経験したのは15歳で、体を動かさない状態でもぐるぐると周囲が回るめまいが3ヶ月間も続きました。病院で寝たきり状態でした。その後、少しでも疲れが溜まると、軽い眩暈が起こり1週間ほどベッドに寝ているということが6〜7回ありました。当時の病名は「右末梢性前庭機能障害」でした。

次にひどい眩暈に襲われたのは、23歳の時でした。1ヶ月間の療養でした。この時は「メニエール病」という診断でした。

次は、31歳の時で、2ヶ月間の療養でした。ここでは「メニエール病の疑い」でした。

いづれも、難聴は伴わなかったのですが、ひどい耳鳴りはしていました。
そして、眩暈の症状が明らかに今までとは違ったのが、34歳の時の眩暈でした。首を左右上下に動かしたり、上体を腰の位置から曲げたときにだけ眩暈が起こりました。ぐるぐると回るのではなく、景色が右から左へ移動するような感覚です。この時に、MRI,MRAを撮り「椎骨脳底動脈循環不全」という診断でした。

そして38歳の現在、3週間前に前回と同じタイプの眩暈が起こり、今も眩暈が継続しています。

この20数年間、朝に目覚めることをビクビクしながら生きてきました。起きたら目が回っているのでは?と心配になるのです。仕事も持っているので、このしつこい眩暈には本当に困っています。なんとかはっきりとした原因を見つけ、改善する方法はないものでしょうか?

現在治療中の他の病気は、腰椎椎間板ヘルニア・頸椎椎間板ヘルニア(極めて軽い状態)・喘息です。

先生、なにかアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


A: ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

○○さまがこれまで、いわゆるめまいで随分辛い思いをされ、実に色々な病院で、色々な病名を診断され、適切な処置をされないまま現在に至っているというような状況かと思われます。
 当クリニックホームページの『めまいについて』のページを熟読されますと、○○さまの原因がよくお解りになるように思います。

すなわち、お仕事並びに家事などにより、常に頚の前屈姿勢をしていることに伴い、頚への負担が過度になったときに、色々な症状がでてくるわけであります。
めまいもその症状の一つにすぎないと思います。
今一度、頚へのいたわりということをよく理解され、頚への過度な負担がかかる前に休養をとられるようお勧めします。
そのためにも、今一度『頚へのアドバイス』のページを熟読されて日常生活において、色々工夫されることをお勧めします。


お返事: 蛯名国彦 先生

病院から戻り早速「めまいについて」と「頸と頭痛について」のページを熟読してみました。枕の話なども、自分に思い当たることばかりでした。ちょうど16年程前(ちょうど仕事を始めた頃)から枕にこだわるようになっていました。
もっと早く先生のHPに辿り着いていれば、もっと楽に熟睡していたのに、と思っています。

今、自分ができること・・・。蛯名先生のおっしゃるように、休養します。今回の検査入院を機会に、来週の火曜日からせめてめまいが収まるまで仕事を休職しようかと考えています。眼前が真っ暗に感じて膝から崩れてふらつきながら、毎日、職場に行って普段通りに振る舞って仕事をして、帰宅するとぐったりと横になる生活をしていた自分は愚かだったと反省しています。肉体は使わないのですが、頭を使う仕事をしておりますので、今回は腰を据えて治すべきだと考えています。「小脳」という言葉を聞いただけで心配になってしまいました。「元気になりたい」という気持ちしかありません・・・。

もし、今回の検査ではっきりしたことが判明しない時には、青森まで飛んで行きたいと思います。実際にお会いしたこともないのに、蛯名先生に相談したくなったり信頼を寄せてしまうのは、先生のHPから伝わる、医療や苦しんでいる者に対する先生の姿勢のためだと思います。今すぐにでも青森に行って、診察をお願いしたい気持ちです。しかし、とりあえず来週の検査を待つことにします。

蛯名先生、お忙しいのに患者でもない私の相談にお答えくださり本当にありがとうございます。しんどい中でも、気持ちだけは先生のアドバイスのお陰で元気になりました。
          
氏名: S 様 / 住所: 不明 / 40代

○○と申します。サイトを初めて拝見しました。欲しい情報が引き出しやすく整理されていて、悩めるヒト(私です)に、ありがたいですね。
現在、○歳の夫が、頚椎ヘルニアとくも膜下出血を発症しています。ご相談させてください。

 最初、「肩に漬物石を乗せたようにドーンと痛い。頭全体がガンガンして動かせない。」と歩くのもやっとでした。整形、脳外科を経、頚椎ヘルニアと診断される。CTでの脳出血なし。
 1ヵ月後、 左顔面と左腕にしびれが出、CT撮影、出血なし。診療内科的なものではと診断される。
 MRI検査、右頭頂部に少量のくも膜下出血発見。MRA検査、主要動脈に異常なし。
 2ヵ月後、めまいと腕のしびれを訴え救急でCT撮影、脳出血なし。

現在、当初の頭痛は治まり、以下の症状があります。
1. 起立時のふらふら感
   これは、横になるとなくなります。
2. 起立時の耳の圧迫感
   エレベータに乗ると気圧で耳の中が押される、あの感じです。横になるとなくなります。
3. こめかみのピリピリ感
   弱い痛みで、たまに起きます。
4. 不安感

くも膜下出血については血管造影検査を行うつもりですが、医師から、原因が見つからないかもと言われています。
また、現在の症状はくも膜下出血と異なるように感じます。
夫は、今の症状が辛いらしく、このまま原因が見つからないのではと不安に感じているようです。

現在の症状は、頚椎ヘルニアに由来する可能性がありますか?
また、うつぶせで寝ますが、ヘルニアに影響しますか?

お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスいただけると助かります。よろしくお願いします。


A: ○○さま、こんにちわ
    
当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

 4/20に、何らかの原因で頚椎ヘルニアを来したような印象をうけます。
基本的には、いろいろな精査を受けたうえで、CTでは出血はないということが2回の検査でチェックされてるわけです。しかも、5/20のMRIといいますと、くも膜下出血を起こしてから既に1ヶ月以上経っているわけですが、それにしてもMRAで主幹動脈には、動脈瘤など、くも膜下出血を起こす原因となり得るものは指摘されなかったということで、基本的にご主人の場合は、くも膜下出血ではなかったような印象を受けます。
 少量のくも膜下出血ですと、1ヶ月も経ちますと、たいていの出血は洗い流されて痕跡も認められなくなるはずです。
また、主幹動脈に動脈瘤などがみられないのであれば、出血源は特定できないわけですから、これ以上検索する必要もないように思います。
 
 現在の症状は、『頭痛と頚について』のページにあります、耳閉塞感、
起立時のふらつきなど、不安定歩行、こめかみのピリピリ感などが、みられるということで、基本的には、頚椎症やそれを背景としたヘルニアなどにより、これらの症状がでてきているような印象を受けます。
 軽い後弯変形やいわゆる直線化(ストレートネック)のような状態がありますと、現在の症状が出てまいります。いわゆるバレーリュー症候群の一つかと思われます。こめかみのピリピリ感などはやはり、頚椎症に伴う放散痛のような印象を受けます。
ですから、くも膜下出血は基本的にはないものと考え、頚椎症に伴うものと考えて、頚へのアドバイスに従って徹底的に頚をいたわることをお勧めします。なお、頚の悪い人は、しばしば枕をするのがかえって具合が悪かったり、仰向けに寝るのが辛くて、むしろうつぶせで寝ることを好むようです。これらも、そもそも頚が悪いことの一つの状況証拠になるわけです。
 いずれにしましても、頚へのアドバイスに従って、今一度徹底的に頚をいたわることにより、これらの状況から抜け出せるような気がいたします。
 
あまり、あれこれ悩まずにここ2〜3ヶ月の間、頚をいたわるよう工夫されてみてはいかがでしょうか?
     
氏名: K 様 / 住所: 東京都 / 20代

 初めまして、お忙しいところ誠に申し訳ありません。東京在住の歳、男性、○○です。先生のホームページを見て、セカンドオピニオンをいただきたくてメールを出してみることにしました。

8ヶ月ほど前から、後頸部の痛み、肩こり、軽い肩や背中の痛み、ふらつき、軽い脱力感、たまに朝起きたときの右指や右腕のしびれ、のどの違和感、右ふくらはぎの違和感などを感じて、非常に不安になり、近くの○○科に行きました(約半年前)。

4年ほど昔、バイクで事故を起こして頭を強く打ったことと、正直、私は日常的に非常に姿勢が悪かったので、これまで相当、頸に負担をかけてきたと思われます。

現在、最初に病院に行ってから半年近く経過しているのですが、症状はある程度良くなったのですが、いまだに感じる症状としては、ふらつきと、右後ろの頸のピンポイントな痛みです。ふらつきは家や仕事場にいるときはそれほど感じないのですが、外などに出ると感じます。頸痛はある日と無い日があります。でも、それらの症状も朝起きたときは結構あるのですが、夕方になるとまったく感じなくなるほど良くなります。


A: Kさま、こんにちわ。

    当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
さて、これまでの経過を見させていただきましたが、基本的には頚椎症に伴う諸症状がみられるように思われます。
 また、現在のふらつきは、頚椎症由来の頚性眩暈と考えてよさそうです。当クリニックの『めまいについて』のページをご覧になりますと、頚椎症、特に軽い脊柱管狭窄を伴う場合には、下を見る姿勢、特に下を見て歩かれたり、立って下を見たり、デスクワークでの下を見る仕事が長時間にわたりますと、ふらつきなどが出やすい状況になってまいります。階段を昇る時よりは、階段を下りるときに出やすいのがこのふらつきの特徴であります。 
 頭痛は、夕方よりは朝方に強いということですので、おそらく、枕と頚が合わなくなってきているように思います。
枕を柔らかいものに切り替えられるようお勧めします。
 年齢によって症状が云々というよりは、頚への負担が改善されないがゆえに症状が今ひとつ取り切れないというふうに考えて下さい。頚への負担の軽減には、『頚へのアドバイス』のページを熟読されて今一度、頚を徹底的にいたわるよう日常生活において、工夫されるようお勧めします。
 
 いつ治るかは、本人の頚へのいたわり次第と考えて下さい。
何よりも、脳ドック、すなわち、特に症状のない方の頚椎MRIを見ますと、かなりひどい頚椎症や頚椎ヘルニアを伴っておりますが、その方々は、かつては色々な症状があったでしょうが、現在は、完全に色々な症状が消失している方ばかりです。
 すなわち、形態的ないかなる変化があろうとも、頚へのいたわりにより、症状は完全に消えていくものだということをお伝えしたいのであります。
 今一度、気持ちを切り替えて頚へのいたわりに頑張ってみてはいかがでしょうか?



お返事:  先日メールをした○○と申します。
  先生、毎日の診療、診察とお忙しい中のメール本当にありがとうございました。こんなに早くメールが返ってくるとは思いもしませんでした。先生の“
形態的ないかなる変化があろうとも、頚へのいたわりにより、症状は完全に消えていくものだということをお伝えしたいのであります”と言う言葉にかなり救われた気持ちです。

 正直、最初にこのような症状が出たときは、1週間もすれば治るだろうと思っていたものです。現在8ヶ月ほど経過いたしましたが、確かに徐々に良くはなっている実感はありますが、それは非常にゆっくりとしたもので、先月の今頃に比べれば、今月は若干良くなってきたかなという感じです。

この様な症状になってしまい、仕事などにも身が入らず、正直参っていました。でも、やはり自分の日常生活にも問題があったと思えます。しかし仕事の都合上、これからも毎日パソコンを使わなければならないので、まだ完治には時間がかかるのかもしれません。

今、通っている○○科の先生は、喉の違和感を訴えても、“関係ないので耳鼻咽頭科に行ってください”。朝起きたときに症状を強く感じると言っても、“疲れからきているものです”の一点張りなのです。

 正直、僕もいろいろと調べてやはり、枕など寝るときの姿勢が悪いと思っていましたので、早速枕を柔らかいものに換えてみます。

自分は病気とかには人一倍敏感で、ちょっとした症状がでると気になってしまうのです。それがこんなに長い間症状が続いていましたので、相当気が参っていました。とにかく、今から気持ちを入れ替えて、アドバイス通りに頚をいたわって行きたいと思います。

健康でいるということは今まで当然のことのように思っていましたが、このような状態になり初めてその尊さに気がついた思いです。

      
氏名: M 様 / 住所: 北海道 / 30代
 ホームページを見てメールさせていただきます。私は北海道に住み○歳の主婦です。結婚し5年目になりました。新婚旅行に行き帰ってきたところふらふらしたので耳鼻科に行き検査をうけたのですが、なにもわからなくて、自宅に帰り1ヶ月程めまいの為寝込みました。その後良くなりましたが、生活していく上で夕方になると時々ふらふらして、座ると右足の先が痺れだし調子が悪くなります。そんな日々が続きました。2002年の冬には激しいめまいで2ヶ月程寝込んでその時に内科、脳神経外科、整形外科、めまいクリニック、眼科、歯科、心療内科、などに行きましたが何も原因がわかりませんでした。しかし、その後めまいは良くなり通常の生活が出来たのですが、それもつかの間で、次に手足や口・痺れや全身の痺れが出てきて耳鳴りもひどくなってきました。特に耳鳴りは頭の中で音がして耐えれない状態でした。この間にアパートの引越しやら、親戚などのトラブルなどがあり精神的にもいろいろあったかもしれませんが、今は乗り物酔いしたようなめまいがして症状の中でも一番辛くて生活に支障をきたしています。手足のしびれは前よりはよくなりましたが床に座ったり、寝ている時に痺れたりしています。血圧も低く上が80〜90でとても冷え症です。一日をとおして朝は比較的体調が良く寝起きもいいのですが、その後めまいが一日何度か起こります。掃除や洗濯、料理もできなくなってしまい横になっていると楽になのですが起き上がるとまためまいがします。調子が悪い時に少し寝ると少しの間めまいがよくなるのですが、一日のうちに激しく体調が変わり特にめまいには悩まされております。
整形外科ではレントゲンなどを取っているのですがなにもわからず、脳神経外科ではMRIをとって異常なし。めまいクリニックでは平衡感覚や片耳に水を入れて目の動きを見たりといろいろ検査したのですが原因は不明でたいしたことないよの一言でした。脳神経外科では運動すれば治るよと言われ、そのほかに質問しようとしたら次の患者がいて忙しいんだからという感じで返されました。病院や先生への不安が非常に強く信頼感がなくなってしまったのですが、ホームページのQ&Aの親切なアドバイスや受け答えにもう一度相談してみようと思いメールをしようと思いました。何か良いアドバイスや今後のことについてどうすればいいのかお教えください。


A: ○○様 当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。
 
 旅行前後の催しや準備、そして帰ってこられ、新婚生活が始まってからの家事労働や色々なお仕事など。
それらが実は、頚の前屈姿勢を強いられるお仕事が気づかないうちに増えている事が背景になっているように思います。また、転居や荷を開くなどのことでもかなり頚が前屈姿勢を強いられますので辛いものがあります。
おそらく頚椎MRIなどで見ますと軽い後弯変形、直線化、もしくは前弯の減少などという所見が見受けられるかと思います。
 それに伴いそもそも血圧が多少低めですので、めまいというよりは浮揚感、浮動感、船に乗っているような揺れるようなめまいのほうが多いのですが、結構辛いものがやってまいります。とくに朝方は比較的よろしいのですが、午後から夕方にかけて頚が疲れてまいりますと、このような症状が出やすくなってまいります。
 
 その対策としては、頚へのアドバイスのページにありますように軽く顎にタオルを巻くような感じで、下を見ないように工夫されて、家事や趣味などにおいても、できるだけ下を見る姿勢をなくするよう工夫されて見てはいかがでしょうか?
それにより現在の症状はかなり軽減されてくるはずです。
すなわちバレー・リュー症候群の一つのような印象を受けております。
バレー・リュー症候群については頚と頭痛のページをよくお読みいただければと思います。
 
しかしながらいずれにしましてもさほど心配のない状態に、ありますので、あまり不安になられずにいかにして頚への負担を軽減されるかという工夫に知恵を絞られることをお勧めいたします。  気候もよくなりますとだいぶ楽になってきますよ!
      
氏名: H・K 様 / 住所: 岐阜県
はじめまして、岐阜県の47歳男性です。
  ここ2ヶ月数々の症状に悩まされ途方にくれていたのですが、HPを拝見させていただき、早速メールいたしました。
  2ヶ月前に突然めまいと耳鳴りに襲われました。数日で耳鳴りはほとんど気にならなくなったのですが、めまい(フワフワした感じ)、手足の脱力(物をよく落とす、つまずく、歩きにくい)、肩や首がこって痛い等の症状が、良くなったり悪くなったりしながら続いています。
  大きな総合病院では、耳鼻科と神経内科にかかり良くならず、年末症状が悪化して受診した病院で頚椎症と診断され、牽引治療を受けるも、頭痛がひどくなってしまいました。
  スポーツのやり過ぎや不摂生等を繰り返した自分が悪いのですが、職場や家族に迷惑をかけ、今後の治療の目途も立たず悩んでおります。
  アドバイスをよろしくお願い致します。


A:   ○○さま、こんにちわ。
     当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。

メールを読まさせて頂いた範囲内で推察いたしますと、○○さまが何となく感じておられるように、頚椎症に伴う頚性眩暈並びに頚性頭痛のような印象を受けます。いわゆる『バレ・リュー症候群』かと思われます。
 この度は頚椎症の診断のもとに牽引療法を受けられたことが、かえって増悪のきっかけになっているように思われます。
 いろいろな病院にひと通り受診されておられるようですので、まずは当クリニックの『頚へのアドバイス』のページをよくご覧になられて、日常生活を徹底的に見直し、ここ1ヶ月間はテレビや読書、パソコンなどは極力控えられるようお勧めします。

 また、頚にというより顎に軽く厚手の顔タオルを巻いて、下を見ないように、頭を支えるような感じで巻かれて、極力お仕事をされる際は頚にタオルを巻いて頚への負担を軽減されるようにしますとこれらの症状は徐々に軽快してくるはずです。




お返事:    こんにちは 
         1月にメールし、アドバイスをしていただいた岐阜の○○です。

あれからかかりつけの○○科で、3種類の薬をもらい、「頚へのアドバイス」に気を付けて生活しております。おかげさまで、症状は以前より楽になりました。本当に有難うございます。
しかし、職場に復帰してからは、無理して体を動かす事や長時間の会議もあり、完全な回復には、しばらく時間がかかりそうです。
教師をしておりますので、授業やテストの採点、運動やいろいろな作業、多くの書類作成の毎日です。
現在の症状は、疲れると首が痛くなる、運動後はフワフワすることがある、パソコンは目の高さでキーを押さないとフワフワしてくる、右足のふくらはぎが張っている等です。
一度、しっかりと先生に検査と診断をしていただけたらと思います。できるだけ早く予約を取り、受診にお伺いしようと思います。


A:   ○○さま、こんにちわ。
    当クリニックホームページへの再度のアクセスありがとうございます。

また、頚へのいたわりについて色々工夫されておられるようですが、お仕事が頚への過大な負担になっておられるようです。いろいろ工夫されてもなお、調子が良くないようでしたら、一度受診されてみてはいかがでしょうか?
 受診はいつでも可能ですので、とりあえず受付の方にお電話でよろしいので検査予約されてみてはいかがでしょうか?


A2:   ○○さま、こんにちわ。
     当クリニックでの検査予約は、確かに承りました。

検査の予定としては、○日夕方にこちらの方にいらして頂ければ、5時頃からでも診察の上、ひと通りのMRI検査と採血をして、翌日、検査の結果をふまえた上で適切な療養指導とお薬などを処方したいと考えております。

 せっかく遠方からいらしていただくので、この2日間で
ひと通りのことをしてあげたいと考えております。

◎ ○日(□)午後5時頃〜  診察、MRI検査、採血

◎ ○日(△)午前中    検査結果をふまえた上で
                 治療指導、適切な処方。

 を、してあげたいと考えております。
どうぞお気軽においで下さい。


お返事:    こんにちは。
 先日は私のために貴重なお時間を割いていただき、本当に有難うございました。
おかげさまで、先生の貴重なアドバイスや、薬と枕のおかげで、忙しい4月を無事に乗り切れそうです。

         
氏名: K 様 / 住所: 香川県
 はじめまして、
私は、38才女性です。
HPの、頚椎症のページを見て、症状がぴったりあてはまるので、御相談することにしました。

 1年半前より、後頭部の鈍い痛みが毎日続き、耳閉塞感が加わり、ついには、ある朝、突然立っていられないような眩暈の発作が起きました。
その後2-3回そのような大きな発作があり、眩暈が毎日続くので、耳鼻咽喉科を来診し、「メニエール病」だということで、○○を処方してもらいました。
その後眩暈の症状は良くなったり悪化したり、を繰り返して、すっきりしない状態でした。

そして、昨年10月終り頃より、眩暈の症状が悪化しはじめて、後頭部の頭痛と右こめかみの片頭痛が加わり、脳神経外科を受診し、CTを取ってもらいましたが、脳には異常は見られないとのことで、緊張性の肩こりからきているのではということで、○○という肩こりの薬を飲み始めました。
後頭部の頭痛はとれたのですが、眩暈の悪化は回復しないままなのでした。

今度は1月下旬頃より頭を締め付けられるような頭痛がしはじめて、頭痛薬を飲んでも効く時もありますが、効かないときもあり、今も苦しんでいます。
同時に鼻の奥の痛み(鼻水)をともなって、耳の奥の痛み、声枯れなどの症状をともなう症状です。
又、背中の痛みも毎日のようにあります。最近は右目の疲れもひどくなっています。

再度脳のMRIをとって脳神経外科を再受診しましたが、異常ないとのことで、脱水症状と首の筋肉低下によって血流が悪いとのことで、水分補給との○○の薬の停止をして、様子をみるようとのことです。

とりあえず整形外科でも脳神経外科でも肩こりによる緊張性の頭痛とめまいだという診断なのですが、鼻の奥の痛みや耳の奥の痛みを訴えても関係ないといわれました。
毎日ちっともよくならず薬づけの毎日で、鎮痛薬も飲みすぎると良くないので我慢していますが、会社も休みがちでどうすればよいのか分からず困っています。

先生の御判断はどうでしょうか。頚椎症でしょうか?

長くなりましたが、ご返事宜しくお願い申し上げます。


A:    ○○さま、こんにちわ。
     当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。

メールを読まさせて頂いた範囲内でお答えしたいと思いますが、○○さまが感じておられるように、現在の症状は『頚と頭痛について』のページに書いてあります、Barre-Lieou(バレ・リュー)症候群といわれるところにあてはまるように思いますが、いかがでしょうか?
 ○○さま自身が感じておられるように、頚への負担がかなりかかっている状況が、最近特に続いておられることが背景になっているな、ということは感じておられると思います。
基本的には、そこをしっかりと理解し、『頚へのアドバイス』のページにもありますように、頚をとことんいたわることをしない限りは、現在の状況からは抜けられないと思います。
 また、それを実行されることにより、必ず良くなりますので、今一度熟読されて毎日の生活の中で、頚へのいたわりについて工夫されるようお勧めします。



お返事:  昨日相談メールをしました、○○です。
        早速お返事いただきまして、感激しております。

頚へのいたわりのページの中に、下を向かないよう、タオルにての首の固定がありましたが、「バレリュー症候群」の場合は、頚の固定の方法として、むちうち症の方が使うような固定用具(カラーという名称でしょうか・・堅いポリでできているもの)を使うのは適しているのでしょうか?

家族が以前頚椎症にて入院の際使用していたものがありましたので、2〜3日試したこともありますが、首は楽になって、眩暈も首が固定されるため多少ましになったのですが、肩こりや背中の痛みが増したような経験があります。


A:   ○○さま、こんにちわ。
     当クリニックホームページへの再度のアクセスありがとうございます。

○○さま自身が、現在の症状は、頚への過度な負担からくるものという認識が出来つつあるような印象を受けます。
何よりです。
 まず、基本的にはそこをしっかりと理解することです。そしてその背景にあるのが、いわゆる頚の前弯の軽減、もしくは後弯変形といわれるものであり、『バレ・リュー症候群』を生み出す背景にもなっているわけです。
 これらはいずれにしましても、頚の前屈姿勢を控えることにより、自然に治っていくものであります。

 基本的には、薬というよりは頚の前屈姿勢をはじめとする頚への色々な負担の軽減、これにつきるわけです。
その一つとして、頚というよりは、顎に厚手の顔タオルを軽く巻いて重い頭を支えるように、下を見ないように、そういう習慣づけをするという意味でやるわけですが、むちうちの方が使われております、固いポリで出来ているハードカラーやスポンジなどで出来ているソフトカラーなどを長時間使いますと、頚の筋肉の減弱や肩こりなどの一因になります。しかし顔タオルですと、それらと違って各自に合ったタオルの重ね方や折り方などの工夫により、オーダーメイドのカラーをつくることができ、適切な可動域が得られますし、毎日新しいものと取り替えられて清潔感もあるわけです。  
 いろいろなことをふまえた上で、顔タオルを勧めているわけです。

      
氏名: S・U 様 / 住所: 不明
 2年半前より突然ふわふわとしためまい感に疲労感、肩こりに首のこりや胃の不快感や目の疲労感や不安感を感じて耳鼻科や心療内科といろいろ転々としました。
仮面うつ病と診断され安定剤をもらってもあまりよくならず今にいたっております。
首はごきごき音を鳴らすくせもあり、レントゲンをとってもらったところ首の骨がまっすぐになっておりゆがみもあるとのことでした。
そちらの病院は遠くていけませんが、とても親切にかいてあったのでご相談しました。
こういった症状も首へのいたわりをすれば軽減されるものでしょうか?
骨がまっすぐになったような状態でも、軽くなっていきますでしょうか?
治療としては首をいたわるのがいちばんでしょうか?薬などはのまないほうがいいでしょうか?
すみません。困っております。どうか宜しくお願いします。


A:   ○○さま、こんにちわ。
     当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
 現在の症状が、どうも頚への過度な負担によるものと理解が得られつつあるような印象を受けますが、どうでしょうか?
○○さまが感じておられるように、『頚と頭痛について』のページにありますように、頚椎の前彎の減弱といわれる、すなわち
頚の骨がまっすぐになっているということなんですが、それを背景としたバレ・リュー症候群のような印象を受けますが、いかがでしょうか?
 読者のコーナーを見ていただければわかりますが、たいていの方は、かなりのひどい変形があっても、頚をいたわることにより、著明に症状は改善し、また元気にお仕事に戻っておられます。頚をいたわるということに徹底されることをお勧めします。

        
氏名: E・F 様 / 住所: 不明
 はじめまして、53才の女性です。

4ヶ月程前、朝起きた時に急にめまいがして起き上がれず、30分後位になんとか布団の上に起きたのですが、脱力のため自力で立てずに夫の手を借りて立ち上がりました。
 病院で心電図、脳CTそしてMRIと検査を受けましたが、異状はみられず、良性突発性頭位眩暈症と診断されました。
3年前には過喚起症状で手足がしびれ息苦しさで救急車のお世話になり、それ以来また起きるのでは・・・・という不安感が離れず、安定剤(ソラナックス)を服用しております。その他にも高血圧の薬(カプトリルR・コニール)、更年期症状のメサルモン等を服用しており、今回の眩暈でメリスロンがプラスされて薬づけの毎日です。

急激なめまいは治まりましたが、まだ起立の状態が長くなると足の力がなくなっていくような気がしたり、美容院でシャンプーの後に体位が変わると数秒間位のめまいとふらつきがあります。また首から後頭部にかけて重苦しい感じもあります。
そのためいろいろな行事や友達との約束もキャンセルが多くなり、ますます憂鬱な気分になってしまいました。
 運動不足である事は確かなのですが、このような状態はかなり長く続くものなのでしょうか?診て下さっている先生は重大なものではないようにおっしゃるのですが。
先生のアドバイスをいただけたらと思いメールをしました。よろしくお願いいたします。


A:  ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。

この数年来、過換気症候群から始まりまして、シャンプーをされた時や立ち仕事などのお仕事の後に、いろいろな症状が出てくるということかと思います。
 基本的には、これらは当クリニックのホームページの『頚と頭痛について』のページを見られると、頚性眩暈という頚からのめまいというところがあるはずです。
特に、軽い後弯変形などがありますと、これらの症状が非常に出やすくなってくるわけです。
 特に立ち仕事を根詰めてやられた時に、散歩など歩かれた時でも、固い所を下を向いて歩かれると、特に悪くなりますし、買い物やウィンドウショッピングなども頚への負担になります。
 また、シャンプーの際に頚の後屈がきつすぎますと、シャンプーが終わった後で、めまい、吐気とか四肢のだるさが出てくるわけです。
 これらはいずれも、頚を背景とした一連の症状のような気がいたします。

そして、めまいや手足のしびれ、立ちくらみ、吐気などが出ることに伴い、パニックになって過換気症候群という症状にもなってくるわけです。
ですから、基本的には頚へのいたわりを日常生活の中で今一度、日常生活の中で考えてみてはいかがでしょうか?
 ホームページの『頚へのアドバイス』のページを熟読されて、ライフスタイルを見直してみてください。

また、お便りコーナーの『めまい』の項目のところを見ていただければ、○○さまと同じようにたくさんの方が悩まれておられますが、みんな元気になってこられてるわけです。
 単に更年期とか過換気症候群とか運動不足とか良性突発性頭位眩暈として片付けてしまいますと、今後いかにすればよくなるのかわからず、本当の意味で良くなっていくことが出来ないように思われます。
      
       
氏名: 不明  / 住所: 不明
はじめまして。
インターネットをみて、とても丁寧な対応をみて、メールさせていただきました。

 昨年12月、夜に軽い回転性のめまいがあり、少し吐き気がしました。
その後1月に、会社にいっていたとき吐き気がして(めまいはそのときなかったと思います)
途中で家に帰る電車の中で、気分が悪くなり、おりた瞬間、嘔吐しました。
この当時、下痢も続いていました。
 そしてその数日後、朝起きたらあたまがかなり重くぼーっとしてしまいました、でも会社へいったりしていましたが、何日か後に、吐き気が夜から朝まで続くというような状態になりました。吐いても吐いてもとまらず、もう吐くものがなくなっている感じでした。

それからしばらくして、吐き気はなかったのですが、上記のものがあまりにすごかったので気にしていましたが、どうしていいかわかりませんでした。
そして、何ヶ月か普通にしていたけど、7月あたりには、突然吐き気がしたりすることが何度かありました。(めまいはなかったです。はくことはなく、しばらくじっとしていたらはきけもなくなっているような感じです)
胃も痛かったので、しばらくして胃カメラをのみましたが、異常なしでした。

その後、最近の10月8日に朝起きた瞬間、階段をふらふらしながらおりて、トイレや食事をつくろうとしていると目がまわりだしました。
回転性のめまいがきたので、気持ち悪くなり、すぐにまた布団にもどって、右を下にして寝ているとしばらくして落ち着きました。
しかし、真上や左をむくと、また回りだすので、右を下にしたままじっとしていたら、やっとお昼には動けるようになりました。

その後、2週間がたちますが、軽いめまい(頭をふりむいたり、食事を作ってじーっとたっているとき)はあったような気がしますが、回転性のめまいはおさまりました。
しかし、吐き気が2週間たった今もおさまらないのです。

特に朝方が吐き気が強く、なぜ、吐き気が続くのか不安です。特に回転しているめまいがないのに、こんなに長く続くのが不安でなりません。
○○科や△△科にいったけど、大丈夫ではないかということで、念のためMRIはしますが、1ヶ月先です。
吐き気が毎日続くため、何もできなくて、つらいです。

ここまでくると自分でもどうしていいかわからず、
精神的なものとか自律神経失調症と片付けてよいものかと・・・。

なんか、すごい長文になりましたし、判断に困るものかもしれませんが、何か情報いただければと思います。

31歳の女性です。
よろしくお願いします。



A:  ○○さま、こんにちわ。
   当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。

さて、メールを読まさせていただきましたが、これまでの経過が手に取るようにわかります。
 当クリニックホームページの『読者のコーナー』の『めまい』のページをお読みになられたと思いますが、その訴えられてる方々の症状とあなたの症状とは、非常によく似たものだと気づかれたと思います。
 基本的には症状が出るのは、立ち仕事、例えば朝食の準備で下を見てのお仕事や揺れる振動のある電車の中で立ったり、あるいはまた座って下を見ている、そういう姿勢が頚への負担になっているということであります。
 下痢や胃具合が悪い時は、風邪のウィルスによる急性胃腸炎を起こしており、風邪気味になると、特に頚の悪い方は、めまいや後頭部痛などが強く出てきます。
 また、会社でのお仕事での頚の前屈姿勢自体が、頚へかなりの負担がかかっております。

 朝、起きた時に具合が悪いというのは、枕と頚がもうすでに合わなくなってきており、枕を取り替える時期になっているということです。
 その際は、極力柔らかい羽根枕を使われるようお勧めします。

加えて、階段を下りようとするときに、かえってめまいが強くなることがあります。それは、階段を昇るときよりも下りるときのほうが、実は足元が不安な為についつい下を見てしまう為であります。
下を見るということは、頚の上位頚髄の循環障害を来たし、頚性眩暈が来ると私は考えております。
これらの症状を見ますと、すべて一連の症状だということに気づかれるはずです。
 すなわち、頚の前屈姿勢、下を見ている姿勢の時にすべての症状は起こっていると考えて下さい。
      
      
氏名: A・S 様 / 住所: 奈良県
Q1
先生、はじめまして。
私は31才の主婦で、3人の子供がいます。
最近、とても体調が悪く、気分も落ち込んでいます。
症状は・・・
@いつも頭がフワフワしています。また、ぼんやりしていて、物忘れがひどく、
 動作が遅く、無気力な感じです。考えがまとまりにくいというか・・・。
 話をしていても、言いたいことを言い終えるまでに、2、3回、同じことを
 繰り返し言ってしまいます。
A頭痛(1週間に2〜3回程度)があります。
 頭全体が痛く、横になると心臓の鼓動のようにズキンズキンとします。
 頭痛時に気分が悪くなることもあります。
B涙もろくなっていて、ちょっとしたことで落ち込み、涙が止まりません。
Cマヒ?しびれ?
  今までに5〜6回経験しました。
  初めてなったのは、去年の夏。友人と怪談話をしていて、両手がかたくなって
  動かせなくなりました。その後左目の視野が少し狭くなりましたが、
  翌朝には回復していました。
  その後、大笑いしたときや、夫婦げんかになったときに両手のマヒがおこりま
  した。
  いずれも約30分くらいで回復したと思います。
  そして、つい最近、子供たちが兄弟げんかをはじめ、「もうやめなさい!」と
  大声で叫んだ後、涙がポロポロ出て、その後、両手がマヒし、続いて両足が。
  ちょっといつもと違ったので横になったのですが、その後、全身(顔も)マヒし、
  首から下が何もなくなってしまったような感覚になり、そして、色が分からなく
  なり、耳鳴りがして、耳が聞こえなくなり、気を失いました。
  どのくらい気を失ったのか分かりませんが、末っ子が、私にぶつかってきたの
  か、つまづいたのか、腰のあたりに痛みを感じ、末っ子の泣き声が聞こえてき
  て気が付きました。
  だんだんとマヒは消えてきましたが、あれ以来、いまだに手足が冷たく、
  手の動きがぎこちないんです。
 
頭痛がひどかった時に、脳神経外科を受診し、頭部のMRIとMRAの検査を受けましたが、異常はなく、おそらく、肩こりとストレスからだろうということでした。
そして、気を失った日の夜、はじめて精神科を受診しました。
過喚起症候群や、育児ノイローゼではということでした。
でも、その精神科医は、「いい年して、お化けの話で過喚起起こして。」って鼻で笑い、「過喚起が起こるたびに旦那さんが会社から呼び戻されたらたまらんなあ。」とまで言われ、余計に落ち込んでしまいました。
 
長々と書いてしまって申し訳ありません。
いったい私はどうしたらよいのか分かりません。ツライです。
先生、助けてください。


A:   A・Sさま、こんにちわ。
    当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。
 
メールを読まさせていただきました。
現在の症状を見てみますと、A・Sさまと同じような症状でたくさんの方が悩まれてるのがホームページの『読者からのお便りコーナー』のところを見ていただければ、気づかれるかと思います。
 基本的に現在の症状は、3人の育児でかなり頚と腰への負担がかかっていたことにより出てきたものと思われます。特に、育児の場合は、下をみておんぶや抱っこが大変なお仕事なのですが、もともと結婚される前に、デスクワークや立ち仕事などに疲れていた方ですと、特にその症状が強く出てまいります。
 
頭痛やフワフワ感、集中力がなく、感情の起伏が非常に激しくなるのは、心にも体にも余裕がなくなっている証拠だと思います。
その状況の背景となっているのは、やはり頚への負担が過重になっているからではないかと思います。
 ここ1ヶ月間ほどは、徹底して横になる時間をとられるようにお勧めします。
 また、読書やテレビなどは完全に止められて、音楽やFMラジオなどを楽しみ、頚への負担を軽減されるよう日常生活においてもすべて見直しをされてみてはいかがでしょうか?
 
大笑いした時や、夫婦ゲンカの時や、子供たちを叱った時に、過換気症候群のようなかたちで、両下肢のマヒや意識消失などが出ることは少なくないのですが、その過換気症候群に至る背景も基本的には、余裕のなさから来ているものと思います。
心身ともに余裕がなくなっているように思われます。それは肉体的にも過重になってきているからではないかと思います。
 
尚、手の冷たいのは頚から、足の冷たいのは腰から来るものと考えてください。
いずれにしてもこれらは、徐々に頚へのいたわりにより軽減されてまいります。
当クリニックの『頚へのアドバイス』のページをよくお読みになられて日常生活を出来る限り見直されることをお勧めします。
 
過換気症候群、育児ノイローゼと片付けてしまうのは簡単なことですが、その根本にあるものは、頚にあるのだと考えて、頚へのいたわりによりその症状はでなくなってまいります。
もし、どうしても症状がとれないようでしたら、一度受診をされてみてはいかがでしょうか?
 
外は初夏です。気持ちも切り替えて、そして頚と腰へのいたわりを中心に、健全なる肉体を取り戻すことにより、今のうつ状態のような過換気症候群のような不安神経症のような症状も心の不安定さもだんだん改善されてまいります。
 
今しばらく無理をされないで、頑張らないでやってみてください。
Q2
先生、こんばんは。
丁寧なお返事をいただいて、とても嬉しかったです。
お忙しいのに、お返事くださって、本当にありがとうございました。
こんなにもあたたかい先生に巡り会えたのは初めてです。
先生のお返事を読んだだけで、少し、気分が楽になりました。
 
先生のおっしゃるとおり、心身共に疲れ果てていたように思います。
頚や腰への負担により、さまざまな症状が出るんですね。
そういえば、思い当たるふしがあります。
 
この半年くらいで、5〜6回ほど、ひどい「寝違え」になりました。
仰向けに寝ている状態から、頭を持ち上げることができず、
お風呂に入って洗髪している時には、前向きに倒した自分の頭を
持ち上げることができず、おかしな話ですが、両手で頭を持ち上げなければ
どうにもできない状態でした。
4〜5日かかって、やっと元の状態に戻ることができましたが、
こんなひどい「寝違え」は、今まで31年間で経験したことのないものでした。
寝違えた時には、どういう風に対処すればよろしいのでしょうか。
 
先生のような、あったかい先生が私の近くにもいてくれたら、
どんなにすばらしいことかと思います。
以前、受診した精神科の先生の言葉に傷ついてしまったせいもあり、
ちょっと病院が怖くなってしまっています。


A:  A・Sさま、こんにちわ。
    当クリニックのホームページへの再度のアクセスありがとうございます。
 
その後、だいぶ元気が出てきたようで、心より嬉しく思います。
 
 さて、ご質問の寝違いの件ですが、基本的には寝違いの程度によりますが、
普通は2、3日頚を安静の為に完全な休みを取られると、ほとんどの場合はそれで治ってしまいます。
その際に、柔らかい枕をきちんと頚に当てて、徹底して頚をいたわることが基本になります。日中は頚に顔タオルを軽く巻いて頚の安静を保つようにして下さい。
適切なお薬なども効果的です。
それ以上長く続く場合や、頻回にみられる時は、大抵軽い頚椎症などが背景になっていることが多く、また、枕が頚に合わないことが多いことから、枕を柔らかいものに替えてみると、かなり違ってくるはずです。
 いずれにしましても、3日〜長くても1週間程度で改善してくるはずであります。
 さほど心配されないで、基本的には頚へのいたわりにより、必ず良くなるものだと信じて、あまり頑張らないでライフスタイルの見直しに努めて下さい。
    
氏名: K・T 様 / 住所: 新潟県
初めまして、突然のメールで申し訳ありません。
私は、新潟県○○市に住んでいるK・Tと申します。
31歳 男子 会社員です。
先生のホームページを見てメール致しました。
私の体の具合が良くないので、先生のご意見を聞かせて下さい。
よろしくお願いします。

仕事は電気工事の見積業務をしております。
朝8時から夕方までパソコン業務です。業務歴8年です。
近眼で普段からメガネを掛けています。
趣味はインターネットで、深夜までやっていました。

以前から肩凝りがひどく、生活習慣の改善が必要と思っていました。
でも思うだけで、実際に実行はしていませんでした。

2月頃から眼の遠近感に違和感を感じました。
何か自分の今までの感覚と違うと感じました。
何がどうと言うわけではありませんが、少しおかしい感じという程度。
少しフラフラするような?しないような?
メガネが合わないのかと思い、メガネ屋さんでメガネを処方して貰いました。
本来であるなら、眼科の処方でなければダメなのは解ります。
結果は度数の変化はないという事でしたが、遠近感がおかしいのでそれを補うメガネを造りました。
新しく出来たメガネを掛けても遠近感がおかしく、かえって疲れる感じでした。
何かフラフラする(めまい)感じがしました。
慣れるに時間が掛かると思い、メガネをかけていました。
この頃は仕事が忙しかったです。

 新しいメガネを掛けて2日目に山の中にあるトンネルの照明器具の球が切れてないかの調査に行きました。
とても寒く、下から上を見ながらの作業でした。歩いたり、走ったり、時には後ろを向いて歩いたり。 その夜に首と背中に痛みが走り眠れなくなりました。
救急外来に連絡したところ、バファリンを飲んで様子を見て、翌日神経内科で診察の指示を貰い、病院に行きました。
脳のCTと首のX線と撮り、異常なしで肩の凝りとめまい止めを処方されました。
凝りの方は少しありますが、2週間経過してもフラフラ感が取れませんでした。
神経内科で症状を話した所、めまいの薬が変わりました。
それでもダメなので眼科・内科・耳鼻科で検査を受けました。
耳鼻科での、めまいの検査結果はまだ出ていません。それ以外は全て異常なしでした。
耳鼻科の先生は検査する前から耳鼻科のめまいではなさそうであると言われました。今の所、原因が解らないフラフラ感(めまい)に悩んでいます。

何卒、ご意見の程 よろしくお願い致します。


A:  K・Tさまこんにちわ。
    当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。

 メールを読まさせていただきましたけれども、やはりK・Tさまが当ホームページを見て、それとなく感じていると思われますが、現在の症状は頚椎症、もしくは後弯変形に伴う頚性眩暈のような印象を受けます。
 やはり、普段のお仕事で頚への負担がかなりかかっているようです。
 基本的には、頚への負担を軽減されますと、いかなる頚椎症であろうとも必ずよくなります。『頚へのアドバイス』に従って、日常生活で頚へのいたわりに配慮されるとともに、当面の間、自宅にいる間は、頚に顔タオルなどを軽く巻いて下を見ないようにされると、だいぶ軽減されてくるかと思われます。

 現在の目のしょぼしょぼ感、焦点が一時的に合わない感じも、頚への負担からくるものですので、めがねとか眼科ではなかなか治らないかと思います。
 また、現在の眩暈感も早晩よくなるはずですので、決して不安にならないで、頚へのアドバイスに従って、ここ2・3ヶ月程、パソコン、インターネット、テレビなどは控えられるようお勧めします。むしろFMラジオやCDなど、ビジュアルからアコースティックへ趣味を変えてみてはいかがでしょうか。


メールありがとうございます。
凄く安心しました。ありがとうございます。
今までどの検査をしても異常が見つからず、不安な毎日を過ごして来ました。
精神的にも大変でした。
そんな時、先生のクリニックの患者さんから情報を貰い、メールしました。
僕はラッキーでした。
「頚へのアドバイス」に従い、早く良くなるよう頑張ります!

突然のメールで申し訳ありませんでした。
本当にありがとうございました。

新潟県○○市 K・T

     
氏名: Y・S 様 / 住所: 横浜市
横浜市在住、50歳女性会社員
近くなら、明日にでも飛んで行って診察を受けたいと思うくらい先生のホームページに興味を持ちました。
 
以前から、頭痛もちで、めまいも45歳をすぎたあたりから、ふわふわめまいが時々はあったのですが、1ヶ月前から今までに体験したことのないような、ぐるぐるめまいに悩んでいます。
それは、ほとんど、体位を交換したり、寝起きの時に起こります。
普段もそのせいか、ふわふわしています。
 
耳鼻科の診察で耳の聞こえも正常。
脳にも異常なし、点滴やお薬や針など、漢方薬までためしていますが一向によくなりません。
一日中パソコンをやるせいか、首の付け根が異常に痛く整形外科でむちうちのようなカラーをいただいてつけております。
そのせいか、電車にも乗れるようになり、人ごみも恐くなくなりました。
 
このまま放置して治るのでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますが
お答えをお待ちしています。

A:  Y・Sさまこんにちわ。
   このたびは当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。
 
メールを読まさせていただきましたが、臨床経過から考えてYさんが考えているように頚の前屈姿勢に伴う頚への負担が今回の症状の背景になっているように思われます。
幸いにして、現在のところ適切な対処をとられているようで、特に下を見ないようにお勧めします。
 また、ソフトカラーというものを着けているようですけれども、長期間装着しておりますと、頚部の筋力低下が気になります。だんだんと軽快されてきましたら今度は、顔タオルなど、より軽いものに切り替えてゆかれるとよろしいかと思います。
 いずれにしましても、一日中パソコン業務はかなりの負担になります。
パソコンのモニター画面の高さや、角度などの調節、そしてお家に帰られた後、
出来るだけテレビや読書などは控えられて、音楽などビジュアルからアコースティック
に趣味を切り替えていかれるようにされるとだいぶ軽減されてくると思います。
 また、それらにより十分軽減されてくるはずですので、今しばらく頚へのいたわりに配慮されながら毎日のライフスタイルの見直しをお勧めします。
 
 頚椎の検査について、おそらくは軽い後弯変形ないしは変形性頚椎症に伴う脊柱管狭窄が多少あるかと思いますが、いずれにしましても、頚への負担を軽減されることにより、それらも改善されてきます。
 
あまり不安にならないように、そして頚へのいたわりにより十分軽減されると信じて
あまり頑張らないで下さい。
 
    
氏名: M・T 様 / 住所: 大阪府
Q1
HPを拝見しました。お言葉に甘えて質問させていただきたく、よろしくお願いいたします。

*** 病歴と症状 ***

40才、女性。
5年前に下垂体腺腫(非機能性3cm)の手術を受けました。
(年1回のMRI検査では残存腫瘍に変化はなく、主なホルモン値もほぼ正常のようです。現在、漢方薬以外の薬は飲んでいません。)

下垂体腫瘍と診断される前からの体調不良が今も続いており、困っています。
症状は頭がくらくらする感じ、めまい、腕の力が抜ける感じ、手の震えなどです。ほとんどの症状が下垂体というよりも、頚と関係して起こっているような気がしてネットで調べているうちに、こちらのHPに出会いました。

以下が主な症状です。

・頚の後ろの不快感・・頚の後ろが盛り上がったように凝っていて不快感がある。それに伴い、頭に血が行かない感じや、ふわふわしためまいがある。起床時に頚が痛む。天井が半回転するようなめまいが年に1.2回ある。

・腕の脱力と震え・・腕を使う動作をする時、頚に不快感があり力が入りにくく、ぎこちない。字を書いたり細かい動作をすると手が震える。(動作をしなければ震えない。入浴後などは震えがひどくなる)
下を向いて作業をしていると手が震えてきて気分が悪くなる。

その他・・頭の大きさに比べて首が細く長い体形です。
心理的ストレスを感じると、頚の不快感が強くなるように思います。
メコバラミンの市販薬(ナボリンEB錠)を飲むと頚の不快感が多少緩和されるように思います。

---以上です---

休めば良くなるかと思い静養していますが、不調がずっと続いています。
不定愁訴的な症状は、今かかっている脳外科ではあまり重要視されないのですが、患者としてどのように説明、アプローチしたらよいでしょうか。神経内科を受診したほうがよいでしょうか。

ぶしつけな質問で恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。


A:  M・Tさまこんにちわ。
当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。

メールを読まさせていただきました。
M・Tさまが感じているように、下垂体腫瘍と現在の症状とは特に関係がないように思われます。おそらく下垂体腺腫は、たまたま偶然に見つかった、いわゆる「無症候性下垂体腺腫」と思われます。
 術後の経過も良好とのことで、下垂体腺腫のほうはあまり心配ないように思われました。

現在の訴えであります、頚の後頚部痛や後頭部痛、ふわふわした感じや頭が空っぽになるような血が回っていかないような違和感は、やはり頚椎症由来の頚性眩暈のような印象を受けます。
  また、字を書いたり、細かい作業をすると手が震えるというのは一見、書痙(しょけい)のような印象も受けますが、多くの場合、頚椎症に伴い、手指の脱力感や細かな操作が出来なくなり、よく物を落としたりするようになります。
  基本的には、お仕事で下を見る姿勢が多い為だと思われますが、極力、食事の際も入浴の際も洗髪の際もトイレに行く際も、下を見ないように心がけれらるよう、お勧めしたいところです。
シャンプーをされる時は目を瞑り、食事をされる時は茶碗を持って食べられると、下を向かなくてもできるはずです。

 頚というよりは顎に軽く厚手の顔タオルを巻いて下を見ないように頚を支えてあげますとだいぶ症状が楽になるはずです。
 お家で静養されておりましても、その静養のされ方が問題でありまして、テレビや新聞、読書などは極力控えられるよう、そしてビジュアルからアコースティックに趣味を切り替えて、FMラジオやCDなど音楽を楽しまれるようにされると、頚への負担がかなり軽くなってくるはずです。



  症状を受け止めていただき丁寧なご回答をありがとうございます。

根を詰めてメールを書いた翌日は、特に調子が良くないようで、入力をするが辛かったものですから、御礼が遅くなり失礼いたしました。
 本当に長いこと不調の中にあり混乱しておりましたので、症状や体調についてもう少し詳しく整理してみようと思っているところです。
どうかよろしくお願いいたします。

Q2
先日、頚についての質問をさせていただいた大阪のM.Tと申します。
恐れ入ります。もう少し質問をさせてください。

先日のメールの症状(頚後部の不快感、めまい、腕の脱力、手の震え)はいずれも、自宅にいて精神的に落ち着いた状態でいる時の症状をできるだけ客観的に記述しました。
外出したりストレスを感じたりすると症状はもっとひどくなりますので、詳しく記述します。
********************************

体調不良で退職し、すでに5.6年、自宅で療養しています。

体調不良は「頚の不快感や頭に血が行かない感じ」から始まりました。
その後、1年くらいして偶然に下垂体腺腫が発見され、手術を受けました。
診断がついたのが嬉しく、喜んで手術を受けましたが、合併症なく経過が順調だったにもかかわらず、手術後も不定愁訴的な症状が続きました。

外出して、買い物をしたり荷物を持ったりしているうちに、頭に血が行かない感じになりぼ〜っとして気分が悪くなるのです。
帰宅後は船に揺られているような感じが続き、何時間も立ち上がれないほどです。少し遠出をした翌日は、天井が半回転するようなめまいが起こり、疲労が数日続きます。
(そんな体調で署名したりするうちに書痙の症状になり、自宅で安静にしている時でも字が書きづらくなりました。)

家にいる時でも、急に立ち上がったり、上を見上げたり、お風呂に入ったりするだけで同じように気分が悪くなり、頭に血がまわらない感じがしばらく続きます。
夫と2人暮らしですので、さほどストレスのない生活をしていると思いますが、調子が悪くなる以前の自分からは考えられないほど、何事にも過敏になってしまいました。ちょっとびっくりしただけでもくらくらして気が遠くなる、化学物質に過敏になり香料などで気分が悪くなる、毛染めをすれば全身が痒くなりミミズ腫れのようになる等です。
最近は、瞼やふくらはぎがぴくぴくしたり、(定かではありませんが)脈が飛ぶような感覚もあります。

先日、漢方薬を出されているいつもの病院(婦人科)を受診し「頚部MRIを勧めていただいたこと」を話した直後に血圧を計ったら脈拍が140くらいに上がっており、お医者さまをあわてさせてしまいました。
血圧も160くらいまで上がっていました。(安静時は低血圧気味です)
そのせいか翌日は頚全体が筋肉痛のようになっており、物は落とすし、食事をするのも不便なくらいでした。

食事は美味しくとれますし、よく眠れますので、精神的なものから来ているとはどうしても思えないのですが。
(161cm、53kg。体脂肪率21%。好き嫌いなく胃腸は丈夫。下垂体手術後、生理は順調。煙草は吸いません。
体調が悪くなる前まではスポーツも好きでしたし、人に会うのも全く苦になりませんでした。)

********************************

先生にはこのような症状はどのようにうつりますでしょうか?頚が原因で私のような症状になる患者さまもあるのでしょうか?それとも、頚以外の要因(私の体質や性格)が大きいと思われますでしょうか?
最近では、指先がぴりぴりするような感覚もあり、頚になんらかの異常があるのは間違いないように思いますので、できるだけ早く頚のMRIを撮りたいと思っておりますが、前回のメールでは症状を簡潔にまとめすぎたような気がして、お手間を承知でもう一度質問させていただきました。


A:  M・Tさまこんにちわ。
    再度のアクセスありがとうございます。

今回のメールを読まさせていただきまして、先日ご返事申し上げたとおりの大体の経過と症状ではないかと思います。
 『健全なる肉体に健全なる精神が宿る』という言葉を覚えておられるかと思いますけれども、あなたの場合はまさにそれに相当するものと思います。

最初にお仕事などで、ある時期頚への負担がかかり、頚の調子を崩してからそれに伴ういろいろな症状に伴い自信がなくなり、ついついうつ状態や不安神経症、もしくは心身症などといろいろな精神科的な診断名をつけられるに至ったように思われます。

基本的には、まず、頚をいたわることからもう一度日常生活を立て直してみてはいかがでしょうか?
それにより、また健全なる肉体、すなわち頚の調子を取り戻すことにより精神的な調子も必ず上向いてくるはずであります。きっとM・T様の春はすぐ近くまで来ているはずです。

2月にメールで質問させていただいた大阪のM・Tと申します。
その節はていねいなご回答をいただき本当にありがとうございました。

アドバイスをいただいてから、1日中首にタオルを巻いて、外出の時もスカーフなどで首をいたわりながら過ごしました。固定というほどではありませんが、弱い部分を保護しているというような安心感がここちよく、気分的にもかなり安定することを実感しております。
その他、ゆっくりお風呂に入る、無理のない程度のストレッチをする、できるだけ気持ちをゆったりするなど、自分の思いつく範囲のことをしています。
相変わらず、がんばってしまうと眩暈がおこり、毎日少しのことしかできませんが、おかげさまで前よりは上向いているような気がします。

学会で大阪にいらっしゃることをHPで拝見しました。どうぞお気をつけてお越しくださいませ。
お礼方々、近況のご報告まで。
    
氏名: N・M 様 / 住所:不明
N・Mと申します

28歳、女性
仕事は事務で、10時〜18時 土日休み
ストレスはあまりありません
大きな病気もしていません
独身で妊娠もしていません

何の病気か分からず、どこにかかればいいのか分からないので、
教えていただきたいのです。
症状は「常に頭がくらくらして、胃が気持ち悪い」というものです。
ぐるぐるまわっているのではなく、ちょうど船や車などの乗り物酔いのような感じです。
頭をじっとさせていても、頭の中がグワーンとして、たから胃が気持ち悪いのです。吐くまではいきませんが、一歩手前です。
隣の人と話そうとして少し頭をまわしたり、下を見ていてそこからパソコンの画面を見ようと頭を上げるだけで、頭の中がグワーン グワーンとして
さらに気持ち悪くなります。

はじまったのは3、4年前、寝ていて急に頭の中がぐるぐるまわりだして、そのときはすぐに吐きました。
その日がきっかけで、ずーっと頭と胃が気持ち悪くなりました。
会社もときどき休みました。(休んでも治りませんが)
3ヶ月くらいしても全然治らないので、神経科にいきましたが、「うつ」ではないかと言われました。
悩みとかストレスはなかったので、絶対に精神的なことからくる病気ではないと思っていましたが、言われたとおりに薬を飲みましたが、3ヶ月たってもやはり治りませんでした。
それでは「胃」がおかしいのではないかといわれて、バリウム検査をしましたが異常なしでした。
頭がくらくらするから胃が気持ち悪いのに、胃の検査をするのは無駄でした。

もう分からないので、何もせずにほっておいたら、しらないうちに治りました。

それから今まで2、3年間は何ともなかったのですが、また急に再発?しました。どこに行けばなおるのでしょうか。
毎日気持ち悪くて何もできません。

よろしくお願いいたします。

A:  Nさん、こんにちわ。
このたびは当クリニックのホームページへのアクセスありがとうございます。

メールの範囲内での状況からお答えさせて頂きたいと思います。
ご自分の状況は非常によく理解しているように思います。
精神的なものでもないですし、本当に胃の調子が悪いわけでもないわけです。
やはり、お仕事が事務仕事ということで、首の前屈姿勢に伴い首への負担が、かなりかかっている時に症状が出てくるように思われます。
 特に、生理の時や風邪気味の時などをきっかけに発症することが多いのですが、首の調子が悪いと現在のような船酔いのようなふらつき、ゆらゆらする感じ、なんとなく胸がムカムカしたり、目がしょぼしょぼする、頭がいつも頭重感があってスッキリしない、などのような症状が首の前屈姿勢に伴い出てくることが多いように思います。
 当クリニックホームページの頚椎症、ならびに頚へのアドバイスについての項目をみていただければ、よくわかるように思います。
 いずれにしましても、当面の間、首の前屈姿勢を避けられること。
特に、寝ながらの読書、テレビなどは1ヶ月ほどは控えられるようにお勧めします。 それらにより、充分軽減されてくるように思いますが、いつでも具合が悪い時には受診されてみてはいかがでしょうか?

      
氏名: F 様 / 住所:岡山県
1.   はじめまして。お忙しいところを恐縮ですが、よろしく。
 
70才の女性です。今迄、健康そのもの。ここ数年風邪一つひかず、趣味も、
友人も多く、一人暮しとはいえ、東京の娘の所と、我が家(岡山)の往復も、
生きがいの一つで、ほんとに、有り難くも、楽しい毎日。
 
ところが、一ヶ月前より、思いもよらない症状が・・・・
 
最初は、7月8日、就寝の際、ごろりと横になった途端、グラリ・・・・景色が半回転。でも、すぐおさまり、朝迄熟睡、何の事もなく。でも、この際、始めての健康診断を兼ねて(今迄、健康診断もしたことないので)近くの内科へ。
これは、頭位変換性良性めまいで、心配なし。とのこと。基礎健康診断の結果も70才には珍しく、数値は全部正常。ここまでは、何も心配はしていません。
 
その後1週間後くらいから、朝、起床後1時間位から、午前中、どうも、気分悪く(めまいでも、頭痛でもなく)形容しにくいのですが、頭重い、ふらふら感とでも・・
内科医は、暑さが終れば自然に治ります。と、心配ないことを,強調。
 
やがて1ヶ月、まだ涼しくはなりませんが、依然、症状が続いています。
始めのうちは、午後コーヒーを飲むと、しゃんとしたり(午前中は、コーヒーも
利きません)車で、用事に出ると、しゃんとしたり、鍼、マッサージなどの治療
で、少し緩和されていましたが、それも、だんだん利かなくなり不安が広がって来ました。
 
そこで、再び、同じ内科医に昨日相談しますと、下記の症状を
再確認してから、やはり、心配ない。とのこと。
この症状が2,3ヶ月も続くことはないから・・・といわれます。
「何を心配しているのですか?」と、逆に質問されました。
必要ならば、C・Tでも何でもこちらから紹介します。と・・・少々ご機嫌損なったようです。
            
            記
      血圧、いつも正常
      夜は、ぐっすり眠れます。
      頭痛、めまいはありません。
      最近、食欲は落ちましたが、食べています。
      胃腸は、快調。
      
    以上のことから、午前中の、「気分の悪い」という表現がどうも
    内科医はに、分からないと言われます。
 
でも、これが、何とも表現できない気分なのです。体はだるくもないし、意欲もあり、することは、一杯・・・なのに、ふらり感と、気分悪くては、どうしても出来ません。
パソコンも、テレビを見ることも気分悪い時は、出来ません。
 
自分で気づいたことは・・・体を動かして何かしていると、頭に汗が出て、
少し気分がよくなります。どうしても、気分悪くてたまらない時、受験生よろしく、頭に鉢巻をしめると、やや、楽になります。又は、ショウが入り紅茶を飲み、頭に汗をかくと、一時的に緩和します。
 
一つ気づいたことは、20年前、軽い更年期障害のとき、これと、同じ症状が2週間続きました。でも、今回は、1ヶ月以上となっていますし、70才で、更年期もないでしょう。
気分のみは、若いのですが・・・
以上、長々と記し、お忙しいところを,誠に恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。


A:   このたびは当クリニックへのホームページアクセスありがとうございます。
 
メールを詳しく読まさせて頂きました。基本的には、内科的な検診では異常なさそうですし、かつて、若いころにされたお仕事が頚の前屈姿勢を強いられるようなお仕事であれば、どうも変形性頚椎症に伴う頚性眩暈のような印象を受けます。
 特に、枕をつける瞬間にめまいがきたり、急に立ったり、振り向いた時などにフラッとくる立ちくらみなどの症状が起こるようであれば、頚椎症に伴う頚性眩暈とみてもよさそうです。
 また、症状としては、朝起床時に今ひとつ頭重感というか頭具合がスッキリしないという印象を受けますが、その場合、できれば枕を柔らかいものに変えてみてはいかがでしょうか?また、1〜2ヶ月間、座布団、クッション、ソファーの肘掛を枕にテレビ観劇や読書を控え、あれまた手芸や庭いじり、家事などにもできるだけ根をつめないようおすすめします。多分、起床後少し運動されると楽になるというのは、就寝時中の枕が頚に合わなくなってきている為ではないかとも思われます。
 一度、心配でしたら、頭部CTと頚椎MRIを近くの診療所でチェックされてはいかがでしょうか?
また、頚へのいたわりのアドバイスに従って、頚を大切にしていただければ幸いです。


2.  
  ご丁寧なアドバイス、感激しました。
今迄、大事な首を、いかに粗末にしていたかを、今更ながら
思い知らされました。
 
思い当たる事ばかりです。
ソファーに横になってのテレビ。  庭の草取り(短くても1時間は続けます)
私の場合、一番長時間は、パソコンです。この年で、2年前、習ってから、のめりこみ一番の趣味です。
ここの所、気分が悪く、出来ませんので、休んでいますが・・・
でも、先生には、こうしてメールしています。
症状がよくなれば、恐らく、すぐ又始めるでしょう。
それから、今迄、上に向く作業も、時々していました。庭木の枝切りなど・・・これからは止めます。
枕も、いつも同じものを、慣れているから・・と、使っていますが、早速柔らかいものに、変えてみます。
先ず、簡単なことから、早速実行してみようと思います。
お忙しい中、ご親切なアドバイス、心より御礼申し上げます。
    
氏名: S 様 / 住所:不明
初めまして 25歳男性のSです。仕事ではパソコンを4〜5時間/日を行っています。
3ヶ月も前から体の事で苦しんでおりまして相談させて頂きたく
メール致しました。
@一番最初の症状は8月中旬頃夜中に突然呼吸が苦しくなり、嘔吐し
 緊急病院へ運ばれました。そこでは過呼吸症候群と診断され精神安定
 剤を処方されました。
A以降10月初旬まで吐き気やめまい、肩凝り、首が痛いなど苦しみまし
 た。9月には胃カメラで検査したのですが異常無かったです。
 医者からは精神的なものだと診断されました。
B10月中旬頃は起床時に軽い頭痛が加わり最悪です。
 頭痛は起き上がると無くなるのですが、昼ごろからたまに頭重と針に
 刺された様な頭痛、お湯を掛けられたような熱を頭に感じます。
 吐き気と肩凝りは継続しております。
 仕事中に大きな支障は無いのですが、ふと我に返ると体調が悪く感じ、
 テンションが下がります。
 
 ストレス的なものかなあと自分で考えているのですが、何か早期段階の
 病気が始まっているのでしょうか?


A:  このたびは当クリニックホームページへのアクセスありがとうございます。
 
メールを読まさせていただいた範囲内でお答えしたいと思いますが、最初に過呼吸症候群と診断された症状から現在までの症状は、すべて一連の症状と思われます。
当クリニックのホームページでの頚椎症の症状のところを見ていただければよくわかると思いますけれども基本的には、パソコン業務など、首の前屈姿勢に伴い、肩こりや首の痛み、立ちくらみや吐気そして針を刺すような痛み、締め付けられる痛み、ほてりなどが出てまいります。
 そして、なんとなく体のだるさや動悸なども見られるようになりますが、いずれにしましても首の前屈姿勢に伴い、出てきているものと思われます。
 当面の間、お仕事は出来れば残業を控えられること、また、座布団、クッション、ソファーなどを枕に横になることは控えられること。テレビや読書などはここ1ヶ月間は完全に控えられて、首へのいたわりを中心にライフスタイルを見直してみてください。
 特に効果的なのは、首に厚手の顔タオルを軽く巻いて下を見ないようにされるとだいぶ楽になるはずです。
それらによっても良くならない時には、頚椎症に詳しい脳神経外科、もしくは整形外科での受診をお勧めしたいところです。
 しかしながら、特別な病気ではありませんので一種のIT時代の生活習慣病と考えて、首へのいたわりを中心にライフスタイルを立て直しますとよくなるはずであります。
 


        ホーム(←最初のページへ戻ります)
         
院長挨拶経歴/業績     診療内容・診療時間      脳ドック      最近のMRI・MRAはどこまでできるの?  
 
どんな症状の方が対象?   あなたの頭痛はどんなタイプ?   頭痛を来たす疾患   脳動脈瘤って何?
 
      片頭痛と群発性頭痛    特発性低髄液圧症候群とは?    頚と頭痛について     頚に捧げるアドバイス       
 
  頭痛の見分け方   切迫脳卒中とは?    脳卒中の予防は可能か?   もの忘れとは??   めまいについて       
  
てんかんについて     読者からのQ&A・お便り       病院までの交通      掲示コーナー
スライドショー@脳卒中の予防は可能か     スライドショーA未破裂脳動脈瘤