すずらん日誌


  ここは教室に集う仲間達の記録のページです。
教室での出来事、井戸端会議、何でも気軽に載せましょう。
困った話や泣ける話だって、ここに書いちゃえば、楽しい話に変わります。


2020.11.26/ 巻西中学校 防災学習
 とんとん:巻西中学校で行われた防災体験学習に参加してきました。主催はNPO法人ふるさと未来創造堂で、「防災×福祉の視点による体験活動を通して災害時での要配慮者の支援方法を学ぶ」のメニューの中に、白杖を使用したブラインドウォークと、車いすの操作体験がありました。私は白杖をを持って誘導される役と盲導犬の紹介をする予定でしたが、生徒さんたちが、ハンカチマスク作りとビニール袋で感染症予防のガウンを作るのに予定の倍の時間がかかってしまい、私の出番はほとんどありませんでした。完成したマスクとガウンを身に着けて真剣な生徒さんたち、どうかこの防災学習体験が防災意識と地域の一員としての自覚を高めるきっかけになりますように。

2020.11.19/ 総合学習(和納小学校)
 チェリーユキ:この時期にしては、夏のような温かい日だった。和納小学校四年生31名の総合学習に参加した。最近毎年出席しているが、今年の四年生、とっても明るく元気のいい児童だった。私たちがはなしていても、すごく反応良く受け答えしてくれるし、写真一枚一枚見てもらうたびに大きな歓声、ハーモニカも大きな拍手をもらった。質問の時間がもう少し長く、児童との受け答えをしたいくらいだった。最後にみんなで歌った「手のひらを太陽に」もすごく大きな声での合唱だった。真剣に私たちの話を聞いてくれたので楽しい時間を過ごす事が出来た。
 とんとん:盲導犬ジヨンは、初めて訪れるところははしゃぎすぎの感があります。和納小学校でも「ここはどこ?わー、子供たちがいっぱいいる!」と私をぐいぐい引っ張ってセーブするのに大変でした。 でも、教室の中をグルリと回って、子供たちに仕事をしていることをアピールし、私の座る椅子に顎を載せて「ここが椅子だよ」と教えてくれました。 4年生の授業終了後に3年生の教室にも寄ってくださいとのことで、二階の3年生の教室に突然訪問。盲導犬に触ろうとする子供たちにコーディネーターさんが「ハーネスをしてお仕事中の盲導犬には触らないでください」と、先程4年生の学習で聞いたことを伝えてくれました。 3年生はもうすぐ国語の授業で盲導犬について学習するのだそうです。盲導犬のことをいっぱい知って、どこかで私たちにあったら声をかけてくださいね。

2020.11.12/ 総合学習(吉田特別支援学校)
 とんとん:燕市社会福祉協議会の依頼で、盲導犬・ジヨンと吉田特別支援学校へ行って来ました。授業時間を4コマに分けて、1コマ目は盲導犬の話を聞く、2コマ目は盲導犬と学校内を歩く様子を見学する、3コマ目は音で知らせる便利グッズを使ったり点字の絵本に触ってみる、4コマ目はハーネスを外した盲導犬と触れ合う。授業は良いタイミングで先生の質問が入り、それに答えることで言い忘れていた話も出来てスケジュール通りにスムーズに進みました。盲導犬を怖がるかと心配していたのですが、家で犬を飼っている生徒さんが多いとのことで少しも怖がらなくて、ふれあいタイムではジヨンは子供の膝に乗ってリラックスしていました。ジヨンも私も楽しく過ごせた総合学習でした。

2020.09.25/ 総合学習(岩室小学校)
 チェリーユキ:一年ぶりに、岩室小学校四年生22名の総合学習に、社協の田巻さん、岩崎さん、そして私の三人で行って来ました。真剣に静かに、私たちの話を、メモを取りながら聞いてくれました。盲導犬を始めて見た児童が多かったようですし、質問も多くありました。やはり人気集中でした。休憩時間も、盲導犬を取り巻き、離れようとしませんでした。最後に、「手のひらを太陽に」は、児童がとっても明るく元気に歌ってくれました。コロナの関係で、誘導歩行体験が出来なかったのは残念でした。私たちが帰る際には、児童 校長先生が玄関まで見送ってくださいました。担任の先生が私の自宅と同じ、葉萱場とは二人でビックリしました。
 ほたる:先日、数十年ぶりに岩室小学校4年生22名の総合学習に石川さんのピンチヒッターで、西蒲区社協の田巻さんとすずらん教室の大橋さん、それに盲導犬タルトの3人と1頭で行ってきました。実物の盲導犬を見るのは初めてという生徒が多く、興味津々で、休憩時間にハーネスを外して触れ合ってもらいました。 生き生きとして活発な生徒たちでした。岩室小学校のみなさん、田巻さん、大橋さんありがとうございました。

2020.07.17/ 総合学習(松野尾小学校)
 チェリーユキ:松野尾小学校四年生の総合学習。児童は、男二人 女四人、計六人、少数のクラス。静かに、視覚障碍者に関わる話を聞いてくれた。こちらの学校の作りは、教室と廊下との境が無いようであけっぴろげの造りだ。誘導してもらったが、いつ教室に入ったのかわからなかった。隣の三年生の学習の声が良く聞こえる。今の四年生が三年生の時私のハーモニカが聞こえたのだろう。学校から社協に、訪問依頼の話があった際、児童からハーモニカのリクエストがあったと言う。たぶんあの女子児童と想像しているが、帰る際、私が教室を出ようとしたら「ハーモニカとってもじょうずでした。もっと聞きたかったです」。と声を掛けてくれた。「ありがとう。時間が無くてごめんね」と、私は答えて教室を後にした。
 とんとん:松野尾小学校へ総合学習の出前に行ってきました。 今回は初めてフェイスシールドを使ってみました。 マスクより息苦しくなくてよかったのですが、顔を少し動かすと耳元でガサガサと音がして、慣れるまで声が横から漏れるようで気になりました。 私が使ったフェイスシールドは中之口の(有)小林製作所から寄付されたもの、ありがとうございました。 バリアフリーとユニバーサルデザインの違い、みなさん理解してくれたかな? 障害がある人も子供もお年寄りも、誰もが使いやすい設計になるのが理想だよね。 そこに、「みんなお互い様」で助け合う気持ちが加わったら最強だと思わない?

2020.07.07/ 七夕日誌
 おうめちゃん:知らなかった!!七夕のお菓子があるなんて?! 「さくべい」という名前をご存知の方?多分、関西のものですかね。東北出身のおうめちゃんは知りませんでした。七夕の料理といえば素麺しか思い浮かばなかったです。NHK「やまと尼寺 精進日記」という番組の七夕編で、ご住職たちが作っていたのです。詳しいレシピまではなかったので、どんなお菓子なのか知りたかったら、7月6日「グレーテルのかまど」で放送されました。小麦粉と米粉と食塩を練り、よりをかけるように細くのばして端っこと端っこおくっつけて持ち上げると、クルッとよりをかけたように捻じれるのだそうだ。それを油で揚げて食べる。何かをつけたりかけたりしても味は夢幻に広がるんだって。そして、さくべいは、素麺の原型といわれているんだそうですよ。 「七夕 菓子 さくべい 作り方」で検索したら、まぁ出てくること出てくること !!あっそれから、さくべいって人の名前みたいだなぁ?と思っていたんだけど、「作餅」と漢字が書いてありました。
 とんとん:今まで経験したことのない大雨が降って、九州方面は大きな被害が出ています。 七夕は、織姫と彦星が天の川の橋の上で一年に一度会える日なのに、 ここ数年は雨の日が多い気がします。 そこで、「七夕の天気は?」とgoo天気で過去の天気を調べてみました。 過去59年間の七夕の夜に東京が晴れたのは、たったの18回とのこと。統計的に見て “晴れにくい日”なのだそうです。 織姫と彦星が会えるよう、豪雨が治まりますように。

2020.07.02/ 今年度最初の総合学習(潟東小学校)
 チェリーユキ:潟東小学校四年生二クラス60人の総合学習の授業に参加した。社協 の田巻さん、そして石川さんと盲導犬それに私。コロナの関係で体育館が教室となった。私たちが、椅子に着席するまで大きな拍手で迎えてくれた。私は久しぶりに胸がいっぱいになった。児童はとっても静かに私たちの話を聞いてくれたようだ。私の話の内容は、目が見えなくなった頃のつらさ、人との出会い、そして自分なりに挑戦努力継続して楽しみにつながる日々の様子を語った。「カッコウワルツ」の、ハーモニカ独奏、そして自分で写した写真も観てもらい、大きな拍手をもらった。児童がこれから成長して行く中で、障碍者そして福祉について心配りしてくれる事を強く願っている。後日、素直な児童が、大きな画用紙にまとめた寄せ書き手紙文を送ってもらった。心あたたまる文面だった。
 とんとん:新型コロナ対策を取りながら、新しいスタイルで総合学習を実施しました。 会場は潟東小学校の体育館、4年生60人は密にならないように間隔を取って座り、全員マスク着用。使ったマイクを次に渡すときは消毒と細かく気を使いました。 誘導歩行体験や盲導犬ふれあいが出来なかったのは残念でしたが、総合学習の時間を作ってくれた学校に感謝いたします。

2020.06.25/ 令和2年度のすずらん定期総会は書面議決
 今年度の定期総会はメンバーが集まって議決が出来ないので、総会資料をメールで送り書面議決をしました。 役員改選の年ですが、このままのメンバーで続行します。 代表はチェリーユキさん、会計監査はおうめちゃん、事務局と会計はとんとんです。
 おうめちゃん:自分の生活の一部の外出場所がなくなったのはつらいことです。 しかし、家の中にやることが山積み生活ですので、「ひま」はありません!! やることは おうめちゃんにとって「おもしろくないこと」がほとんど。 その中で趣味となることは、ラジオとテレビの好きな番組を見て関連の情報を探すこと。そこから読みたい本を見つけること。 4月から始まったNHKラジオ第1」高橋源一郎の飛ぶ教室」金曜日 夜9時5分から始まる。コーナーは2つ、一つは「秘密の本棚」。高橋源一郎さんが、ご自分が読んだ本を紹介、解説する。二つ目はゲスト(本日の講師という設定)お二人と、司会の小野文江アナウンサーとのやり取りが興味深い。今年の3月に終了した「すっぴん」という番組を聞いていた人ならご存知でしょうが、高橋源一郎は作家。この番組でも「げんちゃんの現代国語」で硬軟取り混ぜて本を紹介、解説をしていた。これが聞けなくなって「がっくり」としていたが、「飛ぶ教室」が始まり、なんとやらロスにならずにすみました。ゲスト講師はほとんど知らない人ばかりですが、初めての人にあうのも楽しいものです。 この番組は生放送ですので、最初はリモートだったっけ?オンラインというんだったっけ?小野文江アナウンサーはスタジオで、げんちゃんは鎌倉の自宅。ゲストも自宅という状態。でもパソコンの画面で本人の顔を見ながらおしゃべりをしているのですから、3人でそこにいるようには聞こえます。 6月からスタジオに高橋源一郎さんも来れるようになりましたが、小野文江アナウンサーとの間に透明の衝立があるそうです。これからはこのようなことが当たり前の設営なのでしょうね。
 ビアンちゃん:新型コロナウイルスで、自粛生活で 皆さん、お元気ですか? 私は、4月頃からマスクケースを作っています。 初めは、You Tube を見ていて これなら自分でも作れるかなぁ!と思い 何回も見ながら、失敗もしながら、友達から意見も聞いたりして作りました。材料は、ランチョンマットとクリアファイルです。汚れたら「サー」と洗ったり拭いたりして衛生的に使えるという事です。ただ、ランチョンマットの素材によって 硬すぎてダメな物、ボタンをつける時に穴を開けるときに裂けてしまったり、「失敗は成功のもと」マジックテープで止めるマスクケースを考えました。クリアファイルの方は、縦にカットするので、一つは両側が空いてしまうので、マスクがはみ出てしまうので、マスキングテープで片側を貼ることにしました。角も丸くカットして…。一時的保管のマスクケースは、ランチョンマットの方で、予備のマスクも入れられる二枚入るのは クリアファイルの方です。二つ折りに止めてマスクのゴムでちょっとしたところに掛けて置くことも出来ます。今 作っているのは、長財布のような形のマスクケース(通帳ケースにもなります。)
 とんとん:新型コロナウイルスの影響で、すずらん教室がまだ始められません。 メンバー同士はメールや電話で連絡を取り合っていますが、教室に集まっての勉強ができないのはとても不便。アイホンやパソコンのことを教えてもらいたくても、困っている内容を文章でうまく説明できなくて、解決できないままで時を過ごしています。 「動かないで何かできることはないでしょうか?」と新潟大学の佐藤さん、サポーターの小林さんに相談したら、ズームでオンライン会議の案が出ました。 ズームのアプリをインストールしなくても、ホスト役の人から招待メールをもらえばズーム会議が出来るとのことで、佐藤さんがホスト役になってほたるさんと私でやってみました。 招待メールの中のURLから簡単にズームが開いて、3人の会議は大成功。 その後、ほたるさんと私で日時を決めて、2回ほど練習してみました。 ホスト役を交互でやったら、うまく行く時とうまくいかない時があって安定しません。 成功率が高くなったらすずらんメンバーにお知らせしますので、興味のある人はやってみましょう。

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