Ω.ブラボー!、乱闘試合
[スポーツ談義・その5:スポーツの暴力性]
(Bravo !, combative match)

−− 2004.09.27 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
2013.07.26 改訂

 ■討論内容と投稿者
 このページは、日本プロ野球史上初のストライキ突入という事態に引っ掻けた議論から始まりますが、折角前回の[スポーツ談義・その4]に於いて目覚め掛けた階級意識を猫のお産にアウフヘーベン(※1)して、初っ端からズッコケます。
 しかしその後、スポーツの「潜在的な暴力性」に話が及び乱闘試合を賛美して儀式化・”ショー”化したスポーツの現状をチクリと刺し、あっちこっちに飛び火し乍ら炎は迷走します。さて何処へ行き着くやら!、と一時は思いましたがどうやらイチローの年間最多安打の新記録達成で落ち着いた様です。

投稿者▼
  [1]:野毛英雄(「ノーもうひでお」又は「のげのえいゆう」)さん
     チョット・デバラ(=野毛英雄)さん、下野毛房雄さん
  [2]:ペケ丸さん
  [3]:Mr.ヤブ氏
  [4]:私

革命的闘争方針 投稿者:野毛英雄 投稿日:2004/09/21(Tue) 02:20 No.218
<板−1>

  ◆◆◆プロ野球のストライキ − 二軍選手が経営側に日和ったら面白い
[副題:野球ネタ1]
 やあ、エルニーニョ氏、やはり私の正体がわかりましたか。先日は某つるつる頭の印刷屋が横浜に来たので野毛を見せておきましたよ。毛語録の書いてある革命的チンチンラーメンの店も案内しました。
 ところでプロ野球選手会のストですが、ストのくせに赤い鉢巻やビラがないのは納得できないですな。ストは戦いなんですよ。もっと真剣にやれと言いたい。国労・動労並み(あまりに古いが)のサボタージュ戦術というのはどうですかな?
 彼らが減速闘争なんてチンタラ電車走らせてたのを見習って、たとえば打者がヒット打っても走らずにわざと歩いてアウトになる減速闘争や、全イニング三球三振で終わらせるストライキならぬストライク闘争なんてのは?
 選手はスト分の年俸返すんでしょうかねぇ?
 JRでも定期代返してくれまっせ。今の選手会を脱退して経営側に日和る二軍選手が現れて、試合やってくれないかなぁ。

歴史は何度も繰り返す 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/09/21(Tue) 14:09 No.219
<板−1>

 「No毛(モー)=パイパン」さん、又の名を「野毛(のげ)の英雄(えいゆう)」さん、陰毛ドットコムの会員に成りましたか?、栄光の「シックスナイン」に因んだ会員番号=16069を取得しましたか?、ブワッハッハッハッハ!!!
 ツルツル瓢箪山氏とは、氏がそちらに行く前に、大阪の鶴橋(ツルはし)でホルモン(※2)やモツ焼き(※2−1)を食って大いに盛り上がりましたよ、ゲップゲップ!
 「減速闘争」や「ストライク闘争」は中々笑えますな、そして

>今の選手会を脱退して経営側に日和る二軍選手が現れて

と言うのは鋭い指摘です、弱い部分からスト破りが出て来るものです。或いは優勝しそうな中日やダイエーから崩れるかも、これは「就職」が決まった学生からストを降りて行くのと同じです。何れにしても長期化すれば分派行動する連中が必ず出て来ます。
 その点、今回の騒動の当事者球団の近鉄の選手会長・磯部なんかは徹底的に”過激派”に成って、球場に「反逆のバリケード」を築き、各球場バックスクリーンの大時計によじ登って、嘗ての東大全共闘(※3)の様に「時計台闘争」を展開し、これに対し機動隊が今年流行りの「新撰組」の格好して放水と催涙弾で応戦したら、さぞかし面白いでっせ。そうなったら新庄スパイダーマンに成ってバックネットをよじ登るファンサービスをするそうです。
 更に古田が噴煙上げる浅間山の頂上で三島由紀夫の様に「檄」を飛ばし、これに対し経営側代表として堤義明ナベツネ堤とナベツネ以外はボンクラです)が「無駄な抵抗は止めろ!」とか言って、マグマの投げ合いを演じたらオモロイでっせ。更に更に、この3人が浅間山頂上で「プロ野球の将来の為に!」とか叫んで日本刀で割腹自殺を遂げたら、「市ヶ谷事件」と「浅間山荘事件」を合わせたインパクトが有りまっせ!!
 今は政治家を見渡しても「腹を切れるヤツ」は居ませんからな。あ、そうそう、近所の猫が帝王切開で”腹を切り”、仔猫を3匹産んだそうですゾ、オッホッホッホッホ!!!

野毛に続いて新橋でも飲みまくってました 投稿者:野毛英雄 投稿日:2004/09/22(Wed) 13:05 No.220
<板−1>

  ◆◆◆日本は決して二大政党なんかに成らない!
[副題:野球ネタ2]
 分派は日本民族特有のチームワークの無さを象徴する現象ですからな。学生運動でも宗教界でも産業界でも地方自治体でも無駄に組織が多くて、さらに弱いもの同士で縄張り争いしてますから。そういう意味では日本は決して二大政党なんかになりませんよ。
 ところで新しく分かれた選手会はどんな名前がいいですかね?

  日本プロレタリアート選手会(※4)
  日本ブルジョア選手会

くらいかな?
 彼らはヘルメットとゲバ棒(※5)はすでに自前の装備でもってますからねー。あとは全員キャッチャーマスクかぶってデモ行進したり、球場で乱闘すればぁ?
 乱闘は内野でやる内ゲバ外野でやる外ゲバ(※5−1)に分けましょうか。

私は乱闘派! 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/09/23(Thu) 12:16 No.221
<板−1>

  ◆◆◆私は乱闘試合が大好きです
       − 野球の試合とプロレスとの変則ダブルヘッダーが見れる

 おお、やっと話が乱闘に及んで来ましたな。内ゲバも外ゲバも含めて私は乱闘試合が昔から大好きです。何故ならそこにはホンネが在るからです。
 スポーツ競技の多くは個人や集団の戦闘行為に淵源を発して居ますから、スポーツ自体が人間の持つ「暴力性」を内包して居るのです。太古のギリシャやローマ帝国では野獣と人間がコロセウムの中で殺し合いを演じたし、中南米では囚人同士がトラチトリというサッカーに似た競技をし、勝ったら釈放、負けたらその場で死刑という競技が行われて居ました(△1のp92)。観客は「競技場」という限られた祝祭空間の中で”血の殺戮”の儀式を胸躍らせて堪能したのです。今日の闘牛などはその名残を留めて居ます。日本に於いても相撲の始まりとされて居る野見宿禰と当麻蹴速との闘いは、野見宿禰が相手の肋骨を折って押し殺して居ます、まあこれは神話上の事ですが。
 マスメディアが幾ら「スポーツは世界を繋ぐ」などと”安っぽいヒューマニズム”を振り翳しても、スポーツが元来持つ「潜在的な暴力性」を否定することは出来ません。闘争心の無いスポーツは所詮「お嬢さんのママゴト」に過ぎません。

 と大上段に蘊蓄(うんちく)を垂れて置いて、プロ野球に於ける”乱闘派”の選手の系譜を一度書いてみたい、そして”安っぽいヒューマニズム”を嘲笑って遣りたい、と前から思って居ましたゾ。ここでは私が好きだった”乱闘派”の選手の名前だけを挙げて置きましょう。
  山本八郎、張本勲、白仁天、金田正一、鶴岡一人、江藤慎一、スペンサー、デービス、東尾修
などです。
 「好きだった」と過去形で言ったのは、最近の選手は皆、新橋のサラリーマン受けする”良い子ちゃん振りっ子”に成りましたからな。

スト回避です 投稿者:ペケ丸 投稿日:2004/09/23(Thu) 20:41 No.222
<板−1>

 エルニーニョさん、今度のストは回避されました。選手会側と経営側との交渉は「妥結」したそうです。何でも双方が「納得」したんだそうですが。エルニーニョさん、どう思いますか?
 何か選手会側が譲歩した様な印象ですが。私はこの際、徹底的にやった方がいいと思っていましたが。
 本当に解決したんですかね、???です。

涼しく成りました! 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/09/24(Fri) 10:08 No.223
<板−1>

 やあ、ペケ丸さん、やっと妥結したみたいですな。選手会NPB(日本プロフェッショナル野球組織)が7項目の「合意書」で、手打ちをしたということの様ですが、この「合意書」の第1条の「NPBは来季(2005年シーズン)に、セパ12球団に戻すことを視野に入れ、...」という文言に、選手会側が言う様にホンマにNPB側が誠意を持って実行するかどうか、という点が問題ですね。確かに「視野に入れ」という表現が引っ掛かりますな、”どうとでも取れる”様なアイマイさが有ります。
 第2条〜第6条は手続きの技術論ですが、第7条の「NPBは、選手会との間で、プロ野球構造改革協議会(仮称)を設け、1年間を掛けて、ドラフト改革、エクスパンション・ドラフト制度の導入、選手年俸の減額制限の緩和などについて徹底的に協議する。」を本気で実行するなら、少しは進歩有りと言った所でしょう。でも私が指摘して居るメディアの「巨人偏重」「パ・リーグの裏リーグ的イメージの払拭」という、「より本質的な問題」は置き去りですな。前回話に出た、セ・パの交流試合は来季は遣るんですか?

 まあ、全体として文言からはペケ丸さんの言う通り「選手会側が譲歩した様な印象」は否めないですが、選手会がええと言ってるんだから、ええんとちゃいまっか?!!
 古田選手会長は昨日交渉が終わった後、代打出場してヒットを打ちましたが、よう頑張りましたよ。しかしこんな大問題の火種を”シーズン中”に作って強行したオリックスと近鉄の球団責任者の首を取らんでええんかいな。オリックスの宮内さんなんかこの頃”他人事”の様なコメントを涼しい顔でしゃあしゃあと言ってましたよ。彼岸を過ぎると涼しく成りましたな、ムッフッフ!

何か変 投稿者:ペケ丸 投稿日:2004/09/30(Thu) 22:27 No.226
<板−1>

 エルニーニョさん、ちょっと遅くなりましたが、交流試合は各対戦カードにつき6試合です。(ホーム3試合、ビジター3試合)ずつということです。
 中日は今日負けました。優勝は明日に持ち越しです。
 パリーグは明日からプレーオフ(※6)です。3位の日本ハムが勝って1位のダイエーが負けたらどうするんですかね。
 ところで、エルニーニョさん、2007年に宇宙旅行(※7)はどうですか?
東大阪の「まいど1号」と民間の宇宙旅行とはどっちが先になると思いますか?
プレーオフは何か変な感じがします。

より本質的な”変” 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/02(Sat) 02:57 No.227
<板−1>

 やあ、ペケ丸さん、何時も有り難う御座います。今日(いやもう昨日ですね)、セ・リーグは中日が優勝しましたね。ところでパ・リーグの

>プレーオフは何か変な感じがします。

全く同感です。「まいど1号」についての私見はココを参照して貰うとして、パ・リーグのプレーオフの”変(へん)”について述べましょう。

  ◆◆◆プレーオフはペナントレースの価値を矮小化
 この”変”はつまりペナントレースを”3位に食い込める程度”にチンタラ遣って、最後の数試合のプレーオフだけを全力で勝ち抜けば優勝を”横盗り”出来る、という点に在ります。つまり長丁場のペナントレースの価値が矮小化され、ペナントレースは単なる個人のタイトル争いの場に成って仕舞う、ということです。昨年パ・リーグがこのプレーオフ制導入を決めた際に、この”変”即ち奇妙さに一人で噛み付いていたのがナベツネです。私がナベツネは巨人以外の問題には意外と筋が通っている、と常々指摘して居る理由はこういう点です。
 実はこのプレーオフ制の恩恵を最も受けるのは現在の巨人の様なチームです。もしこの制度がセ・リーグに導入されて居たら、巨人の選手は正に今迄個人成績の為にだけ闘って来て絵に描いた様に3位に成りましたが、金権巨人がプレーオフに1人頭3000万位の特別報奨金をニンジンとしてぶら下げれば、選手はガムシャラに頑張りますよ。すると元々力の有る選手を揃えている巨人が中日やヤクルトよりもプレーオフを勝ち抜く可能性は高いのです。笑っちゃいますな。
 だから私は今年3位の日ハムがプレーオフを勝ち抜いたらオモロイなと思って居ます。そうすれば”変”が露見する訳ですから。それでも選手やファンが「良い」と感じるなら良いのじゃないでしょうか、「たかが野球」です。
 これは元々大リーグのワイルドカードの真似ですね。アメリカで行われて居ることを何の検証も無しに直ぐ日本に”横滑り”的に導入して仕舞うことの方が、より本質的な”変”なのですよ、実は。

アメリカン魂を見ろ! 投稿者:Mr.ヤブ 投稿日:2004/10/03(Sun) 05:22 No.228
<板−1>

    <...前半略...>

  ◆◆◆シスラーとイチロー
 ところでイチローがやったな。イチローにはアメリカン魂があるぜ。オレもよお、ベーブ・ルースは知ってたけど、シスラーというすげえヤツがいたのをイチローのおかげで知ったぜ。

「アメリカン魂」で正解も 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/03(Sun) 07:40 No.229
<板−1>

    <...前半略...>

  ◆◆◆「アメリカン魂」とはインディアンを掃討した精神
 イチローは「アメリカン魂」って言うんですか、初めて知りましたな。我が国では「大和魂(やまとだましい)」と言ってましたが、昔は。
 私は、貴方のお国の移住者のWASP(※8)が先住民であるインディアンを掃討した精神 −貴方のお国ではパイオニア・スピリット(pioneer spirit)と呼んで居る所の西部開拓精神− を「アメリカン魂」と理解して居りましたが。
 尤も我が日本では「大和魂」は廃れ放題の有り様で、貴方に反論する基盤を失っている現状ですので、何と呼ばれようが仕方無いと思って居ますよ。
 しかし仰られる迄も無くジョージ・シスラーの年間最多安打記録=257本にあと1本と迫った試合で、簡単に3本もヒットを打って苦も無く抜き去って仕舞う精神力は「日本人離れ」して居ますので、「アメリカン魂」で正解かも知れませんな。今私は「簡単に」とか「苦も無く」とか言いましたが、これは”傍目に見て”という注釈付きの表現です。通常の日本人選手はこういう所で所謂「プレッシャー」に押し潰されてヒットが出なく成るのです。
 ”巨人教”の日本のメディアは松井秀喜ばかりをクローズアップして来ましたが、私は前からその間違い・勘違いを指摘して来ましたよ。やはり私が言って来たことが正しかったですな。
 まあ、イチローについては全試合が終了し年間安打数が決まった時点で詳述しましょう。

Mr.ヤブだ! 投稿者:Mr.ヤブ 投稿日:2004/10/03(Sun) 20:15 No.230
<板−1>

 エルニーニョはよお、なにかといえばインディアンを持ち出すなあ。オレに何か恨みでもあるのか。

驕れる者よ 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/04(Mon) 09:55 No.231
<板−1>

 いやいやMr.ヤブさん、決して恨みなど抱いて居りませんゾ。唯やはり”文明の衝突”の勝者であっても先住民族の文化には理解と敬意を払って貰いたいと思って居るだけです。「弱き者」の痛みを知る心が貴方には必要かと思われます。
 日本には「驕れる者は久しからず」という諺も在りますゾ!

ペケ丸です 投稿者:ペケ丸 投稿日:2004/10/04(Mon) 20:44 No.232
<板−1>

 日ハムはやはり負けてしまいましたね。イチローは結局262安打でした。

少し待って 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/05(Tue) 03:51 No.233
<板−1>

 やあペケ丸さん、日ハムが負けて仕舞ったのでプレーオフ制の矛盾は露見しませんな、例え2位の西武が勝っても。
 仰る通りイチローはスゴイですな。

>イチローについては全試合が終了し年間安打数が決まった時点で詳述しましょう。

と言いましたが、少し待って下さい。今新規事業の立ち上げ(→後出)で、忙しく成って仕舞ったのです。
 ところで、阪神の井川がノーヒットノーランを達成しましたね。やっと本来の実力を出した感じです。

おごる弱者 投稿者:チョット・デバラ 投稿日:2004/10/05(Tue) 18:22 No.234
<板−1>

 やあ、エルニーニョ氏、相変わらず負けネコ理論を展開してますなぁ。弱者は被害者だから何をやってもよいというわけですな。かつての自称革命家たちが、搾取してると(自分が勝手に)思うやつは殲滅すべしと言ってたのと進歩ないでっせ。そんで本当に殺すんなら信念に生きてるということでバカにはされんが、みんな口だけですからな。
 きっとインディアン(この言い方もヤバイか)の方が一緒にするなと思ってまっせ。

 ところで弱者といえばホームレスですが、大阪のホームレスは犬を飼い、東京はネコらしいです。某HPに書いてあった。そのHPによると、大阪のホームレスが言うには、大阪は自分に自信がない人が多いから犬なのだ。オレも自分に自信があったらネコを飼う、と言ってたらしいっす。
 エルニーニョ氏も浪速暮らしが永くなると、ネコにあこがれる弱者に成りましたな。おごるのは酒だけでいいですよ。

チョット・デバラさんへ 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/07(Thu) 20:33 No.235
<板−1>

  ◆◆◆中年太りは「第3次性徴」
 前半は論旨不明ですなチョット・デバラさん(←チェ・ゲバラのパロディーらしいです)、しかし貴方も到頭腹が出て来ましたか、ウワッハッハッハ!
 これは生物学的には「第3次性徴」と言って、要するに腹が出て「ズンドウ型」に成るのですな。更に腹が突き出すと所謂「ビア樽型」に成りますので気を付けて下さい。
 ”デバラ焼肉のタレ”なんぞを付けた安モンの肉を食うからそうなるのです。タレなんぞ付けずにモツ焼きホルモン焼き振って食らい付き、コリコリと音をさせて噛み砕くのが「男の美学」ですゾ。何故ならばビチョビチョしたジューシーな肉は女子供でも食えるからです。大阪の労働者街・釜ヶ崎には「三段バラの悟空」という真っ赤な看板出したホルモン屋が在りまっせ!

 話は換わって

>大阪のホームレスは犬を飼い、東京はネコらしい

は中々面白い着眼です。文化人類学と文化犬猫との境界領域の研究みたいですな。そこの所を徹底的に掘り下げて(いや、”押し広げ”て)研究書を我が有限会社オメガシステムから出版して欲しいですな。我が社は出版事業を始めましたよ、愈々(いよいよ)。
 ところでデバラ(出腹)さん、貴方は出っ歯デベソ(出臍)脱腸だというウワサですが、本当でっか??、ブワッハッハッハッハ!!
    {有限会社オメガシステムは2012年初頭に止め、2013年7月26日から[出版社 蛙ブックス]が出版事業を引き継いで居ます。読みは「かわず」です。}

論評無しのイチローの記録 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/09(Sat) 15:35 No.236
<板−1>

 ところで宿題が在りましたな。この<板−1>のNo.229

>イチローについては全試合が終了し年間安打数が決まった時点で詳述しましょう。

と言い残して、その儘に成って居ました。と言っても今更「イチローはスゴイ」などと迎合的な事を書く気は毛頭有りません。最終案打数は262でした、シスラーを5本上回った数字です。ここでは論評抜きにイチローが米大リーグで達成した主な記録だけを列挙して置きましょう。(←と言ってここにイチローの記録を列挙しましたが、その直ぐ後に「個人的見解」の本文として完成させましたので、ここでは省略します。そちらを参照して下さい。

    <...後半略...>

イチローはやっぱりスゴイです 投稿者:ペケ丸 投稿日:2004/10/09(Sat) 20:40 No.237
<板−1>

 エルニーニョさん、「論評無しのイチローの記録」読みましたよ。よく調べてますね。今度はイチローのこと書くのですか?
 でもやっぱりスゴイですよ、イチローは。誰かも書いてましたがイチローのおかげでジョージ・シスラーというスゴイ選手がいたことを初めて知りました。
 ところで台風はぼくやエルニーニョさんの近畿地方には来なかったですね。

イチローの記事をアップ! 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/10(Sun) 19:02 No.238
<板−1>

  ◆◆◆イチローに関する論考をアップしました
 ペケ丸さんの言われる通り今イチローの記事を書きましたよ。下をご覧下さい。
  「イチローに於ける”球道者”精神」

    <...後半略...>

「命運」について 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/15(Fri) 02:57 No.242
<板−1>

  ◆◆◆堤義明がコクドの会長職や西武ライオンズのオーナー職を辞任
 ところで西武鉄道が株主に関する有価証券報告書の大幅な訂正を関東財務局に提出することに成った為、責任を取る形で西武鉄道グループの総帥・堤義明がコクドの会長職や西武ライオンズのオーナー職を辞任するそうですな。
 西武鉄道に関してコクド名義の株式以外に個人名義の株が出て来たからということですが、そんなモン出て来なくても、一部上場の西武鉄道の株を非上場のコクドが保有して決算して居ること自体が異常で、この問題は何10年も前から指摘されて来たことです。今更問題に成ることの方が奇異な気がしますが、まあこの問題にやっとメスが入ったのはええ事でっせ!!
 それにしても今迄歴代内閣から言わば黙認或いは保護されて来たこの問題に、小泉内閣でメスを入れる様に成った経緯は何なんですかねえ。誰が裏で指揮して居るのか?、”臭い蓋”を誰が開けたのか?、私はそっちの方に興味有りますな。

 もう一つ、日本歯科医師会からの1億円小切手ヤミ献金事件で「記憶に御座いません」を通して居る橋本元首相の弟の橋本大二郎高知県知事が、1991年に初当選した知事選で陣営に不透明な資金調達が有り、見返りに県発注のダム工事で談合が有ったとされる疑惑を巡って、高知県議会が11月8日に辞職勧告決議案を可決し、同県知事は辞職して“出直し”選挙が行われる事に成りました。兄弟揃いも揃ってご苦労な事です。
 政治家も一度「命運」が尽きると次々と過去のボロが発覚しますな。ということは今「命運」を繋いで居るヤツ等も潜在的なボロが有るということですかな、ムッフッフ!

 先程の堤義明の話ですが、彼も「命運」が尽きて来たからなんでしょうか?!

ITバブル? 投稿者:ペケ丸 投稿日:2004/10/18(Mon) 16:30 No.243
<板−1>

  ◆◆◆ソフトバンクがダイエー・ホークスを買収
 エルニーニョさん、しばらくです。ペケ丸です。今度はソフトバンクがダイエー・ホークスを買収すると言いましたよ。ここもIT関連(※9)です(←「ここも」と言ってるのは先に大阪近鉄買収に名乗りを上げたライブドア社がIT関連企業だったことを指します)。
 ITバブル(※9−1)なんて言いますが、ITはそんなに儲かるのですか?、それと西武と中日の日本シリーズの予想をして下さい。

予想は難しい!! 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/19(Tue) 19:32 No.245
<板−1>

 やあ、ペケ丸さん毎度有り難うございます。仰る通り又もIT関連企業ですな。ITがバブルのように儲かるかどうかは知りませんが、嘗ては電鉄会社が6球団を保有していた時期も在りますので、元気の有る所が保有するというのは、一応は良い事だと思いますよ。
 「一応」と言ったのは、一時的な勢いや売名目的の為に短期で”球団転がし”の恐れが無いかどうか、そこの判断だと思います。
 ダイエーは球団単独保有は難しいでしょう。第一これじゃ現場が遣ってられませんよ、早く確りした所が親会社に成って選手や監督が野球に専念出来る様にする必要が有ります。これはダイエーの経営責任でもありまっせ!

 ところで西武と中日の日本シリーズの予想をして呉れ、とのご要望ですがこれは難しい!
 私はアンチ巨人、アンチ西武ですから中日に勝って貰いたいとは思って居るんですが。今日は1勝1敗で、現在第3戦の序盤で0対0です、つまり今現在は全くの互角です。新庄のようにエンピツ(実際は6角形のボールペン)を転がしたら
  第3戦:中日
  第4戦:西武
  第5戦:西武
  第6戦:中日
  第7戦:中日
と出ました。トータル4勝3敗で中日と出ましたゾ!!

早速ハズレ 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2004/10/20(Wed) 14:39 No.247
<板−1>

 ペケ丸さん、だから言わんこっちゃ無い、予想は第3戦で早速ハズレました、トホホ。
 しかし昨日は落合監督の2度に亘る継投のミスですな、先発ドミンゴと中継ぎの岡本。私は昨日ラジオの実況聴いてましたが(私はテレビ持って無い貧乏人です)、特に後者の失敗が致命的です。と言うより「何で代えないんや??」と思って聴いてました。

 ■独言...(*_-)

 西武と中日の日本シリーズの予想はメタメタ、全て裏目の大ハズレでした。どうやら議論も落ち着いた様ですな。
 私は暫く中国に行きます。パーリャン小学校の竣工記念式典に出席する為です。暫しのお別れですな。
 [スポーツ談義]シリーズはこのページで一応の終結です。

 尚、[スポーツ談義]シリーズの他画面への切り換えは最下行のページ・セレクタで行って下さい。(Please switch the page by page selector of the last-line.)

 >>>■その後 − 堤義明が逮捕される
 ということで、このページは中国旅行前の04年10月26日で完了して居たのですが、その後05年3月3日に堤義明が逮捕されました私が04年10月14日に掲示板上に指摘して居た所の「有価証券報告書の虚偽記載」「インサイダー取引の証券取引法違反」容疑です。この時の掲示板の題が「「命運」について」 −この時点で私は堤の命運も尽きて来た様に感じて居た− ですが、経営だけで無くJOCにも君臨(※10)し頂点を極めた人間でも一旦命運が尽きるとトコトン堕ちるものですね。とんだ「場外乱闘」に成りました。序でに橋本(兄)も逮捕して貰いたいですな。
                (^o^)

 ところで逮捕されると男も女も素っ裸にされ身体検査を受けるそうで、この時ケツの穴(=肛門)から体温計の様な物を突っ込まれ、この行為は刑務官の無上の悦び、という本を読んだことが有ります。【参考文献】△2のp28に、「このガラス棒は10センチほどの長さで体温計のようなもの。お尻の穴に差し込み、付着した汚物を検査する。」、又「刑務所より先に拘置所でやられる場合が多い。」とも書いて在ります。本当ですかな?、機会が有れば”遣られた経験者”にお聞きしたいと願って居ます、ムッフッフ!!
    {この章は05年3月18日に追加}

ΩΩ 以上 ΩΩ

【脚注】
※1:止揚(Aufheben[独])とは、〔哲〕(「廃棄」「高めること」「保存すること」の意)ヘーゲルの用語。弁証法的発展では、事象は低い段階の否定を通じて高い段階へ進むが、高い段階の内に低い段階の実質が保存されること。矛盾する諸契機の統合的発展。揚棄(ようき)。

※2:ホルモンとは、ホルモン焼きに使う内臓肉のことで、「捨てる物」という意味の関西弁の「放るもん」語源説が有力。明治の肉食文化移入直後は食べずに捨てていたのを、大阪の新世界や西成辺りの労働者が食べ出したらしく、性ホルモンの様に如何にも精力が付く料理を連想させる労働者向きの命名です。
※2−1:モツは、(「ぞうもつ(臓物)」の略)鳥獣の料理で、内臓などの称。

※3:全共闘(ぜんきょうとう)とは、全学共闘会議の略称。1968〜69年の大学紛争に際し、諸大学に結成された新左翼系乃至は無党派の学生組織。70年安保闘争時代の学生運動の中心勢力。

※4:プロレタリアート(Proletariat[独])/プロレタリア(proletariat[仏])とは、
 [1].古代ローマに於ける最下層の市民たち。
 [2].[a].資本主義社会に於いて、生産手段を持たず、自己の労働力を資本家に売って生活する賃金労働者の階級。無産階級。←→ブルジョアジー。
   [b].[a]に属する個々の労働者。無産者
 [3].貧乏人。

※5:ヘルメットとゲバ棒は全共闘デモ隊の基本アイテム。
※5−1:「ゲバ」とは「ゲバルト」の略で、「ゲバルト」はドイツ語の”Gewalt”即ち原意は「威力・暴力」、日本では主に「国家権力に対する実力闘争」の意味で用いられました。

※6:プレーオフ(play-off)とは、優勝決定戦
 [1].ゴルフで同スコア同士のプレーヤーに依る優勝決定戦。
 [2].野球などで勝利数や勝率が同じ時などに行う優勝決定試合。
<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>

※7:この発言は04年9月28日のニュースで、イギリスのヴァージン・アトランティック航空社が2007年迄に商業目的の民間宇宙旅行を実現する方針を発表したことを受けてのものです。同社は04年6月に民間初の有人宇宙飛行に成功したスペースシップワン技術を応用して05年から宇宙船の建造を始め、07年には高度100kmを超える宇宙遊覧飛行を3時間程度体験出来るというもので、1回の飛行運賃は日本円で約2,300万だそうです。

※8:WASP/ワスプ(White Anglo-Saxon Protestant, WASP)とは、白人(White)でアングロサクソン系(Anglo-Saxon)で、且つ新教徒(Protestant)であるアメリカ人。植民地時代からの多数派として絶対的優位を以てアメリカ合衆国の政治経済を支配した。第二次世界大戦後は数的にも社会経済的にも支配力は弱まって居る。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>

※9:IT/ITとは、(information technology の略で「情報技術」の意)
 "information technology" という言葉は旧来から使われて来たが、「IT」という略語は旧態の情報技術には用いない(←旧態は、大衆的情報伝達が一方向的で相互交信は特定機関や業者間に限定されて居た)。コンピュータの高性能化・低価格化と通信の大容量化・高速化を基礎に、95年のWindows95と共に急普及したインターネットに依る情報通信の大衆化を受けて登場した、ビジュアル会話的大衆参加を特徴とする1995年以後の大衆参加型情報通信技術を指す語。特に旧態の部門毎の垣根を飛び越えて、企業間のみならず個人でも直接交渉(取引)・直接投書(投票)が可能と成り、産業や行政の構造改革を迫る技術革新として捉えられて居る。「―業界」「―革命」「―バブル」。
※9−1:ITバブル(IT bubble)とは、1995年のインターネット普及に始まる情報通信の大衆化に伴い、IT関連企業の急成長(←機に乗じた新興企業が多かった)に依ってITブームが起きバブル経済化したが、強引な過剰設備投資で過剰在庫を抱え、2001年末のエンロン社、02年夏のワードコム社の倒産で敢え無く崩壊。ブーム最中は「ITの進化は際限無き経済成長を可能にする」という能天気なニューエコノミー論が持て囃されたが、甘い幻想に終わった。<出典:一部「現代用語の基礎知識(2004年版)」より>
 補足すると、破綻したITバブル企業は総じて”虚業”的体質が強く、経営も傲慢で粉飾決算株価操作などが目立ち、モラルに問題有りでした。

※10:日本オリンピック委員会/JOC(Japan Olympic Committee, 略称:JOC)とは、オリンピック参加に関する諸問題を扱う日本の各種スポーツの統合団体。オリンピック憲章に明記する独立自治団体として89年(平成元)8月に財団法人化、初代会長に西武鉄道の堤義明が就任。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」、「Microsoft エンカルタ総合大百科」>

    (以上、出典は主に広辞苑です)

【参考文献】
△1:『図説 スポーツ史』(寒川恒夫編、朝倉書店)。

△2:『完全ムショ暮らしマニュアル』(北代司著、KKベストセラーズ)。

●関連リンク
参照ページ(Reference-Page):日本プロ野球の専門用語について▼
資料−日本プロ野球の用語集(Glossary of J-pro-baseball)
補完ページ(Complementary):イチローの年間最多安打記録更新の記事▼
(イチローとシスラーの分析と比較も有ります)
イチローに於ける”球道者”精神(ICHIRO is a pursuer of baseball)
アウフヘーベンについて▼
2004年・年頭所感−業を宿したDNA
(Sinful structure of DNA, 2004 beginning)

横浜野毛の怪しいラーメン屋▼
[横浜物語#2]野毛([Yokohama story 2] Noge)
プロ野球界の騒動の経緯や「本質的な問題」▼
オリックスの”球団転がし”を糾弾する
(Denounce 'Rolling Team' by ORIX corp.)

東大阪の「まいど1号」について▼
日本の技術立国の中身(Technology island Japan)
大和魂について▼
温故知新について(Discover something new in the past)
インディアン・コンプレックス論▼
日本産アヒルと米国産白鳥(Japanese duck and American swan)
”安っぽいヒューマニズム”について▼
日本人の自己責任意識を問う
(Self-responsibility consideration of Japanese)

正しいホルモン/モツ系料理の食い方▼
日本、形有る物を食う旅(Practice of active meal, Japan)
釜ヶ崎の「三段バラの悟空」という看板のホルモン屋▼
阪堺電車沿線の風景−大阪編(Along the Hankai-Line, Osaka)
パーリャン小学校とは?▼
パーリャン村の小学生を支援する会
(Support team for Paliang's schoolchildren)

有限会社オメガシステムは出版事業を始めました!▼
(有限会社オメガシステムは止め、出版事業は蛙ブックスが引き継いで居ます。)
ようこそ【出版者 蛙ブックス】へ(Welcome to FROG BOOKS)


Select page:1:半ズボン野球(Short pants)2:相撲談義(Sumo)
          3:スポーツ解剖(Sports anatomy)4:赤パンツ野球(Red pants)
          |5:乱闘賛美(Combative match)|

総合目次に戻ります。Go to Main-menu 上位画面に戻ります。Back to Category-menu