10/2/2019/WED
浜田省吾を聴く帰り道
なぜかわからないけどムシャクシャする。
こんな夜は浜田省吾を聴きながら帰る。
マイホームタウン、終わりなき疾走、独立記念日、ラストショー、反抗期⋯⋯…。
ムシャクシャした気持ちがさらに沸騰してやがて心地よくなってくる。
さくいん:浜田省吾
なぜかわからないけどムシャクシャする。
こんな夜は浜田省吾を聴きながら帰る。
マイホームタウン、終わりなき疾走、独立記念日、ラストショー、反抗期⋯⋯…。
ムシャクシャした気持ちがさらに沸騰してやがて心地よくなってくる。
さくいん:浜田省吾
母校に残る歴史的建築の維持・保護のために少額ながら寄付をした。
学校への寄付は用途を選んですることができる。
幕末の数寄者が建てた奇抜な庵。年に一度公開される。
この学校とはすっかり縁が切れてしまった。
付き合いが続く親しい友人は一人もできなかった。恩知らずの私は恩師に年賀状を出すことさえ止めてしまった。
広大なキャンパスの片隅にある、あの古い建物を年に一度観に行くことだけが、母校とのつながりになっている。
今年は公開日と計画している旅行の日程がかち合うので拝観できない。
来年はまた行こうと思っている。チャペルにも立ち寄りたい。
旧知の先輩とライブハウスへ。ステージから「来てますね」と名前を呼ばれてご機嫌。
世間には、「会いに行けるアイドル」がいるという。私には「私の名前を知っていて呼んでくれるアイドル」がいる。
一緒に写してもらって喜ぶファンがいる。私には家族の写真を喜んで見てくれるアイドルがいる。
もう30年の付き合いになる。
連れの先輩は「ここへ来ると元気になるなぁ」とうれしそう。
本当にそう。誘った私もうれしい。
今夜は、メドレーを含めて20曲以上演奏した。さすがに金曜日の盛り上がりはすごい。
心に響い曲のいくつか。
「埠頭をわたる風」があまりによかったので帰り道はずっとユーミンを聴いていた。
さくいん:ケネディハウス銀座、カーペンターズ、松任谷由実、サザンオールスターズ
5時に目が覚めて8時まで二度寝。
自転車でスポーツジムへ。いつもの筋トレメニューに加えて70分間マシンの上を歩いた。
5Kgの重しを左右につけてベンチプレスをしてみた。かろうじて上がっただけ。これに挑戦できるのはまだ先。
昨夜、食べたり呑んだりしたので昼食はスキップ。午後は3時間近く玉ねぎを炒めてキーマカレーを作り置きして、夕飯にはキャベツとアンチョビのスパゲティを作った。
夜はラグビーW杯。日本対サモア戦。手に汗を握る、見応えのある試合だった。
これを書いたら寝る。22時25分。
9月9日に行った健康診断の結果が届いた。判定は"C"。 前回より2段階の改善。低血糖と腎機能に不安があると書かれている。
心配していたメタボ診断はセーフ。直前3日間のプチ絶食が功を奏した。低血糖はそのせいかもしれない。
体重は減っていたものの、腹囲は縮んでいなかった。3ヶ月程度の筋トレでは効果は出ないのだろう。
今日は自治体後援のジム体験の最終回だった。 4ヶ月で10回。わずかながら体重は減り、筋力がアップした。
トレーナーのアドバイス。
マシン・トレーニングの他に今回、興味を持ったのはヨガ。Wii Fitで真似事はしていた。ところが、インストラクターの指導を直接受けながら身体を伸ばしたり曲げたりすると全く違う運動になる。CDで聴くのとライブで聴くのでは違うのと同じ。
今日は図書館で雑誌「ヨギー二」(エイ出版)を借りてきた。手に取ったのは2017年3月発行「特集 今さら聞けないヨガのこと」。何にでも専門の雑誌があることに驚く。
通っていたジムは会社の健保組合と提携していることがわかった。今後も帰省しない週末は通うつもり。もちろん、朝のトレーニングも続ける。
この半年間、なし崩し的に仕事を増やされてきた。
回復をアピールできるチャンスでもあるし、待遇向上の機会とも思い、任された業務は引き受けてきた。
でも、もうやめた。
できないと言うのは辛い。負けを認めることだから。
それでも、自分の身を守るためには言わなければならない。
これ以上できません
夜9時。もう寝なければいけない時間。目を閉じる前に手元に置いてある本を開く。
まことにこの地上に生きることは、大きな惨苦である。
——『イミタチオ・クリスチ』(由木康訳)
さくいん:労働
昨日のつづき
意を決して今の自分をありのままに話したつもりが暖簾に腕押しだった。
さくいん:うつ病
長い間、それこそ小学生の頃から行きたかったレストランに行った。場所は大桟橋の手前。料理は北欧料理。
味もさることながら木彫の装飾で埋め尽くされた内装が素晴らしい。テーブルにはオレンジ色のガラスに入ったキャンドル・ライト。これほど暗い雰囲気は日本では見たことがない。家族で旅したブリュッセルのレストランのようだった。
名物ニシンの三種盛りは酢漬、カレー風味、赤カブとサワークリーム。
デザートに青チーズとアルコール度かなり高めのアクアビット。大酒呑みのS先輩のことを思い出した。
この店の名物料理、スノーガスボードは次の機会に。
四大文明は大河に沿って生まれたと教わった。
マスメディアも車も重機もない時代に、頻繁に氾濫する川とどう対峙していたのだろう。
治水に成功した者が指導者になったことは想像できる。
古代文明の偉大さにあらためて想いを馳せる。
昨日は実家で母と台風が過ぎるのを待った。
することがないので、せっかく減量中なのに食べたり飲んだりしてプチリバウンド。
3.11の時もそうだった。自分は安全なのだから本を読むなりフランス語を聴くなりすればいいのに、ついダラダラとテレビの災害情報を見て無駄に時間を過ごしてしまう。
それでも会社のことを忘れていられるのはありがたい。
会社のことは会社にいる時だけ考える。それが今のストレス・コーピング。
それにしても、この巨大台風が地球温暖化の影響の一つの結果ならば、首都圏全体を機能不全に陥れるような災害がこれから先、毎年、それも何度も起きるのだろうか。
昨夜は台風が通過するさなか、小さな地震も起きた。南海トラフ地震のいずれ起きる。
日本は安全で豊かな国と思われてきた。これから先は違うかもしれない。日本に住むこと自体がリスクになるかもしれない。
もちろん、"いま"、戦争や飢饉で危険で貧しい暮らしを強いられている人が大勢いることを知らないわけではない。
ただ、日本でも「天災」や「経済的損失」が「安全」や「豊かさ」を脅かしていることは間違いない。
ここまで書いて思う。こういう文章を書けることこそ自分が安全なところで気楽にしている証左ではないか。
以前はもっと社会分析のような文章をもっと書いていた。最近は、身の回りのことばかり書いている。病気のせいで自分のことで精一杯だからか、格差社会で「上から目線」が身についているからか、よくわからない。
歴史的な決勝トーナメントから一夜明けた。すでに3回試合を見返している。
この試合を見る前、NHKでドキュメンタリー番組を見た。試合前に見ておいてよかった。というのも、この番組の主人公、大西鐡之助が日本ラグビーのために考案した勝利の鉄則が昨夜の試合で見事に具現化されていたから。
大西鐡之助には先見の明があった。彼が考案した戦術は現代に通じるものだった。
接近、連続、展開
相手より早く動いて相手の足元へのタックル。素早いパス回しとピッチ幅いっぱいに使う広い展開。ダミーを使ったトリッキーなパス。いずれも昨夜の試合で何度も見た。
スポーツに偶然はない
これは元日本代表監督、宿澤広朗の言葉。昨夜の勝利も偶然ではなかった。試合の結果はこの言葉が正しいことも証明した。
ようやく新しい派遣社員への引き継ぎが一通り終わった。ちょっと変わったところもある気難しい性格の人だったのでとても疲れた。
疲れたので来週月曜日に有給休暇を取って四連休にした。たっぷり休むつもり。
今日は月一の診察日。
「中長期的、3-4年後には障害者手帳を返上してクローズドで転職したい」と打ち明けた。
そもそもこんな気持ちが芽生えたのはつい最近のこと。新しい人への引き継ぎをひとまずやり終えたことが大きい。もっとも、まだ「融通のきく、このまま楽に過ごしたい」という気持ちも消えてはいない。
S先生は賛同してくれた。むしろ私の言葉を待っているかのようだった。
焦らずにね
釘を刺すことも先生は忘れなかった。
さくいん:S先生
近くの病院で無料の身体測定をしていたので出かけてみた。
以下、備忘録。
各測定所でもらったパンフレットに書いてあることは同じ。
いずれも最近、気にするようになったこと。継続するために、いい動機付けになった。
オフコース時代の歌も忘れない選曲に思わず涙腺が緩んだ。
70年代末の「あの頃」、オフコースとさだまさしばかり聴いていた。
「MY HOMETOWN」も歌った。「君住む街へ」は最後にとってあった。
変わらない声に心地よい時間を過ごした。
さくいん:オフコース、小田和正、NHKテレビ、さだまさし
何もせずに一日中寝ていた。
本も読まない。ラジオも聴かない。音楽も流さない。
考えごともしない。過去についても、未来についても、明日のことも、今日のことも考えない。ぼんやりとまどろんでいる。眠ったり目覚めたりを繰り返す。
ある意味、自ずからマインドフルネスの状態にある。
3ヶ月に一度くらい、こういう日がある。
まだ、こういう日を必要としている。
午後から葉山へ。
薄ら冠雪した富士山が見えた。バスが速すぎて写真は撮りそこねた。
展覧会では清水登之のパステル画「大道音楽」が見られた。どの人も丸みを帯びていて優しそうにみえる。
それから難波田史男「トアロード狂詩曲」の赤が綺麗だった。
目当てだったのは、マティス「ジャズ 8 イカロス」。というのは、この絵は最近読んだ『身体はトラウマを記憶する』の表紙画だったから。この絵は「身体は記録する」というキーワードに合う。
美術館の展示として珍しかったのは、葉山館の開閉館時に流れる環境音楽がヘッドフォンで聴けたこと。曲名は"HAYAMA SOUND LOGO"作曲は吉村弘。海辺の美術館に似つかわしい音楽だった。
京急の「葉山女子旅きっぷ」のおかげか、逗子から葉山へのバスは往復とも地図を持った女性客で満員だった。
鎌倉は完全にover-tourism。逗子・葉山は、押し寄せるほど人は来なくていいから、このまま静かな名所でいてほしい。
こんなに晴れやかな気持ちになったのはきっと10年ぶり。
もっと遡るとブログを始めようと決めた2002年の秋の気分に似ている。
今の気分はオフコース「水曜日の午後」。
また何かできるかもしれない
そんな望みを感じながら
少しだけ心も落ち着いた
もう一度始めよう
「自分を信じる」
これまで空疎な自己啓発ワードと聞き捨てていた言葉を素直に受け入れることができる。
さくいん:オフコース