8/2/2019/FRI
Twitter再開
ROMで再開。
ROMで再開。
途中までは見ていた。
だんだん見ているのが辛くなってきた。
結局、最後までは見られなかった。
あの場面の前にそっとテレビを消した。
昨日の続き。録画しておいたので意を決して最後まで見ることにした。
DVDを買っていないので実は映画館で一度見たきり。それでもほとんどの場面をはっきり覚えていた。それだけ衝撃的な作品だった。
もう一度見ても、やはり「歪んどる」からあとは別の作品のように思えてならない。
晴美を失ったすずさんが抱える、いわゆる”survivor’s guilt”は、この作品の完結とともに消滅するほど軽くはないと思う。
そう思えてしまう原因は、作品にではなく見ている私の側にある。
今年も父を偲んで伊東の花火大会を観に行く。
去年は台風のせいで1泊2日の旅だった。今年はたっぷり2泊3日楽しめそう。
思いっきり「なにもしない」。
こういう景色を見ると、帰ってきた、としみじみ思う。
横浜育ちといっても最南端の街だったから中区や西区の人から見れば田舎者だろう。それとも、港の近くの高校に通っていたから横浜育ちを名乗ってもいいか。実際、学校帰りに山下公園や大桟橋へときどき寄り道していた。
さくいん:横浜
駅で見かけたポスター。
このポスター、全国の学校の職員室にも貼ってほしい。
「体罰は暴力です」の一言も添えて。
さくいん:体罰
盆の墓参りのあと鎌倉へ出た。
久しぶりに江ノ電に乗る。いつもの場所でひと休み。
写真は墓地で見た芙蓉の花と鎌倉高校前駅から観る江ノ島。
さくいん:江ノ島・江ノ電
明日出勤すると週末になる。それでも、今日は「最後」の感じがする。
昨日は横浜から帰宅してからキーマカレーを作った。
今日は、出かけようとすると土砂降りの豪雨が降ったので、結局、ずっと家にいる。
昼食のあと、少し昼寝をした。
テレビで映画『スティング』の終幕を見た。
水木しげる『総員玉砕せよ!』を読んだ。
理由もなく何度も平手打ちを受ける下級兵士を見ていて、中学時代のことを思い出した。
夏休みは部活動のことを思い出すせいか、教員に受けた暴力のことをよく思い出す。
やり残した宿題はない。むしろ明日からが心配。
やりがいからは程遠い、それでいて緊張度の高い「日常」が再開する。
9月に健康診断がある。今年は「肥満」と宣告されないように旅行のあと減量を始めた。
家では断酒。夜、炭水化物を摂らない。間食禁止。家では断酒、というのは実家へ行ったときには母のご相伴に預かるということ。
帰り道の買い食いもやめた。
チェストプレス、レッグプレス、ロータリートーソ、バーティカルトラクション、アブドミナル、ホットヨガ20分。
目標体重まであともう一息。
休み明け。入社したばかりのように緊張と不安が強い。すっかり参ってしまったので早退けすることにした。
そのまま帰ると寝てしまいそうなので、前から行くつもりでいた東洋文庫ミュージアムの「漢字展」へ行った。
モリソン書庫の前に立つと本の森に迷い込んだような心地よい目眩がする。
膨大な「記録」と「記憶」の波にもまれて、殺伐とした職場で荒んだ心も洗われるような気になる。
科挙の合格答案「殿試策」は何度見ても美しい。
王羲之「蘭亭序」の字体よりも「殿試策」の字体が私は好き。
感心したのは大修館が発行した『大漢和辞典』全15巻(2000)。あらゆる漢字の成り立ちから成句、用法までも収める。試しに「烏兎」を調べてみると詳しい説明があった。
もう一つ、子どもの名前も調べてみた。すると娘と息子の名に使った漢字を組み合わせた熟語を見つけた。これには驚いた。
後漢書にも登場する古式ゆかしい漢字だったとは、意識はしていなかったこととはいえ、うれしい発見だった。
充実した学生生活を送っている二人には顔をあわせる機会も多くないので、この逸話はまだ伝えられていない。
さくいん:東洋文庫ミュージアム
非正規で障害者枠で働くことで、こんなにみじめで卑屈になるとは思ってもみなかった。
われ未だ此人生を恋ゆるらし死にたくもあり死にたくもなし
西田幾多郎(1923、T12)、『西田幾多郎歌集』
さくいん:西田幾多郎
昨日のつぶやきの背景を補足しておく。
転職して2年半、初めて職場の食事会に参加した。
良くも悪くも私の「働きざかり」の季節は終わっていることがよくわかった。若い人やマネジメントにいる人のような気持ちにはもうなれない。
これからは、せいぜい皆の邪魔にならないようにおとなしくすると決めた。
いや、考えてみれば、意識高く、前向きに働いている人たちのなかでボンヤリしているだけで皆の邪魔になっているのではないか。
つまり、ここは私がいるべき場所ではない、ということ? いやいや、ここにいるかどうかは私が決めること。「辞めろ」と言われるまではいる。私には働く権利がある。
でもこの空気に耐えられるか。
結局のところ、私はうらやましかった。ビジネスの成功や失敗についてさえ楽しそうに同僚と談笑する人たちが。
あの輪の中にはもう入れない。
汐留ミュージアムで「マイセン動物園」展。
動物好きではないけれど迫真に迫る造形に目を奪われた。
ルオー・ギャラリーでは「顔」の作品を集めた展示。"Politicard"(政治屋)や"Le Docteur"(学者ぶる人)は尊大な表情に皮肉が効いていて面白かった。
「裁判官」を見たときもそう思った。ひと筆で描いたように見えて、ルオーの作品は人物の内面をえぐるように映し出す。
この美術館はパナソニックのインテリア設備のショールームと同じビルにある。
ショールームの一角にマイセンをちりばめたモデルルームがあった。「これはやりすぎ」と感じる一方、往時の貴族が競って部屋を飾った雰囲気が想像できた。
今日は観覧後のランチが美味しかった。眼福のあとにすっかり満腹になった。