9/2/2019/MON
夏風邪
涼しい夜にいつものように冷房をつけて寝たら喉をやられた。
週末は深い咳に苦しんだ。薬を飲み通勤中はのど飴を舐めていたので、今日はだいぶ楽になった。
でも、何だか気分が浮かなくて、帰り道、ずっと中島みゆきを聴いていた。
さくいん:中島みゆき
涼しい夜にいつものように冷房をつけて寝たら喉をやられた。
週末は深い咳に苦しんだ。薬を飲み通勤中はのど飴を舐めていたので、今日はだいぶ楽になった。
でも、何だか気分が浮かなくて、帰り道、ずっと中島みゆきを聴いていた。
さくいん:中島みゆき
香港でのデモを見て『未来少年コナン』「第22回 救出」を思い出した。
地下街を塞いでいたシャッターが開き、数えきれない地下住民たちの群れは銃を乱射するインダストリア市民になだれこんでいく。
あの群衆の先頭に立てるだろうか?
勇気のない、弱い私は、最初に戦う人にも、最後まで戦う人にもなれず、ずっと尻込みしてしまうような気がする。まして指導者にはなれるはずもない。
少なくともこれまではそうだった。
だから、香港の人たちはとても立派な人たちに思える。
ラグビーの熱戦を観ていると、ふと、あゝ、この試合を宿沢も平尾も観ていないのか、と気づかされる。
宿沢広朗は2006年に55歳で、平尾誠二は2016年に53歳で亡くなっている。若い、あまりにも若い。
さくいん:宿沢広朗
ふだんブラウザはChromeを使っている。その一方で、『庭』の下書きの確認にはSafariを使っていた。
このウェブサイトの特徴の一つは、全ての行が文節、そうでなければ音節で区切られていること。それをSafariで確認していた。
ところが、Safariで見えている通りにはChromeで見られるわけではない。ところどころで文節が行末からはみ出す。
いま、ウェブブラウザではChromeのシェアが高いようなので、下書きの確認もChromeですることにした。
これで多くの人が私が描いた通りの文字列を読むことができるようになる。
一行の文字数を完全に固定しているサイトもある。どうすればそうできるのかわからないので、今は「Chromeで見たときに行末が揃う」程度で我慢する。
過去の文章をすべて推敲するのは無理なので、よく読まれている『未来少年コナン』の感想文から修正をはじめた。
ただ、残念なことに、きれいに揃えた行末が見られるのはデスクトップだけで、スマホの画面では見られない。
心配していた台風は明け方に抜けていったようで、健康診断は時間通りにはじまり昼前に無事終了した。体重は減っていたのに腹囲は増えていた。どういうわけかわからない。
さて、判定はどう出るか。
超空腹のまま駅前へ出た。
プチ断食終了を祝い、バリウムを一掃するために辛口フライドチキンを頬張った。
このままではいけない。
自分の技能に適した職を探さなければもっとダメな人間になりそう。
今は雌伏のとき。
落ち着いて考えれば、違う見通しもある。
漢詩人には都を落ちて辺境で名詩を残した人も少なくない。
非正規に磊落している自分も、このままここで、都へ戻ることを切望するのはやめよう。
もっといい文章が書けるようになりたい。
オレは役立たずなんかじゃない。
会社の障害者雇用数を埋めているだけでも十分貢献しているんだ。
以上。
Twitterのハッシュタグから。
国内編
海外編
新しい派遣さんと日帰り出張。私事にわたりいろいろ話してくれた。
溶け込もうとしてるサインとわかってはいたけど、上手な相槌ができなかった。
半年で4人目。今度こそ定着してほしい。そのためには、こちらも手を広げる努力が必要と痛感。
とはいえ、会社で自己肯定感が低い私は自分を開示することが上手くない。
今日は「非正規」であることは伝えることができたものの、障害者であることまでは話すことはできなかった。
ちょうどよい距離感を作るのは難しい。
開店したばかりの丸の内のApple StoreでMacBookを修理に出した。
5年使い続けていたらバッテリーが膨らんで平らに置けなくなった。
サポートはテキパキしていた。アプリで予約して内容も事前に申告してあるので話が早い。
見積りもサクッと出てきた。
店では10日前後と言われていたけど、修理品は今日届いた。
さくいん:Apple
五日市街道と中央線が交わるところ。かつてここには踏切があった。
原民喜はこの踏切の前に立ち、踏切をくぐってしまった。
本当に生き延びる手立てはなかったのか。
踏切前でしばし沈黙する。
美談になる自死などない、とあらためて思う。
誘われてラグビーW杯の一戦を観に行った。学生の頃、母校が強かったので真冬に徹夜までして国立競技場へ何度も応援に出かけた。会場で試合を見るのは30年ぶりか。
テレビ観戦と違い、フィールド全体が見えるので両チームの動きがよくわかる。
試合は27-3とアイルランドの圧勝に終わった。世界ランクから見てもっと拮抗する展開になると思っていた分、物足りないところもあったけれど、間近で観る楽しみを堪能した。
新横浜は6年間がむしゃらに働き、夢をかなえ、そして燃え尽きた場所。
帰りの新幹線のホームで、毎日ここまで通勤していた「あの頃」のことをちょっとだけ思い出した。
特別な感情はなかった。いまの暮らしがあまりにも違いすぎるからかもしれない。
仕事中、背後で上の人たちが品質と納期のトラブルについて蹇々諤々話し合っていた。
聴いているだけで胃がキリキリと痛み出した。
CQD、コスト、クオリティ、デリバリー。価格、品質、納期。
メーカーの営業をやっていたので、ずっとこれに苦しめられてきた。
とくにうつを発症した2007年からは2014年までずっと。
やはり、まともな会社員には戻れそうにない。
心的外傷といえば大袈裟になるけど、心がひ弱になっていることと寛解には程遠いことは間違いない。
さくいん:労働
世界ランク17位が2位に勝った。
4年前、南アフリカ戦はライブでは観ていなかった。
今回はしっかり観ていたけれど、正直勝てるとは思っていなかった。
試合後のインタビューを聞くと、相当に過酷な練習を積んできたよう。
練習は嘘をつかなかった。
「もう奇跡とは呼ばせない」という実況はスポーツ史に残るだろう。
昨日のこと。夕方にW杯ラグビー、日本対アイルランドを観戦するので朝一番に横浜みなとみらいへ。好天。
横浜美術館で『ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』。この題名は羊頭狗肉。69の展示作品のなかでルノワール作品は10点。他の画家もだいたい同じ数。フランス語の原題は『ジョン・ワルターとポール・ギョーム』(コレクション展)。もちろん、印象派に関心がある人には眼福を得る機会であること間違いない。
気に入った絵はアンリ・ルソー「嵐の中の船」。解説にあるように玩具なのか本物の船かわからないほど簡潔に描いた船が面白い。
横浜美術館の所蔵品展では、お気入りの画家の作品にたくさん会えた。野田英夫「二人の子供」。清水登之「ヨコハマ・ナイト」。こちらの展示はフラッシュなしでなら撮影可だったので、メモ代わりに撮っておいた。
川瀬巴水、小林清親、藤田嗣治、そして、横浜生まれの長谷川潔。
横浜のコレクションはかなり充実している。