昨夜は親しい人と十数年ぶりに馴染だったライブハウスへ。
二十代の頃、ここへ毎月のように来ていた。
最初に来たのは1992年。会社の先輩に連れられて、まだ六本木に店があった頃。そのあとバンドごと銀座店に移り、平日に夜の仕事をしていた私は「土曜日の男」と呼ばれるほど足繁く通った。
バンドメンバーが変わり、私には子どもも生まれて、ずっと足が遠のいていた。
ところが、つい先日、往年のメンバーがレギュラーメンバーに戻ったことをウェブサイトで知り、居ても立っても居られなくなり駆けつけた。
岡部智美の歌声を聴いていると、すべてが25年前に戻ったような気分になる。"Bitter Sweet Samba"と「オールナイト銀座」の掛け声で始まる「深夜放送メドレー」も変わっていない。
彼女の歌声で「木綿のハンカチーフ」や"Mr. Postman"をまた聴くことができる日が来るとは想像もしていなかった。
聴いてみると彼女の「卒業」ライブは16年前だったという。
16年前といえば、『庭』を始めた頃。
「今夜は久しぶりに「狩人」が来ています」とステージからいじられることも望外の喜びだった。
思い出せるかぎりセットリストを書いておく。
- Wonderful tonight, Eric Clapton
- Help, The Carpenters
- Please Mr. postman, The Carpenters
- September、竹内まりや
- Every Breath You Take、Police
- The Loco-Motion, Little Eva
- 想い出の渚、ザ・ワイルドワンズ
- 木綿のハンカチーフ、太田裕美
- かもめが飛んだ日、渡辺真知子
- ダンシング・オールナイト、もんた&ブラザーズ
- ヤングマン、西城秀樹
- Pride、今井美樹
- 亜麻色の髪の乙女、ヴィレッジシンガーズ
- ダイヤモンドヘッド、ベンチャーズ
- ブラックサンドビーチ、加山雄三
- Surfin' USA, Beach Boys
- Simon & Garfunkel Medley
- Venus, Shocking Blue
- 私がオバさんになっても、森高千里
素晴らしいShow/唱だった。
さくいん:ケネディハウス銀座