There is / There are

📍 thereの用法

坪井英語塾 英文法講座 第10回

📍 このページで学ぶこと

「〜があります」「〜がいます」を表す There is / There are の使い方と、使える場合・使えない場合の違いを学びます。

  • There is / There are の使い方
  • 使える場合と使えない場合
  • 疑問文・否定文の作り方
📋 目次 第1回 英文の作り方 📍 第10回 thereの用法

 「~があります・います。」thereの用法について


以下の文章を考えてみましょう。

(28a)私の犬が公園にいます。

主語を書いて、動詞を書いて、残っているものを書いて、文の終わりにはピリオドでした。「います」は、be動詞ですね。(be動詞の訳覚えてますか。)「公園に」は、「公園の中に」と考えます。

(28a)私の犬が公園にいます。
My dog is in the park.

では、この文章のMy dogをA dogに変更したらどうなるでしょうか。

(28b)犬が公園にいます。
×A dog is in the park.

となりそうですが、違います。×です。

英語では曖昧な不特定なものが文の主語として最初に来ることを嫌います。上の2つの文章の違いは、「My dog」と「A dog」です。「私の犬」として、犬がどんな犬なのか限定されていますが、ただの「犬」では、曖昧なものとなっています。このように曖昧なものが主語となっているbe動詞の文章で使用されるのが、thereの用法です。

(28b)犬が公園にいます。
○There is a dog is in the park.

このように、thereの用法は、曖昧なものが主語の場合にのみ使用します。したがって、

(28c)富士山が日本にあります。という文章では、はっきりとした「富士山」が主語なので、thereは使用できません。
(28c)富士山が日本にあります。
×There is Mt.Fuji in Japan.
○Mt.Fuji is in Japan.

になります。では、以下のthereの用法を覚えましょう。

thereの用法

ルール①
主語があいまい・不特定なbe動詞の文章で使用する。
be動詞は後ろの主語に合わせること。

There be動詞 + 主語 + 前置詞A.
Aには主語があります(います)。

ルール②
疑問文はbe動詞を主語の前に出し、文末に?をつける。
答え方にもthereを使用すること。

ルール③
What is 前置詞A?
Aに何がありますか(いますか)。
There be動詞 + 主語.
主語があります(います)。

ルール④
How many 名詞s+ are there +前置詞A?
Aにはいくつの名詞がありますか(いますか)
There be動詞 +数.
数あります。

ルール⑤
There be 動詞 主語 ~ing / p.p. (前置詞A).
主語がAで~しています。~されます。



このthereの用法は、単なるbe動詞の文章なので、疑問文や否定文など、通常のbe動詞のルール通りです。先ほどの文章を少し変えて、肯定文、疑問文、否定文を作ってみましょう。まず、肯定文からです。

(29a)2匹の犬が公園にいます。

ルール通りに書くだけですが、be動詞は後ろの主語に合わせます。

(29a)2匹の犬が公園にいます。
There are two dogs in the park.

この文章を疑問文にします。be動詞を主語の前に出し文末に?をつけます。
答えも、thereで答えます。

(29b)2匹の犬が公園にいますか。はい、います。
Are there two dogs in the park ? Yes, there are.

否定文も作ってみます。be動詞の直後にnotをつけるだけです。

(29c)2匹の犬が公園にいません。
There are not two dogs in the park.

疑問詞を使ったthereの用法もやってみましょう。ルール③と④です。

(30)公園に何がいますか。犬です。
What is in the park? There is a dog.

(31)公園に何匹の犬がいますか。44匹です。
How many dogs are there in the park? There are forty-four.

次にルール⑤です。
ここまで、thereの用法は、「曖昧なものが主語となっているbe動詞の文章」で使用される用法だということを説明させていただきました。では、以下の文章はどうでしょうか。

(32)私の犬が公園で走っています。
My dog is running in the park.

進行形と呼ばれる文章ですね。(こちらもご覧ください)この文章の「私の犬」を「一匹の犬」にしてみます。

(32b)一匹の犬が公園で走っています。
×A dog is running in the park.

この文章も「曖昧なものが主語となっているbe動詞の文章」となっています。thereの用法を使用します。

(32b)一匹の犬が公園で走っています。
×A dog is running in the park.
○ There is a dog running in the park.

受動態と呼ばれる文章でも同じです。

(33)私の車が公園で壊されました。
My car was broken in the park.

(33b)一台の車が公園で壊されました。
×A car was broken in the park.
There was a car broken in the park.

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