diary

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(2002年11月から開始しています)

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12月1日(月)−師走−
 早いものでもう12月だ。この1年、いったい何をしてきたんだろう。朝から雨で憂鬱。電車も遅れてしまった。病院へ行くと、先生がバンドエイドをはがして傷口を見て、首を横に振った。「深かったからね。」まだまだ良くないようだ。今週も毎日通うことになりそうだ。
 足利銀行の国有化、イラクのテロで株は大暴落と思って見ないようにしていたが、午後見たら朝安く始まったものの、そこからどんどん上がっていた。株というのはよくわからないものだ。
 仕事もあるが、帰省の指定券やら、マラソンの申し込みやら、年賀状の準備やら、何か気忙しくなってきた。やはり師走という感じか。えきねっとからメールが届いていて、31日の指定券は取れていた。サランラップを巻いて濡らさないように窮屈な思いをしてシャワーを浴びて、久々の禁酒。


12月2日(火)−マラソン申し込み−
 昨日は久し振りに禁酒したし、寒くてなかなか寝付けなかった。明け方目が覚めると頭痛がして熱っぽい。そんなわけで、今日は一日寝不足で頭が重い。
 いつもの先生が今日は午後なので、2時頃診療所へ行く。手の甲は傷の周りの皮をピンセットではがすときれいになっていて、傷がふさがればもう大丈夫だそうだ。膝のほうはまだ膿が出ていて、もうしばらくかかるそうだ。外を歩いていると、12月とは思えないほど暖かい。
 勝田マラソンを申し込むが、一緒に立川マラソンも申し込もうと思ってパンフレットを読んだら、またコースが変わっていて、スタート地点が自衛隊の基地内になっている。フィニッシュ地点からスタート地点まで移動するようだが、1キロ以上は歩くことになりそうなので、やめようかと思う。
 仕事のほうは、アンケートのグラフを作って、レポートに組み込み始める。
 大和証券から電話があって、結局楽天の公募株1株買うことになる。今日も濡らさないようにしてシャワーを浴びて、軽く飲む。篠原一の「壊音」を読み終える。


12月3日(水)−コート始め−
 今日は平年並みに気温が下がるということだったので、初めてコートを着て出る。安く買ったバーバリーのコートである。もちろん三陽のバーバリーではあるが、同じ三陽バーバリーで同じ松屋デパートでも、バーバリーコーナーとコートの特設コーナーとでは値段が違うのである。バーバリーコーナーでは15万円はしているが、特設コーナーのものは2年前に買った時8万円弱だった。10年前に買った時も7万5千円だったから、それほど上がっていない。
 朝診療所へ行くと、ガーゼをはがして先生が今度はため息をついた。まだ膿がついていて、良くなる兆しがない。傷の周りの薄皮をはがしたらかなり痛くて、血もにじんできた。診療所の帰り、銀行へ寄って楽天の購入代金49万を振り込む。入り口でジャンボ宝くじを売っていたので一口買う。せめてこの50万でも当たって欲しいものだ。宝くじといえばハルウララ。


12月4日(木)−帰省チケット−
 今日も朝診療所へ行くが、傷の状態は変わらない。夕方には少しむずがゆくなってきたので、回復の兆しが見えているのかもしれない。午後有楽町のビュープラザで帰省の指定券を受け取る。今回も「二人の北東北」というお得チケットにする。
 今週はドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」を聴いているが、第2楽章が気に入って聴き惚れている。清水博子の「街の座標」を読み終える。


12月5日(金)−ボーナス−
 今日も診療所へ行くと別の先生で、手の傷はもう大丈夫だそうで、膝の傷も普通に風呂に入っていいそうだ。今日から粉の薬にするが、これがビリビリ痛い。
 今日はボーナスが支給された。といってもゼロコンマ。まあ何もないよりはまし。社会人になった頃、最初のボーナスでシンセサイザーを買いたいなどと思っていたが、生活費の補填でそれどころではなかった。今日も本かCDでも買おうかと思ったが、仕事のレポートにかかりっきりで外に出る時間がなかった。
 久し振りに両手で、濡れるのを気にしないでシャワーを浴びた。


12月6日(土)−愛走会の忘年会−
 愛走会忘年会今日もジョギングできないので、朝から無為に過ごしてしまう。午後はミステリーを読んで過ごす。夜、保谷の津軽で愛走会の忘年会。会長の加藤さん、藤原さん、西山さん、山田さん、宇野さん、磯前さんの7人が集まる。来年の千葉マリンマラソン、2月の駅伝と勝田マラソンにほとんど全員出ることになる。駅伝は藤原さんの知り合いの清瀬のゴキちゃんさんに助っ人に入ってもらい、あと2人見つかれば3チームになるのだが。元力士のご主人の作った味噌ちゃんこを食べるが、いつも安くしてもらっている。明日多摩湖で練習会をすることになるが、まだ走れそうもない。初めて日記に写真を入れてみました。


12月7日(日)−無為な一日−
 午前中買物を済ませ、ディスカウントショップへ寄ったらカードのポイントがサービスになって900円ほど割引された。それならもっと高いものを買えばよかった。午後散歩からトレーニングを再開しようと思ったが、ズボンで膝がすれて痛いのでやめる。結局、ミステリーを読んで過ごす。福岡国際マラソンがあるが、不思議と全然見たいと思わない。競馬も外れてしまった。というわけで、まったく無為な一日であった。ピーター,ポール&マリーのレコードを聴いて、貫井徳郎の「慟哭」を読み終える。


12月8日(月)−年賀状−
 今日も診療所へ行く。まだ少し膿が出ているようだ。傷口についた粉の薬が取れないので、落とすためにバラマイシン軟膏をたっぷり塗られる。仕事は一段落ついたので、次の仕事の準備をあれこれするだけだが、上司のメールの添付ファイルが開けないというのでマックに転送したり、フォトレタッチソフトで開いてみたりとかいろいろやって遅くなってしまった。
 午後ちょっと抜け出して年賀ハガキを買う。最初の頃はワードで作っていたのだが、その後パソコンにインストールされている筆グルメ、筆王、そして去年は筆まめをつかっているが、どれもいまいちだ。これまで毎年新しいのを買っていたのだが、今年はまだ買っていない。今のバージョンで試してみて、申年用のイラストが足りないようだったらまた買おうかなと思う。月曜は禁酒の予定なのだが、飲んでしまった。意志が弱くて困ったものだ。


12月9日(火)−スタイルシート−
 インターネットリサーチの会社にメールを送ったら、宛先不明で戻っていた。電話したら担当者が退職したそうだ。IT業界はこういうことが多い。別の人と話をしたら、大晦日も元日も調査可能だそうだ。やはりIT業界はたいしたものだ。
 少し暇になったので、ホームページのスタイルシートを勉強する。今日はフォントサイズと行間の変更をマスターして、早速会社の社内資料を変えてみる。前から標準の12ptでは大きくて見栄えが悪いし、10ptだと小さくて読みにくいと思っていたのだ。しかも、行間が詰まっていて読みにくい感じがしていた。ほかのホームページを見ていたら明らかに中間のサイズで、行間も広いのがあったので、できるんじゃないかと思っていたらやっぱりできた。もちろんこのホームページもフォントサイズと行間を変更しました。部分的に行間をつめたいところもあるので、その辺が課題だ。
 午後診療所へ行く。日差しが眩しくて、温かい。2月頃の光の春という感じ。傷口をピンセットで触って薄皮のようなものを引き剥がす。薬の残りだそうだ。血が滲んできていた。血が滲んでくればもうすぐ治るそうだが、上のほうはまだ剥がれないのでもう少しかかるそうだ。
 夜バスを降りて家に向かうと北風が強くて、昼は暖冬かなという感じだったのが急に冷え込んできた。今年はまだ、マフラーも手袋も電気毛布も出していない。


12月10日(水)−韓国の仕事−
 今日は傷の痛みが消えていた。診療所へ行くと、傷口がだいぶ小さくなっているそうだ。しかし、薬をつけるとまたビリビリしてくる。
 午後インターネットリサーチの会社の新しい担当の女性と会う。仕事で会った女性の中でも3本の指に入るくらいかなり可愛い女性で、つい長話してしまった。その後韓国関係の仕事でプレゼンに立ち会う。こちらはユン・ソナをどうかと勧めたが、あちらは嫌いなようだった。韓国を出て日本で成功している人間は売国奴のように思えるのかもしれない。むしろ、韓国で活躍している日本人のほうが良かったのかもしれない。それはともかくとして、タレントに高いギャラを払うような風土ではないそうだ。


12月11日(木)-ホームページ消滅-
 一大事である。昨日<style>タグを使ってフォントサイズや行間をあれこれいじっていたら、ファイルが壊れていて、気づかずアップロードしてしまったのだ。本と音楽のファイルは完全に壊れてしまったし、日記はHTMLファイルは残っているが編集ソフトでは表示できなくなってしまった。CD-RWを見たらバックアップは10月分までになっている。どうするか。Windowsには何日か前の状態に復元する機能があるが、ファイルまで復元できないだろう。フォーマットしたディスクのデータを読み取るソフトもあるが、何十ギガというディスクのどこにあるか、探すのが大変だ。一つ思いついたのは、Googleで検索すると、古いファイルがキャッシュに残っているということ。早速、最近読んだ作家や聴いた音楽家の名前を組み合わせて検索したら、11月21日のファイルが出てきた。キャッシュのほうをクリックすると、確かに11月21日の分が表示されたので、保存して編集しなおす。読書のほうは日記を見てあと7作品分作り直せばいいということがわかったが、音楽のほうはわからない。CDやLPやカセットを見て思い出すしかない。NECのパソコンに付属の「ホームページデザイナー」というソフトだが、元から編集機能に不満があったので、別のソフトに替えることにする。午後抜け出してビッグカメラへ行くが、雨が降っているので、地下鉄の通路、銀座インズ、交通会館、有楽町線の通路を通って、地上を歩いたのはほんの2〜3メートル。本命はマクロメディアのDREAM WEAVERだったが、4万円もする。アドビのGoLivも高いし、アドビは嫌いだ。ホームページビルダーは安いが素人っぽいので、結局会社で使い慣れているFrontPageにした。
 朝診療所へ行ったら傷口をピンセットでかき回して、薄皮をベリベリはがし、その上から薬をつけたので、またビリビリ痛み出し、まともに歩けなくなった。今週中に治るという希望も消えてしまった。


12月12日(金)−汐留エリア−
 今日も朝診療所へ行く。最近皮膚科が混んでいて時間がかかる。前の奴なんか、朝晩薬を塗るのが大変だとかあれこれ文句を言って時間がかかっている。つべこべ言わず言われた通りやっていろと言いたくなる。傷も痛みも変わらない。動いたり風呂で温めたりして血行を良くしたほうがいいそうだが、まだ走るのはだめだそうだ。
 午後汐留の資生堂へ調査の報告に行く。新橋から地下街ができていて、このあたりは電通といい、日本テレビといい、別世界だ。どうでもいいことに無駄な金を使っているように思うが、こんなことでもしなければ景気も回復しないのだろう。夕方、社内向けの情報メールを作って配信する。
 1週間くたびれた。夕方老川さんから久し振りに電話があって飲みの誘いかと思ったら、年賀状ソフトのことだった。白石一文の「一瞬の光」を読み終える。


12月13日(土)-FrontPage-
 今日もトレーニングはできない。読書と音楽のページを修復し始めるが、このFrontPageでは、表を重ねると、上下がくっついてしまう。間に改行を入れると間が空きすぎてしまう。いろいろ試行錯誤してみたが、結局コードにタグを入れるしかないようだ。欠陥とまではいかないが、レイアウト上の弱点だ。アップロードも面倒くさい。やっぱりFrontPageもだめかな。肝心の復旧のほうはなかなかはかどらない。検索エンジンに登録を申し込んでから実際に検索できるまでに1ヶ月ほどかかるから、1ヵ月後ぐらいに検索すれば壊れる直前のファイルが出てくるかもしれない。
 


12月14日(日)−ひきこもりの日々−
 朝起きても、とりあえずすることがない。ゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を読んで、競馬のオッズを確かめてパソコンで投票する。午前中に用事を済ませて、カレーを食べる。S&Bの焙り焼きチキンカレーで、けっこうおいしい。午後は、実業団女子駅伝を見て、競馬を見て、夕方まで読書と音楽の感想を書き直す。こうしていると、まるでひきこもりである。朝日フューチュリティは、対抗−本命で決まったが、少し多めに買ったので4千円弱の儲けだった。分析すると、今回は京王杯組と東京スポーツ杯組が強かったということになる。
 風呂で温まって、傷口を消毒してから粉の薬をつけて、バンドエイドで抑える。これで一仕事終えたという感じ。温めるとあまり痛まないようだ。
 


12月15日(月)−株の配当金−
 今日は傷は痛痒い感じで、歩いていてもそれほど痛まない。診療所へ行くと、だいぶ乾いてきたということだった。風呂で温めたのが良かったのだろうか。武田信玄は戦の傷を癒すための隠れ湯を持っていたというが、風呂の効果というのもたいしたものだ。4週間たっているのだから当たり前かもしれないが。
 午後郵便局でNECシステムテクノジーの配当金を受け取る。たった2025円で、競馬の配当のほうがまだましだが、それでもちょっとうれしい。同じような郵便振替を持って待っている人が2、3人いた。40万の株で2千円だから、4千万なら20万。やはり千万単位でやっていなければ目に見えるような利益にはならない。株といえば、フセインの拘束で株価全体が上がって、ヤフーは11万円高、楽天は5万円のストップ高だった。といってもこれまでにだいぶ下がっているから、この程度ではまだまだという感じだ。さらに後10万ぐらいずつ上がってもらわないと。どうせ明日は利益確定ということでまた少し下がるんだろうし。
 久し振りに禁酒できた。下腹が出てきたようなので、腹筋をやってみる。 この前の忘年会で勝田マラソンの締め切りの話しが出ていたので確かめてみたら、申し込んだのは締め切りの翌日だった。もしかしたらだめかもしれない。今のような状況ではどうせ完走できないかもしれないが。
 


12月16日(火)−やる気と集中−
 昨夜はベッドに入ったら頭痛がして、あまりよく眠れなかった。風邪だろうか。朝北風が強くて寒そうなので、今シーズン初めてマフラーと手袋をつけて出る。
 診療所へ行くと、別の先生で、傷の表面に固まった薬をピンセットでぐりぐりほじくると、赤い傷口が出てきた。もうじきだそうだ。次は金曜か月曜でいいそうだ。
 最近仕事に集中できない。オフィスが狭くなって人口密度が高くなったし、すぐ後ろにハンガーがあって、始終狭い後ろをしょっちゅう人が通って、ガチャガチャ音がしている。そもそも、人が近くにいるという状態が嫌いで、図書館も喫茶店もレストランも居酒屋も、とにかく人が集まる場所は嫌いである。それに、終業時間が6時半になって、今までは普通にやっていて、遅くなれば遅くなるし、何もなければ帰るという感じだったのが、妙に時間を意識して、5時半過ぎてあと1時間と思ってしまうと時間が中途半端でやる気が出ないのである。
 テレビで「俺たちの旅」と「北の国から」をやっているが、何かいまさらという感じだ。
 


12月17日(水)−眼精疲労−
 今日は診療所へ行かなくていいので、朝から仕事に集中できた。正月広告の原稿ができたのでモニター調査の調査票案を作り、今年のヒット商品とかトレンドとかのデータもあちこちから発表されているのでまとめて資料を作る。
 このところ目の調子が悪い。どうも右目が近くも遠くもピントが合いにくいようだ。仕事も趣味もパソコンに向かいっぱなしで、暇があれば本を読んでいるので、目の使いすぎかもしれない。利き目というものがあるそうだが、試してみると右目が利き目のようだ。「発掘あるある大事典」かなんかで、利き目の使いすぎなんていうのがあったような気がする。ネットで目にいい食品とか、目の運動とか調べてみようかと思う。結局目に悪いのだが。 鈴木光司の「楽園」を読み終える。
 


12月18日(木)−性別−
 昨日傷の上の固まった薬を綿棒でほじくったりしたものだから、傷がまた痛み出した。目のほうは、近くを見たり遠くを見たりとかやってみたので、昨日よりはいいみたいだ。
 仕事は、次の調査の準備を着々と進める。集計ファイル、グラフファイル、レポートなど、今のうちに雛型を作っておけばあとはデータを入れるだけなので、かなり時間を短縮できる。
 今日から田口ランディという作家の本を読み始めたのだが、名前から男性だと思っていたが、ネットで調べたら女性だった。内容から男にしてはよく書けるなと思っていたので、女性とわかって納得できた。それにしても、男っぽい男というのは怖いし、女っぽい女というのも気持ち悪い。むしろ中性的なほうがいい。といっても、この人が中性的というわけではないが。
 


12月19日(金)−飲んで帰る−
 久し振りに病院へ行く。傷がだいぶ小さくなっているそうだ。病院で診てもらって薬をつけてもらうと、痛みが引いてくるから不思議だ、今日も次の調査の準備を進める。夕方ちょっと抜け出して銀行へ行ったついでに山野楽器に寄り、バッハのオルガン曲集を買う。クリスチャンでもないのだが、オルガンの曲を聴くとなぜか敬虔な気持ちになる。
 夕方、会社の先輩から電話があって、久し振りに飲みに行く。池袋で7時に待ち合わせたのだが、忘年会シーズンでどこも満員で、店に入れたのは8時前。千登利というもつ焼き屋で、牛肉豆腐で飲み、天下寿司でカンパチやカニ味噌を食べて帰る。深夜バスまで時間があるし、タクシー乗り場も並んでいたので歩いて帰る。
 


12月20日(土)−トレーニング再開−
 朝から西風が強くて寒い。しかし寒風をついて、ホームページの素材撮野火止用水影をかねて散歩に出る。平林寺と野火止用水をテーマにしようと思ったが、平林寺は広すぎて撮影しにくい。財布を忘れて中に入れないので、門のあたりや平林寺堀を撮影しながら歩き、総合体育館、総合運動公園を通って、新座温泉彩泉楼を見て、野火止用水を通って、川越街道沿いの野火止公園までたどり着き、7.5キロ を1時間45分かけて歩く。足が棒になってしまった。歩いていると、やはり膝がすれて痛くなる。
 午後東京ガスの点検があり、その後東久留米の床屋へ行く。なんと6週間ぶりだ。膝が痛くてあまり出歩きたくなかったせいもあるが、ここのマスターはジョギングを始めてから髪を短くして、こちらも同じぐらい短くしてしまうのだ。以前は前髪は眉ぐらいまでの長さにしていたのだが、最近はいきなり額の半分ぐらいまで切ってしまう。体育会系の人間は髪を短くする人が多いが、髪はなんといっても人間の頭の触覚。多少は長いほうがいいような気がする。寒くなってきたし。
 夕方久し振りにセントラルへ出かけて筋力トレーニングをやる。血圧がやや高めだったが、体重、体脂肪率はトレーニングしていたころとそれほど変わらない。1セットでやめるが、それほどきつくもない。帰って風呂に入ると、傷は少しずつ小さくはなっているが、状態はそれほど変わらない。 風呂が沸くまで、年賀状を印刷する。一度もらったものには機械的に返事を出しているのだが、もういいかなと思うのもある。
 テレビで東京駅を特集していた。今度は、珍しい弁当でも買っていこうかなと思ったりする。
 今日は、車に乗っている間、中国琵琶の奏者でシャオ・ロンという女性の音楽を聴いた。絶対CDを買おうと思った。
 


12月21日(日)−安静の一日−
 昨日歩いて傷口がだいぶ擦れたようで、今日は朝からぴりぴり痛む。今日一日静養することにする。高校駅伝があったので見ているうちに、午前が終わってしまう。今頃の季節は4時過ぎると暗くなるので、午前は有意義に過ごさないといけない。午後は、バッハの無伴奏バイオリンソナタとパルティータを聴いて、田口ランディの「コンセント」を読む。
 風呂に入って傷口を洗うとだいぶ小さくなっているが、真ん中にまだ膿んでいる部分がある。年内走れないかもしれない。
 


12月22日(月)−CDの売場について−
 朝診療所へ行く。傷がだいぶ小さくなっていて、年内にはふさがるだろうということ。結局、年内は走れないということになりそうだ。仕事は、社内に情報メールを配信する。今回は、今年のヒット商品とかトレンドとか、そういった年末恒例のランキングものが中心。
 夕方山野楽器へシャオ・ロンのCDを買いに行くが、ワールドミュージックコーナーでもニューエイジミュージックコーナーでも見つからず、HMVへ行く。ここでもワールドミュージックコーナーで見つからず、聞いたらニューエイジミュージックコーナーから持ってきてくれた。文庫本も出版社別に並んでいて全部の棚を見なければならないが、音楽もノージャンルでアルファベット順に並べてほしい。フュージョンコーナーを探したらジャズコーナーにあったり、同じクラシック売場でジャンル別に並んでいたり、作曲家別に並んでいたり、演奏家別に並んでいたりで、探しようがない。やっと手に入れた「蘭U」はお香入りで、ビニールをあけると落ち着いたにおいが香り立ってきた。
 


12月23日(火)−プレ大掃除−
 天皇誕生日で休み。年末に休めてほっとする人もいるだろうし、この時期休日なんて迷惑な人もいるだろう。年末といえば煤払い、大掃除だが、まだやっていないので、とりあえず洗剤をチェックして足りないものを買いに行き、大掃除の前段階として、風呂、洗面、トイレを掃除して、レンジの油汚れをつけ洗いする。水仕事を先に済ませたという感じだ。
 名古屋で、株で大もうけしたからといってテレビ塔から札をばらまいた人がいるそうだ。来年はこちらがやらせてもらおう。
 ホームページの消失した分をやっと作り直せた。書いていると前はこんなことを書いていたと思い出せるのだが、前とは同じことは書けない。
 


12月24日(水)−どうでもいいがクリスマスイブ−
 今朝も診療所へ行く。年内に治るようにがんばりましょうと言われるが、どうがんばればいいのだろう。
 今日は暖かいクリスマスイブ。クリスチャンではないのだから関係ないが、湯豆腐で熱燗というのも依怙地な感じがする。寿司屋も懐石料理も営業しているだろうし、年末で混んでいることだろう。そんなところで刺身をつまんでメリークリスマスとでも言うのだろうか。駅前の京樽で女の子が赤いリボンをつけて、クリスマスにお寿司はいかがですかと大声で商売していた。思わず買いたくなったが我慢して、貧乏人のシャンパン、キリン氷結シャルドネスパークリングを飲む。 難波利三の「てんのじ村」を読み終える。
 


12月25日(木)−マザーボード交換−
 今日も暖かいクリスマスの朝。診療所へ行くと、今週中というのは無理だったねと言われる。傷は小さくなっているが、また痛み出している。
 会社で使っているパソコンのディスプレイに時々縦筋が入ったりするようになって、今日マザーボードを交換することになる。メモリの増設とか内臓ハードディスクの交換とかはしたことはあるが、マザーボードの交換となるとどうなるのだろうと見ていたが、次々とネジをはずしていく。これ元に戻るのだろうかと多少心配になる。キーボードをはずし、ディスク装置類をはずし、増設メモリやCPUをはずし、マザーボードを交換して、はずしたものをまた取り付けてコードを接続して、ネジを止めていく。簡単にできてしまうものだ。立ち上げて触ると、キーの反応が早くて入力しにくい。なんとなく動きがよくなったようだ。
 


12月26日(金)−たかがコピーで−
 診療所で傷の上の薄皮を剥がされる。ビリビリ痛いと言ったら薬を塗って、薬を塗ると肉の再生を阻害すると言われた。我慢していれば良かった。
 正月広告の調査が決まったので、アンケート用紙のコピーを始める。両面コピーでやっているのだが、いつの間にか他の人間が別のコピーをとっていたりする。両面コピーだと途中止められると紙詰まりしたり、両面用のトレイに入っている 用紙がむだになってしまう。というわけで、コピーをとっている間はコピー機の前に立っていなければならないが、そうすると後ろでいつまでも待っていたりする。隣の総務にもコピー機があるのだが、そちらへ行こうというように頭が回らないようだ。機転が利かないというか、選択肢を増やせないというか、年寄りのように思い込んだらこれ一直線という人間が多いのだ。とりあえず、これで今年の仕事は一段落。終業は月曜日だが、休む人が多いのだそうだ。保坂和志の「この人の閾」を読み終える。
 


12月27日(土)−少しだけ初雪−
 明け方テレビをつけたら雪がどうとか言っていたので、起きて外を見たら屋根や芝の上に雪が薄く積もっていた。昨晩の雨が雪に変わったようだ。2日遅かった。
 今日は、大掃除の前段階として、押入れやクローゼットや収納の整理をする。ふだんからきちんとしているのであまりいじる必要もないが、香典返しや店の景品類で使わないものが結構あって、食品類は賞味期限が切れているので、すべてゴミである。もらい物は即捨てるようにしよう。必要なものは自分で買う。ただでも使わないものはいらない。
 Paint Shop Proで新しいページのロゴを作ろうとしたが、前のバージョンで作ったものが文字化けして、新たに作ろうとしても文字が斜めに入ったり、書体が微妙に違ったりしている。このソフトはバージョンアップするたびに使い勝手が違ってくる。特に前作ったものが再現できないというのは問題だ。
 それはともかく、イランで地震があったそうだ。こんな時こそ駆け参じなければと思っていたら、 早速医師と看護婦が派遣されたようだ。自分が医師だとしたらと思うと、とてもできないことだ。
 


12月28日(日)−ワックスがけ−と有馬記念−
 午前中照明器具を掃除して、壁のほこりを払い、掃除機をかける。午後は床を洗剤で拭き、ワックスをかける。こんなにテキパキと大掃除が進むのも、ジョギングができないせい。乾くまで時間をつぶす必要があるが、ジョギングもジムでのトレーニングもできないので買物ついでに車を走らせる。以前掲示板に書き込んであったジョギングコースをチェックしようと思って志木から富士見有料道路を目指すが、地図も見ないで出たので254という表示を見て池袋方面へ戻ることにする。走っていて浦所街道なのはわかっているが、何で254なのかよくわからない。スーパーで買物して、31日で閉店するディスカウントショップへ寄って、純米吟醸酒とか冷凍食品とかあれこれ買い込む。1時間ほどして戻ると、ワックスも乾いていた。
 有馬記念は、買った馬は1着(シンボリクリスエス)、3着(ゼンノロブロイ)、4着(ツルマルボーイ)に入ったが、2着(リンカン)をはずしていた。最初入れていたのだが、最終的にはずしたしまった。シンボリクリスエスから流せばよかった。最近勝ちすぎのタップダンスシチーをはずしたのは正解だったが、同じようにこのところ良すぎた菊花賞馬のザッツザプレンティもはずすべきだった。
 


12月29日(月)−とりあえず一段落−
 今日は休みの人が多いみたいで、バスも東上線も地下鉄もガラガラでいきなり座れてしまった。診療所も空いているだろうなと思ってゆっくり行ったら、いつも以上に混んでいた。みんな自分の身体は大事なんだ。別の先生がいて、もうほっといても治るから何もしなくていいそうだ。そういえば昨日風呂上りに薬をつけたとき、いつもと違う感じがしていた。何もしないほうが治りが早いという。気になるなら、バンドエイドを貼る程度でいいそうだ。ただ、激しく動かしたりこすったりすると皮が薄いのでまた破れるかもしれないそうだ。ジョギングもいいと言われた。
 会社に戻って、ファイルのバックアップを取るが、エクスプローラーでフォルダーやファイルを操作すると途端に動きが遅くなる。そのあとディスククリーニングをしてデフラグをかけ、待っている間に松屋へ田舎への土産を買いに行く。戻ってもまだ終わっていないので、途中で止めて帰る。
 午後は、風呂の換気扇のフィルターと台所の換気扇のフィルターを掃除し、風呂にカビ取りをつかい、台所を掃除する。
 ジョギングしてもいいといわれたが、まだ膝の動きが不安なので、掃除の途中抜け出して、自転車で走って膝を動かし、ついでにホームページの素材用に新座駅などを撮影する。やはり、傷とは別の膝の打撲の痛みが多少残っているような気がする。
 とりあえず、仕事も大掃除も一段落した。ジョギングもできる。夜は、白瀧の山廃純米吟醸酒を飲む。
 


12月30日(火)−ジョギング再開−
 午前中、車で和光樹林公園へ出かける。風が冷たかったので、ジャージにウィンドブレーカーという重装備。1ヵ月半も休んで走れるかどうか不安だったので、ウォーキングをしながら、キロ7分ペースで2キロも走ればいいだろうと思っていたが、スタート地点に立ったら楽に走り出せた。1キロで一休みし、その後は4キロ続けて走る。久し振りなので、スポーツドリンクの用意も忘れていた。
 どういう言葉で表せばいいのかわからないが、旅行で新幹線に乗っても、マラソンレースの後でも、お正月でも、昼から飲むということはない。夜まで待って、全部用事を済ませてお風呂に入って、飲むのはそれから。おいしいものは後までとっておくという性格なのだろうか。だけど、今日は走り終わって家に帰って、掃除も何もないしと思って、缶ビールを1本だけ飲んだ。午後はぼんやり過ごしてしまった。
 大和証券の営業から年末の挨拶で電話がある。ヤフーも楽天もあがっているということで、そういえば株価をチェックするのを忘れていた。利益がもう少しで100万を超える。売却益を加えると120万ほどの利益だ。
 いいことばかりではない。探し物で引き出しを開けたら、ダイバーズウォッチのウレタンベルトが切れていた。水深と水温を記録してパソコンでグラフ化するという優れもので、かなり高かったのだ。ベルトだけ交換できるだろうと期待することにする。それと、かかとの横のところが最近痛いので見てみたら、角質がひび割れて傷ができていた。こんなのは初めてで、気持ち悪い。一応傷薬を塗っておく。
 夜は明日の帰省の準備。お土産、というかお寺に供えるものとか、母に頼まれた薬とか、補聴器とかいろいろあるので、持って行くのはミステリー2冊だけ。
 


12月31日(水)
 今日は新幹線で八戸へ帰省。今年1年を総括しようと思ったが時間がない。
 会社は相変わらず業績がよくない。給料も減ってオフィスも狭くなったが、インターネット広告も始めたし、来年はがんばりたい。健康面では、心臓の検査をして大丈夫ということだった。甲状腺のほうも年1回の検査でいいことになった。マラソンでは、4月にトラックと衝突、11月には転倒で特に11月からは1ヶ月は休んでしまった。それでも勝田のフルマラソンで自己ベストが出せたのが収穫。3月に、ひょんなことから猛烈な勢いで小説を読み始めた。仮想現実の世界に逃避している感じもするが。音楽も多少新しいお気に入りができた。ホームページで掲示板を始めたら、何人か見ず知らずの人から書き込みをもらって、ちょっと感激した。田舎の友人が胸にしこりが見つかったというので心配したが、良性ということでほっとする。8月株を始めて、いまのところ百万円ほどの利益を出している。こんなところか。それではまた来年。
 


 

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