diary

2003

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(2002年11月から開始しています)

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7月1日(火)−日大病院へ行く−
 今月から見出しをつけることにした。
 心電図の精密検査のため、有休をとり、水を飲んだだけで大山の日大板橋病院へ出かける。大山といえばアーケード街のハッピーロード。学生の時アパート探しに来て以来だから30年ぶりになる。駅前からいきなり斜めにアーケード街が続いていて変なところだなと思っていたが、相変わらずだった。アーケード街といっても車がバンバン走ってくるので異様な感じ。それにしてもにぎやかだ。朝霞台とは大違い。朝霞台は商店街といい、不動産価格といい、東上線のブラックホールと呼ばれている。アーケード街を抜けて川越街道を少し戻って左に入り、更に右に入ると日大病院。以前いた会社に近くに住んでいるのがいて、飲んで帰る時いつもタクシーで送ってきたが、夜なのでどこを走っているのか全くわからなかった。昼一度来た記憶があるのだが、いつ何をしに来たのか全く覚えていない。8時半過ぎに着き、受付で申込書を書いて保険証と紹介状を出して待つとカルテと診察券を渡される。循環器の受付へ行くと、しばらくして呼ばれて、看護婦さんに症状、自分自身と家族の病歴を聞かれ、最初にレントゲンと心電図をとる。レントゲンは地下1階で、心電図は2階。あっちへ行ったりこっちへ行ったりだが、ここまではすぐ済んだ。写真と心電図を出して待つと、…待っている間に本を1冊読み終え、うとうとして本当に寝込む。館内放送によると、昭和45年東洋一の規模の病院としてオープンしたのだそうだ。寝ている間に呼ばれたかのかとも思ったが、もう1冊取り出して読み始めるとやっと名前を呼ばれた。中に入ると、更に小さい診察室に分かれていて、その前で待つと今度はすぐ呼ばれた。レントゲンでは心臓肥大は標準のやや大きめということで問題ないそうだが、心電図はやはり問題があるそうだ。今度の木曜日トレッドミルで走りながら心電図をとり、来週の木曜日心筋シンチ検査といって、ペダルをこぎながらアイソトープを入れて血流を検査するのだそうだ。これは空腹時、運動中、食後とやるので5時間ぐらいかかるそうだ。エコーもとるが、こちらもそれほど問題はないそうだ。これで終わり、会計は地下に降りて、自動清算機で支払う。終わると12時。これで約5千円。3割負担は大きい。帰り、雨が降り出した。
 夕方セントラルへ行き、筋トレ1セット半やる。先週機械の故障で背筋をやっていなかったので腰痛が出てきたのだ。その後トレッドミルでゆっくり10キロ走る。今日も汗が妙に臭い。シャワーを浴びて帰り、しばらく本の続きを読んで、ビールを飲む。


7月2日(水)−怪しい団体−
 「日本文化振興会」という団体について調べてくれと言われ、マーケティング・データ・バンクに資料を依頼すると同時に、インターネットで調べてみる。会社の得意先の社長がこの団体に表彰されたのだそうだが、変な宗教団体かもしれないし、右翼関係かもしれないし、寄付を強要されるかもしれないのだろう。調べてみると、元皇族を担いでいて、世界何とかという名称で国際的な宗教関係の団体や、学術関係の団体をやっていて、それに美術分野では「新院展」などもやっている。ちゃんとしているようでもあるが、胡散臭くもある。新聞記事データベースを調べると、とにかくあちこちに表彰されている人がいる。その中には、あの和泉元弥まであった。団体としては、団体名鑑のようなものには載っていないのできちんと把握はできなかったが、特に問題を起こしたというような記事もないので、問題ないのかもしれない。広告業界では、広告会社や雑誌社と称して、インチキ販売をしたり、購読料や広告費を寄付させたりする右翼系や総会屋系や宗教系の団体が結構多いのだ。その中には、自民党の機関紙もあるが。
 明日も心電図の検査なので、禁酒して、ジョギングもやめて安静にする。来週10日の検査がインターネットの社内説明会とダブってしまったが、自分の身体のほうが大事だ。昨日、今日と北風が吹いて、窓を開けていると涼しい。


7月3日(木)−トレッドミル負荷検査−
 今日はトレッドミル負荷検査のため休み。水を飲んで、トースト1枚だけ食べて出かける。来週検査のためパンと牛乳を買って行かなければならないので店をチェックすると、サンドイッチの店、おにぎりの店が開いている。 コンビニはアップルマート1軒だけ。9時15分の予定だが、30分前に着いてしまった。ベンチに座って待つ。9時15分こちらから聞くと検査が始まる。上半身を脱いで、胸と背中に電極をつけて、腰に機械をベルトで固定し、腕に血圧を測る例の絞るやつをつけて、下は出かけたときのままでトレッドミルに乗る。スーツで来たらどうするのだろう、下駄履きだったら・・・と思ってしまう。かなり傾斜をつけて、3分おきにスピードを上げて、1分おきに血圧を測る。159まで心拍を上げなければいけないのだが、なかなか上がらないみたいで、どんどんスピードが上がっていく。スピードはたいしたことないが、傾斜がついているしジーンズが重くて走りにくい。苦しくないですか、痛くないですかと聞かれる。心電図には狭心症の波形が出ているようだ。終わってしばらく安静にして、心電図と血圧を取り続ける。結構汗をかいてしまった。タオルを持って行ってよかった。今日はしばらく安静にして、何かあったら電話してくださいと言われる。10時頃終わって、会計を済ませて、売店や食堂を見学する。カレーが880円、高い。まだ午後から会社へ出れる時間だが、汗をかいたし、やはり休むことにする。本屋でミステリーを何冊か仕入れて帰る。
 午後、最近リビングの蛍光灯が途中で消えるので電話して聞いてみる。修理に1万ぐらいかかるそうだ。買えば2万以上はするそうなので、来週検査で休む日に修理してもらうことにする。それにしても平日の昼間のマンションは、子供たちの歓声と母親たちの怒声とでうるさいこと。
 夕方セントラルへ行って、トレッドミルで10キロゆっくり走る。不安だと調子悪いかなという感じもするが、走り出せばどうってことない。シャワーを浴びて帰り、豚肉・たまねぎ・ピーマン・ナスの生姜焼きで飲む。宮部みゆきの「我らが隣人の犯罪」を読み終える。


7月4日(金)−ボーナス−
 昨日休んで今日一日と思えば楽なものである。こんな時勢にこんなもんで給料もらっていてはいけない。そればかりか、今日はボーナスまで支給された。基本給が10万近く減って、それでたった1ヶ月だからボーナスというよりは寸志という感じだが、こんな業績でもらっていいのだろうかという感じもする。カネはあればあるほどいいが、個人的には出してもらわなくてもいい。額が少ないから使いようがない。そのままにしておくから、安月給なのにしばらく預金通帳は裕福になる。これが寸志ボーナスの効用。昔、ボーナス日に一緒に銀行へ行ったら、残高が全然違う。聞いたら、欲しいもの一つ買ったら残りは全額貯金しているんだと。この遊び人が、という感じで信じられなかった。カネっていうのはそんなもの。
 会社では、レイアウト変更や賃金委員会だのでバタバタしている。売り上げ回復に全精力を注ぐべき時なのに。暇人というのはどうしようもない。心配なのは来週のインターネット説明会。媒体の若い担当はいつも企画部長にいじめられているので、説明会でも進行を邪魔されかねない。
 夕方山野楽器へ行ってCDを買う。R.E.MとRed Hot Chili Peppers。R.E.Mはもう15年前。そんなになるのかとショック。ちょっと前という感覚なのに。夜はのんびり飲む。今日の食事は当然、ナス。マーボーナス。


7月5日(土)−トレーニング−
 ふだんより少し遅く起きる。アイスコーヒーを飲んでパソコンをいじったりしているうちに遅くなって、11時過ぎにジョギングに出る。心電図が悪いといわれると何となく心臓も具合が悪く感じられて、ゆっくり走る。川越街道の坂を下り、坂を上って自衛隊の横の道に入るとほとんど木陰。樹林公園で400m2本入れるが、足がついていかない感じ。帰りは風が涼しい。シャワーを浴びて、昼はパスタ。
 午後はのんびり過ごし、夕方セントラルへ行って筋トレ。20回1セットで2〜3セットというメニューだが、2セット目がきつくて、10回でやめてしまう。ジャズダンスとかバレーとかのコースがあって、一生懸命やっている人たちがいるが、この人たちはいったい何なんだろう。ダンサー?、ダンサー志望?それとも単なる趣味なのか。ランナーとかスイマーとかは知り合いが多いのでわかるが、筋肉むきむきでバーベルやっている人とかは何が目的なんだろう。アート引越しセンターに勤めていて、たんすを楽々運ぶため、とかだったらわかりやすいが、そんなはずはない。マシンを100キロ近いような負荷にしてトレーニングしている奴とか。草サッカーとか草野球とかやっているのかもしれないが、そこまでするかね。その筋肉何に使うの?ランナーでも月500キロとか600キロとか走る人がいる。福岡国際マラソンとか、東京国際女子マラソンとか出るレベルの人だったら、そこまでしなければとも思うが、サブスリー程度でそこまでする暇があったら、他のことをすればと思ってしまう。でもやるからにはとことんやるというのが日本人気質というか、逆に変人扱いされてもやりたいというか、変人扱いされれば喜んでますます燃えるトレーニング人間気質というか。変な人たちです、自分も含めて。


7月6日(日)−札幌国際ハーフマラソンを観戦−
 5時半頃目が覚めてアルコールも残っていないし、起きて多摩湖へ行こうかとも思ったが、やはりまだ寝ていたい。眠いのを無理してトレーニングしても健康に良くない、ということにして、7時頃起きる。アイスコーヒーを飲んで、ピロシキを食べて準備し、8時半前にジョギングに出て、志木街道を20キロ走る。心電図が良くないと言われれば、なんとなく具合が悪いような気がして来て、心臓のあたりが重苦しい感じがする。とりあえず、ゆっくり走る。戻ってシャワーを浴びて、すぐセントラルへ行き、筋トレを1セット半。
 午前中用事を済ませたので、午後はのんびり過ごせた。札幌国際ハーフマラソンを見た。男子は、世界選手権代表の中国電力トリオに藤田敦司という豪華メンバーだが、このところ男子のレースはケニア出身の選手が突出していて、日本選手は日本人同士だけで争っているという感じがしておもしろくない。世界のトップレベルならまだしも。女子はもっぱらヌデレバ対シモンという構図だったが、ヌデレバのケニア選手らしからぬピッチ走法がすごかった。夕方までは本を読んで過ごす。夜は夏野菜のカレーで軽く飲む。
 志木駅周辺で見かけた出来事に対する感想は、危険なので削除することにした。


7月7日(月)−再会−
 二日酔いでも睡眠不足でもないのに、やはり月曜の朝はだるくて食欲がない。不燃ゴミの日なので、大きい缶や古いソフトのCD−ROMや乾電池などを処分する。そういえば今日は七夕。そして七夕にはお約束の雨。
 会社では社内向けの情報メールを配信するが、テストしていると一つファイルへのリンクが開かない。確かめると、ファイル名に半角カタカナが入っているのだが、送信した後で確認すると全角に変わっている。おそらく、Outlook Expressでは、パスやファイル名に半角カナは受け付けないのだろう。半角カナは文字化けするとは聞いていたが。結局、もとのファイル名のほうを全角カナに直して対処する。
 午後本屋へ資料を探しに行ったら、エスカレーターのところで見覚えのある顔を見かけた。前住んでいた団地にいた女性だ。その女性に最初気がついたのは西武線の電車の中で、創刊された頃の「Hanako」を読んでいたのが印象に残って、その後よく電車で見かけるようになった。そして、東久留米団地に引っ越したらその女性が住んでいたのだ。びっくり。その後、おそらくその女性のほうが先に出たのか見かけなくなり、そしてこちらも6年前今のところへ引っ越したわけだ。一度も話も挨拶もしたことはないし、今日も顔を見かけただけ。


7月8日(火)−パソコン雑誌−
 今日は、午前中社内向けの情報ファイルを作る。午後はインターネットメディアと担当が替わったので面談。話をしていると、うちの営業連中が何でやらないのか不思議でならない。ウチがやらない間によそがどんどん話を持って行っているのだから。馬鹿かヤル気がないかのどちらかだろうか。
 総務省の情報通信白書を買いに行ったらまだ入荷していなくて、パソコン雑誌を買って帰る。今買っているのは「日経クリック」だが、最初パソコンを買った頃は、パソコン雑誌と言えば「ASCII」、「マイコン」、「I/O」あたりが御三家という感じだった。買ったパソコンが富士通のFM-7だったので、最初に買った雑誌は「Oh!FM」という富士通パソコンの専門誌。その後「日経パソコン」を定期購読し、「The BASIC」というややマニアックな雑誌も買うようになった。「日経パソコン」は最初の頃は面白かったが、そのうち広告ばかりでどこに記事があるかわからないような状態で、内容も業務専門になり、メーカーからのDMがしょっちゅう送られてくるようになったのでやめた。この会社は、定期購読者のリストをDMとして販売している。その後、NECのPC-9801に替えたので雑誌も「98Magazine」というNECの98専門誌に変わり、Windowsの時代になって「WINDOWS WORLD」という雑誌を買うようになった。この雑誌もだんだん紙が厚くなって雑誌も厚くなり、内容的にもあまり好みではなくなり惰性で買っている状態が続いたが、いつの間にか不本意だがどちらかというと初心者向きの「日経クリック」に落ち着いた。パソコン雑誌を選ぶ条件は、まず薄いこと。厚い雑誌は邪魔だし、特に紙が厚いのや、広告だらけはごめんだ。内容的には、新製品の情報、ハード・ソフトのヒント集、特集などがバランスよく載っていれば充分。初心者向けパソコン誌が乱立して多くの老舗が退場して行ったが、結局悪貨が良貨を駆逐する結果となった。誰か、理想的なパソコン雑誌を創刊してくれないかな。
 夜霧雨の中ゆっくりジョギングして、常夜鍋で軽く飲む。


7月9日(水)−ハインリッヒの法則−
 朝部長会があり、今期も売り上げ芳しくなく、危機的な状況だそうだ。広告会社の命は、アイデアと新しさとスピード。今の会社にはそんな雰囲気が感じられない。毎日の業務に埋もれている感じだ。明日のインターネット説明会の配布資料を作ってコピーしておく。
 長崎の幼児殺人事件で、中学生が関与した疑いで補導されたそうだ。狂気は誰にでもあるし、その発現は誰にも止められないことで、何を言ってもしょうがない。ただ、いつも思うのだが、その前に何件か類似の事件があったそうで、それなら警戒するなり注意を促すなりしておけば事件は防げたかもしれない。CS(顧客満足)マネジメントの世界では「ハインリッヒの法則」というものが有名で、1件の重大災害の裏には29件の軽い災害があり、更にその裏には300件のひやりとした体験があるというもの。つまり重大な事件というのは氷山の一角で、小さなヒヤリを少なくすれば、重大事故も減らせるということだ。
 ブランド研究のほうは「知覚品質」まで終える。ブランド・イメージの中から「品質」イメージを独立させたものと言えよう。
 明日は心筋シンチ検査というものをやるので、ジョギングは休んで、禁酒して安静にする。


7月10日(木)−心筋シンチ検査−
 今日も日大病院で心臓の検査があるので休み。朝、早めに霧雨の中出かける。途中ハッピーロードでサンドイッチと牛乳を買う。8時50分までに来ているようにとのことだったが、40分には着く。9時に呼ばれて、上は検査着、下は持って行ったスパッツに着替える。まず、ベッドに横になって、心電図の電極と右腕に血圧計、左腕に点滴のようなものを挿して、エルゴメーターというトレッドミルみたいなものをこぐ。1分おきに血圧を測って、3分おきに負荷を上げるというのはトレッドミル負荷検査と一緒。負荷検査が終わって点滴からアイソトープを入れて、腕につけたままで着替えて、サンドイッチと牛乳を食べる。一休みして、10時からCTスキャンみたいな装置で心臓を左上から右上へ徐々に角度を変えて、20分かけて撮影する。1時間休憩して、12時にもう一度アイソトープを入れる。ここで点滴ははずし、売店へ行ってメンチパンを買って、缶コーヒーを飲みながら朝の残りのサンドイッチと一緒に食べる。1時からもう一度心臓の撮影をして、1時半で検査終了。会計に行くと、料金が何と31,640円!財布を開けると、何とか間に合った。駅前でお金を下ろして帰る。
 家に帰って、次は照明器具の修理。昔の蛍光灯はグロー管を替えれば良かったが、インバーター式はインバーター装置を修理しなければならない。4時過ぎに照明器具一筋という感じの人がやってきて、修理しながら、手入れの方法やらを教えられ、ついでに掃除もさせられる。こちらは1万2千円かかった。
 霧雨がやまないので、夕方セントラルへ行って、トレッドミルで軽く10キロ走り、シャワーを浴びて帰る。今日は、財布が大変だった。豚肉・ナス・ピーマン・インゲンの炒め煮で飲む。鷺沢萌の「駆ける少年」を読み終える。


7月11日(金)−ヤフーの威−
 会社に行ったら、あちこちに捨てる雑誌が積んであって、踊り場に出せとか大騒ぎ。踊り場に出すのは消防法に触れるのだ。まだいつ移動すると決まっていないのに、会社中が引越し作業を始めている。そんな暇があったら、営業すればいいのに。だいたい、ふだんからきちんと整理していればいいのだ。落ち着かないので、仕事もできない。午後楽天ブックスの人が営業に来る。大きい声で勝手にべらべらしゃべる感じで、聞いているうちに眠くなってきたが、一通り話を聞いてからいろいろ質問してやっと話らしい話ができる。たまたま、その応接に飾ってあったヤフーの表彰盾が目に入ってようで、態度が一変して、是非我が社もよろしくお願いしますと言われてしまう。それほどでも…という感じなのだが。昨日のAll About Japanの説明会は、まあまあ盛況だったようだ。
 ブランド研究は「ブランド連想」まで進む。ブランド・イメージという漠然とした言葉を使わないのは、連想のタイプをアカデミックに分類しているため。
 夜はのんびり。久し振りにテレビで「茂七の事件簿」を見る。これは、宮部みゆきの「本所深川ふしぎ草紙」が原作。七不思議的なできごとと事件を結びつけて、人情で落とすといった感じ。星野真里がなかなかいい。


7月12日(土)−出費−
 珍しく早く起きた。雨がやんで涼しかったので、いつもより早めにジョギングに出る。涼しいことは涼しいが、走り出すとけっこう汗をかいてしまった。10キロを51分で走る。前半は息がきつかったが、後半はキロ5分切るペースで走れた。
 午後東久留米の床屋へ行く。今日は商店街のお祭りの日で、道の両側にいろいろな店が出ている。床屋の隣のフランスレストランでもサラダとかいろいろ惣菜を出していておいしそうだったが、いろいろ寄り道があるのでやめにする。その帰り、最近車の排気音がものすごくなってきたので、近くの修理工場へ寄って見てもらう。上げて見ると、マフラーの付け根のところに穴どころか、亀裂が入っていて今にも折れそうになっている。見積りを取るとマフラー交換で3万5千円。ディーラーはマフラーの他にあれこれ交換で5万円だった。去年車検済ませたばかりなのに。どうしよう。いっそ買い換えるか。貧血対策にマルチビタミン、五十肩対策にグルコサミン、他に米とかいろいろ買ったのでかなりの出費。
 夜セントラルで筋トレ。帰って、茹でたとうもろこしと焼きそばで飲む。縁日の屋台のような夕食。

7月13日(日)−車、ダイビング、金ないし−
 目が覚めたら寒い。エアコンつけっぱなしかと思ったら、なんと窓が開けっ放しだった。頭が芯まで冷えた感じで頭痛がして、とても早起きして練習に出かけるどころではない。8時頃起き直して、しばらくボーっとして、10時過ぎにジョギングに出る。時間もないし、体調も悪いのでゆっくり行って、志木街道の7キロ地点で引き返したら、残り4キロで雨が激しく降り出した。そこからペースが上がってしまう。着いたら止んでくる。まったく間が悪い。
 ジョギングコースにマツダのディーラーがあり、見たらデミオの新古車が97万円で出ている。買い換えようかなとも思うが、悪くはないが5年以上乗り続けるほど愛着が持てそうもないし、愛走会の宇野さんと同じというのも引っかかる。結局ホンダのディーラーに電話して、以前もらった見積もりでマフラーを交換することにする。午後セントラルで筋トレ。最近ジムへ通うのが億劫になってきた。
 夕方、セントラルのダイビング担当から電話がある。去年からMIC(セントラルのダイビングの会員証のようなもの)を申し込んでいるのだが、何も送られてきていなかったのだ。去年は四十肩でダイビングどころではなかったのだが、今年もいろいろと出費増でどうかなというところ。今週は帆立とオクラのカレー。


7月14日(月)−とくとくキップ−
 朝から雨。今日はバスも遅れて、久し振りに準急に乗る。各駅と違って混んでいる。午後アポが1件入っていて、何だろうと会ってみたら、Girls Gateという女性サイトだった。新入社員がセールスに歩かされているようだ。長谷川理恵とか、ファッション系のタレントを使えるのがウリだそうだ。若い女性向けの仕事があったらその時は、ということでお引き取り願う。ブランド研究は「ブランド連想の測定」まで。調査のことはわかっているからいいが、調査をやっていない人には何のことかわからないだろう。分厚い本だが、項目ごとに見るとごく簡単に流しているだけなのだ。
 明日病院で検査結果が出るので、一応禁酒しておく。窓を開けていると寒いくらいだ。「えきねっと」で申し込んでおいた夏休みの新幹線の指定券が往復とも取れた。通常の1ヶ月前申し込みの更に1週間前から予約ができるし、臨時便で申し込んだのでうまく取れたようだ。通常で買うと往復29,600円だが、「ふたりの北東北」という「とくとくキップ」で買うと4日間だが22,000円になる。ただ、中2日しかいられないので、実はもう1日遅いキップも申し込んである。のんびりするか、安いほうを取るか。


7月15日(火)−診断−
 今日は日大病院で検査結果を聞く日。もう検査はないのだろうから、きちんと食べて出かける。9時の予約で10分前には受付を済ますようにということで、急いで歩いて15分前に着くが、呼ばれたのは15分ぐらいたってから。結果は、何の問題もなし、ということだった。形態も機能も異常なし。心臓肥大もないし、心臓の動きも問題ないし、弁も正常、不整脈もない。ホルモンや体内の電気の関係で心電図に異常が出る場合もあるのだそうだ。なんか拍子抜けした。しばらくのんびりしようと思っていたので、少しがっかりもする。会計も9時半には終わる。帰り、駅への近道があることがわかったが、もう当分来ないだろう。ハッピーロードの果物屋で売っている安いさくらんぼう、ついに買えなかった。
 会社に着いたら、いきなり資料調べをさせられる。どっと疲れた感じがする。2、3日前から目やにが出て、左目が痙攣するので、またものもらいかなと思って、抗菌目薬を買う。会社の近くにマツキヨができたので便利だ。
 早めに帰ってジョギング。このところずっとゆっくりだったので、久し振りに軽快に走る。シャワーを浴びた後のビールもうまい。


7月16日(水)−賃金改「善」委員会−
 今日は会社で「賃金改善委員会」というものがあった。一人平均100万円年収を下げることを前提に賃金制度を考え直すというものだから、「善」という字を使うこと自体が間違っている。成果主義を導入するといっても、乾パン3枚を3人で分けるのに、君はよくやったから1.2枚、君は残念ながら0.8枚とやるようなものだ。細かく割っているうちにボロボロこぼれて無くなってしまう。ばかばかしい。そんな暇があったら、営業して来ればいいのに。
 午後有楽町へお盆の帰省の指定券を取りに行く。安いとくとくキップで11日出発で14日帰ることにする。ついでにサマージャンボ宝くじを買ってしまった。田舎へのお土産にすることにする。
 今日も多少早めに帰ってジョギング。膝に痛みがあるし、くたびれている感じなので、8キロに距離短縮する。ピッチを意識して走ったので、キロ5分ペースは切れた。


7月17日(木)−再び、賃金改「善」委員会−
 いつもより早く出て、9時から賃金改「善」委員会。今日はあれこれ意見が出ただけ。案をいくつか出して、1つ1つ検討していくしかないだろう。思うのだが、この会社の若い(世間的には決して若くはないが)社員とか組合連中は、経営者側と同じぐらい全然使い物にならない。テメーのケツ拭いてから言えよと言いたくなる。上が何も教えられないから、下も上がやっていることを真似しているだけなのだ。人に言われなければ、自分が何していいかわからないんじゃないか?毎日御用聞きをやっているだけで(しかもこちらからではなくて、相手から言ってくるまで待っているだけ)、仕事をしている気になっている。なんせ、今の経営者連中が組合の上に立って昔の経営者側に言いたいこと言っていたのだから。
 しかしながら、今日はゆっくりジョギングする日なのでこんなことはどうでもよくて、早く帰って走ろうと思っているから、一日幸せな気分で過ごせた。今日は早く出たのだからということにして6時前に帰って、ゆっくり12キロ走り、シャワーを浴びて、大好きな肉・ナス・ピーマン・インゲンの炒め煮で飲む。


7月18日(金)−大幅減給−
 今日も早く出て賃金改善委員会。昨日考えてみた基本給の上昇幅を抑えて上限額を10万近く下げる案でも、まだまだ落とさないと間に合わない。この分では、手取り最高で20万ぐらいに抑えないとどうにもならない。手取り20万では生活できない。それにしても、売り上げが何で10億も減るんだ?そっちを追求して、対策を考えるほうが先だろう。リストラ、減給の繰り返しで、いつか社員も給料もゼロになってしまう。
 明日から3連休。のんびり、安いビントロ、帆立の刺身で飲む。


7月19日(土)−マフラー交換−
 昨日寝ている間にふくらはぎをつりかけて、目が覚めたらふくらはぎが痛い。今にも雨が降りそうな空模様だし、午前中のトレーニングは中止する。昨日ホンダから電話があって、今日マフラー交換することになったが、費用を用意していなかったのでインターネットで支店を探す。最大規模のみずほ銀行のはずだが、朝霞に支店があるだけで、和光市、新座市、志木市は一箇所ずつATMがあるだけだ。午後北朝霞のATMでお金を下ろして、本田のディーラーへ行く。これで5万円の出費。でも、それまでアクセルを踏むたびにものすごい音がして今にも破裂しそうで、ろくにアクセルも踏めなかったのが、加速も良くなったような気がする。下回りにあちこちさびが入っているのがわかっているので、いつまでもつことやら。
 夕方、外でジョギングしようか、スポーツクラブで筋トレしてからトレッドミルでやろうか、さんざん迷ったあげく、外を走ることにする。樹林公園は夕方虫が多いので、朝霞方面を走る。けっこういいペースで走れた。筋トレは中止。


7月20日(日)−甥っこと食事−
 5時半頃目が覚めるが、どうしても起きる気になれない。7時半頃起きて、アイスコーヒーを飲んでしばらくボーっと過ごし、着替えてジョギングに出ようと思ったらもう9時半近く。午後姉と甥のところへ行くのを忘れていた。間に合わなくなるので、志木街道の7キロ地点で戻る。それにしても今日は足が重かった。
 シャワーを浴びて、12時前に家を出る。1時に小田急線の改札で姉と待ち合わせ。1時半頃には和泉多摩川に着く。東口改札ができていて、以前より更に近くなった。スーパーでお茶とお菓子を買って行く。風呂のないぼろアパートで、向かいに建っているマンションがうらやましい感じ。しかし、駅からほぼ徒歩1分で、静かで、家賃も安いし、角部屋で風もよく通る。部屋で話を聞いたら、あちこち出歩いているのかと思ったら、お金がかかるから、家でご飯を炊いて食べて、けっこう暇に過ごしているそうだ。もっと頻繁に会ってあちこち連れて行けばよかったかなとも思ったが、19歳の子供とどこへ行って何を話していいかわからない。もう原宿は卒業だそうだ。近くの安楽亭で焼肉を食べる。けっこうたくさん注文したつもりだったが、思ったより安かった。休みの日電車で出かけるのは久し振りなので、駅の人込みで疲れてしまった。


7月21日(月)−集中豪雨−
 今日もふくらはぎが痛い。というか痛みが増しているような気がする。雨が降るんだか降らないんだかという天気で、30キロ走ろうと思っていたが、やめにする。午後はミステリーを読んで、のんびりする。夕方ジョギングしようかと思って一度は着替えたが、ふくらはぎが思ったより痛いのでやめにする。無為な一日であった。
 九州では集中豪雨の被害が出ている。学生時代テレビなしの生活を送って、今の会社に入った時、東芝の仕事をするようになったので、東芝の人に頼んでテレビを買った。そのテレビが届いてつけた時流れていたのが長崎の豪雨被害の様子だった。だから、7月の集中豪雨というのはいつも気にしている。30キロも先まで流されたなんて、自然の脅威そのものだ。


7月22日(火)−バスの夏季ダイヤ−
 今日からバスが夏季ダイヤで、3分・5分間隔だったのが、4分・8分間隔になっている。8分のところに当たったら、災難だ。今日も朝会議があるので今朝は先週より更に早く出たのに、結局駅に着いたのは一緒だった。学生は夏休みかもしれないが、社会人は通常通りなのだし、通学路線じゃないんだから、夏季ダイヤは8月の1〜2週間にして欲しい。結局、地下鉄は待って座らず、来ている電車にすぐ乗って立って来た。
 賃金制度の会議では、40歳までは従来通りで、40歳からは査定によって3段階に分けて一定としそれに役職手当がついてさらに差がつくという試案が出る。評価と役職手当がダブりそうな気がするが、おおむねこの線でいいんじゃないかという雰囲気。午後は、社内向けの情報メールを作って配信する。今回は、新聞、雑誌の企画が多くて時間をとられてしまった。
 帰りバスを降りると風が涼しくて、一瞬9月末?とタイムスリップ感覚を味わう。ふくらはぎと膝に痛みがあってどうかと思ったが、走り出したらけっこうペースを上げて走れた。


7月23日(水)−夏の甲子園出場決定−
 夏の甲子園の予選が行われているが、青森の県大会では、実家の近くにある光星学院が優勝した。2年ぶり4回目だそうだが、このところベスト4、ベスト8と活躍している。選手のほとんどは関東、関西出身で、ここなら甲子園に出れるかもしれないとやってきた選手。最近は、青森のチームも1回戦突破は当たり前になっている。地元の中学のエース級の選手は、名門の県立高校に進学するが、彼らではどんぐりの背比べで、県大会で勝てても甲子園では1回戦突破もままならない。野球にはあまり関心はないが、どうせなら地元の高校が出たほうがいい。
 午後から雨の予報なのでトレーニングウェアをカバンに入れて出て、少し早めに帰ってスポーツクラブに寄る。土日トレーニングしていなかったので筋トレをやってから、トレッドミルで10キロ走る。汗だくになったのでシャワーで冷やしたら指をつってしまった。家に着いたら10時過ぎ。軽くビールを飲んで食べるだけ。


7月24日(木)−会議というものは−
 今日も朝から会議。さらに早く出たのに、夏季ダイヤの8分間隔のところにはまってかなり待たされた。理解力に乏しい人間や、この前言ったことと逆のことを言う人間がいたりするから(同一人物だが)、同じところを行ったり来たりしている。どうしてこんな人間がいるんだろうか。だから会議というのはどうしようもない。午後はインターネットの資料をまとめることに専念する。
 夜中にふくらはぎがつって痛かったのでどうかと思ったが、ゆっくり10キロ走る。休んだほうがトレーニング効果は大きいのかもしれない。


7月25日(金)−今日も馬鹿会議−
 昨日の繰り返しになるが…今日も朝から会議。中央線の事故で丸の内線が混んでいて、池袋には早く着いたが待って座るどころではない。会議では、今日もまた違うことを言い出し、じゃ、それで夕方までに作り直しましょうということになる。その後、考課査定の面接がある。何が考課なんだか査定なんだかバカバカしい。午後はインターネット関連のデータをまとめて、モバイルのほうにとりかかる。夕方また会議を開いて新しい資料が出ると、また違うことを言い出す。自分の中にもう一人の自分がいて、何か言うと、もう一人の自分が現れてそれと反対のことを言っているようだ。いい方法がある。二手に分かれて、一つ意見を言ったら一方がそうだそうだと賛成し、また別のことを言い出したらもう一方がそうだそうだと盛り上げて対立して、本人にどっちにするか決めてもらうというもの。そもそも、営業の連中は給料が安いから、内勤は何もしていないけど、自分たちはがんばっているんだから成果報酬を受けるべきだと考えているようだ。全くその通りで、マイナス報酬をやるべきだ。売り上げが落ちているのに、何の対策も考えず、管理部門が考えるべき経費削減策ばかり考え、そのくせ営業手当てをつけたりと、やっていることが滅茶苦茶だ。
 今日は愛走会の飲み会なので、雨の中西武線保谷の津軽に行くが、誰もいなくて、聞いたら中止と連絡があったそうだ。ひばりが丘まで行ってバスで帰る。携帯に加藤さんから連絡があって、来週にするそうだ。帰って飲んでいたら、宇野さんから電話があって、今日あるんですかと聞かれた。11時過ぎなのにまだ働いているそうだ。営業で報酬をもらいたいというのは、こういう場合を指して言うのだ。


7月26日(土)−地震と花火−
 朝目が覚めてテレビをつけた頃地震があった。震源が遠かったらかなり大きいだろうなと思っていたら、宮城県でなんと震度6強だと。なんでも0時過ぎに一度震度6弱の地震があり、その後の本震なのだそうだ。夕方にはまた震度6弱の余震があった。人口密集地ではないので神戸ほどの被害にはならなかったようだ。体育館に避難している人たちは笑って、どうしようもないと言っている。報道カメラにくってかかった神戸の人たちとは大違いだ。あちらの人間はどうもいやだ。やはり東北人のほうがいい。
 昼川越街道から和光樹林公園までジョギングする。最初の2キロは5分30秒ペース、その後4分30秒ペースに上げる。シャワーを浴びて、チャーハンを食べて、久し振りに競馬中継を見る。このところ武豊が好調なようだ。やはりスターが活躍しないとつまらない。
 夜セントラルへ行って筋トレ1セット半やって帰ると、ドーンと音がする。今日は荒川の花火大会のようで、北側の部屋から見える。廊下や階段に下の階の子供たちが来てはしゃいでいる。緑色のやつがメロンみたいできれいだ。最後に超特大のが開いた。とうもろこしを茹でて食べながらビールを飲む。寒いが、夏気分だ。


7月27日(日)−ダイビング担当インストラクター−
 7時過ぎに起きるが、アイスコーヒーを飲みながら新聞を読んで、サンドイッチを食べて、支度するともう8時半過ぎ。起きてジョギングに出るまでどうしても1時間半かかってしまう。どうしてぐずなのだろう。この前パソコンの地図で調べたキロポイントをチェックしながら、川越街道を上板橋方面へ走る。今日も足が重いが、まあまあのペースで走れた。
 シャワーを浴びて、酢とレモン汁をたっぷりかけた冷やし中華を食べて、しばらく横になってうとうとする。夕方セントラルへ行って軽く筋トレをやる。5時からスキンダイビングのレッスンで、プールへ行ってダイビング担当のインストラクターに挨拶しなければと思ったが、何となく恥ずかしいのでやめる。壁に貼ってある写真を見たら、時々ジムで見かけるインストラクターなので、また今度ということにする。ただ、ダイビングに行けるような経済状態ではないのだが。
 夜はとうもろこしと、土用なのでうな重。午後一瞬梅雨明けかという感じで暑くなったが、夕方また寒くなってきた。今日みたいに夕方出かけると、時間が細切れになって、のんびりできないし、何もできない。


7月28日(月)−夢と加齢臭−
 変な夢を見て、夜中に何度か目が覚める。駅やビルの中に迷い込んで外に出られなくなる夢とか、実家から帰ろうとするが支度が遅れて間に合いそうにないとか、いつも見るパターンのもの。朝起きると汗をぐっしょりかいていて、変な匂いがする。走った時の汗とも違う、なんか枯れ草のような匂い。この前も月曜日こんな匂いがして、そのときは前の日にヘアマニキュアをしたせいかと思ったが、どうも違うようだ。これが加齢臭なんだろうか。シャワーを浴びている時間もないし、オーデコロンなんていうしゃれたものもないので、一日気持ち悪い。
 会社で暑気払いとか言っていたが、月曜日飲んで帰ると1週間がつらいし、いやなことにお金は使いたくないのでお断りさせてもらう。少し暑くなって梅雨明けかなとも思うが、風はまだ涼しい。マンションの管理組合から連絡があって、来月から修繕積立金が7千円ほど上がるそうだ。もともと2千円もしないのでは不足なのはわかっていたが、この時期に痛い。テレビをつけっぱなしにしてパソコンをいじっていると、オカマタレントが何か言って笑わせている。また変なのが出てきたかと思って画面を見ると、MEGUMIだった。


7月29日(火)−マルセル・パニョル−
 また朝早く出て会議。案の定、先週言ったことと逆の事を言い出す。それじゃと言うので、好きな数字を書いてもらうことにする。営業の中堅の連中も、自分たちが売り上げを落としていると意識が全くないようだ。自分たちががんばっているのに、会社の経営方針が悪いから売り上げが落ちていると思い込んでいるようだ。意味もわからず成功報酬だの成果主義だの年俸制だのと言っている。自分たちがもらう資格があるとでも思っているんだろうか。頭の中を見てみたい。会社の話はこの辺で終わりにしたい。夏休みが終われば、片付いているだろうから。
 健保組合から、事故届けの書類が届いた。4月トラックと接触して転倒して病院で診てもらったので、労災かどうかの届けが必要なのだ。何かと面倒なので自分で転んだことにすればよかったが、電話で問い合わせて事情を言ったので本当のことを書かなければならない。医療費を自動車の保険で払うことになるようだが、相手の連絡先もわからないし、示談で済ませているので、結局自分で払うことになるのだろうか。
 最近思い出して気になっていたことがある。昔テレビで見た劇場中継で、南フランスの港町を舞台にした、船乗りになりたい青年と酒場の幼馴染の女の子の恋愛もの。どこか、夏の憧れとはかなさを感じさせていた。今日ふとネットで探してみたら、「マリウス」という名前が出てきた。確かに覚えがあるのでこの名前で検索したら見つかった。「プロヴァンス物語−マルセル・シリーズ」の映画で有名なマルセル・パニョルという作家の戯曲3部作なのだった。戦前に「マリウス」、戦後「ファニー」として映画化されている。青年の名がマリウス、女の子の名がファニーなのだ。今でも舞台で上演されているようだ。今度ビデオを探して見てみようと思う。
 早めに帰って軽くジョギング。シャワーを浴びて窓を開けても、今日は風が吹き込まない。窓を閉めてエアコンを入れる。梅雨明けも近いかなという感じ。湯本香樹実の「ポプラの秋」を読み終える。この作品もジーンときた。
 今日はいろいろあった。


7月30日(水)−サティでしめる−
 朝から雨。今日は会議がないのでゆっくり出られた。会社ではインターネット関連の資料作りに専念する。午後気分転換にビックカメラへ行ったら、どの売り場も人でいっぱい。景気のいいところもあるのだろうし、売り上げ5%減程度なら、何とか維持していけるのだろう。
 今日は一日雨ということで、トレーニングは休む予定だったが、午後からやんでしまった。気持ちは休みに入っているが、しょうがないので6キロだけ軽く走ることにする。途中信号で中学生らしいのと一緒になり、邪魔なのでその後ペースを上げてしまった。30分ばかりだが、暑くてかなり汗をかいてしまった。今日も夜はエアコンをガンガン入れる。ビールを飲みながら、サティの「ジムノペディ」を聴く。


7月31日(木)−梅雨明け?−
 バス停で待っている間、今年初めて上着を脱いで袖をまくってしまった。まだ梅雨前線は残っているようだが、実質的には昨日の午後で梅雨明けだ。インターネット関連の資料もある程度まとまってきたが、社内向けの資料を全然作っていなかったので、こちらにとりかかる。夕方7月分のファイルをMOにバックアップして、ディスク・メンテナンスをする。ディスククリーニングすると、消去するファイルが200Mバイトもある。20Mのハードディスクで喜んでいた昔からすれば、考えられないことだ。デフラグがなかなか終わらないので、つけっぱなしで帰ってしまう。
 帰って、ゆっくりジョギングするが、水を2杯飲んだだけで腹が減って最初気持ち悪かった。それでも走っていれば何とかなるから不思議なものだ。走り終わると風が涼しい。やっぱり梅雨明けはまだかな。吉本ばななの「とかげ」を読み終える。


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