エリア概説 鹿島槍・爺ケ岳・針ノ木岳
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1.鹿島槍ヶ岳
アルパインクライミングの舞台 鹿島槍ヶ岳ですが、スキーのフィールドとしても結構滑られています。どこを滑っても易しいルートはありません。
布引沢
布引岳と鹿島槍南峰の中間から、北俣に流下する急峻な沢。
上部は45度を超える斜度。
2003年5月 鎌尾根単独&布引沢滑降
2.爺が岳
西沢
赤岩尾根の南に展開する気持ちの良い谷です。冷尾根上や、赤岩尾根の頭から滑降すれば結構スリリングです。
1997年5月の記録
2023年5月西俣奥壁下から
3.針ノ木岳
針ノ木峠からの滑降
5月の連休を過ぎると山岳滑降初めての人でも大丈夫。6月第1週には慎太郎祭で人が多いので敬遠したほうが賢明。
マヤクボ沢
針ノ木峠方面は谷が狭いので、マヤクボ沢の方が広いカール状地形を気持ちよく滑れます。針ノ木岳とスバリ岳のコルから滑降するのが一般的。
2016年4月マヤクボ沢
針ノ木山頂から30mほど峠よりに下った辺りに一本、ガリーが這い上がってきている。これは45度ほどの傾斜があり、ちょっとスリリング。ただし雄大さに欠ける。
雄大な方が好きな人にはもっと峠よりの稜線から滑りこむか、スバリ山頂付近からの滑降の方がお勧め。
スバリ岳南東面
厳密なスバリ岳のピークからはマヤクボ沢には滑りこめない。マヤクボのコル寄りの稜線上からスタートしてマヤクボ沢に滑降すると、45度くらいのオープンバーンが広がり感動的です。
2002年5月の記録
蓮華岳側のガリー
針ノ木峠から、蓮華岳への登山道を上がり、急斜面を登りきったあたりから、針ノ木雪渓本流に急な沢が上がってきています。
峠からの滑降では物足りない方にお勧めです。
1996年6月の記録
4.蓮華岳
扇沢付近に落ちる丸石沢は滑られていますが私は未滑降。他に大沢、赤石沢など。
黒部側(針ノ木谷方面にもいい斜面がありますが登り返しが大変なためかあまり聞きません。)
大沢右俣
1999年5月の記録
2012年5月の記録
大沢左俣
2008年5月
2350m付近に雪が切れる滝があり、その処理がポイントになる。
赤石沢
2008年5月
今回はデブリランドと化していて快適ではなかった。
5.鳴沢岳
ぱっとしない印象の鳴沢岳であるが、赤沢からのこのスキールートはなかなか楽しめるライン
赤沢から鳴沢岳
2008年6月の記録
2011年5月の記録
6.赤沢岳
赤沢岳東面にはいくつかのラインが引けそうである。
赤沢から赤沢岳
2009年5月の記録
2010年5月 屏風尾根上から赤沢