鳴沢岳　（赤沢から大斜面）　２０１１年５月２１日（土）

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ゴールデンウィークは４日間トレッキングガイド仕事が入り、天気もいまひとつ安定しなかったので山スキーにはいけずじまいだった。
山スキーＭＬなどに報告されてくる充実した記録を見るたび、うらやましい気がしなくもない。
それでも、お客さんと歩いていると、ときおり思いがけず感動的なできごともあるので、それはそれで大切にしたい活動ではある。

一ヶ月ぶりのプライベートな山行になった。目標は、蓮華北面でまだ滑っていない「丸石沢」とした。
丸石沢は中間部に滝があり、例年ＧＷ明けには雪がきれてしまうので賞味期限は短い。ことしは雪が多いのでなんとか、チャンスが掴めるかと思ったのだが・・・・
扇沢から見上げる丸石沢はほぼ例年と変わらず、すでに滝は露出してしまっていた。双眼鏡で観察すると左岸側にかすかに細く雪がつながっている部分もあるが、
その前後も荒れている。
丸石沢は、蓮華のピークからすべることができず、４月でも大きな雪崩が頻繁に出るようだし、下部は落石や土砂で雪が汚い、など厄介な割りにお買損なルートである。
下から途中までつめて滑ったような記録は散見するが、あまり高い評価は聞かない。

また来年の目標としよう。今日は気分よく滑りたいので鳴沢岳に転進。
ラストランにしたいので、ハズレのない斜面にした。
今年は「残雪が多い」と思うが、針の木周辺については、標高の高い部分の雪庇などは落ちずに残っているものの、山ろくに限れば、いつもより滑走距離が長くなったりはしていない。

赤沢から蓮華大沢を望む。今日は、鳴沢、赤沢岳の上空に黒い雲がかかっているので、蓮華大沢の方がよい状況かも	２０３８ｍピーク上のコルで休憩。ここまであがってようやく鳴沢の大斜面が見える。 下から見えれば人気ルートになると思うが、いまだに静けさを保っている。
今日はアイゼンもないので大斜面の最上部までとした。 ルンゼには入らず。	振り返ってみる蓮華岳北面。双眼鏡で大雪渓をみると数人の スキーヤーが見える。

ザラメ雪の快適な滑降を４０分で赤沢出合。天気予報が好転したためか、 いまから入山していくスキーヤーが多い。

この年になって「自分を変える」ための挑戦を ２つほど開始しました。 しばらく専念したいので今シーズンのスキーは これでオフ宣言となりそうです。 今シーズンも「ごたてＳｋｉＰａｒａｄｉｓｅ」をご訪問いただき ありがとうございました。 来シーズンお会いしましょう！ まだまだ滑る方はお気をつけて！ 雪はまだまだありますよん

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